コロナ 舌 が しびれる。 舌痛症とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル

新型コロナウイルス、症状は? 風邪とどう違う? 医師が解説

コロナ 舌 が しびれる

1.受診するか否かのチェックポイント 舌にしびれが起き、以下に当てはまる場合は、医療機関の受診をお薦めします。 1-1.症状が少しずつ進行する 舌のしびれが、ときどき出現する程度なら、いきなり医療機関を受診することなく様子をみましょう。 様子を見ることはとても大事なことで、多くの場合は自然に消失します。 ただし、少しずつ舌のしびれが進行(悪化)するようであれば医療機関を受診しましょう。 1-2.舌のしびれ以外の症状がある 舌のしびれ以外に、舌に痛みを感じる、味覚を感じない、手足がしびれる、倦怠感、息切れ、口腔内が乾燥するといった症状が合併する場合は、医療機関を受診しましょう。 受診する科としては、 一般内科もしくは脳神経内科がお勧めです。 1-3.舌に何かができている 必ず、鏡で舌を見ましょう。 赤くなっていたり、腫れていたり、 何かができている場合は、口腔外科を受診しましょう。 歯ブラシでこすってみたりしても、「なんか変」ということはあるでしょう 2.舌のしびれの病気、7つの代表例 舌のしびれを引き起こす代表例をご紹介します。 2-1.神経痛 舌を支配する神経に神経痛が生じていると、舌のしびれを感じることがあります。 舌のしびれを訴える患者さんに詳しく話を伺って、 「しびれとともに、電気が走るような感覚」を訴える場合は神経痛を疑います。 ちなみに、舌は2つの神経の支配領域に分かれています。 舌の神経痛の多くは、「 動脈硬化を起こした血管が神経を圧迫する」というメカニズムで発生します。 治療としては、 抗痙攣薬「カルバマゼピン(商品名:テグレトール)」を処方します。 神経伝達を抑えて痛みを感じにくくする薬ですが、神経痛の場合は著効します。 判断に迷う場合には、いったん処方してみて効果判定による診断、いわゆる診断的治療を行う場合もあります。 三叉神経(図) 2-2.欠乏症 何か栄養素が足りない場合に、舌のしびれをが生じることがあります。 この場合は、他の症状も合併することが多いです。 下記が疑われた場合は、 血液検査を行います。 亜鉛欠乏:亜鉛欠乏症では、唾液分泌量の減少、口腔内乾燥、味を感じなくなります。 その結果、舌のしびれを感じます。 鉄欠乏性貧血:貧血に伴う一般的な症状である身体のだるさ、めまい、耳鳴り、息切れを認めることが多いです。 同時に、舌炎や口唇炎にともなって、舌が熱くほてるような感じやしびれを訴えます。 ハンター舌炎( ビタミンB12欠乏):血液を作るために必要なビタミンB12が不足することで舌の表面にある乳頭が萎縮し舌炎を生じます。 普通の生活をしていて、ビタミンB12が欠乏することはまずありませんが、胃全摘をしている患者さんでは比較的多くみられます。 胃を全摘している方は、主治医に頼んでビタミンB12を測定してもらいましょう。 2-3.過剰摂取 ラーメンやソーセージなどの加工食品を食べると、舌がピリピリすることがあります。 原因としては、 化学調味料、過剰な塩分、発色剤や保存料、着色料といった化学的な添加物が疑われます。 そのうちのどれが原因かを同定することはできませんが、 自然に改善するのであれば心配はありません。 原因に関わらず、以降は摂取を控えることがお勧めです。 2-4.口腔乾燥症 口腔の乾燥は軽視できません 唾液の分泌量が持続的に減少し、口の粘膜が乾燥してしまう病気です。 唾液量の不足は口の粘膜の萎縮を招き、口の粘膜は亀裂を生じたり、上皮が剥離したり、傷を作ったりします。 唇も乾燥し、亀裂や出血を認めるようになります。 このような症状は舌にも認められ、舌の乳頭が萎縮し、舌の表面が平滑化、滑沢化します。 