業界研究 精密機器業界。 業界地図 現在が分かる!未来が見える!

精密機器業界とは?就職人気の高いメーカーと特徴

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家電業界とは 家電業界はテレビやパソコン、洗濯機や冷蔵庫など生活にも仕事にも必要不可欠なモノを開発・製造する業界です。 国内における代表的な家電企業はパナソニック、ソニー、東芝、日立製作所、シャープなどが挙げられます。 日本の家電製品は品質も技術力も高く世界的な信頼を得ているため、長らく日本経済を支えてきた存在です。 近年は世界規模の経済不況や海外家電メーカーの台頭も目立ち、業界全体の業績は悪化しています。 特に中国や韓国などの家電メーカーは低価格帯の製品も多く、価格競争で国内メーカーは遅れをとっています。 景気回復や買い替え需要も高まり国内家電メーカーの売り上げは伸びつつありますが、各社頭打ちの状態で業績は横ばいを続けています。 しかし日本の家電業界は品質、技術力が落ちたわけではありません。 製品の研究開発は積極的に行われているため、技術者を目指したい人にとってはまだまだ魅力的な業界といえます。 家電業界の役割 家電業界は人の生活に役立つモノの開発・製造が主な役割といえるでしょう。 しかし技術力での競争は飽和状態といえるため、今後は各メーカーの特色や強みを伸ばすと共に、いかに製品の付加価値を高めてユーザーに提供できるかが差別化のポイントとなっているようです。 業界全体の業績が悪化したとはいえ、日本経済を支える分野の一つであることに変わりありません。 業績の悪化は従業員のみならず、メーカーをとりまくあらゆる業界に悪影響を与えます。 大手家電メーカーの場合、協力会社にも影響を与えるため、日本経済全体を円滑にするための社会的役割も担っていると言っても過言ではないでしょう。 加えて、「メイド・イン・ジャパン」の代名詞ともいえる業界ですので、研究開発はもちろん製造現場に至るまで技術大国日本を支えている存在ともいえます。 総合家電メーカー 総合家電メーカーは白物と呼ばれる洗濯機や冷蔵庫、黒物と呼ばれるテレビやオーディオ機器などをはじめ、家庭で使われる製品を開発・製造する企業です。 パナソニックやシャープなどが代表的な総合家電メーカーです。 消費者ニーズに合わせた幅広い製品展開をすることで業績を伸ばしてきましたが、昨今はその幅広い事業展開が収益率の伸び悩みを招いているようです。 今後は製品分野の取捨選択やOEM生産を活用するなどして業績回復を目指すと考えられます。 音響・映像機器メーカー 音響・映像機器メーカーはオーディオや周辺機器、ビデオカメラなどの開発・製造に強みを持つ企業です。 ソニーやJVCケンウッド、オンキヨーなどが代表的な情報・通信機器メーカーです。 趣味・娯楽家電の分野ですので、一般的なユーザーから熱狂的なマニアまで幅広い層に製品を提供しています。 各社で特色が出やすく、ソニーは幅広い商品群、JVCケンウッドはカーナビ・カーオーディオ、オンキヨーはオーディオ機器といったようにそれぞれ強みを持っているのも特長です。 家電業界の職種 研究職 研究職は新製品開発につなげるための研究を行う職種です。 当然ながら分野ごとに研究内容は変わります。 例えば冷蔵庫の場合、野菜の鮮度を保つための仕組みを研究したり、庫内の気流を研究したりなど非常に専門的な研究を行います。 ソフトウェア開発や基盤設計、素材開発などを行う場合もあり、高度な専門知識が求められます。 開発職 研究を経て得られた技術を具体化し、製品化を行う職種です。 商品として成り立たせるための設計を行い、試作を繰り返し、消費者が満足する製品、安心して使える製品に仕上げていきます。 部品一つひとつの形状や素材まで考える必要があり、生産ラインにのせるための設計も担うため、新製品を世に出すための重要な職種といえます。 営業・ 職 営業・マーケティング職は製品を消費者に届けるための職種です。 市場調査やマーケット分析、販促計画やプロモーション施策立案など、幅広い知識が必要な職種といえます。 世の中に動きにもアンテナを張っておき、何をどうすれば自社製品が受け入れられるかを考えます。 施策によって成果が左右する場合もあり、収益も常に考えなければいけない重要な職種です。 生産職 実際の製品製造を担う職種です。 一言で「生産職」といっても職務は多岐に渡ります。 完成品はもちろん、製造過程もチェックする 、出荷量や部品管理などを行う 、効率的な製造を実現する生産ライン設計などさまざまです。 一つのミスは品質を左右するだけでなく、消費者の信頼感にも影響をおよぼします。 生産職が一丸となり、よりよい製品を世の中に送り出す役目を担っています。 家電業界のやりがい・魅力 家電業界のやりがいは、なんといっても「モノづくり」の前線で働けることでしょう。 研究職、開発職、生産職など家電メーカーにはさまざまな技術系職種がありますが、どの職種も自らの手で製品を手掛け、世の中に新しい価値観を届けるという共通点があります。 