アルトリア ルーラ。 【FGO】バニー獅子王だー!PU2はアルトリア・ルーラーだと話題に

【FGO】水着アルトリア(ルーラー)の評価と再臨・スキル強化素材

アルトリア ルーラ

少し時間は戻り、ラピュセルがピーキーエンジェルズを追って走り出した後、スノーホワイトとアルトリアは電波塔で待機していた。 「ラピュセル…大丈夫かな…」 「気に病むことはありませんよマスター。 私の息子がそう簡単にやられることはないと思いますし。 」 その時、2人の背後から声がする。 女性の声と一方は男性の声だ。 「ここにいたのね、スノーホワイト。 」 「貴女はジャンヌ…失敬。 ジャンヌの生まれ変わりのセイバーですか!いやはや、またお会いできるとは光栄の至り。 しかし、貴女とゆっくり語らいたいのはやまやまですが…残念ながらそのようにはいかないようです。 」 暗がりから姿を現したのはルーラとジルだった。 その後ろからスイムスイムも姿を見せる。 「な、何をしに来たの…?」 「間抜け。 この期に及んでわからないの?」 ルーラは冷たく吐き捨てるとスノーホワイトに王笏を向ける。 「ルーラの名のもとに命じる。 スノーホワイト、身動きをとるな!」 「な、何これ…!?」 ルーラの王笏から光が放たれ、スノーホワイトは突然身体が石になったかのように動けなくなった。 王笏を向けた相手に命令すれば思いのままに操ることができる。 これがルーラの魔法である。 「マスターに何をした!」 アルトリアは剣を抜き、ルーラに向かうがアルトリアの行く手を数匹の海魔が遮る。 「邪魔はさせません。 これからルーラの美しき叛逆が始まるのです。 あの白き魔法少女はまさに天上の存在。 その神座から彼女を引きずり降ろすのがルーラの目的。 私はルーラの天に牙を剥く姿に惚れ惚れしました。 もっと見たいのです、ルーラがあの魔法少女を絶望と慟哭で染める瞬間を!」 ジルは海魔を巧みに操り、アルトリアにさし向ける。 アルトリアも海魔を次々と斬り捨てていくものの、海魔はうじゃうじゃと湧き出てくる。 そうしている間にもスイムスイムによってスノーホワイトのマジカルキャンディーがどんどん転送されていく。 もはやアルトリアには一刻の猶予もない。 「マスター!口は動かせますか?私に魔力を…うぐっ!?」 しかし、スノーホワイトは恐怖のあまり口が動かせないようだ。 やがてアルトリアは完全に海魔に囲まれていた。 「さあ、絶望なさい…。 ふっふっふ…貴女が悲痛に歪む顔はとても唆られますねえ。 」 悪趣味なジルの笑みに睨みをきるアルトリア。 再び剣を構えて海魔達に向かう。 「まずはキャスター、先に始末させてもらう!」 アルトリアはジルに斬りかかるが海魔が盾になり、ジルを守る。 「私に与えらた役割は貴女の足止め。 別に貴女を殺す必要はありません。 ですが、戯れるのも悪くないですから、もう少し楽しみましょうか。 」 余裕のあるジルとは対照的に余裕のない者もいた。 ルーラである。 ルーラの魔法は相手に絶対服従の命令を下す事が出来る。 発動成功時の命令は絶対で抗う事は不可能であるという強力なものであるがゆえにとても制約が多い。 具体的には王笏を向け、ポーズをとらねばならない。 命令中・命令遂行中はそのポーズをとり続けなければならない。 ルーラの名の下に命じなければならない。 さらに相手との距離は最長で5メートルというもののため、扱いが難しい。 まだ終わらないの…?このポーズ疲れるんだけど。 スイムスイムは一心不乱にスノーホワイトのマジカルフォンからキャンディーを転送しているが、まだかかりそうな様子であった。 「スイムスイム、早くしなさい!」 「もうちょっと待って。 あと少し。 」 こいつどれだけキャンディー貯め込んでたのよ? ルーラはスノーホワイトを見やるが、すぐにハッと視線を電波塔の下に移す。 そこにはピーキーエンジェルズの2人とラピュセル、モードレッドの姿があった。 「あの馬鹿どもアホども、ゴミカスども!足止めも満足にできないの!?」 ピーキーエンジェルズ達の不甲斐なさを罵倒するもラピュセルとモードレッドは電波塔の下へ到達してきた。 これでは上まで来るのは時間の問題だ。 「ラ、ラピュセル!」 スノーホワイトはラピュセルの救援に思わず声を上げるがその一言が急展開を迎えさせた。 「ラ・ピュセル?あの魔法少女のことか!おのれ!ジャンヌの名を騙るとは無礼者め!」 何とジルはいきなり攻撃の矛先をアルトリアからラピュセルに変えた。 どうやらジャンヌ・ダルクに関連する名前を付けていたことが気に食わなかったようだ。 海魔は一気にラピュセルに群がる。 もちろんラピュセルに海魔の溶解液などは効果はないのだが、突然の海魔の襲撃にラピュセルは驚いてバランスを崩し、電波塔から落下する。 「マスター!くそっ、このタコが!」 モードレッドはラピュセルに這い寄る海魔を一刀で薙ぎ払う。 ラピュセルも落下しながらも剣を伸ばし、電波塔の壁に突き刺して事なきを得る。 一方、ジルが海魔をラピュセルに差し向けたため、アルトリアは海魔の拘束から逃れ、ルーラ達に向かってきた。 「あっ!?ちょっと何やってんのよ、キャスター!」 「もうすぐ終わる。 」 「黙ってろ、ボケぇ!」 ルーラのスイムスイムへの一喝を他所に高速で迫るアルトリア。 しかし、アルトリアは2人に向かって剣を振り上げるが、突然その剣が何かに弾かれた。 「くっ!?何だ、魔法か?」 だが、ルーラは命令の魔法を発動させている最中でスイムスイムはマジカルフォンを操作している。 2人とも魔法を使える気配はない。 見えない壁に弾かれたような感覚…まだどこかにサーヴァントがいるのか? アルトリアは身構えて剣を構えるが誰もいない。 そうこうしている間にスイムスイムが口を開く。 「終わった。 」 スイムスイムはスノーホワイトのマジカルフォンを投げ捨て、ルーラに目配せする。 スノーホワイトはやっとルーラの魔法から解放されるも、ぺたりと腰を地面につけたまま、動けなくなっていた。 「よし。 これでもうあなたに用はないわ。 帰るわよ、キャスター!」 しかし、ジルは執拗にラピュセルに海魔を向けている。 ルーラのことなどまったく眼中にないかのようだ。 ため息をつきながらルーラは左手をジルに向けて言い放つ。 そして、令呪が光り輝く。 