そして舌に灼熱感や痛み、感覚の違和感を引き起こします。 こうした時、舌がピリピリ痺れると訴えることがあるのです。 なおこの症状が起きる場合に、 シェーグレン症候群という疾患が原因のこともあります。 以下の記事も参考にしてみてください、 2-5.糖尿病 糖尿病になると 喉が渇きやすくなったり、唾液腺の機能が低下したりすることが知られています。 唾液腺の機能が低下すると口腔乾燥症を引き起こします。 口の乾燥化に伴い舌の乳頭が萎縮し、舌が滑沢化、平滑化します。 そして、舌の痛みや灼熱感、違和感をきたし、舌がピリピリしびれたり、感覚が鈍くなったりします。 2-6.脳梗塞 脳梗塞は突然発症します。 舌のしびれが突然出現した場合は、注意が必要です。 このように脳梗塞の症状は、運動神経の麻痺だけではなく、身体の片側の感覚神経の麻痺を起こすこともあり、舌のしびれを生じることがあるのです。 2-7.舌がん 腫瘍によって舌のしびれが生じることがあります。 これは、 腫瘍が神経を圧迫することが原因です。 腫瘍は、良性悪性を問わず口の中にも生じます。 舌に出来る良性腫瘍としては、血管腫や線維種などがあげられます。 舌に生じた悪性腫瘍を舌がんといいます。 良性腫瘍では、腫瘍と正常組織との境界が非常にはっきりとしたドーム状になることが多いです。 硬さもそれほど硬くはなりません。 色は腫瘍の性質によって異なります。 血管腫の場合は、青紫色を呈することが多いですが、線維種などその他の舌腫瘍では、正常組織とさほど変わらない色をしていることが大半です。 良性腫瘍の場合は、痛みが生じることはほとんどありません。 一方、舌がんの場合は、 腫瘍が非常に硬くなり、硬くなった部分に痛みが生じます。 舌の中央部ではなく、辺縁部(横の縁取り部分)に好発するので、 「舌の側面にデキモノが生じて、だんだん大きくなっている場合」は要警戒です。 3. 「舌痛症」は最後に判断 他のサイトなどでは、舌のしびれを調べると最初に「舌痛症」が出てくることがあります。 しかし舌痛症はいきなりこの症状と診断できるものではありません。 その理由を説明します。 3-1.舌痛症とは? 舌痛症は「原因らしい原因が見当たらないのに、舌に痛み・しびれが生じる病気」です。 心身症の1つとみなされています。 3-2.舌痛症を発症しやすい患者さんの特徴 舌痛症を発症しやすいのは、「几帳面・神経質な生活で、ストレスの多い環境に置かれている40代以上の女性」です。 これは「心身症を発症しやすい人の特徴」に、そのまま合致しています。 私も以前外来で、舌のしびれを主訴とした30歳代女性を診察。 この方の場合、検査に異常がなく、所見もないのです。 「大丈夫」とどれだけ説明しても納得されずに、最後は怒って帰られてしまったのです。 3-3.舌痛症は除外診断 舌痛症の診断は、あくまで除外診断です。 他の疾患の可能性をすべて排除した結果診断できるものなのです、つまり、医師としては、この記事でここまでに紹介したような疾患をすべて否定するまでこの病気の診断はできません。 そのため初診で来られた患者さんに、いきなり「舌痛症」の診断は下さないのです。 4.医師はどのように診断するか 医師は以下のような手順で診断を行います。 4-1.問診 舌のしびれは問診でかなり診断することが可能です。 いつから、頻度は、進行しているのか?• 部位は?• 舌にしびれ以外に、痛みや灼熱感がないか?• 舌のしびれ以外に、全身の症状があるか? 4-2.診察 医師は舌のしびれと言ってもいきなり舌を診るわけではありません。 まずは全身のチェックをします。 特に、 運動障害は詳細にチェックします。 その後に、 舌を診て、発赤、腫脹、腫瘍の有無を確認します。 4-3.採血 必要と判断すれば血液検査を行います。 一般的な採血に加え、糖尿病、鉄、亜鉛、ビタミンB12を調べます。 舌の腫瘍以外は、舌そのものに原因がないことが多いです 5.まとめ• 舌のしびれにはいろいろな原因があります。 舌のしびれ以外に症状がある場合は、内科もしくは脳神経内科の受診がお勧めです。 舌に、発赤・腫脹・腫瘍がある場合は、口腔外科を受診しましょう。 舌痛症はあくまで除外診断であり、初診でいきなり診断する病名ではありません。