営業・マーケティング職といった事務系の職種は自ら製品を開発したり、作ることはしませんが、自社製品を世の中に出し、使う人に喜びを届けるという点ではモノづくり企業で働くのやりがいは感じることでしょう。 大手、中小企業問わずモノづくりに携われますが、特に大手は世界を相手にしている分野も多数あり、広い視野を持って働けるのも魅力といえます。 例えば総合電機メーカーの場合は発電プラントの輸出を行っていたり、総合家電メーカーの場合、海外での白物家電の評価はいまだに高く、AV機器なども人気があります。 大手だけでなく、特定分野に特化した中小メーカーも海外展開しているケースが多々あり、世界を相手に技術で勝負したいエンジニアにとって、まだまだ魅力的な業界といえます。 業界全体としては以前ほどの伸びは今後期待できないかもしれませんが、経済面でも技術面でも日本を支える存在であり続けるのは間違いありません。 業界平均年収も常に上位に位置しており、安定した就職先としての魅力もまだ落ちてはいないでしょう。 技術開発の面での将来性も失われていません。 既存技術を向上させる研究のほか、業界外のテクノロジーを取り入れ、より便利な世の中にするための研究開発も常に行われています。 家電業界はモノづくりを追求したい方にとっても、安定を求める方にとっても魅力的な業界といえます。 家電業界の雰囲気 家電業界はさまざまな職種で成り立っているのが一つの特徴です。 大きく分けると、開発、研究、生産職などの技術系と営業・マーケティング、人事、 などの事務系に分けられます。 技術系、特に開発、研究職は会社員でありながら研究員のような職務内容で、比較的少人数の部門がほとんどでしょう。 生産職は工場勤務が基本なので、規模も大きくシフト制で勤務する場合もあります。 技術系は職務内容の特長から男性の比率が高い傾向にあります。 一方、事務系の営業・マーケティング職などはいかに売上・収益を伸ばすかを第一に考えています。 俯瞰的なマーケット分析や数値管理、 に関わる場合はクリエイティブな視点も求められ、他の業界同様に営業感覚の高い人が多いでしょう。 営業・マーケティング職は他業界と職務内容は変わらないですが、扱う製品の特長からやはり男性比率は高いです。 家電業界に就職するには 就職の状況 家電業界全体として業績は落ちたものの、就職先としての魅力はまだ高いといえます。 家電メーカーには職種も多く、将来に向けてさまざまな可能性を秘めているのも理由の一つに挙げられます。 屋台骨として会社を支える人事や経理、ブランドや業績を左右する営業・マーケティング、新しい技術を求め続ける研究・開発職など、例に挙げたのはほんの一部ですが専門職としても一般職としても多様な働き方ができます。 また職種が多いということは、理系、文系、専攻分野問わず就職を目指せるということでもあります。 特に研究・開発職などの技術職系は各メーカー積極的な採用を行います。 大手になるほど設備や環境も充実しているので、エンジニアを目指す学生にとっては魅力的な就職先といえます。 非常に専門的かつ高度な知識が求められる仕事ですので、やはり専門で学んだ学生でないと新卒で就くのは難しいでしょう。 就職に有利な学歴・大学学部 大手に分類される家電メーカーは基本的に大卒が採用条件に挙がります。 技術職、特に研究・開発職を希望する場合は理系の学部が有利といえるでしょう。 電気や情報通信、機械系の学部で専門的に学んだ人、研究職ともなると大学院まで進んだ人は一般的に有利になります。 事務系であれば学部を問わず採用対象になります。 営業・企画・マーケティング職などは経済や経営といった流通に関することを学んでいると、仕事で役立つことも多いでしょう。 希望職種によって学んできた学部・学科が有利になりますが、最終的に採用担当官は「ヒト」で判断します。 志望動機でアピールしたり、入社後にどういった影響を会社に与えられるかを明確に伝えられるようにしましょう。 就職の志望動機で多いものは 家電業界に限ったことではありませんが、目指す業界の物事が「好き」というのは志望動機の前提です。 単純に「好き」だけでは印象に残りませんので、分野に特化したり、手掛けたい製品への熱意を伝えたり、明確な目的をしっかり伝えられるとよいでしょう。 家電メーカーは人材が大事な業界です。 研究・開発から製造、営業まで人材なくして成り立ちません。 そのため採用担当者は学歴と動機だけでなく、入社したらどのように活躍してくれるか、どのような貢献をしてくれるかなども考慮します。 採用担当者によっては学歴よりも重要視する場合もあるため、非常に大切なポイントといえます。 家電業界の転職状況 転職の状況 転職希望者にとっても家電業界はさまざまなフィールドのある、魅力的な業界といえます。 培ったスキルや経験は転職時のアピールポイントですので、給与や待遇アップのためにしっかりアピールしましょう。 転職時に気を付けるべきポイントはミスマッチです。 希望の職種で働けなかった場合、スキルが活かせないだけでなく、早々に退職するケースもあります。 