「マスター、ルーラが令呪をもって命ずる。 攻撃を中止し、今すぐ私のところへ戻ってきなさい!」 「むむ、聖処女を冒涜した存在を始末したかったのですが、令呪の命令なら仕方ありません。 」 ジルはしぶしぶ海魔を退きあげさせルーラのもとに戻る。 ルーラとスイムスイム、そして、ジルは電波塔の端へ移動する。 ルーラは戻ってきたピーキーエンジェルズの2人に腕を持たれ、スイムスイムはピーキーエンジェルズを追ってきたカルナに抱き抱えられ、ジルはそのまま霊体化して消えた。 「待て!スノーホワイトに何をした!」 「逃げるのかてめぇら!どこまでも卑怯な奴らめ!」 しかし、ルーラ達の返事はない。 ラピュセルとモードレッドの言葉は電波塔の周りに木霊しただけであった。 「どうしよう…キャンディーが…」 「早く取り返しに行こう!」 「父上のマスターを泣かせるなんざ万死に値するな。 全員まとめて叩き斬って…」 「でも、間に合うでしょうか。 脱落者発表まであと10分しかありません。 」 ラピュセルはアルトリアの一言を聞いて肩を落とす。 取り返しに行きたいが、普段から交流のないルーラ達を探すのは至難である。 王結寺に行けばいいかもしれないが、10分で移動とキャンディー奪還をこなすのもそれこそ不可能に近い。 「私…死んじゃうのかな…」 「申し訳ありません、マスター。 私が不甲斐なかったばかりに…」 俯くスノーホワイトと何も言えないアルトリア。 あまりの悔しさに地面を殴るラピュセルに、どうすればいいかわからず頭を抱えるモードレッド。 皆が失意に沈む中、このあと予想だにしない衝撃的な知らせが来ることを知る由もなかった。 一方、スノーホワイトからの強奪を済ませたルーラ達は王結寺に戻ってきていた。 ちなみにたまはルーラ達より先にカルナに王結寺に運ばれており、顔の傷の手当てを受けた後だった。 しかし、「連絡もせずに勝手に帰るな」とルーラにどやされてしまったが。 「スイムスイム、今回でどれだけ手に入ったのかしら?」 スイムスイムはルーラのそばへ歩み寄り、マジカルフォンの画面を見せながら言う。 「2940個。 」 「ふん。 それでスイムスイムは元々何個持っていたの?」 「826個。 」 その話を聞いたピーキーエンジェルズが驚きの声をあげる。 「どうやったら2000近くも稼げんの?」 「ブルジョワやねー。 」 その時、たまがおずおずと口を開く。 「えっと、このキャンディーはどう分けるの?」 すると、暗がりから姿を現したアンが口を挟む。 「じゃあ、私がザッと見積もってみますわ。 」 近くにメアリーの姿はない。 どうやらモードレッドとの戦いの傷が完全には癒えてないらしく、奥の部屋で休ませているそうだ。 「2088を5人で割れば417と余り3ですわ。 これだと割り切れないのでここは適当に3人に…」 「何を馬鹿なこと言ってるのかしら?割り切れるわよ。 」 アンを押さえつけるかのようなルーラの言葉が響く。 そして皆の視線を一斉に集めた。 「どうしてわざわざ5等分しなきゃいけないの?2088を2で割った1414がリーダーである私の分。 もう一方の1414を2で割った522がスイムスイムの分。 残りの522を3で割った174がミナエル、ユナエル、たまの分。 ほら、割り切れたでしょ?」 寺の中が一瞬凍りつくように静まり返るがすぐさまたまの側にいたカルナが抗議する。 「待て。 作戦は成功したんだ。 皆が最低限同じだけ受け取れる権利はあるはずだぞ?」 しかし、ルーラは呆れたと言わんばかりにこう続ける。 「与えられた仕事を満足にこなせなかった無能が、馬鹿なりに自分の役割をきちんと果たした奴と、作戦の立案から実行時には最も重要な役割を担ったリーダーの報酬がなぜ等しいと思うの?馬鹿なの?ああ、馬鹿だったわよ。 貴女達が馬鹿で無能で3人がかり、しかもサーヴァントまでいたのに足止めもできなかったから作戦そのものが失敗しそうになったのよ。 わかる?」 ルーラは皆をキッと睨みつけて罵倒する。 ピーキーエンジェルズとたまは目をそらし、スイムスイムは正座で俯いている。 アンは面食らったように目を丸くし、カルナは拳を握りながら反論できないことを悔しそうにしている。 ルーラの罵詈雑言の矛先はついにサーヴァント達にまで及んだ。 「それにライダーとランサー!ミナエルとユナエルとたまは戦闘には向いてないから全力でサポートなさいとあれほど言ったじゃないの。 キャスターもそう。 自分勝手に暴走して、令呪まで使う羽目になったんだから。 」 ジルは今、ここにはいない。 どうやらまだやるべきことがあると言い残し、寺の裏庭に行ってしまった。 自分の話を聞かずにどこかへ行くのは癪に触ったが、そもそもルーラはジルと真面目に対話する気はないので放置している。 「本音を言うとあなた達サーヴァントも皆クビにしたいくらいよ。 身の程を知りなさい、馬鹿ども!罰がないだけマシと思いなさいよ。 」 いよいよ、脱落者発表の時間がやってきた。 ルーラは面倒そうにマジカルフォンを開く。 「どうせ最下位はスノーホワイトよ。 これで…」 そう言いかけた途端にルーラは我が目を疑った。 そこに表示された名前はルーラが一番予想だにしなかった名だったからである。 しかし、マジカルフォンの画面には確かに表示されている。 『最下位はルーラだぽん』 そのころ、ここは電波塔。 スノーホワイトとラピュセルは今週の脱落者発表に驚きを隠せなかった。 「どうしてルーラが!?」 「分からない…でも確かにそう書かれてる…」 「待てよじゃあ、さっきまでの戦いは何だったんだ?」 モードレッドも混乱していた。 しかし、アルトリアはハッと閃く。 「わかりました。 恐らくこれは裏切り…いや、内乱の可能性があります。 きっと誰かがルーラを脱落させるために仕組んだ、それができるのはあのルーラの集団に入っていた誰かになるでしょう。 」 「そんなことって…何のために?」 「そこまではわかりません。 ですが、これでマスターは一先ず今週も無事です。 」 「でも、後味悪すぎるな…」 アルトリアの言葉にラピュセルは顔をしかめる。 スノーホワイトも下を向いたまま、黙り込んでしまった。 「…どうして…私が…こんな…」 いつもルーラが立っている舞台。 そこにはもうルーラの姿はなかった。 