ライブ ダンジョン な ろう。 ニコニコ大百科: 「ライブダンジョン!」について語るスレ 1番目から30個の書き込み

ライブダンジョン作者さん、イキって仕事をクビになったことを正直に報告する

ライブ ダンジョン な ろう

ダンジョンを攻略して最下層を目指す無料のMMORPG、ライブダンジョン。 アパートで一人暮らしの 京谷努 ( きょうたにつとむ )は五台のノートパソコンを起動しながら今日もその名の通りキャラ育成に努めていた。 ゼリー飲料の飲み口を咥えながら努は五台のノートパソコンに表示されているキャラたちを見る。 一番最初に育てたヒーラー職。 ついでタンク、アタッカーと全てレベルカンスト。 最後に育てている魔法タンクももうじきカンストとなる。 このゲームはダンジョンを攻略し最下層を目指すゲームなのだが、MMORPGなので当然他の人とPTを組むのが基本である。 斯く言う努も二年ほど前はギルドやフレンド、あるいは知らない人とPTを組んでダンジョンへ潜っていた。 しかし時代の流れというのは残酷なもので、今から七年前にサービスを開始したMMORPG、ライブダンジョンはあと一月でサービスを終了することとなっている。 努が高校生の時にパソコンを手に入れて初めて遊んだライブダンジョン。 おおよそ六年ほど努はこのゲームをプレイした。 その最後を飾るに相応しいこと。 努は思いついた。 自分一人でのダンジョン最下層攻略。 しかしライブダンジョンはMMORPG。 ソロでのダンジョン制覇は出来ない仕様になっている。 そこで努は一台中古のノートパソコンを購入、残りの三台は大学の友達や先輩に借りた。 流石は七年前のゲームといったところか、パソコンの要求スペックは低いのでオンボロノートパソコンでも問題はない。 (終わった……) 最後のキャラのレベルがカンストまでいったことを確認した努は、空になったゼリー飲料を無造作にゴミ箱へ投げ捨てる。 そして気合を入れるように手をグーパーさせて指を鳴らした。 ここでライブダンジョンの醍醐味であるゲーム配信を開始する。 このライブダンジョンというゲームはその名の通り、ダンジョン攻略をゲーム内で配信できるという機能がある。 ダンジョンを管理する神々が人間の戦う姿を見るため暇つぶしで備え付けた機能、という設定だ。 なおその機能はアップデートを重ねネット配信も出来るようになり「神様、ネット進出」と掲示板で大盛り上りだった。 だが努はあえてゲーム内だけで配信を行った。 このサーバーには常時インしっぱなしのBOTくらいしかいないが、それでもよかった。 ネット配信してもぼっち乙と酷評されるのが目に見えていたから。 「さて、やりますか」 しっかりしろと友達によく言われる顔を努は引き締め、各自のキャラを同じサーバーへ接続。 よろしくお願いします、と定型文をPTチャットに入れてPT申請。 PTの役割はこのゲームでは主に三つに分かれる。 タンク(盾役)アタッカー(攻撃役)ヒーラー(回復役)の三つ。 努は物理タンク、魔法タンクの二人、物理アタッカー、魔法アタッカーの二人。 そして回復役の構成でダンジョンに挑んだ。 ダンジョンは主に 十階層 ( じゅっかいそう )ごとに環境が変わり、百階層で最下層。 そこで最終ボスである 爛 ( ただ )れ古龍が出てくる。 廃人仕様の裏ダンジョンもあるのだがそこは流石に一人が五台稼働で攻略出来るほど甘くない。 なので努は表のダンジョン攻略を目標にしていた。 とはいってもダンジョン攻略計画はキャラ製作中に練っていたが実戦は初めてだ。 まぁ夏休み全部使えばなんとかなるでしょ、と努はひとりごちてEnterキーを押した。 第一階層から第十階層までの草原。 第十一階層からの森。 第二十一階層からの沼。 第三十一階層からの荒野。 毒の状態異常は厄介ではあるが、ここまではレベルのゴリ押しで何とかなる。 問題は第四十一階層からの浜辺。 ここのボスであるシェルクラブを倒すためには地中に潜らせない対策が必要となる。 潜られる前に削り切るのがセオリーだが努は一人で削り切ることが難しかったので、移動ポイントに先回りする必要があった。 体力の比率によって変わる移動ポイントは三箇所あり、それさえ知っていれば全回復されることはないので努は二箇所目で引き当てて早めに倒すことが出来た。 第五十一階層からの渓谷は落ちたら即死。 そのためあの手この手で落とそうとしてくるトラップや敵MOBが満載だが、風の魔法をPTに付与しておけばそれらは無効化できる。 努は一人ずつ丁寧に動かして飛び交う飛竜にターゲットを受けないように進む。 渓谷のボスは火竜。 飛び道具がないと一生降りずにブレスを吐かれて地獄を見るが、遠距離攻撃があればそれで翼を弱らせ地上に降りたところを袋叩きで終わりだ。 