また大手家電メーカーの場合、事業も多岐に渡るため将来的にまったく畑違いの分野に配属される可能性もゼロではありません。 待遇面はもちろんですが、会社の事業展開もしっかり確認した上で応募することが大事でしょう。 転職の志望動機で多いものは 家電業界での転職志望動機の主な理由にはスキルアップが挙げられます。 研究・開発職の場合、これまで経験していない分野へ挑戦できたり、新技術に挑戦できる環境が整っていたりする企業はとても魅力的です。 営業・マーケマーケティング職の場合、前職は家電業界とも限りません。 しかし新しい分野で企画に挑戦できたり、自分の力で会社に好影響を与えたりすることはスキルアップにつながるため十分志望動機としてアピールできるでしょう。 当然待遇面の向上も志望動機に挙げられます。 自分のスキルや経験を高く評価してくれれば、それだけモチベーション高く仕事に取り組めるので、そうした企業に転職を希望する方も多いでしょう。 転職で募集が多い職種 職種の多い家電業界は、営業や企画、経理や人事など他業界同様、キャリア採用が行われています。 世の中の動きに柔軟に対応するだけでなく、便利さも追求していく家電業界にとって新しい刺激を与えてくれるエンジニアは貴重な戦力です。 研究職や開発職といったエンジニア系専門の転職サイトもあるように、各企業採用に力を入れている職種といえます。 どんな経歴やスキルがあると転職しやすいか 当然ながら同業・同職種での経験は優遇されやすいでしょう。 研究開発であれば同業での開発実績がしっかりあればアピールポイントになります。 営業・企画・マーケティングも同様に過去の実績は重要視されるポイントですが、社内外問わず多くの人に関わる職種であるためマネジメント経験などもポイントになりえます。 しかし必ずしも業界経験者である必要はないようです。 現に、求人票を見てみると「業界経験不問」との記載は数多く見られます。 多岐に事業展開しているメーカーであれば、新しい人材の新しい経験・スキルはよい影響を与えてくれる要因といえます。 希望する会社の事業内容と将来の展望をしっかりリサーチし、自分のスキルを活かせる職種であれば、未経験でも転職成功する確率は十分あるでしょう。 家電業界の有名・人気企業紹介 450w 日立製作所 日立製作所は総合電機メーカーであると同時に、日本を代表する企業の一つです。 家電製品はもちろん、情報・通信システム、建設機械の開発製造、発電プラントなど幅広い事業展開を行っています。 ・創業:1910年(明治43年) ・資本金:458,7億円(2019年3月末現在) ・連結売上収益:94,806億円(2019年3月期) ・連結従業員数:295,941名(2019年3月末日現在) パナソニック パナソニックは日本を代表する総合家電メーカーです。 テレビや冷蔵庫、美容家電や乾電池まであらゆる製品を開発・製造しています。 家電製品に留まらず、住宅事業や生産設備システムなども手掛けています。 ・創業:1918年(大正7年) ・資本金:2,587億円(2019年3月末現在) ・連結売上収益:80,027億円(2019年3月期) ・連結従業員数:271,869名(2019年3月末日現在) ソニー ソニーは音響・映像機器に強みを持つメーカーです。 世界的に人気のゲームハードウェア「プレイステーション」シリーズやペットロボットシリーズ「aibo」など、革新的な製品開発に定評があります。 ・創業:1946年(昭和21年) ・資本金:8,742億円(2019年3月末現在) ・連結売上収益:86,656億円(2019年3月期) ・連結従業員数:114,400名(2019年3月末日現在) 家電業界の現状と課題・今後の展望 競争環境(国内・国外) 技術面では基本的に差はあまりなく、これからは製品ごとに各メーカーの特長を打ち出し差別化を図っています。 冷蔵庫を例に挙げると、日立は魚介や肉の鮮度保持、三菱は生活便利機能の充実、シャープは冷凍機能といったように強みがあります。 このように消費者のライフスタイルやニーズに合わせて、各メーカーは付加価値を高めているようです。 海外に目を向けると、中国や韓国メーカーとの価格競争で遅れをとっているのが現状です。 国内メーカーは価格で勝負するのではなく、高付加価値製品や高価格帯の製品をラインナップし、収益アップを目指す傾向にあります。 最新の(技術の)動向 前記しましたが、基本的な技術は各メーカーで大差ないため、これからは業界外の新技術をとり入れて、新たな価値観を創出していくことが求められています。 将来ポイントとなる新技術は「IoT」「ビッグデータ」「AI」の3つといわれています。 家電とインターネットをつなぐ「IoT」は遠隔操作を可能にし、「AI」はユーザーの製品利用の傾向を学習し、より使いやすくしてくれます。 「ビッグデータ」はユーザーの利用情報をメーカーが蓄積することで、便利で本当に役立つ機能の開発につなげられる技術です。 こうした新技術を上手に活用できるメーカーが今後伸びていくと考えられています。 業界としての将来性 白物家電をはじめ、広く家電製品が各家庭・個人に行きわたっている現在、高度成長期のような爆発的な伸びを望むのは難しいでしょう。 しかし、国内家電メーカーの技術力や開発力が衰えたわけではありません。 次世代の技術を活用し、新しい価値観を世に送り出すやりがいは、十分残っている業界といえます。 企業によっては培った技術や新しい技術を応用し、他分野への事業展開にも力を入れはじめているため、広い視野を持って働きたい方にとってもまだまだ魅力的な業界でしょう。