代わりにスーツ姿の1人の女性が血まみれで横たわっていた。 「キャスター、私からの最期の命令よ…裏切り者をあぶり出して…」 その女性は蚊の鳴くような声でそう呟いた後、事切れてしまった。 そう、この女性こそルーラの正体、木王 早苗である。 「やーい、うるさい奴がいなくなったー!」 「キャンディーをちゃんと分けないからこんな目に遭うんだよ!」 ピーキーエンジェルズはルーラが死んだことに「やったーやったー、やったったー」と歓喜している。 たまはあまりにも惨い光景に身体を丸めてふさぎ込んでいた。 そして、今までずっと無言だったスイムスイムが口を開けた。 「死体は私が片付ける。 今日は解散。 」 スイムスイムは早苗の遺体を肩に担ぐ。 その言葉を聞いてピーキーエンジェルズとたまは寺の扉を開けて外に出るのであった。 「ああ、ルーラ。 私より先に死んでしまうとは。 ですが、ご安心ください。 貴女の叛逆は必ず私が達成して見せましょう。 裏切り者をあぶり出して殺せ…その最期の命令を果たさせていただきます。 」 裏庭にいたジルは令呪を介してルーラが死亡したことを悟る。 ジルは静かに黙祷し、それを終えると裏庭から王結寺の門へ歩き出す。 その手には怪しく光る魔本があった。 ピーキーエンジェルズとたまはスイムスイムより先んじて寺から出ようとする。 だが… 「お待ちなさい。 」 王結寺から出ようとする皆の前にジルが現れた。 ジルは寺の門の前に立ち、進路を阻む。 「な、何の用だよキャスター。 もうルーラは死んだんだ。 」 「どうせあんた1人じゃ何もできないんだからさっさと消滅してよ、うっとうしい。 」 ピーキーエンジェルズは分かりやすく悪態を吐くがジルは気にせず続ける。 「ルーラを殺したのは貴女方に間違いありませんね?これは私の推測ですが、ルーラの1日あたりのキャンディーの稼ぎを計算し、平均を割り出すとトップである白い魔法少女が2000個しか持っていないことはあり得ません。 私はいつも側でルーラの仕事を見てきました。 だから、1度の人助けで貯まるキャンディーの平均値はだいたい把握できましたよ。 ここから考えるとあの白い魔法少女は甘く見積もっても1万は超えるキャンディーを持っていないととても1位にはなれません。 」 「…するどい。 それで、私達がルーラをどうやって脱落させたかわかるの?」 スイムスイムの問いかけにジルは頷きつつ続ける。 「おそらくスイムスイム。 そして、ルーラと標的である白い魔法少女以外の魔法少女全員にその奪ったキャンディーを平等に分配すれば最下位はルーラになる…違いますか?つまり、貴女はそれを利用してルーラを謀ったと見て間違いないでしょう。 」 たとえ狂化されていても元帥としての経験で培った観察力と洞察力でスイムスイムを論破したジル。 しかし、彼の本領は悪い意味でここから発揮された。 「私はルーラと約束しました。 裏切り者をあぶり出せと。 その裏切り者は今まさに目の前にいる!ルーラは叛逆を企てていましたが、志半ばで倒れてしまった。 ならばこそ、ルーラと共に生きる者はまた共に死ぬのは道理である。 裏切り者を裁かねばならぬのはかつての仲間を殺すということで私も忍びないのですが、革命を起こす者達は運命を共有するという古来からの伝統に従い、貴女方には死んでもらいましょう。 これでルーラとの約束も、この儚くも美しい叛逆の物語の幕も下ろすことができる。 まさに一挙両得です!」 「何をわけわかんないことを…うわっ!?」 「ひぇー、何これキモい!」 ジルは手始めにピーキーエンジェルズを海魔で取り囲む。 しかし、ミナエルはすぐに落ち着きを取り戻し、こう吐き捨てる。 「ははっ、キャスターは馬鹿じゃないの?サーヴァントの宝具は魔法少女を傷つけることができないってファヴが…うっ!?」 海魔はミナエルに触手を叩きつける。 すると、ミナエルの腕から血が流れた。 「お姉ちゃん!嘘、な、何で宝具が効いてるんだよ!?」 「私は召喚に応じた日から貴女方の使う魔術の解析を行っていました。 なかなか特殊なものでしたから、本日まで手間取りましたが、ついにその魔術を模倣することに成功しました…!」 何とジルは魔法少女達が使用する魔法を解析し、自分も魔法少女と同じ力を作り出すことに成功したのである。 そのため、ジルの操る海魔は魔法少女を殺すことも可能になったのである。 「そんなのありかよ!うわあっ!?」 ピーキーエンジェルズに海魔が群れをなして迫る。 その時、王結寺の壁を突き破ってメアリーが飛び出してきた。 「マスター、危ない!アン、あいつを止めるよ!」 「メアリー、ですが海魔に行く手を阻まれて動けませんわ!」 アンもメアリーも無限に増え続ける海魔に悪戦苦闘しているようだ。 「いやあ!来ないでー!」 たまは穴を掘って逃げようとするが海魔は穴にも侵入する。 終いにはたまをおぞましい触手で攻め立てた。 「た、助けてー!」 その時、穴の中の海魔が吹き飛ぶ。 穴の外からはカルナが見えた。 どうやらたまを救助しに来たようだ。 「マスター、早く俺に掴まれ!」 たまは涙ながらにカルナの腕を取る。 カルナはたまを引き上げて抱き抱えて宙に浮かぶ。 「まずはマスター、安全な場所へ…」 「待って…スイムちゃんとミナちゃんとユナちゃんが…」 たまの眼下には海魔の攻撃をひたすらかわすスイムスイムと寺の灯篭の陰で怯えるミナエルとユナエル、海魔に袋叩きにされて傷だらけのアンとメアリーが見える。 だが、ジルの襲撃はたまとカルナも例外ではなかった。 「逃がしませんよ!さあ、今度は天にまで届くものをお見せしましょう!」 たまとカルナを捕らえるため、ジルは巨大な海魔を召喚する準備に入る。 ジルの足元からみるみるうちに海魔が膨らんでいく。 その大きさは王結寺の門の高さの3倍ほどになった。 「逃げ道を塞がれ…ぐっ!」 巨大な海魔の一撃はたまを狙うが間一髪、カルナが頭を伏せて守る。 「このままではジリ貧だ。 キャスターの魔力が尽きるのが先か、マスター達が海魔に殺されるか…」 だが、そんな心境のカルナに異議を唱えるかのようにこの戦いは終わりを迎えることになった。 」 海魔の攻撃をかわしていたスイムスイムが突然動きを止めて呟いた。 すると… 「グハァッ!?何なのですか…これは…私の魔力回路が乱されて…ぐふっ!」 