メニエール 病 と は。 そのめまい危ないかも?メニエール病の症状チェック、原因や治療法とは

メニエール病の初期症状とチェックの仕方や食事の注意点!何科?

メニエール 病 と は

メニエール病とは? 「メニエール病はめまいを伴う病気」という認識の人が多いと思いますが、実はメニエール病の症状はめまい以外にも多岐にわたります。 メニエール病はめまいに加えて「耳鳴り」「難聴」「耳づまり」の症状が出やすく、その4つが合わさった症状が同時に起き、そして 何度も繰り返される病気です。 その理由は、メニエール病の原因が三半規管を含む「内耳(ないじ)」という部分にあり、内耳がいくつかの器官に分かれているから。 耳の重要な器官である内耳の機能と、メニエール病を引き起こす原因を知ることで、メニエール病を深く理解できるようになります。 そのために次の章では内耳の機能についても詳しくお話しますので、しっかり確認していきましょう。 もともと内耳はリンパ液で満たされていますが、何らかの原因でこのリンパ液が増加しすぎてしまうと、三半規管や蝸牛管が圧迫され、正しく機能できなくなってしまいます。 そして機能が阻害された場所によって、現れる症状も異なってくるのです。 内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態) 何らかの原因によってリンパ液が増えて三半規管や蝸牛管などが圧迫される状態を 「内リンパ水腫(すいしゅ)」といい、これが メニエール病の原因です。 根底にある原因 内耳にあるリンパ液が増加する理由は、はっきり解明されてはいません。 ただ、 ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどが原因となる可能性が指摘されています。 症状の種類 三半規管は平衡感覚を保つために必要な器官だというのは有名ですが、この 三半規管内のリンパ液が増えすぎると三半規管の働きが狂ってしまうため、主に めまいなどの症状が出ます。 一方、蝸牛管は音の伝達を主な役割とする器官。 そのため、 蝸牛管のリンパ液が増加してしまうと 耳が聞こえにくくなったり、 耳鳴りがしたり、あるいは 音が響くような聞こえ方をしたりします。 初期の症状 メニエール病の定義は、めまい・難聴などの症状が「繰り返し」発症すること。 そのため、 一度メニエール病に該当する症状が出ても、その時点でメニエール病と診断されることはありません。 メニエール病の初期症状で重視されるのは、 めまいでも聞こえ方の異常でも、繰り返し発症しているかどうかです。 それも、1回の症状が10分程度と短いよりも、1回が数十分から数時間にわたって続く場合のほうが、メニエール病の疑いが強くなります。 活動期の症状 メニエール病の活動期とは、めまいや聞こえにくさなどの発作が起こる時期で、 数ヵ月から1年近く続きます。 その後は、 数ヵ月に1回程度の断続的な発作が起こる時期へと移行しますが、活動期の間は初期よりも重たい症状に耐えなければいけません。 慢性期の症状 慢性期とは、 めまいなどの発作が治まりきらず続いている時期、あるいは、 発作はなくなったものの精神的な不安が治まらない時期のことです。 メニエール病は、症状が重たい時期は強い苦痛を味わうため、その記憶が原因で日常生活に支障をきたす場合もあります。 メニエール病の 可能性をチェック メニエール病以外にも、めまいや難聴を引き起こす病気は存在します。 そのため、メニエール病かどうかを自己判断するのは避けたいところです。 ただし、 次の症状が繰り返し出ているような場合はメニエール病の可能性が高いため、すぐに耳鼻科を受診したほうが良いでしょう。 普段と違いふわふわした感覚に襲われることがある• 座ったり、横になったりしていても目が回ることがある• 1回の症状が20分以上続く• めまいなどを感じるときに吐きそうになる(吐くことがある)• 普段より明らかに耳が聞こえにくいことがある• 時には、脳神経に異常が見つかることもあります。 