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国民のみなさまへ|新型コロナウイルス感染症について|一般社団法人 日本歯科医学会連合

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舌のしびれという症状を起こす原因には様々なものがあります。 しかし、原因不明なものも多く、見た目では何も異常がないのに舌がしびれることもあります。 今回はこの「舌のしびれ」について解説していきます。 病気以外で舌のしびれの原因となるもの 病気ではないのに舌のしびれを起こすものとしては次のようなものが考えられます。 やけど これは誰でも経験をしたことがあるでしょう。 通常はやけどをしてしびれが出ても、数日で落ち着いてきます。 ドライマウス(口腔乾燥症) 粘膜を保護する役目を果たす唾液が少なくなると、舌が敏感になり、しびれを出すことがあります。 ビタミン・ミネラル不足 ビタミン、鉄分、亜鉛などが欠乏すると舌のしびれを起こすことがあります。 口の乾燥は舌のしびれの原因となりえます。 舌を刺激するものがある 尖ったり、ざらざらするものが口の中にある場合、例えば欠けている歯、歯石、詰め物やかぶせ物の段差や入れ歯の段差などがあると、舌を刺激したり、または気になって舌でいじりすぎてしびれを起こすことがあります。 薬物、毒物による中毒 薬物や毒物による中毒の初期症状として舌のしびれが出ることがあります。 舌のしびれを起こす病気 1. 舌痛症 主に40〜60歳代の女性に多く見られる原因不明の舌の痛みやしびれを伴う病気です。 うつ病 うつによる気分の変化と共に唾液の量も変化することや、抗うつ剤の副作用として口腔乾燥もあることから舌のしびれを引き起こすことがあります。 糖尿病 糖尿病の合併症として、舌のしびれが見られることがあります。 口内炎 口内炎の中でも、とくにカンジダ性口内炎で舌のしびれが起きやすくなります。 抵抗力が落ちた場合などにカンジダ菌が異常繁殖して口の中の粘膜にカンジダ症を発症し、ピリピリしたりしびれる症状を引き起こします。 ベーチェット病 ベーチェット病の一症状として口の中にアフタ性口内炎がでます。 しかしこの場合はしびれるというよりピリピリ痛む症状の方が強いと考えられます。 金属アレルギー 口の中の金属(詰め物、かぶせものなど)のアレルギーで舌がしびれることがあります。 舌ガン 舌ガンの症状でしびれを伴うことがあります。 見た目はアフタ性口内炎のような潰瘍の形で現れますが、ガンの場合は痛みをそれほど感じず、しびれや違和感として現れることが多いようです。 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など 舌がしびれる感じがあって、長く続く場合、脳の病気が原因になっていることがあります。 神経麻痺 舌神経麻痺や顔面神経麻痺においては舌のしびれが起こります。 舌のしびれの治療方法~自宅でできるセルフケア~ 1. バランスの良い食事 ビタミンや鉄分、亜鉛などが不足しないよう、バランスの良い食事を日頃から心がけましょう。 ファーストフードや外食、インスタント食品には亜鉛が不足しがちです。 できれば自炊をして栄養のバランスを整えましょう。 ビタミン剤などのサプリメント 不足しがちな栄養はサプリメントから取るのも良いでしょう。 具体的にはビタミンB12、鉄、亜鉛です。 口のケアをしっかりとする 虫歯で尖っているところやザラつく歯石、段差のある詰め物、合わない入れ歯などを放置しておくと舌を傷つけたり、お口が不潔な状態だと口内炎ができたりなどのトラブルが起こりやすくなります。 