新聞 記者 原作。 新聞記者のラストシーン・結末のネタバレ!最後の杉原のごめんの口パクの意味についても

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東京新聞で望月記者が自由に取材できる背景は? 問題意識と覚悟が生んだ映画「新聞記者」 前回は、日本映画が政治をテーマにした作品を作りづらくなっている背景について考察した。 そんななかで上映された『映画「新聞記者」』は、日頃、政権に批判的な東京新聞の望月衣塑子記者の同名ベストセラーを原案に製作された作品だ。 前回は、本作の誕生には、現在の政治状況に問題意識を強めたエグゼクティブプロデューサー河村光庸氏の行動力や覚悟があったこと、テレビ局から仕事がもらえなくなることを懸念し協力できなかった制作プロダクションも存在したことなど、日本映画界、さらには日本のメディア界など、いま日本を覆う空気にも言及した。 今回は、忖度する空気が蔓延する中、原案となった「新聞記者」の著者・望月衣塑子記者がなぜ政権に批判的な姿勢を貫くことができるのか、その背景を考えてみたい。 新聞記者といえども組織内ジャーナリストである 望月記者については、以前、安倍政権の大番頭・菅官房長官の定例記者会見で、毎回のようにバトルを繰り返している記者であることを取り上げた。 度重なる質問攻めに業を煮やした官邸サイドは、望月記者が2018年12月の記者会見で沖縄・辺野古沿岸の土砂投入について「現場ではいま、赤土が広がっております」と質問したことに対し、報道室長名で「特定の記者が事実に基づかない質問を繰り返している」と反論。 内閣記者会(記者クラブ)に問題意識の共有を求めたことで、逆に批判を招いた。 多くの記者は、政権が不都合な記者を排除することに理解を示したら、明日は我が身という危惧を覚えたのかもしれない。 ただ、新聞記者といえども組織内ジャーナリストだ。 外部からの圧力や批判、あるいは新聞社上層部が政権に忖度したら、職場を変えられる運命にある職業でもある。 しかし、長い間、彼女は会見に出席し続けている。 その背景を考えたい。 東京新聞経営陣の静かなる覚悟と使命感を感じる 新聞記者を生かすも殺すも経営陣の考え方次第 東京新聞は、中日新聞の東京本社が発行する一般紙である。 関東地方のブロック紙ではあるが、中部地方や北陸などで発行される中日新聞も合わせると、ある意味全国紙的な新聞ともいえる。 とくに、中日新聞は名古屋市をはじめ中部地方では圧倒的なシェアを誇り、地方紙の雄でもある。 その中日新聞の社長・大島宇一郎氏は創業家の大島家出身。 若い頃は東京新聞政治部で記者経験のある人物だ。 大島宇一郎 中日新聞社(旧:新愛知)の創業家である大島家の出身。 愛知県立旭丘高等学校35期を経て、1987年に早稲田大学政治経済学部卒業。 同年に中日新聞社入社。 2013年に同社取締役、2015年に同社常務取締役東京本社代表に就任。 2017年より現職。 (出典:) 人柄は温厚で極めて常識人。 将来の経営陣になるべく、その後、経済部や人事部も経験し、まだ50代の若き経営者である。 しかし、当時は政権批判に対して、政権もある程度、許容する度量があった。 竹下登は生前、「自民党政権は7割批判されて、3割褒められるくらいがちょうどいい」とも語っていた。 野党やマスコミの追求を受けて立ってこそ、民主主義が成立するし、国がおかしな方向に向かうことはないことを彼は戦争を体験し、感じていたのかもしれない。 話を戻すと、大島社長が「もしも望月はやばい記者だ」と考え、下に異動を命じれば、彼女が官房長官でバトルを繰り返すことはなかったはずだ。 それを容認したのは、大島社長自身がメディアの使命と責任を胸に秘めているからだと思う。 日本は形だけの民主主義国家になるのか? 総理大臣に選出されるのは、衆議院の多数を握った政治家である。 その衆議院の選挙制度が1選挙区から複数の当選者を出す中選挙区から、1人しか当選できない小選挙区制に変わると、自民党政権がメディアに求める基準も変化した。 かつて竹下元首相が言っていた「批判7:賛同3」から「批判5:賛同5」、そして最近は批判を許さないという空気を感じる。 狭量なる政権の体質である。 しかし、政権を擁護、あるいは賛同するメディア、文化人、経営者らには賞賛と笑顔で接する。 仮に、日本が共産主義政権になって、同じ状況になったときに、野に下った現政権の人たちは「OK!」と笑顔で狭量な政治を許すだろうか? どんな権力者もいずれ一市民に戻る。 国家の土台は自由と民主主義が基本でなければ、その報いは自分に降りかかる。 映画『新聞記者』は、最後に強烈なメセージを盛り込んでいる。 本作は若き女性記者・吉岡エリカが政権内の腐敗を暴くストーリーだが、その過程で良心の呵責にさいなまれた内閣情報調査室の官僚・杉原が彼女の取材に協力する。 最後に、その杉原の上司・多田内閣参事官が放った言葉とは・・・ 「日本の民主主義は形だけでいい」 これこそ映画『新聞記者』が伝えたかった警告メッセージだったのではないか。

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女優も評価される新聞記者の映画!シム・ウンギョンの演技とは?