基本的には 耳鼻科で目や耳の状態を検査するのが一般的です。 メニエール病の診断基準 メニエール病か否かを診断する基準は第一に、めまいや耳の聞こえにくさなどの症状が繰り返し起こり、それが長時間にわたって継続することです。 加えて検査で、突発性難聴や脳神経系の異常、その他類似症状をもたらす病気ではないことを突き止めなければなりません。 そのため、確実なのは• 神経学的検査(脳、脊髄、神経の機能を調べる検査)• 平衡機能検査(目の動きを観察してめまいの原因を調査する検査)• 聴力検査• CTやMRIといった画像検査• グリセロール検査(内耳の内リンパ水腫の有無を確認するための検査)• 蝸電図検査(内耳の神経機能の検査)• フロセミド検査(内リンパ水腫の利尿作用の検査) を検討することです。 メニエール病の検査の種類 メニエール病の検査で行なわれるのは、 耳の聞こえ方が正常かどうかを調べる聴力検査と、 めまいの原因となる目の揺れの程度を調べる眼振検査です。 しかし確実な診断を出すためには、先程「メニエール病の診断基準」の章で記述した検査も行なう必要があります。 メニエール病の 治療 メニエール病の原因であるリンパ水腫の要因はいまだにはっきりしていないところが多いため、現状では 発作を抑えることに重きを置いた治療を行ないます。 メニエール病の薬物療法 メニエール病治療の基本は薬物療法で、 めまい止めや利尿剤の服薬です。 症状が重度で嘔吐を繰り返すような場合には、点滴が選択されることもあります。 症状を抑えると同時に 抗不安薬や循環改善薬、ビタミン剤などを服用することで発作の症状を軽減させる効果も期待できます。 手術(入院が必要) 症状が重度で頻繁に起こる場合には、内耳に溜まったリンパ液を排出させる排出路を作る 「内リンパ嚢(のう)手術」が選択されることもあります。 この手術は、1泊2日程度の入院が必要です。 突発性難聴 突発性難聴は、メニエール病と同様に難聴や耳鳴り、めまいの症状が出ます。 メニエール病との大きな違いは、 症状が突発的であり、かつ一時的なものである点です。 「難聴や耳鳴りの症状が出たものの繰り返し起こるわけではない」という場合は、突発性難聴を疑いましょう。 その他の似た病気 めまいや難聴、耳鳴りなどを引き起こす病気には、 「中枢性疾患」や「感染症(内耳梅毒など)」、「聴神経腫瘍」、などがあります。 メニエール病と断定する前に、これらの病気の可能性がないか確認しましょう。 メニエール病の対処として具体的に 気を付けること メニエール病の原因は、いまだにはっきりしていないのが実状です。 しかし、 ストレスや生活習慣の乱れなどは、メニエール病と関係が深いと考えられています。 まずは、それらを見直してみましょう。 症状が出る前兆 軽度であれば、突然のめまいや耳鳴り、耳の詰まりなどを感じたことのある人は多いのではないでしょうか。 こういった 初期の段階で、代謝を促すような運動やビタミンの摂取を心がけるのは、メニエール病の予防に有効だと言われています。 また、早い段階で耳鼻科を受診すれば、利尿剤や循環改善薬などが処方される場合もあるでしょう。 ストレスをためこまない メニエール病は、ストレスが原因のひとつだと言われています。 ストレスはメニエール病に限らず、心身にとって良いものではありません。 過度にストレスを感じる場合は、環境を変えたり発散する方法を考えたりすることで、ストレスをためこみ続けない工夫が必要です。 生活習慣の見直し(食事、禁煙、運動、睡眠) 人間は、突発的な出来事が続くとストレスがかかります。 普段から規則正しい生活を心がけ、働きすぎず適度な運動としっかり睡眠時間を確保することを意識しましょう。 喫煙やアルコールの飲みすぎも体の調子を崩す原因になりますし、食生活の乱れも万病のもとです。 生活習慣を見直すことでメニエール病だけでなく、様々な病気に強い体が作られます。 メニエール病に悩まされている方はまず1度、自身の生活を見直してみましょう。 監修医師プロフィール.