突如、ジルが吐血し、うつ伏せに倒れる。 すると、海魔が次々と消滅し、巨大海魔も徐々に朽ちていった。 「おぬし、隙だらけであるぞ。 おかげでいいところに我が『无二打』が決まった。 」 ジルの背後から姿を見せたのは赤い髪に中華風の衣装を着た男…この男は魔拳士の異名を持つ中国の拳法家、李書文である。 どうやら李書文はスイムスイムのサーヴァントのようだ。 「ぐぬぬ…やはり叛逆者は儚く消え去るのが運命でしたか…ルーラ…申し訳ありません…」 それだけ言い残すとジルは消え去り、やがて海魔も完全に朽ち果てた。 「あれがスイムちゃんのサーヴァント…?」 李書文の突然の登場に驚きを隠せないミナエル。 その時、スイムスイムが李書文に駆け寄る。 「ルーラが言ってた。 むやみやたらと自分の能力を晒すべきじゃないって。 だから、用事が終わったらもう消えていいよ。 」 「ふむ、我がマスターはなかなか冷たいのう。 仕事が終わったら即帰れか。 しかし、これも圏境の鍛錬だと思うとしよう。 ひとしきりスイムスイムと言葉を交わした李書文はまたスッと消えてしまう。 辺りには先ほどまでに激しい戦いがあったことが嘘のような静寂に包まれていた。

次の

ルーラー

アルトリア ルーラ

7~2016. 7~2017. 7~2018. 7~2019. 7~2020. イベント・キャンペーン• 5倍 ムーンキャンサーに有利、アヴェンジャーに不利 スター集中度 100(平均的) 攻撃力補正 1. ステータスもライダーのときと比べると、ルーラー補正も含めてATK寄りである。 属性は「秩序・善・人」。 スキル 3つのスキルはどれも汎用性が高いものが多い。 水辺のあるフィールドが少ないため攻撃力UPは発動の機会が少ない。 一方、NP獲得の方はフィールドに縛られず最大30のNP獲得がその場で望め、QとAの性能が比較的優秀な事もありB3枚のサーヴァントとしてはNPを溜めやすい部類。 章 座標 クエスト名 3 海賊船 私掠船団 海賊島 海賊のアジト 潮目の海 自由の海原 嵐の海域 さまよえる幽霊船 群島 静かな入り江 暗礁海域 船の墓場 豊かな海 秘密航路 群島 隠された島 7 ウル ジャガー・パーク 観測所 母なる海 亜II イース 背徳の都 地底大河 ジャングルクルーズ 竜宮城 湖中楼閣 亜IV 波止場 ダービーワーフ L2 巨人の花園 炎と氷の狭間 L4 イニシエートポイント 修行の旅路 西の断層 祈りの広場 東の花園 デーヴァローカ L5 前編 セーリングポイント 幻の海洋 ヘスティア島 焚火の海辺 アストライア島 正義の神殿 テティス島 母なる砂浜 ネメシス島 神罰の荒海 L5 後編 空中庭園 神々の庭 地形効果はに網羅してありますので参考に。 主に夏イベントに多いが、電子の海である 全域が水辺判定される ということは覚えておきたい。 【スキル2】天性の肉体(海) A CT:7-5 「天性の肉体(海)」は自身のHP回復と弱体無効状態 1回 の付与。 ルーラークラスの高耐久性と相まって生存力を高め、スタンなどの深刻な状態異常にも対策が打てるため多くの場面で腐らない。 ちなみにこの弱体無効状態は回数指定のみでターン制限はなく、おまけに前の効果が残っていても使用する毎に「上書きされず回数が蓄積していく」という初の仕様。 そのため「矢避けの加護」などの回数回避と違い、弱体無効を使い切らない内からでも遠慮なく使っていける。 【スキル3】ヤコブの手足 B CT:7-5 「ヤコブの手足」は自身に神性・悪魔・死霊特攻状態を1T付与するものであり、マルタ〔ルーラー〕の一番の特徴といえるスキル。 特攻範囲が広く倍率も高いため、宝具レベルが低くても十分な火力を出すことが可能。 特攻対象にゲイザー、デーモン、スフィンクス、巨大ゴーストのようなボスを務めることもある強エネミーが含まれているため、対サーヴァント戦、対エネミー戦のどちらにおいても有効に機能する場面は多い。 なおこのスキルによる神性・悪魔・死霊特攻状態は重複しない1個の広範囲特攻という扱いのため、複数の属性が含まれていようと倍率は同じである。 2枠ぶんの特攻を持つやであればそれぞれの倍率が多重適用される可能性がある 因みにや魔神柱は対象外。 ただし弱体無効には弾かれることに注意。 対象によっては「ヤコブの手足」を絡めたBusterブレイブチェインを望めることもあり、大ダメージを狙えるだろう。 強化クエストをクリアすることで威力がアップし、更に防御ダウンの効果量が上昇。 総評 育成に関してはルーラーであるため再臨には各クラスのピース・モニュメントを、スキル上げには各クラスの輝石・魔石・秘石を多く要求される。 前者についてはイベントにおいて交換商品として扱われるため入手が容易であり、再臨に関しては育成しやすい。 スキル上げに関してはいずれかのクラスの石が足らないだけで頓挫するため、所持しているサーヴァントのスキル上げを精力的に行っている場合、手持ち次第では育成が困難となる。 ただし終盤で要求されるアイテム(血の涙石、竜の逆鱗)はイベント交換や対象エネミーの登場頻度などで比較的余りがちなアイテムのため、Lv8以降の育成は比較的容易。 ルーラークラスゆえの高耐久、攻撃寄りのカード構成、スキルによる快適なNP周り、広範囲・高倍率の特攻、育成の容易さを備え、多くのマップにおける混合編成相手で一定の活躍を期待できる。 あまりにピンポイントだが、 対ムーンキャンサー向けアタッカーとしては最高の適性を保持している点も役立つかもしれない。 CCCイベント、'18夏イベントの他、メインクエストや特定キャラの幕間でも機会があるので、有利クラスとして手持ちから選ぶときに押さえておこう。 特にに現れた水着BB、に現れたは神性持ちムーンキャンサーのため、最大4倍ダメージのBusterをブチ込める。 相性の良いサーヴァント 基本的にメインアタッカーとして運用することになるため、攻撃・防御・NPをサポートできるサーヴァントと相性が良い。 特攻を前面に押し出すならスター集中度の低いクラスで固めて星を集めやすくしてクリティカルを狙うことも良いだろう。 自身は持たないBusterバフを掛けてもらえる、、、、、 防御力サポートの、、などとも相性が良い。 