第六十一階層からの火山。 ここも即死設置物が多く暑さ対策が必須。 防暑装備を整える必要がある。 溶岩の中を泳ぐ中ボスとボスの巨人は溶岩を使って即死を振りまいてくるタンク殺しだが、耐熱対策があれば耐えられるので問題ない。 第七十一層からは雪原。 ここも防寒対策、凍結対策をしていればそこまで怖くないが、雪狼という雑魚敵が無限に湧く場所が鬼門だ。 主に操作面。 複数の敵を相手取るのが一人五台操作では辛いところがある。 努がもっとも危惧していた場所でもある。 攣 《 つ 》りかけた指を動かしながら何とかそこを突破した時点で努は、一発クリアが見えてきて少し手が震えた。 このゲームの終わりが見えてきた。 第八十一層からは光と闇。 ダンジョンを作り出した神の使い、天使だと自称する悪魔と、悪魔に落とされ喋れぬアンデッドに成り下がった天使が主な敵MOBである。 ここは聖属性、闇属性の攻撃手段が必須。 混乱や暗黙の状態異常対策も必須だ。 そしてボスは大天使の成れの果て。 聖属性と闇属性の複合範囲攻撃に魔法が使用不可になる状態異常の暗黙。 主にヒーラー殺しで有名であり、ヒーラーがいかにボスの攻撃を回避または防げるかにかかっている。 そして第九十一層からの古城。 ダンジョンのボスドロップを掲げることで扉は開く。 なおボスドロップを武器や防具。 道具の素材として使ってしまった場合は狩り直しという面倒くさい仕様である。 古城の中は今まで出てきた敵MOBがありったけ出てくる。 そして百層目は闘技場のようになっており、その中にいる 爛 ( ただ )れ古龍を倒せばダンジョン制覇だ。 武器防具の耐久を削るブレスに範囲攻撃の数々。 攻撃するたびにも武器耐久減少。 魔法耐性も高くアタッカー殺しであるが、その分聖属性が通りやすいのでヒーラーも攻撃に参加できるためそこまで火力不足には陥らない。 慣れた操作と無意識に動き思考のまま爛れ古龍を努は倒す。 裏ダンジョン解放!なんて今更な表示を四キャラで確認した努は、どっと疲れた顔で放心した。 (色々あったなぁ) 初めてダンジョンにソロで潜って見事に返り討ち。 ダンジョンで死亡した際に送還される場所で挑発アクションをされ顔真っ赤になったこと。 初めての野良PTでヒーラーを受け持った際にヘイトを稼ぎすぎて地雷認定。 初めてのギルドでボイチャ組と非ボイチャ組が分かれてしまい解散。 次に入ったギルドは出会い厨により解散。 最後には自分が作ったギルドが苦労もあったが人がいなくなるまでは続いた。 初めての防衛戦ではPKに遭ってレアアイテム以外全ロスト。 初めてのダンジョン制覇は寄生ぎみでアタッカーとタンクにボイチャで罵倒された。 (あれ? いいことあんまないな!) いやいやいいこともあった。 役割覚えてからヒーラー楽しかったし、タンクもアタッカーもまぁまぁ楽しかったと努はうんうんと無理やり納得しながらも広場に戻った。 すると広場の中央で拍手モーションをしている者がいた。 (名前表示がない……。 NPCかな? ダンジョン制覇してもこんな奴出ないはずだけど) そう思いながらも五人のキャラクターで馴れ合いジェスチャーをしていると個人チャットが送られてきた。 「単独でのダンジョン制覇おめでとうございます! そんな貴方にはこれを差し上げましょう!」 そんなチャットと共にそのNPCから手渡しモーション。 努は単独という単語に手が止まった。 単独とわかった理由はすぐに思いつく。 (見られてたのか……) ライブダンジョンをある程度プレイしていた人が見れば所々固まる動作を見て、もしかして単独プレイなのかなと推察することは出来るだろう。 しかしこの人は上に名前が出ないし、サーバーでインしている人を見てもBOTしかいない。 (もしかして運営の人かな……? うわぁ。 粋な計らいしてくれるもんだなぁ) 不覚にも涙ぐみながらも努は懐かしの掲示板にでも書いて自慢してやろうかと、運営の人間からアイテムを受け取る。 「神からの 誘 ( いざな )いを受け取りました」 そのアイテムを受け取った瞬間にノートパソコンが勢い良く発光した。 (えっ! フリーズか!?) そんな思いと共に努の意識はノートパソコンの電源を切るように、プツリと途絶えた。 忘却の古城の闘技場で努は目を覚ました。 「うーん。 ここは?」 辺りをキョロキョロと見回すと周りはやけに薄暗い。 周りが『ライブダンジョン!』の第百層に似てるな、とぼやけた頭で考えて。 (夢か) そう結論づけて努は立ち上がり埃を払うようにお尻をぱんぱんと叩く。 カチャカチャとなる自分の服に驚いてみれば赤い革ズボン。 