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精密機器業界の特徴とビジネスモデルを理解しよう• 精密機器業界の現状と課題・未来• 精密機器・事務機器業界にはどんな仕事があるのか、職種の情報• 精密機器・事務機器業界に向く人、向かない人はどんな人か• 精密機器・事務機器業界メーカー上位企業の特徴と業績 この記事では 精密機械業界の現状と課題、そして未来について、分かり易く解説します。 精密機械業界入門編として活用してください。 尚、医療機器業界、産業用機械業界や、産業用機械を事業の一つとして製造している電機業界、電子部品業界、自動車部品業界に関しては別の記事でまとめていますので、そちらも併せて活用してください。 カメラ事業の現状と課題: カメラ事業はコンパクトデジタルカメラの需要がスマートフォンに置き換わり、コンパクトデジタルカメラの市場は大幅に縮小しています。 カメラはファッション的な要素や、ブランドのステイタス性もある商品ですが、基本的には機能によって消費される商品です。 その機能を売りにしてきた日本のメーカーも、 コンパクトカメラで撮る写真のレベルであればスマートフォンで代替でき、しかもSNSの普及によってシェアする行為が写真を撮るという行為と強く結びついたため、2011年から激減のトレンドになっており、 現在でも下げ止まっていません。 そのため 、コンパクトデジタルカメラの製造を縮小、もしくは撤退し、その技術を他の製品に応用する流れになっています。 一眼レフやミラーレスのレンズ交換式カメラに関しては、プロユースや、カメラ・写真が趣味のコア層の需要、仕事・記録需要や、スマートフォンではものたりない人生の特別な機会を写真で残したいという需要の受け皿、 スマートフォンでは代替できない需要があるため、全体としては縮小トレンドにあるものの下げ止まりも予測されています。 しかし BtoC市場に頼っていては成長できないのは明らかです。 従って 精密機器メーカーはカメラ開発で培ってきた技術を、産業印刷事業や医療事業、ネットワークカメラ事業、情報ネットワーク事業などのBtoB市場に応用し、個人向け製品の減少を補っていく方針を立てています。 腕時計もBtoC精密機器の代表的な製品ですが、スマートフォンで時計機能は十分補えるものの、ファッション性やブランドのステイタス性によってコンパクトカメラのような影響は受けていません。 一部にはグランドセイコーなどの高級時計が好調であったり、Gショックが再びブームになるなどのポジティブなトレンドも出てきています。 事務機器・OA機器の現状と課題 精密機器のBtoB製品として代表的なのがコピー機やプリンター、ファックスや複合機といった事務機器・OA機器です。 もちろん一部は一個人・家庭用としてBtoC製品でもありますが、ここでは法人需要を中心に解説します。 上記の事務機器に共通するのが、紙を媒体として情報を記録するという機能、情報をのせた紙媒体が記録として保存されたり、必要な人にシェア、回覧することでビジネスにとって必要不可欠な機器として成長してきました。 インターネットが一般の社会インフラとして普及する以前は、ビジネス上の文章のやりとりはファックスや書類の受け渡しによって処理されていたため、コピー機やプリンター、ファックスを製造しているキヤノン、リコー、富士ゼロックス、エプソン、コニカミノルタ、等のメーカーは事務機ビジネスによって飛躍的な成長を遂げ、世界市場でも高いシェアを獲得しています。 しかし、 インターネットの普及が急激に進み、PCの一人1台所有が常識となり、ビジネス文章がE mail中心、携帯情報端末の普及、クラウドサービス等のネットワーク技術が高度化、普及してきたことによって、データや情報を紙に記録する必要性が薄れ、むしろネットワークサーバーやクラウドを通じて、デジタルデータでやり取りをする時代になりました。 この 劇的な変化が起こったのはWindows 95が発売された1995年以降のことなので、ここ 20年~25年のことです。 もちろん 紙に記録する需要は根強いものもありますが、環境や資源に対する意識も変わってきて、デジタルで済むものはデジタルでというのが時代の要請になっています。 この間、日本経済は低成長、停滞期であり、企業もコスト削減のためにコピー機械の設置台数を削減して、極力無駄なコピー、過剰なコピーを取らないようにしてきたという流れもあります。 この デジタル化、ペーパレス化は事務機器を製造している精密機器メーカーにとっては大きなインパクトを与えています。 