心身の健康を心がける リラックスする時間をなるべく取るように心がけ、適度な運動をすることでストレス解消、気分転換を図りましょう。 唾液をよく出す 食べるときはよく噛む、また食事以外でも唾液を出す目的でガムを噛んだりするのも良いでしょう。 また、よく喋ることも唾液を出すには非常に効果的です。 舌のしびれの治療方法~病院で行うケア~ 舌のしびれを起こしているのが病気である場合は、その治療を行う必要があります。 病気以外が原因で起こっている場合は、舌を刺激する原因となる物を排除する、などのそれぞれに合わせた対処法を行います。 また、舌痛症などの心因性のものからお口の中に症状を出しているものを専門に扱う「心療歯科」を設けている歯科医院もあります。 もし近くにない場合には大学病院や歯科口腔外科のある大きな病院に相談する、またはかかりつけの歯科医院に舌の治療を行っている医療機関に紹介状を書いてもらうのも良いでしょう。 しかし、しびれを起こしている原因の病気がある場合にはその病気の専門の診療科での治療を受けることになります。 抗うつ剤 慢性の痛みを軽くする目的で処方されます。 抗不安薬 不眠を伴う場合などに出されます。 漢方薬 漢方薬が効果的な場合があります。 副作用がほとんどないことから使われるケースが増えてきているようです。 舌のしびれの症状に出されるものは20種類ほどにものぼり、それぞれのケースに合ったものが処方されます。 抗胃潰瘍剤 舌の血流を改善することにより、舌痛症に効果的な場合があります。 初期のうちは見た目の割には痛みをあまり感じることがなく、自覚症状はあるとしても、違和感やしびれのような症状で現れます。 また、ガンが進行してくると、味覚が鈍くなる、特定の味覚を感じなくなる(特に塩味)などの味覚の変化も現れてきます。 ですが、しびれや味覚症状があるからといって舌ガンとは限りません。 舌のしびれや味覚症状を起こすものとしてはドライマウスやミネラル不足などもありますので、すぐに「ガンではないか?」と悩む必要はありません。 なによりも、舌ガンの場合は見た目に明らかな異変が現れますので区別がつきやすいでしょう。 心配な人は歯科医院で診てもらうと安心です。 やけど• ドライマウス(口腔乾燥症)• ビタミン・ミネラル不足• 薬の副作用• 舌を刺激するものがある• 舌痛症• うつ病• 糖尿病• 口内炎• ベーチェット病• 金属アレルギー• 舌ガン• 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など• バランスの良い食事• ビタミン剤などのサプリメント• 口のケアをしっかりとする• 心身の健康を心がける• 唾液をよく出す 病院で行うケア• 病気が原因の場合はその治療• 歯科医院(なるべくなら口腔外科医のいる所)• 心療歯科• 大学病院• 歯科口腔外科のある大きな病院• 抗うつ剤• 抗不安薬• 漢方薬• 舌のしびれや味覚症状があるからといって舌ガンとは限らない• ドライマウスやミネラル不足なども舌のしびれ、味覚症状を起こす• 心配な人は歯科医院で診断を受ける なぜ舌癌でしびれが起こる? ガンが進行して舌の神経が侵され、 しびれが現れる 以上になります。 一言で舌のしびれといっても原因や病気は人それぞれです。 少し様子を見て、そこから気になるようであれば受診をオススメします。 このところ歯科医院でも口腔癌や舌癌診断を積極的に行なっている歯医者さんもございますので気になる場合は是非相談してみてください。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 関連カテゴリ• この記事に関連した診療•

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舌の先が痛い!ピリピリとしびれる原因は?