上半身には 鎖帷子 ( くさりかたびら )に黒色のローブ。 茶色いブーツに黒水晶のはめ込まれた杖までも。 (うわぁ再現率高いなぁ。 魔法とかも撃てちゃったりして!) 杖を掲げて色々ポージングを取ってはっちゃけていると、腹の底に響くような轟音が努を襲った。 あまりの衝撃に思わずひっくり返った努はそのまま曇天を見上げた。 最初は遠くに小粒の黒い物が空に見えた。 それはどんどんと大きくなり急速に努の方へ落ちてきているように見える。 まだ放たれた咆哮のような轟音に耳を塞ぎながら努はよろよろと立ち上がり、そこを離れようと走る。 躓 ( つまず )きかけた足を無理やり動かしてとにかく走った。 そして巨大なナニかは闘技場の中央に風圧を撒き散らしながら舞い降りた。 腐り落ちた瞳。 いくつか穴の空いている朽ちた古龍の身体。 あまりにも大きすぎる規格外の生物に努は足を震わせてその場に座り込んだ。 (爛れ古龍……だよな) かちかちと歯をかち合わせながらもこれは夢だと思う。 地面の土を握り込みながら努は夢だと頻りに口にした。 手の中でパラパラと崩れる土の感触を感じながら、もしかしたら夢ではないのかもという思いが過ぎる。 そんな思考に支配されている努。 彼に爛れ古龍は瞳のない目を向けた。 そして爛れ古龍はえずくように身体を縮こませると、地面に向かって吐き出すようにブレスを吐く。 触れたものを全て腐食させる嘔吐物のようなブレス。 その場から動けない努は津波のように押し寄せるブレスを真っ向から受けた。 前に出した努の両手はそのブレスを受けた途端、ドロドロと水飴のように溶け出した。 瞬く間に努の手首から先が腐り落ちる。 (いぃぎゃあああああああぁあぁぁぁ!!) すぐに全身へとブレスが覆い、虫の大群に群がられて全身を噛まれているかのような痛み。 どんどん沼に沈むように身体が落ちていく。 顔もブレスを受けて腐り始めて視覚、聴覚、嗅覚が失われる。 あるのは痛みだけ。 その痛いという感覚が努からふと消えた。 そして努の身体は淡い光の粒子となって古城の闘技場から消えた。 残ったのは所在無さげに佇む爛れた古龍と、努が着ていた装備だった。

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ライブダンジョン!とは (ライブダンジョンとは) [単語記事]

ライブ ダンジョン な ろう

ライブダンジョン! とは、dy冷凍によるである。 とのにおいて連載している。 よりの『』より書籍化された。 書籍化の際のは Pzoが担当している。 既刊3巻。 概要 ににより書籍版が3巻以降の出版される見込みがないことが告知された。 () しかしに、様々な要因とによりが開始されることが告知され、より/ジ()においてが連載されている。 はが担当している。 に版1巻が刊行され、には2巻、には第3巻が発売され、には第4巻が初ビアされた。。 版にはがついていないが、書籍版では1巻では「回復のススメ」、2巻では「人の長」、3巻では「と」のが付属している。 全体的に書籍版では稿・が行われているが、第3巻においては、大規模に稿がなされており、書籍版と版とは別で的の展開に進行している。 なお、での連載はとして後の後日談を掲載した後に終了し、の上で後日談が連載されている。 あらすじ 『ライブダンジョン!』のがが終了することになり、重度のライブダンジョン!のでありこのをこよなくていた努はづくりもあり、を利用して5を一人で操作して『ライブダンジョン!』をすることを思いつき、見行してした。 した際にのにより、ライブダンジョン! と似たに落とされる。 そしていきなり階層にいる「爛れ古」に殺され、以外の装備は落とされてに転移してしまう。 そこに現れたの職員によりリとされつつも、「の」の説明を受けに登録、一のであるを売却し当面の資を得る決断をした。 「の」では致命傷を受けても死はく、追い出されるだけで済む。 そのため治療の存在もあってヒーが軽視されており、(努から見れば)非効率な戦いをしていた。 「ライブダンジョン! 」で得た知識を元にヒーの役割を広めつつ、当面の活動を得るためにを設立し、このの「の」の階層をして元のを戻ることをすことになる。 登場人物 主要人物 ツ/努(きょうたに ) 4年生の歳。 『ライブダンジョン!』をこよなくていた重度のでにのヒーとして活動していた。 最後のに一人で5を操作ししたところでのにより、ライブダンジョン!と似たに落とされ、ライブダンジョン! の階層にいる爛れ古に殺されて、のに漂着した。 以降はのをすることで元のに戻るため、探索者となる。 