具体的に2018年上期(1月~6月)の出荷実績を金額、台数、前年同期比でみてみると以下の様な結果になっています。 出典:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会 品目 2018年上半期(1~6月) 金額 百万円 前年同期比 台数 前年同期比 複写機・複合機 モノクロ複写機・複合機 国内向け 16,026 87. また上記の表で分かるように、 事務機器ビジネスは圧倒的に海外向けの比率が高く、ビジネスはグローバルに展開されています。 欧米はもちろん重要な市場ですが、先進国はペーパレス化が進行しているため、どちらかと言えば守りの市場であり、各社とも新興国マーケットの需要開拓に注力しています。 新興国の開拓には低価格モデルを新興国様に開発する、またはランニングコストを低く抑える事業モデルをつくるなどの工夫をして、 製品のライフサイクル全体のコストを安くすることが重要になっています。 ソリューションビジネスへのシフト 事務機ビジネスは精密機械メーカーの事業の重要な柱ではありますが、 現状のビジネスモデルでは各社の技術が高いところで同質化して、差別化が難しいことや、企業側のコスト意識もシビアになって、コピーカウントコストも含めた価格競争が販売の現場では繰り広げられています。 特に国内市場は市場の成熟化とペーパレス化が進行しており、今までと同じビジネスモデルでは利益が出にくい状況、特に販売会社には厳しい状況が続いています。 現在では 企業内情報ネットワークに対する課題を企業と共有し、その課題に対するソリューション全般を提案する、ソリューション営業を行って、その中でプリンタ、複合機、通信機器、LAN、ウィルス対策などを 文書管理システムとして提案、ソリューションの一環として自社の事務機を提案、販売していくことが求められています。 医療機器事業への注力 精密機器メーカーの一つである オリンパスはカメラも製造していますが、その実態は内視鏡メーカーであり、 内視鏡市場では世界で圧倒的なシェアを握っています。 また キヤノンも、X線撮影装置や眼底カメラ等の医療機器を展開していましたが、2016年に東芝の医療機器子会社であった東芝メディカルシステムズを買収し、医療機器事業へのフォーカスを鮮明にしました。 コンピューター断層撮影装置(CT)や超音波診断装置などの画像診断装置等の医療機器事業を手に入れ、社名をキヤノンメディカルシステムズとしてそれぞれの技術シナジーと投資によって事業を成長させていく計画です。 産業分野への注力 精密機器メーカーは オンデマンド印刷という分野の印刷機も手掛けています。 少量の商業印刷物、名刺やチラシやカタログ、パンフレットまで断裁や製本までをワンストップで行う、業務用高速デジタル印刷機と後加工機の一貫印刷ラインまで含めた商業印刷事業を強化する動きも出ています。 代表的な部品製造用の精密機器の一つである、 半導体露光装置はオランダのASML社が世界でトップシェアを握っていますが、ニコン、キヤノンも有力なメーカーです。 また 大型の精密機器であるFPD(Flat Panel Display)露光装置はキヤノンやニコンがtr掛けておりこの2社で世界の市場を独占している状況です。 産業機器は最終製品(例えばスマートフォンや大型液晶ディスプレイ)の需要動向と競合企業の技術開発によって大きな影響を受けてしまう傾向はありますが、 圧倒的な技術力、専門性によって世界のシェアを握ることが可能な分野、必要な分野なのです。 精密機器メーカーはネットワークカメラや監視システムなど、培ってきた技術を応用して展開できるビジネスなど、産業機器、医療機器を含めたBtoBビジネスに益々注力していくことが予想されます。 まとめ 精密機器メーカーの主要事業の現状と課題、そしてそこから考えられる未来への戦略を中心に解説してきました。 精密機器も日本が世界に誇る産業であることに変わりはなく、大手企業はグローバルに事業を展開しています。 ビジネスモデルの記事と併せて読めば、短時間で精密機器業界の重要なポイントは理解できると思います。 この業界に興味を繋ぐことができた人は、精密機械業界に特徴的な職種や仕事の内容、精密機器メーカーに勤める人の「やりがい」やモチベーションはどんなものなのか、また精密機器メーカーに向いている人、向かない人はどういう人なのかについてもチェックしておきましょう。 この記事を読んだ人は、以下の記事も併せて読んでいます。