またNPを貯めにくいため初期NP系も相性が良い。 、など恒常礼装。 、、、、など限定礼装がある。 クリティカルを狙うのであれば、、などスター集中系も良いだろう。 ライダーでの現界に比べると、頻度がやや高い。 これは仕方ない事である。 争いではない。 仲裁だ。 聖女が、とうとう徒手空拳で解き放たれてしまった……ドラゴンスレイヤー(素手)だ……等とは、決して口にしてはいけない。 今回は水着になったことでその性質が強化された。 水辺を認識した時、マルタの攻撃力は上昇する。 ノッてくるのである。 脱いだらすごかった。 肉体の絶対性を示すスキルだが、他者への魅了スキルとしても機能する。 極まれば大天使にさえ勝利する。 伝説によれば、これを修めたであろう聖者が、一万二千の天使を率いる『破壊の天使』を撲殺している。 宝具の真名解放時にマルタが「ああいう振る舞い」を成し遂げられるのも、本スキルあればこそ。 世界と人を救わんとする完璧な聖女に他ならない。 ただ、やはり特殊な現界ではある。 改めて参りました。 どのような姿であろうと、私は私です。 ーーー迷いなく、あなたと共に世界を救います」 Synthesis レベルアップ 「ノッてきたノッてきた……! ……いいえ、何でも、ありません」 霊基再臨 1 「ちょっと羽織らせていただきました。 寒いわけではないのだけど……。 えっ、背中? あぁ! タラスク刺繍いいわよね〜。 気に入った?」 2 「祝福を……あなたと、世界に!」 3 「聖女たらんとしてたのに……もう! どうしてナックルなんか実体化しちゃうのかしら! ……っ、外れないしっ! 加護なの、これ!? あぁ、もう!!」 4 「水辺の聖女……ですか? 照れるなぁ。 あれだけ醜態見せちゃったのに、それでもそう言ってもらえるのね。 ありがとう、こんな私に幻滅しないでくれて。 ここまで付き合ってもらえるなんて、私は幸福なサーヴァントね」 Battle 開始 1 「ヤコブ様、モーセ様。 お許しください……。 マルタ、拳を解禁します」 2 「ヤルってんならとことんヤルわよ。 ナメんなっての!」 スキル 1 「こうしなくちゃ分からないようね」 2 「ノッてきたわよ!」 コマンドカード 1 「重くいくのね」 2 「鋭くいくのね」 3 「激しくいくのね」 宝具カード 「主よ、しばし目をお瞑りください……」 アタック 1 「せいっ!」 2 「はっ!」 3 「ハレルヤッ!」 エクストラアタック 「悔い、改めろっての!」 宝具 「愛を知らぬ哀しき竜よ、ここに。 星のように! 『 荒れ狂う哀しき竜よ タラスク 』! ……せいっ! 逃げ場はないわ! 鉄・拳・聖・裁!」 ダメージ 1 「きい……たぁ!」 2 「ぐっ!」 戦闘不能 1 「鈍ってるわね……情けない……」 2 「ごめん……後は、頼む……」 勝利 1 「ふん……出直してきな、シャバ僧」 2 「あぁ~やっちゃった……わたしったらなんてことを……」 My room 会話 1 「グズグズしない! はい、シャキシャキ動く!」 2 「なんだか私、変な風に現界してしまったような……あなたのことが舎弟に見えるんです」 3 「きっと、世界を救いましょうね。 ほら、返事!」 4 「はぁ……こんな姿、妹には見せらんないわ……」(再臨三段階以上) 5 「『マルタ殿さえ良ければ、一手御指南いただきたい』……じゃないわよ! なんなのあのござる侍! ホーリーナックルは武術の道具じゃないってぇの! ……じゃあ、何なのかって? それは、ほら。 町娘のたしなみって言うか……」( 所属・再臨三段階以上) 6 「ちょっと肌を見せただけで、何やかやと言い寄ってくる男がいますね……ザケんじゃないわよ」(再臨三段階以上) 7 「ふーん、あの水着もいいわね……」(水着サーヴァント 所属・再臨三段階以上) 好きなこと 「あぁ……私はこれを自ら戒めたはずなのに……主よ、私に戦えと仰るのですね」 嫌いなこと 「嫌うものなど、憎むものなどありはしないはずなのに……主よ、私をお許しください。 サーヴァントとしてある私は、こんなにも罪深い」 聖杯について 「だから、偽の聖杯に興味なんてないっての! いい? 本当の聖杯はひとつよ」 絆 Lv. 1 「これは何かの間違いなのです。 きっと、エクストラクラスで現界してしまったが故に、私は荒々しく振舞ってしまう……。 と、特に、戦闘中のあれは……見なかったことにしろ」 Lv. 2 「私は、暴力を決して肯定しません。 どれだけ荒々しく振舞ってしまったとしても、本当はこんな風には……あぁ、ステゴロ上等だなんて!」 Lv. 3 「これも、主の試練なのでしょうか? どーいう試練なのコレ!? 普段より我慢が効かなくなってる!」(再臨三段階以上) Lv. 4 「はぁ……マスターがアンタでよかったわ……本音よ本音、他の人だったら、こんなモードで現界した姿なんて見せられないもの」(再臨三段階以上) Lv. 5 「こーなったらある程度までは開き直る! ちょっとばかし、あの頃の感じが出ちゃってるけど、私は私。 あなたがいいって言うなら、とことんまでやってやりますからね! そこんとこ、夜! 露! 死! 苦! よ!」(再臨三段階以上) イベント開催中 「お祭りでしょう? 私、ベタニアにいた頃から、お祭りって大好きで」 誕生日 「誕生日なんですってね。 聖女にファンダン・オ・ショコラを添えて。 - 名無しさん 2020-04-20 11:05:53• フォンダンだった。 ルーラーの耐性で場持ち良いのもあってS2もつえーんだよな。 - 名無しさん 2020-04-20 11:09:54• ガウェインに続いて水着ノッブもフィールド効果ゲットか。 これはそのうち丸太さんも来るかな?イメージ的に「ここ水辺だよな?なぁ!?」って脅してる姿が目に浮かぶけど - 名無しさん 2020-05-04 09:33:01• タラスクが脅されてるのが目に浮かぶ - 名無しさん 2020-05-04 10:11:51• タラスクを吐かせて辺り一面水辺にするか。 - 名無しさん 2020-05-04 12:25:42• そういえばサバイバル情報で亀の体内に水分溜まってるとか聞いたような…宝具にフィールド効果付くな! - 名無しさん 2020-05-15 10:30:47• タラスクの涙が水辺を作るんやな - 名無しさん 2020-05-15 18:23:40• 敵(とタラスク)を殴り倒して周りを血の海にすることで水辺判定を得るんですね。 わかります。 - 名無しさん 2020-05-21 00:22:25• NP30と特攻は凶悪 - 名無しさん 2020-05-30 19:32:02• 新聞は沖縄! - 名無しさん 2020-06-03 10:56:01• ハッハッ・・・ハレルヤ! - 名無しさん 2020-06-03 14:24:52• ハッハッ・・・ハレルヤ! - 名無しさん 2020-06-06 22:10:26• 性能のところ、ルーラーの人数変化してるわけだし書き直すかいっそ消してもいいんでない?他に少ないエクストラクラスもあるわけだし - 名無しさん 2020-06-09 18:48:27• 変えといた - 名無しさん 2020-06-09 19:14:49• プロテアを400万近く出して消し飛ばしてくれたわ。 やはりステゴロ聖女最強 - 名無しさん 2020-07-16 18:06:52• 今年もBBちゃんを1ターンkillご苦労さまです - 名無しさん 2020-07-21 00:37:07• 大奥特効無いのに悪霊相手に無双して下さる姐御マジ聖女 - 名無しさん 2020-07-26 14:33:38 名前:• バスターチェインで殴ルーラー - 名無しさん 2018-02-14 03:57:47• 聖杯使っている方に聞きたいのだが、性能的に上げて良かった事ってある?キャラは勿論好きなんだが、気が多くて悩んでて参考にしたい。 - 名無しさん 2018-09-17 00:10:45• 基本等倍で殴るからATKは上げたい、宝具撃たれても平然と立ってたりするからHP上がる恩恵も大きいよ - 名無しさん 2018-09-17 00:19:06• 他の鯖だとあまり恩恵がないHP上昇も大きな利点になるのは良いね。 まずは90まであげてから考えるかなぁ。 - 名無しさん 2018-09-17 12:28:44 名前:• 呼符含め230連にてキャストリGET - 名無しさん 2020-08-11 02:28:43• 途中送信、その後福袋にてキングプロテアと神ジュナが同時に降臨した、揺り戻しってあるんだと再認識した - 名無しさん 2020-08-11 02:33:06• 上半期がクソゴミなガチャ運だったからなのか30連ちょいで術トリア、福袋は司馬懿と式部さんでビビったわぞ…揺り戻しをマジに信じた日だった - 名無しさん 2020-08-11 05:07:59• モーさんすり抜け「父上はいるか?」の次の10連で術父上「今北」…なんなんこの親子。 全部で100連くらいでした。 - 名無しさん 2020-08-11 05:35:14• - 名無しさん 2020-08-11 05:46:18• 周回でめっちゃ活躍ゆえ、ダヴィンチちゃん2枚目狙いたいところ。 周年礼装は諦めた。 - 名無しさん 2020-08-11 06:13:57• とりあえず呼び符回収してダメもとでやったら術トリアきた。 もうなきそう - 名無しさん 2020-08-11 09:55:47• 宝具2狙いで今朝配布石で追い20連したものの何の成果も得られず。 うちのカルデアは回す人が多いガチャ相手だと渋い印象。 - 名無しさん 2020-08-11 09:18:05• 福袋で初めて星5二枚抜きがきた。 しかも環境ベストマッチのSタルが重なり、ロリンチちゃん初引き。 これは捗る - 名無しさん 2020-08-11 10:41:16• いやーまた勝ってしまったわ。 ガチャ運は続かないと人は言うけど今年も星5立て続けに神引きして大勝利!!! 単発キャストリアも来て石余ったし、既に一年分の星5引いたからQP稼がないと育成が追いつかんなコレ - 名無しさん 2020-08-11 20:55:33• 呼符30連でジークフリート、ワルキューレ、キャスターアルトリア、勢いで福袋いったらBB2枚目、アルジュナオルタ1枚目、蘭良王と2年ぶりの星5二枚抜き、ちょっと前のガチャで200連すり抜けばっかの反動かな - 名無しさん 2020-08-12 03:11:23• 福袋ロリンチ初出後、無課金サブ垢に呼符10個でキャストリア出て今年も本垢に出ないのかと朝一回したらトータル配布石90連で来てくれた。 ありがとうございました。 - 名無しさん 2020-08-12 06:35:02• 呼符15枚で - 名無しさん 2020-08-12 07:07:30• まさかの呼符1枚で術アルトリアお出迎え!!!やったーーー!!! - 名無しさん 2020-08-12 09:52:16• おととい結構消費して術トリア引けた後、せっかくだしボーナス分だけ消化したらまさかの2枚目 - 名無しさん 2020-08-12 14:38:06• 去年からずっと、福袋被りしか出てない・・・しかも普段使わない鯖・・・心折れそ・・・ - 名無しさん 2020-08-12 22:05:15• NYで3枚くらい出してから爆死続き、5月にイシュタル1体からの今回で既に配布分使い切ってキャスト1枚。 引けて嬉しいけど大勝利ではないなという感じかな…… - 名無しさん 2020-08-12 23:18:26• 課金して100連で術トリア1人来た!…そしてその後プレボに入ってた大量の聖晶片の存在にやっと気づいて再びガチャ回したらもう1人来てくれて宝具レベル2達成!ありがとう術トリアちゃん…そしてマイルームに待機させてたマーリンお兄さん… - 名無しさん 2020-08-13 12:06:55 New! アルトリア術 ほしくて回したらエリちゃんが2もきて - 名無しさん 2020-08-13 21:35:52 New! 【2017. 18 ~ 2017. 30】• 【2017. 29 ~ 2018. 17】• 【2018. 17 ~ 2018. 11】• 【2018. 11 ~ 2018. 08】• 【2018. 08 ~ 2018. 12】• 【2018. 13 ~ 2019. 28】• 【2019. 28 ~ 2019. 30】.