漂着後も一手元に残っていた、内で数年間強化していた「」を売り払い当面の資を得るものの、その出処を秘匿したことで「運だけで大を手に入れた新人」としてされ、騒動に巻き込まれてしまう。 でもは。 ム 職員では。 約20歳。 適性はタンクだが、アタッとして活動していた時期がある。 にはと呼ばれていたほど活躍していた。 孤児院出身で孤児院に多額の寄付を行っている。 努がライブダンジョン!のに落ちてきた際に護衛を依頼され快諾する。 職員では士。。 アタッとして活動していたが、のこともありは職員として活動している。 では鑑定士のを活かして鑑定のをしていたが、ツが持っていた「」を鑑定した際にその価値を表してしまい、ツがにされる原因となってしまう。 その代償として、ツの名誉回復までの間を組むことになった。 ので追い出されたことにになっており、れ合いに関して敏感となっている面もある。 の的存在であり、も存在しているが、それが原因でさらなる騒動が……。 クラン 黒魔団(Web版:紅魔団) 少数精鋭ながら一の大手。 最初にの討伐に成功した。 マ アタッ。 ツが売り払った「」を使うことでと並ぶほど活躍することになった。 に話を降るも視されるか、反応が薄かったことや「」のあまりの威によりに取り憑かれ「」にしてしまい態度がおかしくなってしまい努にも迷惑を掛けてしまう。 「不死の魂」(効果;諦めない限り致死性の攻撃を受けても精を代償に再生する、全てのに炎が付く)を持っているアタッ。 はウエ使い。 ムとは旧知の仲で会えば自身のに勧誘する。 数々のを制覇してきたの探索者の一人。 ただしム以外は寡黙であり、その事がにをもたらしてしまう。 マがおかしくなった際、にクビ覚悟で直訴するが、逆にが自身の悩みをに告げられる。 その後を支えてが正常化する流れを作った功労者の一人。 団(団)は三種の役割を取り入れていないが、一軍に定着しておりヒーとして努の技術を取り入れるために台に通っている努。 アルドレッドクロウ 大手。 持ちはいないものの、調員を配置し研究熱心で、ツたちの活躍を見て速3種の役割を取り入れた。 約20軍までを擁しているほか設備・裏方の人材も充実している。 は召喚士でアタッを務める。 種族はなため27歳でも若く観られる。。 パッとしなかったが努に導されメキメキとヒーの知識を吸収し、それまで倒せなかったを倒すことに成功する。 その後努からヒーの南書を渡された事で努がいる場所が自身よりか高みにあることを痛感し努に励み、ドの一軍に定着することになる。 ソーヴァ とはのアタッ。 に憧れておりもウエ使いとと同じ。 当初は努が提唱した三種の役割を否定していたが、戦の事もあり後にめることになる。 マン の探索者。 であったがあり軍人のような貌をしている。 ムも一を置いていた。 タンクを担当している。 ク ではバッーの役割を持つ付与術士のをもつ。 一時期付与術士の需要がかったために帰り、の傍ら付与術を駆使して絵を描いていたが、で三種の役割が浸透しが変わったことによりドより請われた事で探索者に復帰した。 性格はかつ自信でなので反感を持たれやすい。 金色の調べ 中規模。 を中心としたので所属のたちがの妻となっている。 アタッであるを全でするものの、状況が悪化しを守るために身代わりになったり、が死ぬとが瓦解してするなどよくも悪くも中心の。 で種族はが危惧されている人で、種族の再のために多くのと関係を結んでいる。 敏捷性が著しく高くを持つ。 ユニス 色の調べのヒー。 数年にわたりのを潜っている。 自信過剰でありツに対して強く当たっている。 ツの実をの当たりにして評価をめるが態度は変えなかった。 ツの技術を見て独自の技術を開発した。 では揮や戦術・戦略を担当している。 書籍版ではの実のとしての扱いされ、中心の一軍が瓦解しないための重要な楔となっている。 シルバービースト。 書籍版ではされているが多い。 孤児を助けるために設立されたで系の種族が多い。 ミーシル(版ではミシル) の中年の。 は冒険者。 努に悪評が回っていた際に努を邪険にせずに対応したことで評が誤解だと気づきそこから努と交流が深まった。 努からは好意的に思われている。 ロレーナ のヒー。 ユニスやと違い、もしながらのヒーとしての役割をこなす。 飛ばすが苦手なため置くを鍛え重視している。 迷宮制覇隊 大手。 のには潜らず、外部のや定期的に発生するスタンピードの対処を行っている。 ただしの恩恵を得るためにある程度まではを上げるためにのには潜っている。 ヒーを担当している。 性格は寡黙でを見せない。 時折会話中に腕で口を押さえる癖がある。 年齢は数歳以上での里で護衛をしていたが、ある出来事によりに出た事から追放されている。 講習会を経てスタンピードでの活躍からツにを持つ。 