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家電業界とは 家電業界はテレビやパソコン、洗濯機や冷蔵庫など生活にも仕事にも必要不可欠なモノを開発・製造する業界です。 国内における代表的な家電企業はパナソニック、ソニー、東芝、日立製作所、シャープなどが挙げられます。 日本の家電製品は品質も技術力も高く世界的な信頼を得ているため、長らく日本経済を支えてきた存在です。 近年は世界規模の経済不況や海外家電メーカーの台頭も目立ち、業界全体の業績は悪化しています。 特に中国や韓国などの家電メーカーは低価格帯の製品も多く、価格競争で国内メーカーは遅れをとっています。 景気回復や買い替え需要も高まり国内家電メーカーの売り上げは伸びつつありますが、各社頭打ちの状態で業績は横ばいを続けています。 しかし日本の家電業界は品質、技術力が落ちたわけではありません。 製品の研究開発は積極的に行われているため、技術者を目指したい人にとってはまだまだ魅力的な業界といえます。 家電業界の役割 家電業界は人の生活に役立つモノの開発・製造が主な役割といえるでしょう。 しかし技術力での競争は飽和状態といえるため、今後は各メーカーの特色や強みを伸ばすと共に、いかに製品の付加価値を高めてユーザーに提供できるかが差別化のポイントとなっているようです。 業界全体の業績が悪化したとはいえ、日本経済を支える分野の一つであることに変わりありません。 業績の悪化は従業員のみならず、メーカーをとりまくあらゆる業界に悪影響を与えます。 大手家電メーカーの場合、協力会社にも影響を与えるため、日本経済全体を円滑にするための社会的役割も担っていると言っても過言ではないでしょう。 加えて、「メイド・イン・ジャパン」の代名詞ともいえる業界ですので、研究開発はもちろん製造現場に至るまで技術大国日本を支えている存在ともいえます。 総合家電メーカー 総合家電メーカーは白物と呼ばれる洗濯機や冷蔵庫、黒物と呼ばれるテレビやオーディオ機器などをはじめ、家庭で使われる製品を開発・製造する企業です。 パナソニックやシャープなどが代表的な総合家電メーカーです。 消費者ニーズに合わせた幅広い製品展開をすることで業績を伸ばしてきましたが、昨今はその幅広い事業展開が収益率の伸び悩みを招いているようです。 今後は製品分野の取捨選択やOEM生産を活用するなどして業績回復を目指すと考えられます。 音響・映像機器メーカー 音響・映像機器メーカーはオーディオや周辺機器、ビデオカメラなどの開発・製造に強みを持つ企業です。 ソニーやJVCケンウッド、オンキヨーなどが代表的な情報・通信機器メーカーです。 趣味・娯楽家電の分野ですので、一般的なユーザーから熱狂的なマニアまで幅広い層に製品を提供しています。 各社で特色が出やすく、ソニーは幅広い商品群、JVCケンウッドはカーナビ・カーオーディオ、オンキヨーはオーディオ機器といったようにそれぞれ強みを持っているのも特長です。 家電業界の職種 研究職 研究職は新製品開発につなげるための研究を行う職種です。 当然ながら分野ごとに研究内容は変わります。 例えば冷蔵庫の場合、野菜の鮮度を保つための仕組みを研究したり、庫内の気流を研究したりなど非常に専門的な研究を行います。 ソフトウェア開発や基盤設計、素材開発などを行う場合もあり、高度な専門知識が求められます。 開発職 研究を経て得られた技術を具体化し、製品化を行う職種です。 商品として成り立たせるための設計を行い、試作を繰り返し、消費者が満足する製品、安心して使える製品に仕上げていきます。 部品一つひとつの形状や素材まで考える必要があり、生産ラインにのせるための設計も担うため、新製品を世に出すための重要な職種といえます。 営業・ 職 営業・マーケティング職は製品を消費者に届けるための職種です。 市場調査やマーケット分析、販促計画やプロモーション施策立案など、幅広い知識が必要な職種といえます。 世の中に動きにもアンテナを張っておき、何をどうすれば自社製品が受け入れられるかを考えます。 施策によって成果が左右する場合もあり、収益も常に考えなければいけない重要な職種です。 生産職 実際の製品製造を担う職種です。 一言で「生産職」といっても職務は多岐に渡ります。 完成品はもちろん、製造過程もチェックする 、出荷量や部品管理などを行う 、効率的な製造を実現する生産ライン設計などさまざまです。 一つのミスは品質を左右するだけでなく、消費者の信頼感にも影響をおよぼします。 生産職が一丸となり、よりよい製品を世の中に送り出す役目を担っています。 家電業界のやりがい・魅力 家電業界のやりがいは、なんといっても「モノづくり」の前線で働けることでしょう。 研究職、開発職、生産職など家電メーカーにはさまざまな技術系職種がありますが、どの職種も自らの手で製品を手掛け、世の中に新しい価値観を届けるという共通点があります。 営業・マーケティング職といった事務系の職種は自ら製品を開発したり、作ることはしませんが、自社製品を世の中に出し、使う人に喜びを届けるという点ではモノづくり企業で働くのやりがいは感じることでしょう。 大手、中小企業問わずモノづくりに携われますが、特に大手は世界を相手にしている分野も多数あり、広い視野を持って働けるのも魅力といえます。 例えば総合電機メーカーの場合は発電プラントの輸出を行っていたり、総合家電メーカーの場合、海外での白物家電の評価はいまだに高く、AV機器なども人気があります。 