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メニエール病について

メニエール 病 と は

メニエール病(メニエル病)とは、ある日突然 グルグル回る回転性の激しいめまいが起こり、吐き気や冷や汗、嘔吐などの症状を伴う疾患です。 最近では、男性デュオ「タッキー&翼」の今井翼さん(36)がこの病気を再発し、現在治療に専念しています。 女性にやや多く、発症年齢のピークは 30代後半~ 50代後半といわれています。 めまいが起こるとメニエール病を疑う人が多いようですが、この病気だと自己判断して受診するめまい患者さんのうち、 約9割はメニエール病ではありません。 残りの約1割の人だけがメニエール病と診断されています。 ですから、実際にはそれほど多い病気ではありません。 ただ、 症状が非常につらく、悩みが深い病気といえるでしょう。 今回は、つらいめまいとメニエール病の実際について、脳神経内科医の長谷川嘉哉が解説いたします。 (医師である自分は「メニエル病」と習いましたが、今回は一般に浸透している「メニエール病」の表記で統一します) 目次• 1.メニエール病の原因と主な症状 メニエール病とは、耳の奥にある 三半規管と蝸牛を満たす内リンパ液が増えすぎることが関係していると考えられています。 耳の奥には、体のバランスをとる三半規管や耳石器、音を感じ取る蝸牛などがあり、これらは内リンパ液という液体で満たされています。 この内リンパ液が増えすぎると、 三半規管の働きが障害されてめまいが起きます。 また蝸牛にも影響して 難聴や耳鳴りが起こります。 つまり病気の原因からも、めまいと難聴・耳鳴りが同時に起こるのです。 メニエール病の原因 2.メニエール病で知っておいてほしい3つのポイント 多くの皆さんに知っておいていただきたいことは、以下の3つです。 2-1.めまい=メニエール病でない 単なるめまい発作だけでは、メニエール病ではありません。 メニエール病は「 くり返す」エピソードがあって初めて診断できます。 従って十分な問診が大事です。 めまいの診察では体のバランスを調べる検査や眼振検査を行います。 聴覚症状に対しては聴力検査を行います。 2-2.多くの医師はめまいの診察が苦手 実は、多くの医師はめまいの診察が苦手です。 そのため、正確な診断、説明がないため患者さんはより不安になってしまいます。 特に、めまいで受診すると「メニエール病」と診断される方が多いのですが、 専門外の先生が診断した「メニエール病」はほとんど間違いです。 診察する医師が、めまいを診断する知識を持っているか否かを知る良い方法があります。 残念ながら、この質問をしない先生は結構(かなり)いらっしゃいます。 耳鼻咽喉科や脳神経内科の診察ではこのような心配はほぼないと言っていいでしょう。 2-3.メニエール病は、聴覚症状を伴う メニエール病とは、「難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する」と定義されます。 ここで 一番大切なのは「聴覚症状を伴う」ことです。 診察する医師が、めまいだけでなく、聴覚症状(耳鳴り、耳閉感、難聴)の有無を確認確認もせず、「メニエール病」と診断された場合は、疑った方がよいでしょう。 3.メニエール病と間違えられやすい疾患 聴覚症状(耳鳴り、耳閉感、難聴)がないめまいの場合、メニエール病でなく以下の原因と疾患を考えます。 3-1.肩こり 外来では、これが 最も多い原因だと感じることがあります。 仕事が忙しく、睡眠不足、疲労、運動不足により身体・精神の緊張が高まっているのです。 それにより、いつも身体がフワフワしたようなめまいが起きている。 病院に行って、 検査をしても異常がないのです。 このような場合は、「病気でない」ことを明確に説明して、まずは不安を取り除きます。 そのうえで 安静と適度な運動をお勧めすると改善することが多いものです。 3-2.首の骨の変形に伴うめまい 頭に流れる血管は左右前後に4本あります。 そのうち後ろ側の2本を椎骨動脈と言い、頸椎の横突孔を下から上に貫通します。 このような場所を走行しているため、首を動かすとこの動脈が圧迫されます。 結果、めまいが誘発されるのです。 