はだが、の種族の特長である固有の系の作製がない代償としての身体の高さから術も得意である。 副 制覇隊の副。 三種の役割と放つについて教える講習会で努に異議を唱えた。。 無限の輪 ツが設立した。 書籍版ではツ、、ムの3人で設立したが、版では当初はツ、ダ、アー、ディニ、ナの5人。 コリナ は祈祷師で探索者になる前はをしていた。 ヒーを担当する。 限の輪の所属前はヒーランである「撃の」に所属していたが解散してしまいで活動していた。 をしていた経験から死ぬ予兆を予見できる「の」を持っているためヒーとしてもよく活躍していた。 食いしんぼうでので食べながら観戦する事もにしていた。 24歳。 ダ は重。 ムの子で小さい頃から面倒を見ていたが、ツがを設立するとムが聞きめて鍛え直した。 タンクを担当する。。 アー の。 限の輪に加入する前にはあるのだったが、あまりの独りよがりな振る舞いにより瓦解し、の懇願もあって限の輪に加入した。 と同じ人で「化」のを持つ。。 はでタンクを担当する。 妻帯者でには寝泊まりせず自宅から通っている。 王都出身で首席で学業・ともしたもののに住み着いていた。 自信で発言もで暑苦しいものが多いが、雰囲気を読んで配慮を見せることもある。 では妻とともにのについてのとしても活動していた。 リー 人のアタッでは術師。 大手・ドの第にいたが、ある理由により限の輪の募集に応募し移籍。 は王都にあり、の系であるとのこと。。 ディニ のでは術士。 役割としてはアタッを担う。 年齢は歳以上。 ・色の調べに所属していたが、ある出来事と親友であるの勧めもありツにを持ち加入した。 術士でもの中でも屈の実を持つ。 性格は怠け者(適度に手を)で自分の時間を大事にする。 その性格で故郷のの里から追い出されたがある。 ナ タンクでをもつ。 は拳闘士。 元々はドにおいて、アタッで活躍していたが、ムに憧れを持ちタンクに転向して以降は全く活躍することが出来ず「羽タンク」と呼ばれ、失意により故郷に帰っていた。 ツがこういうが欲しいと他に打診していたこともあり、諸々の経緯からを募集した際に加入した。 のようなを着ており、胸が大きい。 性格は構われたがりな面を持ちお者かつ頑固、そしておな面をもつ。 ただし直感的なは優れている。。 オーリ 限の輪のの使用人である代の。 ルクの使用人だったがスタンピード後にされ、スタンピード後設立された「限の輪」の使用人として収まった。 不足というわけではなく意味もわからずされたため戻りたい気持ちもありつつ戸惑っていたが自分の居場所を見つけることになる。 やがてやのと交流して等のを収集するようになりの役割を担うようになった。 ギルドの人々 ソ・ の長。 で種族は人。 で夫から託されたを大切に思っており、が一人いる。 にはアタッとして活躍しており、のでは階層まで到達していたが。 ソリット社の記事によってがソリット社に殴り込みを掛けたことにより、ツの名誉回復のためにを組むが果たせなくなったため代役としてに加入し、一時的にの職務を副長に委任した。 として「化」を持ち、効果としては全は上がるものの、意識は本を持って動くため制御できないというがある。 自信で世話好きな歳。 好きだが酔いやすいためすぐ酔いつぶれる。 副長 の右腕として活躍する壮年の。 は術師。 記事を書いたソリット社への交渉などを担っていたが状況の悪化と、長業務の経験を積むために一時的に長を委任された。 委任されている間は多忙によりどんどんやせ細っていった。 迷宮都市の人々 の屋のお 屋を経営している老。 からは技術をさせの立場を向上させたためのと言われている。 巷に売っている(治療)より割高だが効きも味や味も良く、努も利用している。 努がソリット社の記事で評が地に落ちた際にも努を信じていた。 少なくとも年以上は生きておりに冒険者として活動していた時期もある。 努がに来てしばらくして子()を取った。 の受付嬢 はであるでの同僚。 たいていの受付は混んでいるようで努は寄り付かないが不満を持っている。 の警備団のを務める。 を強化できるを持っている。 にでしていたを討伐し警備団の創設を含んで取り立てられたがある。。 を治める領・『ルク』の私兵団の。 初老(以上)の。 は拳闘士であるが、魔石の魔を全身に巡らせ一点に集中し敵に当て撃破する「魔流の拳」という技術を持っており強い。 スタンピード中に出会うものの、その後もある理由から一時限の輪のに参加しに潜る事になった。 換所の で。 努がに潜り始めた際にはよく利用していたが、努がの換所を利用するようになり機会が減っていた。 幸運者・記事騒動の際には努を冷ややかなで観ていた。 ドーののドーの孫でもある。 