大手だけでなく、特定分野に特化した中小メーカーも海外展開しているケースが多々あり、世界を相手に技術で勝負したいエンジニアにとって、まだまだ魅力的な業界といえます。 業界全体としては以前ほどの伸びは今後期待できないかもしれませんが、経済面でも技術面でも日本を支える存在であり続けるのは間違いありません。 業界平均年収も常に上位に位置しており、安定した就職先としての魅力もまだ落ちてはいないでしょう。 技術開発の面での将来性も失われていません。 既存技術を向上させる研究のほか、業界外のテクノロジーを取り入れ、より便利な世の中にするための研究開発も常に行われています。 家電業界はモノづくりを追求したい方にとっても、安定を求める方にとっても魅力的な業界といえます。 家電業界の雰囲気 家電業界はさまざまな職種で成り立っているのが一つの特徴です。 大きく分けると、開発、研究、生産職などの技術系と営業・マーケティング、人事、 などの事務系に分けられます。 技術系、特に開発、研究職は会社員でありながら研究員のような職務内容で、比較的少人数の部門がほとんどでしょう。 生産職は工場勤務が基本なので、規模も大きくシフト制で勤務する場合もあります。 技術系は職務内容の特長から男性の比率が高い傾向にあります。 一方、事務系の営業・マーケティング職などはいかに売上・収益を伸ばすかを第一に考えています。 俯瞰的なマーケット分析や数値管理、 に関わる場合はクリエイティブな視点も求められ、他の業界同様に営業感覚の高い人が多いでしょう。 営業・マーケティング職は他業界と職務内容は変わらないですが、扱う製品の特長からやはり男性比率は高いです。 家電業界に就職するには 就職の状況 家電業界全体として業績は落ちたものの、就職先としての魅力はまだ高いといえます。 家電メーカーには職種も多く、将来に向けてさまざまな可能性を秘めているのも理由の一つに挙げられます。 屋台骨として会社を支える人事や経理、ブランドや業績を左右する営業・マーケティング、新しい技術を求め続ける研究・開発職など、例に挙げたのはほんの一部ですが専門職としても一般職としても多様な働き方ができます。 また職種が多いということは、理系、文系、専攻分野問わず就職を目指せるということでもあります。 特に研究・開発職などの技術職系は各メーカー積極的な採用を行います。 大手になるほど設備や環境も充実しているので、エンジニアを目指す学生にとっては魅力的な就職先といえます。 非常に専門的かつ高度な知識が求められる仕事ですので、やはり専門で学んだ学生でないと新卒で就くのは難しいでしょう。 就職に有利な学歴・大学学部 大手に分類される家電メーカーは基本的に大卒が採用条件に挙がります。 技術職、特に研究・開発職を希望する場合は理系の学部が有利といえるでしょう。 電気や情報通信、機械系の学部で専門的に学んだ人、研究職ともなると大学院まで進んだ人は一般的に有利になります。 事務系であれば学部を問わず採用対象になります。 営業・企画・マーケティング職などは経済や経営といった流通に関することを学んでいると、仕事で役立つことも多いでしょう。 希望職種によって学んできた学部・学科が有利になりますが、最終的に採用担当官は「ヒト」で判断します。 志望動機でアピールしたり、入社後にどういった影響を会社に与えられるかを明確に伝えられるようにしましょう。 就職の志望動機で多いものは 家電業界に限ったことではありませんが、目指す業界の物事が「好き」というのは志望動機の前提です。 単純に「好き」だけでは印象に残りませんので、分野に特化したり、手掛けたい製品への熱意を伝えたり、明確な目的をしっかり伝えられるとよいでしょう。 家電メーカーは人材が大事な業界です。 研究・開発から製造、営業まで人材なくして成り立ちません。 そのため採用担当者は学歴と動機だけでなく、入社したらどのように活躍してくれるか、どのような貢献をしてくれるかなども考慮します。 採用担当者によっては学歴よりも重要視する場合もあるため、非常に大切なポイントといえます。 家電業界の転職状況 転職の状況 転職希望者にとっても家電業界はさまざまなフィールドのある、魅力的な業界といえます。 培ったスキルや経験は転職時のアピールポイントですので、給与や待遇アップのためにしっかりアピールしましょう。 転職時に気を付けるべきポイントはミスマッチです。 希望の職種で働けなかった場合、スキルが活かせないだけでなく、早々に退職するケースもあります。 また大手家電メーカーの場合、事業も多岐に渡るため将来的にまったく畑違いの分野に配属される可能性もゼロではありません。 待遇面はもちろんですが、会社の事業展開もしっかり確認した上で応募することが大事でしょう。 転職の志望動機で多いものは 家電業界での転職志望動機の主な理由にはスキルアップが挙げられます。 研究・開発職の場合、これまで経験していない分野へ挑戦できたり、新技術に挑戦できる環境が整っていたりする企業はとても魅力的です。 営業・マーケマーケティング職の場合、前職は家電業界とも限りません。 