めまいを訴える状況としての「朝起きたとき」「夜トイレに行ったとき」「下を向いたり、後ろを振り返ったとき」など首の動きが関わっている場合は疑いましょう。 首の骨に走る椎骨動脈の血流が悪くなることでめまいが発生することがあります 3-3.良性 頭位変換性めまい 良性発作性頭位めまい症は、 ベッドに寝たり、ベッドから起きたりするときに 30秒から 1分程度の回転性めまいとしてみられます。 難聴、耳鳴や手足のしびれなどの他の神経症状を伴いません。 また、首を後ろにそらしたり、後ろを振り向いたりしたときにも浮動感として感じる人もいます。 美容院で頭をさげてシャンプーをしたり、歯科診療の際に仰向けに寝たりする時にも同様の症状がおきる場合があります。 頭の位置が変わるときにめまいを感じる場合は、この疾患の可能性があります 4.診断 検査内容には平衡感覚を調べる片足での直立検査、マン(Mann)検査、足踏み検査、難聴かどうかを検査する聴力検査、目振検査、点滴検査があります。 4-1.平衡感覚検査 平衡感覚を調べる検査では目を閉じてまっすぐに立ちますが、 メニエール病の場合はふらつきます。 片足での直立検査、両足を前後一直線上にそろえ両足に体重を均等に荷重して身体動揺を検査するMann検査、30秒足踏みをする足踏み検査もメニエール病にかかっている場合は目を閉じて行うとふらつきます。 とくに 足踏み検査では、原因のある耳の方向にふらつきます。 4-2.聴力検査 聴力検査は普通の健康診断と同じで、高音や低音を聞いて音が聞こえた時にボタンを押すという検査です。 メニエール病の症状の一つとしてあげられる目振の有無は、目の前でペンなどを動かして目で追うという検査をします。 聴力検査までしなくても、診察の際に耳元で指を鳴らしてあげて、はじめて片方の耳の聞こえが悪いことに気が付かれる方も結構いらっしゃいます。 皆さんもめまいを感じたら、ぜひ自分自身でそれぞれの耳元で指を鳴らしてみて聞こえを確認してみましょう。 健康診断でおなじみの「聴力検査」がメニエール病の診断に役立ちます 4-3.点滴による検査 点滴による検査は、利尿作用がある グリセオールという薬剤を使用しますが、 メニエール病によるリンパ水腫がある場合、点滴後に聴力が劇的に改善します。 5.治療 メニエール病の治療にはいくつかの方法があります。 5-1.利尿剤 メニエール病の治療薬に利尿剤があります。 利尿剤を飲むと、尿がよく出て水分代謝が高まり、内リンパ液の排出が促されます。 具体的には、前述した グリセオールという点滴を行います。 ちなみに、同じ利尿効果を持つ イソバイドという経口薬があります。 しかし、 恐ろしいほど味がまずいのでお勧めできません。 5-2. 炭酸水素ナトリウム点滴( 重曹水点滴静注) 薬品名では、 メイロンという炭酸水素ナトリウムを含んだ「 重曹水」を静脈に点滴し、血液中のPHを上昇させることで、吐き気やめまい、悪心などの症状を緩和させます。 一般に急性期または発作期の症状に対して用いられます。 症状が重症な場合は、入院して点滴する場合があります。 5-3. 制吐薬 患者さんは、めまいに伴って悪心や嘔吐を伴います。 そのため、制吐剤も追加します。 経口から摂取できない多くの場合は、 グリセオールやメイロンの点滴に加えて使用します。 5-4. 抗不安薬 メニエール病の発症には 不安やストレスが深く関与しているため、抗不安薬も追加することで症状が軽減することがあります。 不安が強い急性期のめまい患者には、 ジアゼパムなどの抗不安薬を筋注します。 抗不安薬は、前庭代償(ふらつきを覚える際に、脳が平衡感覚を調整する機能)の初期過程を促進することによる抗めまい作用も持つと考えられています。 吐き気がある場合、点滴が効果的な治療法となります 6.病院以外の治療方法とは メニエール病の発症にはストレスが関係していると考えられているので、過労を防ぐために 無理をしないことが大切です。 十分な睡眠をとり、軽い運動や趣味を楽しむようにしましょう。 6-1.食事 神経にも筋肉にも体のすべてに関わってくるのが食事です。 規則正しい食生活に悪いことはありません。 精神的な安定や不安定は、特に耳には大きな影響を与えます。 