ドー ドーので限の輪にとってはムやダの防具に世話になっている。 また限の輪のの一つ。 で老齢のである。 ルク の領である。 を持っており障を使う事ができる。 障は身体の感覚と直結しており、攻撃を受けたり、壊された際には身体にフィードが来る。 思想としては徐々にのが弱くなり探索者のが強くなることを時代の変化として受けている節がある。 ・ルク を治めるルクの。 をから引き継いで所持している。 の面やである持を重視している面がある。 後にに言い渡されの! に潜ることになる。 スオウ・ルク ルクの長女。 やと同じくの障を所持している。 頭首であるに言い渡されとともにのに潜るようになる。 容姿はかつ長のでダが見惚れるほど。 性格は礼儀正しく、努に別け隔てなく教えを請うていた。 ル のの新聞社であるソリット社の。 種族は人。 でが大きい。 を崇拝しており、自身のからがを受けていると勘違いして、ツの評判を落す記事を書き、を駆使してまでも編集長へ記事掲載の同意を勝ち取る。 結果ツの評判は地に落ちてしまいがソリット社に殴り込みを掛ける原因となる。 が記事の訂正を要しても自身の説を曲げようとせず盲信していた。 の冒険者(達) 実もなく、向上心もない、新人をしている最の冒険者でチンピラ。 ツにを付けて評判を落とそうと試みていた。 物語の全体展開 章 話数 備考 第1章 第1話-第話 「幸運者」払拭・ 階層「」討伐 階層「」討伐 第2章 第話-第話 3種の役割・ヒー導 スタンピード戦 第3章 第話-第話 「限の輪」設立 階層「・」の討伐 第4章 第1話-第話 階層「」討伐 第5章 第話-第話 王都周辺・スタンピード戦 第6章 第話-第話 81~階層「成れの果て」挑戦 第7章 第話-第話 ~階層「爛れ古」挑戦 第8章 第話-第1話 古挑戦~~後日談(6) 後日談 第話-連載中 後日談(7)~(15) 収録内容 書籍版対応表 書籍版 巻数 版 章 版 収録対応話数 備考 1巻 第1章 第1話-第15話 多数 2巻 第1章 第16話-第43話 多数 ただし関連の展開は 3巻 第1章 第2章 第43話-第話 第話-第話 第二章部分を中心に版より大規模稿 導・20軍導関連も等変更 書籍版店舗特典ショートストーリー(3巻はなし) 巻数 店舗別 備考 1巻 の巡り と ムと屋 2巻 の習慣 漫画 /ジにおいて連載中。 内容は書籍版を元にしている。 は、が担当している。 関連商品 漫画版 関連項目• ヒー 外部リンク•

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『ライブダンジョン!』完結しました

ライブ ダンジョン な ろう

ダンジョンを攻略して最下層を目指す無料のMMORPG、ライブダンジョン。 アパートで一人暮らしの 京谷努 ( きょうたにつとむ )は五台のノートパソコンを起動しながら今日もその名の通りキャラ育成に努めていた。 ゼリー飲料の飲み口を咥えながら努は五台のノートパソコンに表示されているキャラたちを見る。 一番最初に育てたヒーラー職。 ついでタンク、アタッカーと全てレベルカンスト。 最後に育てている魔法タンクももうじきカンストとなる。 このゲームはダンジョンを攻略し最下層を目指すゲームなのだが、MMORPGなので当然他の人とPTを組むのが基本である。 斯く言う努も二年ほど前はギルドやフレンド、あるいは知らない人とPTを組んでダンジョンへ潜っていた。 しかし時代の流れというのは残酷なもので、今から七年前にサービスを開始したMMORPG、ライブダンジョンはあと一月でサービスを終了することとなっている。 努が高校生の時にパソコンを手に入れて初めて遊んだライブダンジョン。 おおよそ六年ほど努はこのゲームをプレイした。 その最後を飾るに相応しいこと。 努は思いついた。 自分一人でのダンジョン最下層攻略。 しかしライブダンジョンはMMORPG。 ソロでのダンジョン制覇は出来ない仕様になっている。 そこで努は一台中古のノートパソコンを購入、残りの三台は大学の友達や先輩に借りた。 流石は七年前のゲームといったところか、パソコンの要求スペックは低いのでオンボロノートパソコンでも問題はない。 (終わった……) 最後のキャラのレベルがカンストまでいったことを確認した努は、空になったゼリー飲料を無造作にゴミ箱へ投げ捨てる。 そして気合を入れるように手をグーパーさせて指を鳴らした。 ここでライブダンジョンの醍醐味であるゲーム配信を開始する。 このライブダンジョンというゲームはその名の通り、ダンジョン攻略をゲーム内で配信できるという機能がある。 