しかし新しい分野で企画に挑戦できたり、自分の力で会社に好影響を与えたりすることはスキルアップにつながるため十分志望動機としてアピールできるでしょう。 当然待遇面の向上も志望動機に挙げられます。 自分のスキルや経験を高く評価してくれれば、それだけモチベーション高く仕事に取り組めるので、そうした企業に転職を希望する方も多いでしょう。 転職で募集が多い職種 職種の多い家電業界は、営業や企画、経理や人事など他業界同様、キャリア採用が行われています。 世の中の動きに柔軟に対応するだけでなく、便利さも追求していく家電業界にとって新しい刺激を与えてくれるエンジニアは貴重な戦力です。 研究職や開発職といったエンジニア系専門の転職サイトもあるように、各企業採用に力を入れている職種といえます。 どんな経歴やスキルがあると転職しやすいか 当然ながら同業・同職種での経験は優遇されやすいでしょう。 研究開発であれば同業での開発実績がしっかりあればアピールポイントになります。 営業・企画・マーケティングも同様に過去の実績は重要視されるポイントですが、社内外問わず多くの人に関わる職種であるためマネジメント経験などもポイントになりえます。 しかし必ずしも業界経験者である必要はないようです。 現に、求人票を見てみると「業界経験不問」との記載は数多く見られます。 多岐に事業展開しているメーカーであれば、新しい人材の新しい経験・スキルはよい影響を与えてくれる要因といえます。 希望する会社の事業内容と将来の展望をしっかりリサーチし、自分のスキルを活かせる職種であれば、未経験でも転職成功する確率は十分あるでしょう。 家電業界の有名・人気企業紹介 450w 日立製作所 日立製作所は総合電機メーカーであると同時に、日本を代表する企業の一つです。 家電製品はもちろん、情報・通信システム、建設機械の開発製造、発電プラントなど幅広い事業展開を行っています。 ・創業:1910年(明治43年) ・資本金:458,7億円(2019年3月末現在) ・連結売上収益:94,806億円(2019年3月期) ・連結従業員数:295,941名(2019年3月末日現在) パナソニック パナソニックは日本を代表する総合家電メーカーです。 テレビや冷蔵庫、美容家電や乾電池まであらゆる製品を開発・製造しています。 家電製品に留まらず、住宅事業や生産設備システムなども手掛けています。 ・創業:1918年(大正7年) ・資本金:2,587億円(2019年3月末現在) ・連結売上収益:80,027億円(2019年3月期) ・連結従業員数:271,869名(2019年3月末日現在) ソニー ソニーは音響・映像機器に強みを持つメーカーです。 世界的に人気のゲームハードウェア「プレイステーション」シリーズやペットロボットシリーズ「aibo」など、革新的な製品開発に定評があります。 ・創業:1946年(昭和21年) ・資本金:8,742億円(2019年3月末現在) ・連結売上収益:86,656億円(2019年3月期) ・連結従業員数:114,400名(2019年3月末日現在) 家電業界の現状と課題・今後の展望 競争環境(国内・国外) 技術面では基本的に差はあまりなく、これからは製品ごとに各メーカーの特長を打ち出し差別化を図っています。 冷蔵庫を例に挙げると、日立は魚介や肉の鮮度保持、三菱は生活便利機能の充実、シャープは冷凍機能といったように強みがあります。 このように消費者のライフスタイルやニーズに合わせて、各メーカーは付加価値を高めているようです。 海外に目を向けると、中国や韓国メーカーとの価格競争で遅れをとっているのが現状です。 国内メーカーは価格で勝負するのではなく、高付加価値製品や高価格帯の製品をラインナップし、収益アップを目指す傾向にあります。 最新の(技術の)動向 前記しましたが、基本的な技術は各メーカーで大差ないため、これからは業界外の新技術をとり入れて、新たな価値観を創出していくことが求められています。 将来ポイントとなる新技術は「IoT」「ビッグデータ」「AI」の3つといわれています。 家電とインターネットをつなぐ「IoT」は遠隔操作を可能にし、「AI」はユーザーの製品利用の傾向を学習し、より使いやすくしてくれます。 「ビッグデータ」はユーザーの利用情報をメーカーが蓄積することで、便利で本当に役立つ機能の開発につなげられる技術です。 こうした新技術を上手に活用できるメーカーが今後伸びていくと考えられています。 業界としての将来性 白物家電をはじめ、広く家電製品が各家庭・個人に行きわたっている現在、高度成長期のような爆発的な伸びを望むのは難しいでしょう。 しかし、国内家電メーカーの技術力や開発力が衰えたわけではありません。 次世代の技術を活用し、新しい価値観を世に送り出すやりがいは、十分残っている業界といえます。 企業によっては培った技術や新しい技術を応用し、他分野への事業展開にも力を入れはじめているため、広い視野を持って働きたい方にとってもまだまだ魅力的な業界でしょう。

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