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映画『新聞記者』は東京新聞・望月衣塑子記者の同名ベストセラー「新聞記者」(角川新書)を原案に、政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者・吉岡(シム・ウンギョン)と、理想に燃え公務員の道を選んだある若手エリート官僚・杉原(松坂桃李)との対峙・葛藤を描いた完全オリジナル・ストーリー。 望月記者が出演するのは、吉岡と杉原ら登場人物たちが、劇中で度々眺めるPC上に映し出される鼎談番組。 本鼎談は台本なし、ぶっつけ本番の完全ノンフィクション。 同調圧力に満ち、フェイクニュースが社会を揺さぶるメディアの激動期に、それぞれの立場で同調圧力に負けずに、個の力で立ち、発信を続けてきた話題のメンバーが集結して何が話し合われるのか? 鼎談が暗示する、政界の闇の正体とは? フィクションと現実がダイレクトにリンクする、今だかつてなかった新しい作りに仕上がっている本作が、近年の日本映画が避けてきたタブーの領域に大きく踏み込む ! 望月衣塑子 Profile 1975年生まれ。 東京新聞社会部記者。 2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。 その後、防衛省の武器輸出、軍学共同などをテーマに取材。 17年4月以降は、森友学園、加計学園問題の取材チームの一員となり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている。 二児の母。 自由なはずの現代社会で発言がはばかられるのはなぜなのか。 6月7日(金)沖縄、6月17日(月)東京、6月21日(金)大阪にて、望月衣塑子氏、前川喜平氏による、映画公開記念シンポジウムの開催も決定。 youtube. 日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある強い思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査をはじめる。 一方、内閣情報調査室の官僚・杉原(松坂桃李)は葛藤していた。 「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、与えられた任務は現政権に不都合なニュースのコントロール。 愛する妻の出産が迫ったある日彼は、久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するのだが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。 真実に迫ろうともがく若き新聞記者。 「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。

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『新聞記者』感想(ネタバレ)…映画は観客さえも暴く : シネマンドレイク:映画感想&レビュー

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東京新聞社会部記者。 慶應義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。 千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。 2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。 東京地裁・高裁での裁判を担当し、その後経済部記者、社会部遊軍記者として、防衛省の武器輸出、軍学共同などをテーマに取材。 17年4月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一員となり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている 本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです --このテキストは、版に関連付けられています。 著者について 官邸の定例会見で官房長官に不思議な主張を長時間行い、記者クラブの司会者から「質問は要点をまとめて簡潔にお願いします」と注意を受けても、官房長官から「この場は政府に関する質疑をする場で、あなたの要求に答える場ではない」と注意されても主張を止めない様子を動画サイトでみて、どのような人物か興味が沸き読んでみた。 やはりこの人物は、基本的に思い込みが強く、結論ありきで客観的な事実を軽視(未確定の情報や憶測で結論に至っている)している印象を受けた。 相手の立場や意見を推し量れず、現実からズレた自己主張を繰り返し、周りから相手にされなくなっただけなのに「私の追及から逃げるなんてやましいことがあるに違いない」と思い込んで、執拗に攻撃しているとも受け取れる。 周囲からの指摘や注意をすべて跳ね除け、周りから味方が一人もいなくなっても一切省みることなく周囲を悪として切り捨て、ひたすら自分を正当化する神経は凄いとしか言いようがない。 悪人を退治する的なフィクション小説を書いたら面白いに違いない。 話題の本でしたがなかなか手にとる機会がなかったのですが 某108円で本が売られてる店で売ってたので購入しました 道中に読破したんですが読後感があまりいいものじゃなかった 彼女の生い立ち新聞記者になるまでの話両親をがんで失ったという身の上話はともかく ここ数年のいわゆるもりかけ事件や山口敬之氏の伊藤詩織さんに対しての レイプ疑惑などを明らかに偏った目線で安倍政権が悪いに結び付ける描写はどうかと思いました なんかまるで自民党が悪の権化のように書かれててあまりいい気分はしませんでした 新聞記者ならもう少し客観的に記事を書けないのかと ここのレビューにもありますが野党から立候補するつもりなの?とそれを思いました ジャーナリストとして官房長官に喰ってかかる望月記者に敬意を払いたい。 望月記者は菅官房長官定例会見に風穴を開けたが、これは特異なことでは一切無く、それまでの記者クラブ、少なくとも現在の日本のジャーナリストの姿勢がおかしかったのである。 本書は後半に進むにつれて痛快であるが、本書に大きく欠けている点がある。 それはジャーナリズムとは何か、ジャーナリストの仕事とは何であるかについての解説である。 よってその知識が欠けていると、ジャーナリストとして当たり前のことをしている望月記者に対して、本書を読んでも結局奇異な人だという感想に留まってしまうことはあるだろう。 しかしながら、ジャーナリズム論についてはジャーナリスト本人による解説より、即ち例えば本書の中で展開されるよりも、研究者によってなされる方が適切であると思う。 従って、本書を読むにあたっては適当なジャーナリズム論の解説書を併読されることをお勧めする。 書店の新書コーナーに平積みされていたので手にとってみました。 どこの新書も、「最先端の「知」を手軽に読者に届ける」と言うポリシーを謳っており、 事実国際的な経済情勢の分析や最先端の宇宙物理学、脳神経科学や数学の最新のレポートを纏めた著作物も多い中で、同じ「新書」のカテゴリーの中にこんな本が紛れ込んでいるところに、出版社の見識の低さを感じてしまいます。 自然科学にせよ人文科学にせよビジネスにせよ、「感情」や「情熱」はその結果を求める為に必要ですが、この著者としての「結論」は既に決まっていて、それを感情的にがなりたてるだけの内容には全く共感できません。 むしろ、これまで求められた客観的な事実を淡々と記述する自然科学や経済学の書籍にこそ、真実を求めてきた著者の感情や情熱を感じますが、この人の文章は結論ありきで歪んだメガネをかけたまま歩んできた過程を露出されているようで、とても読むに耐えません。 読者は、新書選びにも「目利きが必要である」ことを喚起してくれる点だけが(知的な意味では)唯一の美点です。

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