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1.受診するか否かのチェックポイント 舌にしびれが起き、以下に当てはまる場合は、医療機関の受診をお薦めします。 1-1.症状が少しずつ進行する 舌のしびれが、ときどき出現する程度なら、いきなり医療機関を受診することなく様子をみましょう。 様子を見ることはとても大事なことで、多くの場合は自然に消失します。 ただし、少しずつ舌のしびれが進行(悪化)するようであれば医療機関を受診しましょう。 1-2.舌のしびれ以外の症状がある 舌のしびれ以外に、舌に痛みを感じる、味覚を感じない、手足がしびれる、倦怠感、息切れ、口腔内が乾燥するといった症状が合併する場合は、医療機関を受診しましょう。 受診する科としては、 一般内科もしくは脳神経内科がお勧めです。 1-3.舌に何かができている 必ず、鏡で舌を見ましょう。 赤くなっていたり、腫れていたり、 何かができている場合は、口腔外科を受診しましょう。 歯ブラシでこすってみたりしても、「なんか変」ということはあるでしょう 2.舌のしびれの病気、7つの代表例 舌のしびれを引き起こす代表例をご紹介します。 2-1.神経痛 舌を支配する神経に神経痛が生じていると、舌のしびれを感じることがあります。 舌のしびれを訴える患者さんに詳しく話を伺って、 「しびれとともに、電気が走るような感覚」を訴える場合は神経痛を疑います。 ちなみに、舌は2つの神経の支配領域に分かれています。 舌の神経痛の多くは、「 動脈硬化を起こした血管が神経を圧迫する」というメカニズムで発生します。 治療としては、 抗痙攣薬「カルバマゼピン(商品名:テグレトール)」を処方します。 神経伝達を抑えて痛みを感じにくくする薬ですが、神経痛の場合は著効します。 判断に迷う場合には、いったん処方してみて効果判定による診断、いわゆる診断的治療を行う場合もあります。 三叉神経(図) 2-2.欠乏症 何か栄養素が足りない場合に、舌のしびれをが生じることがあります。 この場合は、他の症状も合併することが多いです。 下記が疑われた場合は、 血液検査を行います。 亜鉛欠乏:亜鉛欠乏症では、唾液分泌量の減少、口腔内乾燥、味を感じなくなります。 その結果、舌のしびれを感じます。 鉄欠乏性貧血:貧血に伴う一般的な症状である身体のだるさ、めまい、耳鳴り、息切れを認めることが多いです。 同時に、舌炎や口唇炎にともなって、舌が熱くほてるような感じやしびれを訴えます。 ハンター舌炎( ビタミンB12欠乏):血液を作るために必要なビタミンB12が不足することで舌の表面にある乳頭が萎縮し舌炎を生じます。 普通の生活をしていて、ビタミンB12が欠乏することはまずありませんが、胃全摘をしている患者さんでは比較的多くみられます。 胃を全摘している方は、主治医に頼んでビタミンB12を測定してもらいましょう。 2-3.過剰摂取 ラーメンやソーセージなどの加工食品を食べると、舌がピリピリすることがあります。 原因としては、 化学調味料、過剰な塩分、発色剤や保存料、着色料といった化学的な添加物が疑われます。 そのうちのどれが原因かを同定することはできませんが、 自然に改善するのであれば心配はありません。 原因に関わらず、以降は摂取を控えることがお勧めです。 2-4.口腔乾燥症 口腔の乾燥は軽視できません 唾液の分泌量が持続的に減少し、口の粘膜が乾燥してしまう病気です。 唾液量の不足は口の粘膜の萎縮を招き、口の粘膜は亀裂を生じたり、上皮が剥離したり、傷を作ったりします。 唇も乾燥し、亀裂や出血を認めるようになります。 このような症状は舌にも認められ、舌の乳頭が萎縮し、舌の表面が平滑化、滑沢化します。 そして舌に灼熱感や痛み、感覚の違和感を引き起こします。 こうした時、舌がピリピリ痺れると訴えることがあるのです。 なおこの症状が起きる場合に、 シェーグレン症候群という疾患が原因のこともあります。 以下の記事も参考にしてみてください、 2-5.