ダンジョンを管理する神々が人間の戦う姿を見るため暇つぶしで備え付けた機能、という設定だ。 なおその機能はアップデートを重ねネット配信も出来るようになり「神様、ネット進出」と掲示板で大盛り上りだった。 だが努はあえてゲーム内だけで配信を行った。 このサーバーには常時インしっぱなしのBOTくらいしかいないが、それでもよかった。 ネット配信してもぼっち乙と酷評されるのが目に見えていたから。 「さて、やりますか」 しっかりしろと友達によく言われる顔を努は引き締め、各自のキャラを同じサーバーへ接続。 よろしくお願いします、と定型文をPTチャットに入れてPT申請。 PTの役割はこのゲームでは主に三つに分かれる。 タンク(盾役)アタッカー(攻撃役)ヒーラー(回復役)の三つ。 努は物理タンク、魔法タンクの二人、物理アタッカー、魔法アタッカーの二人。 そして回復役の構成でダンジョンに挑んだ。 ダンジョンは主に 十階層 ( じゅっかいそう )ごとに環境が変わり、百階層で最下層。 そこで最終ボスである 爛 ( ただ )れ古龍が出てくる。 廃人仕様の裏ダンジョンもあるのだがそこは流石に一人が五台稼働で攻略出来るほど甘くない。 なので努は表のダンジョン攻略を目標にしていた。 とはいってもダンジョン攻略計画はキャラ製作中に練っていたが実戦は初めてだ。 まぁ夏休み全部使えばなんとかなるでしょ、と努はひとりごちてEnterキーを押した。 第一階層から第十階層までの草原。 第十一階層からの森。 第二十一階層からの沼。 第三十一階層からの荒野。 毒の状態異常は厄介ではあるが、ここまではレベルのゴリ押しで何とかなる。 問題は第四十一階層からの浜辺。 ここのボスであるシェルクラブを倒すためには地中に潜らせない対策が必要となる。 潜られる前に削り切るのがセオリーだが努は一人で削り切ることが難しかったので、移動ポイントに先回りする必要があった。 体力の比率によって変わる移動ポイントは三箇所あり、それさえ知っていれば全回復されることはないので努は二箇所目で引き当てて早めに倒すことが出来た。 第五十一階層からの渓谷は落ちたら即死。 そのためあの手この手で落とそうとしてくるトラップや敵MOBが満載だが、風の魔法をPTに付与しておけばそれらは無効化できる。 努は一人ずつ丁寧に動かして飛び交う飛竜にターゲットを受けないように進む。 渓谷のボスは火竜。 飛び道具がないと一生降りずにブレスを吐かれて地獄を見るが、遠距離攻撃があればそれで翼を弱らせ地上に降りたところを袋叩きで終わりだ。 第六十一階層からの火山。 ここも即死設置物が多く暑さ対策が必須。 防暑装備を整える必要がある。 溶岩の中を泳ぐ中ボスとボスの巨人は溶岩を使って即死を振りまいてくるタンク殺しだが、耐熱対策があれば耐えられるので問題ない。 第七十一層からは雪原。 ここも防寒対策、凍結対策をしていればそこまで怖くないが、雪狼という雑魚敵が無限に湧く場所が鬼門だ。 主に操作面。 複数の敵を相手取るのが一人五台操作では辛いところがある。 努がもっとも危惧していた場所でもある。 攣 《 つ 》りかけた指を動かしながら何とかそこを突破した時点で努は、一発クリアが見えてきて少し手が震えた。 このゲームの終わりが見えてきた。 第八十一層からは光と闇。 ダンジョンを作り出した神の使い、天使だと自称する悪魔と、悪魔に落とされ喋れぬアンデッドに成り下がった天使が主な敵MOBである。 ここは聖属性、闇属性の攻撃手段が必須。 混乱や暗黙の状態異常対策も必須だ。 そしてボスは大天使の成れの果て。 聖属性と闇属性の複合範囲攻撃に魔法が使用不可になる状態異常の暗黙。 主にヒーラー殺しで有名であり、ヒーラーがいかにボスの攻撃を回避または防げるかにかかっている。 そして第九十一層からの古城。 ダンジョンのボスドロップを掲げることで扉は開く。 なおボスドロップを武器や防具。 道具の素材として使ってしまった場合は狩り直しという面倒くさい仕様である。 古城の中は今まで出てきた敵MOBがありったけ出てくる。 そして百層目は闘技場のようになっており、その中にいる 爛 ( ただ )れ古龍を倒せばダンジョン制覇だ。 武器防具の耐久を削るブレスに範囲攻撃の数々。 攻撃するたびにも武器耐久減少。 魔法耐性も高くアタッカー殺しであるが、その分聖属性が通りやすいのでヒーラーも攻撃に参加できるためそこまで火力不足には陥らない。 慣れた操作と無意識に動き思考のまま爛れ古龍を努は倒す。 裏ダンジョン解放!なんて今更な表示を四キャラで確認した努は、どっと疲れた顔で放心した。 (色々あったなぁ) 初めてダンジョンにソロで潜って見事に返り討ち。 ダンジョンで死亡した際に送還される場所で挑発アクションをされ顔真っ赤になったこと。 