精神の安定を保つうえでも、内耳の血流を良くするためでも、規則的な食事を心がけましょう。 6-2.睡眠 ストレスに強くなるにはしっかりした睡眠が必要です。 寝不足によって自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが悪くなります。 脳を休ませて翌日の活力にするために、質の良い睡眠をとるようにしましょう。 6-3.運動 激しい運動よりはウォーキングやストレッチ、軽いジョギングなどがおすすめです。 運動によって新陳代謝が高まると血流も良くなり内耳にも良い影響となります。 6-4.タバコとアルコールはNG タバコのニコチンは血流を悪くします。 身体の活性酵素も増やし体の表面にも内側にも良い効果はありません。 禁煙が望ましいです。 アルコールは、量を加減すると善玉となりますが、限度なく飲むことは脱水や他の病気をまねき、耳にとっては悪影響となります。 あくまでも量の調節が肝心です。 7.まとめ• 聴覚症状(耳鳴り、耳閉感、難聴)を確認せずに、メニエール病と診断された場合は、まずは診断を疑いましょう。 聴覚症状(耳鳴り、耳閉感、難聴)がないめまいは、メニエール病の可能性は極めて低いです。 めまいの症状は、耳鼻咽喉科・脳神経内科医の受診が必須です。

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治療期間の目安をお知りになりたいのですね。 メニエール病は個人差が大きいので一概に言えませんが、早めに治療を始めれば、1~2カ月で症状が落ち着く場合もあります。 ただし、その後もしばらくは様子を見る必要があります。• 症状がなくなっても通院が必要なのですか?• メニエール病は、いったん症状が治まっても、再発するケースが多いのです。 いったん治ったように見える状態は、完治ではなく「寛解(かんかい)」と言って、経過観察の対象になります。 経過観察を続けて再発が見られなければ、それで「完治」になります。• どんな治療をするのですか?• 仮にメニエール病だとしてお話ししますが、めまい発作にはストレスも関わっているので、まずストレスの要因を取り除くことが大事です。 それから、メニエール病と診断するまでには、何度か慎重に検査を行うのが普通です。 その結果、メニエール病だとわかれば、症状に応じて、抗めまい薬や抗不安薬などの薬物療法を試していくことになります。• 私の症状はかなり軽度だと思いますが、それでも長くかかることはありますか?• 治療を始めてみないとなんとも言えません。 先ほど個人差があると申し上げましたが、治療期間も患者さんによって異なり、すぐに症状が消えて短期間で完治する人から、何度も再発を繰り返して、最終的に難聴や耳鳴りが残ってしまう人まで様々なのです。 過度に悲観する必要はありませんが、すぐに治らない場合も多いということを、ご承知いただきたいと思います。• そうなんですか……。• それから、メニエール病と自己診断されていますが、他の病気の可能性もあるので、あまり決めつけないほうがよいと思います。• え、例えばどんな病気ですか?• 例えばですが、メニエール病の親戚のような病気に、片頭痛があります。 片頭痛は、目がちかちかしたり音がうるさく感じられたりする前兆があり、それから頭痛が起こるのが基本的な症状です。 ただし、頭痛はそれほどでもなく、メニエール病と同じようにめまいが起こるパターンもあります。• 私には頭痛はありませんが、片頭痛の可能性もあるのですか?• 可能性はあるということです。 メニエール病は、耳の奥の内耳という部分が過剰なリンパ液によってむくんでしまうために起こります。 片頭痛の発作は、脳の下のほうにある血管が拡張して神経を刺激するために起こります。 ですから、よく似た症状でも治療法が違ってくるんですね。• あまり先入観を持たないほうがよさそうですね。• その通りです。 軽いめまいや耳鳴りは、疲れのせいなどにして放置しがちですが、それもある種の決めつけですよね。 仮に病気だった場合、早期に適切な診断と治療を受けたほうが、それだけ早く治る可能性が高まります。 気軽に耳鼻科へ相談していただければと思います。

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