次の

【FGO】水着獅子王の評価|再臨素材とスキル上げ優先度

アルトリア ルーラ

少し時間は戻り、ラピュセルがピーキーエンジェルズを追って走り出した後、スノーホワイトとアルトリアは電波塔で待機していた。 「ラピュセル…大丈夫かな…」 「気に病むことはありませんよマスター。 私の息子がそう簡単にやられることはないと思いますし。 」 その時、2人の背後から声がする。 女性の声と一方は男性の声だ。 「ここにいたのね、スノーホワイト。 」 「貴女はジャンヌ…失敬。 ジャンヌの生まれ変わりのセイバーですか!いやはや、またお会いできるとは光栄の至り。 しかし、貴女とゆっくり語らいたいのはやまやまですが…残念ながらそのようにはいかないようです。 」 暗がりから姿を現したのはルーラとジルだった。 その後ろからスイムスイムも姿を見せる。 「な、何をしに来たの…?」 「間抜け。 この期に及んでわからないの?」 ルーラは冷たく吐き捨てるとスノーホワイトに王笏を向ける。 「ルーラの名のもとに命じる。 スノーホワイト、身動きをとるな!」 「な、何これ…!?」 ルーラの王笏から光が放たれ、スノーホワイトは突然身体が石になったかのように動けなくなった。 王笏を向けた相手に命令すれば思いのままに操ることができる。 これがルーラの魔法である。 「マスターに何をした!」 アルトリアは剣を抜き、ルーラに向かうがアルトリアの行く手を数匹の海魔が遮る。 「邪魔はさせません。 これからルーラの美しき叛逆が始まるのです。 あの白き魔法少女はまさに天上の存在。 その神座から彼女を引きずり降ろすのがルーラの目的。 私はルーラの天に牙を剥く姿に惚れ惚れしました。 もっと見たいのです、ルーラがあの魔法少女を絶望と慟哭で染める瞬間を!」 ジルは海魔を巧みに操り、アルトリアにさし向ける。 アルトリアも海魔を次々と斬り捨てていくものの、海魔はうじゃうじゃと湧き出てくる。 そうしている間にもスイムスイムによってスノーホワイトのマジカルキャンディーがどんどん転送されていく。 もはやアルトリアには一刻の猶予もない。 「マスター!口は動かせますか?私に魔力を…うぐっ!?」 しかし、スノーホワイトは恐怖のあまり口が動かせないようだ。 やがてアルトリアは完全に海魔に囲まれていた。 「さあ、絶望なさい…。 ふっふっふ…貴女が悲痛に歪む顔はとても唆られますねえ。 」 悪趣味なジルの笑みに睨みをきるアルトリア。 再び剣を構えて海魔達に向かう。 「まずはキャスター、先に始末させてもらう!」 アルトリアはジルに斬りかかるが海魔が盾になり、ジルを守る。 「私に与えらた役割は貴女の足止め。 別に貴女を殺す必要はありません。 ですが、戯れるのも悪くないですから、もう少し楽しみましょうか。 」 余裕のあるジルとは対照的に余裕のない者もいた。 ルーラである。 ルーラの魔法は相手に絶対服従の命令を下す事が出来る。 発動成功時の命令は絶対で抗う事は不可能であるという強力なものであるがゆえにとても制約が多い。 具体的には王笏を向け、ポーズをとらねばならない。 命令中・命令遂行中はそのポーズをとり続けなければならない。 ルーラの名の下に命じなければならない。 さらに相手との距離は最長で5メートルというもののため、扱いが難しい。 まだ終わらないの…?このポーズ疲れるんだけど。 スイムスイムは一心不乱にスノーホワイトのマジカルフォンからキャンディーを転送しているが、まだかかりそうな様子であった。 「スイムスイム、早くしなさい!」 「もうちょっと待って。 あと少し。 」 こいつどれだけキャンディー貯め込んでたのよ? ルーラはスノーホワイトを見やるが、すぐにハッと視線を電波塔の下に移す。 そこにはピーキーエンジェルズの2人とラピュセル、モードレッドの姿があった。 「あの馬鹿どもアホども、ゴミカスども!足止めも満足にできないの!?」 ピーキーエンジェルズ達の不甲斐なさを罵倒するもラピュセルとモードレッドは電波塔の下へ到達してきた。 これでは上まで来るのは時間の問題だ。 「ラ、ラピュセル!」 スノーホワイトはラピュセルの救援に思わず声を上げるがその一言が急展開を迎えさせた。 「ラ・ピュセル?あの魔法少女のことか!おのれ!ジャンヌの名を騙るとは無礼者め!」 何とジルはいきなり攻撃の矛先をアルトリアからラピュセルに変えた。 どうやらジャンヌ・ダルクに関連する名前を付けていたことが気に食わなかったようだ。 海魔は一気にラピュセルに群がる。 もちろんラピュセルに海魔の溶解液などは効果はないのだが、突然の海魔の襲撃にラピュセルは驚いてバランスを崩し、電波塔から落下する。 「マスター!くそっ、このタコが!」 モードレッドはラピュセルに這い寄る海魔を一刀で薙ぎ払う。 ラピュセルも落下しながらも剣を伸ばし、電波塔の壁に突き刺して事なきを得る。 一方、ジルが海魔をラピュセルに差し向けたため、アルトリアは海魔の拘束から逃れ、ルーラ達に向かってきた。 「あっ!?ちょっと何やってんのよ、キャスター!」 「もうすぐ終わる。 」 「黙ってろ、ボケぇ!」 ルーラのスイムスイムへの一喝を他所に高速で迫るアルトリア。 しかし、アルトリアは2人に向かって剣を振り上げるが、突然その剣が何かに弾かれた。 「くっ!?何だ、魔法か?」 だが、ルーラは命令の魔法を発動させている最中でスイムスイムはマジカルフォンを操作している。 2人とも魔法を使える気配はない。 見えない壁に弾かれたような感覚…まだどこかにサーヴァントがいるのか? アルトリアは身構えて剣を構えるが誰もいない。 そうこうしている間にスイムスイムが口を開く。 「終わった。 」 スイムスイムはスノーホワイトのマジカルフォンを投げ捨て、ルーラに目配せする。 スノーホワイトはやっとルーラの魔法から解放されるも、ぺたりと腰を地面につけたまま、動けなくなっていた。 「よし。 これでもうあなたに用はないわ。 帰るわよ、キャスター!」 しかし、ジルは執拗にラピュセルに海魔を向けている。 ルーラのことなどまったく眼中にないかのようだ。 ため息をつきながらルーラは左手をジルに向けて言い放つ。 そして、令呪が光り輝く。 「マスター、ルーラが令呪をもって命ずる。 攻撃を中止し、今すぐ私のところへ戻ってきなさい!」 「むむ、聖処女を冒涜した存在を始末したかったのですが、令呪の命令なら仕方ありません。 」 ジルはしぶしぶ海魔を退きあげさせルーラのもとに戻る。 ルーラとスイムスイム、そして、ジルは電波塔の端へ移動する。 ルーラは戻ってきたピーキーエンジェルズの2人に腕を持たれ、スイムスイムはピーキーエンジェルズを追ってきたカルナに抱き抱えられ、ジルはそのまま霊体化して消えた。 「待て!スノーホワイトに何をした!」 「逃げるのかてめぇら!どこまでも卑怯な奴らめ!」 しかし、ルーラ達の返事はない。 ラピュセルとモードレッドの言葉は電波塔の周りに木霊しただけであった。 