初めての野良PTでヒーラーを受け持った際にヘイトを稼ぎすぎて地雷認定。 初めてのギルドでボイチャ組と非ボイチャ組が分かれてしまい解散。 次に入ったギルドは出会い厨により解散。 最後には自分が作ったギルドが苦労もあったが人がいなくなるまでは続いた。 初めての防衛戦ではPKに遭ってレアアイテム以外全ロスト。 初めてのダンジョン制覇は寄生ぎみでアタッカーとタンクにボイチャで罵倒された。 (あれ? いいことあんまないな!) いやいやいいこともあった。 役割覚えてからヒーラー楽しかったし、タンクもアタッカーもまぁまぁ楽しかったと努はうんうんと無理やり納得しながらも広場に戻った。 すると広場の中央で拍手モーションをしている者がいた。 (名前表示がない……。 NPCかな? ダンジョン制覇してもこんな奴出ないはずだけど) そう思いながらも五人のキャラクターで馴れ合いジェスチャーをしていると個人チャットが送られてきた。 「単独でのダンジョン制覇おめでとうございます! そんな貴方にはこれを差し上げましょう!」 そんなチャットと共にそのNPCから手渡しモーション。 努は単独という単語に手が止まった。 単独とわかった理由はすぐに思いつく。 (見られてたのか……) ライブダンジョンをある程度プレイしていた人が見れば所々固まる動作を見て、もしかして単独プレイなのかなと推察することは出来るだろう。 しかしこの人は上に名前が出ないし、サーバーでインしている人を見てもBOTしかいない。 (もしかして運営の人かな……? うわぁ。 粋な計らいしてくれるもんだなぁ) 不覚にも涙ぐみながらも努は懐かしの掲示板にでも書いて自慢してやろうかと、運営の人間からアイテムを受け取る。 「神からの 誘 ( いざな )いを受け取りました」 そのアイテムを受け取った瞬間にノートパソコンが勢い良く発光した。 (えっ! フリーズか!?) そんな思いと共に努の意識はノートパソコンの電源を切るように、プツリと途絶えた。 忘却の古城の闘技場で努は目を覚ました。 「うーん。 ここは?」 辺りをキョロキョロと見回すと周りはやけに薄暗い。 周りが『ライブダンジョン!』の第百層に似てるな、とぼやけた頭で考えて。 (夢か) そう結論づけて努は立ち上がり埃を払うようにお尻をぱんぱんと叩く。 カチャカチャとなる自分の服に驚いてみれば赤い革ズボン。 上半身には 鎖帷子 ( くさりかたびら )に黒色のローブ。 茶色いブーツに黒水晶のはめ込まれた杖までも。 (うわぁ再現率高いなぁ。 魔法とかも撃てちゃったりして!) 杖を掲げて色々ポージングを取ってはっちゃけていると、腹の底に響くような轟音が努を襲った。 あまりの衝撃に思わずひっくり返った努はそのまま曇天を見上げた。 最初は遠くに小粒の黒い物が空に見えた。 それはどんどんと大きくなり急速に努の方へ落ちてきているように見える。 まだ放たれた咆哮のような轟音に耳を塞ぎながら努はよろよろと立ち上がり、そこを離れようと走る。 躓 ( つまず )きかけた足を無理やり動かしてとにかく走った。 そして巨大なナニかは闘技場の中央に風圧を撒き散らしながら舞い降りた。 腐り落ちた瞳。 いくつか穴の空いている朽ちた古龍の身体。 あまりにも大きすぎる規格外の生物に努は足を震わせてその場に座り込んだ。 (爛れ古龍……だよな) かちかちと歯をかち合わせながらもこれは夢だと思う。 地面の土を握り込みながら努は夢だと頻りに口にした。 手の中でパラパラと崩れる土の感触を感じながら、もしかしたら夢ではないのかもという思いが過ぎる。 そんな思考に支配されている努。 彼に爛れ古龍は瞳のない目を向けた。 そして爛れ古龍はえずくように身体を縮こませると、地面に向かって吐き出すようにブレスを吐く。 触れたものを全て腐食させる嘔吐物のようなブレス。 その場から動けない努は津波のように押し寄せるブレスを真っ向から受けた。 前に出した努の両手はそのブレスを受けた途端、ドロドロと水飴のように溶け出した。 瞬く間に努の手首から先が腐り落ちる。 (いぃぎゃあああああああぁあぁぁぁ!!) すぐに全身へとブレスが覆い、虫の大群に群がられて全身を噛まれているかのような痛み。 どんどん沼に沈むように身体が落ちていく。 顔もブレスを受けて腐り始めて視覚、聴覚、嗅覚が失われる。 あるのは痛みだけ。 その痛いという感覚が努からふと消えた。 そして努の身体は淡い光の粒子となって古城の闘技場から消えた。 残ったのは所在無さげに佇む爛れた古龍と、努が着ていた装備だった。

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