糖尿病 糖尿病になると 喉が渇きやすくなったり、唾液腺の機能が低下したりすることが知られています。 唾液腺の機能が低下すると口腔乾燥症を引き起こします。 口の乾燥化に伴い舌の乳頭が萎縮し、舌が滑沢化、平滑化します。 そして、舌の痛みや灼熱感、違和感をきたし、舌がピリピリしびれたり、感覚が鈍くなったりします。 2-6.脳梗塞 脳梗塞は突然発症します。 舌のしびれが突然出現した場合は、注意が必要です。 このように脳梗塞の症状は、運動神経の麻痺だけではなく、身体の片側の感覚神経の麻痺を起こすこともあり、舌のしびれを生じることがあるのです。 2-7.舌がん 腫瘍によって舌のしびれが生じることがあります。 これは、 腫瘍が神経を圧迫することが原因です。 腫瘍は、良性悪性を問わず口の中にも生じます。 舌に出来る良性腫瘍としては、血管腫や線維種などがあげられます。 舌に生じた悪性腫瘍を舌がんといいます。 良性腫瘍では、腫瘍と正常組織との境界が非常にはっきりとしたドーム状になることが多いです。 硬さもそれほど硬くはなりません。 色は腫瘍の性質によって異なります。 血管腫の場合は、青紫色を呈することが多いですが、線維種などその他の舌腫瘍では、正常組織とさほど変わらない色をしていることが大半です。 良性腫瘍の場合は、痛みが生じることはほとんどありません。 一方、舌がんの場合は、 腫瘍が非常に硬くなり、硬くなった部分に痛みが生じます。 舌の中央部ではなく、辺縁部(横の縁取り部分)に好発するので、 「舌の側面にデキモノが生じて、だんだん大きくなっている場合」は要警戒です。 3. 「舌痛症」は最後に判断 他のサイトなどでは、舌のしびれを調べると最初に「舌痛症」が出てくることがあります。 しかし舌痛症はいきなりこの症状と診断できるものではありません。 その理由を説明します。 3-1.舌痛症とは? 舌痛症は「原因らしい原因が見当たらないのに、舌に痛み・しびれが生じる病気」です。 心身症の1つとみなされています。 3-2.舌痛症を発症しやすい患者さんの特徴 舌痛症を発症しやすいのは、「几帳面・神経質な生活で、ストレスの多い環境に置かれている40代以上の女性」です。 これは「心身症を発症しやすい人の特徴」に、そのまま合致しています。 私も以前外来で、舌のしびれを主訴とした30歳代女性を診察。 この方の場合、検査に異常がなく、所見もないのです。 「大丈夫」とどれだけ説明しても納得されずに、最後は怒って帰られてしまったのです。 3-3.舌痛症は除外診断 舌痛症の診断は、あくまで除外診断です。 他の疾患の可能性をすべて排除した結果診断できるものなのです、つまり、医師としては、この記事でここまでに紹介したような疾患をすべて否定するまでこの病気の診断はできません。 そのため初診で来られた患者さんに、いきなり「舌痛症」の診断は下さないのです。 4.医師はどのように診断するか 医師は以下のような手順で診断を行います。 4-1.問診 舌のしびれは問診でかなり診断することが可能です。 いつから、頻度は、進行しているのか?• 部位は?• 舌にしびれ以外に、痛みや灼熱感がないか?• 舌のしびれ以外に、全身の症状があるか? 4-2.診察 医師は舌のしびれと言ってもいきなり舌を診るわけではありません。 まずは全身のチェックをします。 特に、 運動障害は詳細にチェックします。 その後に、 舌を診て、発赤、腫脹、腫瘍の有無を確認します。 4-3.採血 必要と判断すれば血液検査を行います。 一般的な採血に加え、糖尿病、鉄、亜鉛、ビタミンB12を調べます。 舌の腫瘍以外は、舌そのものに原因がないことが多いです 5.まとめ• 舌のしびれにはいろいろな原因があります。 舌のしびれ以外に症状がある場合は、内科もしくは脳神経内科の受診がお勧めです。 舌に、発赤・腫脹・腫瘍がある場合は、口腔外科を受診しましょう。 舌痛症はあくまで除外診断であり、初診でいきなり診断する病名ではありません。

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