「どうしよう…キャンディーが…」 「早く取り返しに行こう!」 「父上のマスターを泣かせるなんざ万死に値するな。 全員まとめて叩き斬って…」 「でも、間に合うでしょうか。 脱落者発表まであと10分しかありません。 」 ラピュセルはアルトリアの一言を聞いて肩を落とす。 取り返しに行きたいが、普段から交流のないルーラ達を探すのは至難である。 王結寺に行けばいいかもしれないが、10分で移動とキャンディー奪還をこなすのもそれこそ不可能に近い。 「私…死んじゃうのかな…」 「申し訳ありません、マスター。 私が不甲斐なかったばかりに…」 俯くスノーホワイトと何も言えないアルトリア。 あまりの悔しさに地面を殴るラピュセルに、どうすればいいかわからず頭を抱えるモードレッド。 皆が失意に沈む中、このあと予想だにしない衝撃的な知らせが来ることを知る由もなかった。 一方、スノーホワイトからの強奪を済ませたルーラ達は王結寺に戻ってきていた。 ちなみにたまはルーラ達より先にカルナに王結寺に運ばれており、顔の傷の手当てを受けた後だった。 しかし、「連絡もせずに勝手に帰るな」とルーラにどやされてしまったが。 「スイムスイム、今回でどれだけ手に入ったのかしら?」 スイムスイムはルーラのそばへ歩み寄り、マジカルフォンの画面を見せながら言う。 「2940個。 」 「ふん。 それでスイムスイムは元々何個持っていたの?」 「826個。 」 その話を聞いたピーキーエンジェルズが驚きの声をあげる。 「どうやったら2000近くも稼げんの?」 「ブルジョワやねー。 」 その時、たまがおずおずと口を開く。 「えっと、このキャンディーはどう分けるの?」 すると、暗がりから姿を現したアンが口を挟む。 「じゃあ、私がザッと見積もってみますわ。 」 近くにメアリーの姿はない。 どうやらモードレッドとの戦いの傷が完全には癒えてないらしく、奥の部屋で休ませているそうだ。 「2088を5人で割れば417と余り3ですわ。 これだと割り切れないのでここは適当に3人に…」 「何を馬鹿なこと言ってるのかしら?割り切れるわよ。 」 アンを押さえつけるかのようなルーラの言葉が響く。 そして皆の視線を一斉に集めた。 「どうしてわざわざ5等分しなきゃいけないの?2088を2で割った1414がリーダーである私の分。 もう一方の1414を2で割った522がスイムスイムの分。 残りの522を3で割った174がミナエル、ユナエル、たまの分。 ほら、割り切れたでしょ?」 寺の中が一瞬凍りつくように静まり返るがすぐさまたまの側にいたカルナが抗議する。 「待て。 作戦は成功したんだ。 皆が最低限同じだけ受け取れる権利はあるはずだぞ?」 しかし、ルーラは呆れたと言わんばかりにこう続ける。 「与えられた仕事を満足にこなせなかった無能が、馬鹿なりに自分の役割をきちんと果たした奴と、作戦の立案から実行時には最も重要な役割を担ったリーダーの報酬がなぜ等しいと思うの?馬鹿なの?ああ、馬鹿だったわよ。 貴女達が馬鹿で無能で3人がかり、しかもサーヴァントまでいたのに足止めもできなかったから作戦そのものが失敗しそうになったのよ。 わかる?」 ルーラは皆をキッと睨みつけて罵倒する。 ピーキーエンジェルズとたまは目をそらし、スイムスイムは正座で俯いている。 アンは面食らったように目を丸くし、カルナは拳を握りながら反論できないことを悔しそうにしている。 ルーラの罵詈雑言の矛先はついにサーヴァント達にまで及んだ。 「それにライダーとランサー!ミナエルとユナエルとたまは戦闘には向いてないから全力でサポートなさいとあれほど言ったじゃないの。 キャスターもそう。 自分勝手に暴走して、令呪まで使う羽目になったんだから。 」 ジルは今、ここにはいない。 どうやらまだやるべきことがあると言い残し、寺の裏庭に行ってしまった。 自分の話を聞かずにどこかへ行くのは癪に触ったが、そもそもルーラはジルと真面目に対話する気はないので放置している。 「本音を言うとあなた達サーヴァントも皆クビにしたいくらいよ。 身の程を知りなさい、馬鹿ども!罰がないだけマシと思いなさいよ。 」 いよいよ、脱落者発表の時間がやってきた。 ルーラは面倒そうにマジカルフォンを開く。 「どうせ最下位はスノーホワイトよ。 これで…」 そう言いかけた途端にルーラは我が目を疑った。 そこに表示された名前はルーラが一番予想だにしなかった名だったからである。 しかし、マジカルフォンの画面には確かに表示されている。 『最下位はルーラだぽん』 そのころ、ここは電波塔。 スノーホワイトとラピュセルは今週の脱落者発表に驚きを隠せなかった。 「どうしてルーラが!?」 「分からない…でも確かにそう書かれてる…」 「待てよじゃあ、さっきまでの戦いは何だったんだ?」 モードレッドも混乱していた。 しかし、アルトリアはハッと閃く。 「わかりました。 恐らくこれは裏切り…いや、内乱の可能性があります。 きっと誰かがルーラを脱落させるために仕組んだ、それができるのはあのルーラの集団に入っていた誰かになるでしょう。 」 「そんなことって…何のために?」 「そこまではわかりません。 ですが、これでマスターは一先ず今週も無事です。 」 「でも、後味悪すぎるな…」 アルトリアの言葉にラピュセルは顔をしかめる。 スノーホワイトも下を向いたまま、黙り込んでしまった。 「…どうして…私が…こんな…」 いつもルーラが立っている舞台。 そこにはもうルーラの姿はなかった。 代わりにスーツ姿の1人の女性が血まみれで横たわっていた。 「キャスター、私からの最期の命令よ…裏切り者をあぶり出して…」 その女性は蚊の鳴くような声でそう呟いた後、事切れてしまった。 そう、この女性こそルーラの正体、木王 早苗である。 「やーい、うるさい奴がいなくなったー!」 「キャンディーをちゃんと分けないからこんな目に遭うんだよ!」 ピーキーエンジェルズはルーラが死んだことに「やったーやったー、やったったー」と歓喜している。 たまはあまりにも惨い光景に身体を丸めてふさぎ込んでいた。 そして、今までずっと無言だったスイムスイムが口を開けた。 「死体は私が片付ける。 今日は解散。 」 スイムスイムは早苗の遺体を肩に担ぐ。 その言葉を聞いてピーキーエンジェルズとたまは寺の扉を開けて外に出るのであった。 「ああ、ルーラ。 私より先に死んでしまうとは。 ですが、ご安心ください。 貴女の叛逆は必ず私が達成して見せましょう。 裏切り者をあぶり出して殺せ…その最期の命令を果たさせていただきます。 」 裏庭にいたジルは令呪を介してルーラが死亡したことを悟る。 ジルは静かに黙祷し、それを終えると裏庭から王結寺の門へ歩き出す。 その手には怪しく光る魔本があった。 ピーキーエンジェルズとたまはスイムスイムより先んじて寺から出ようとする。 だが… 「お待ちなさい。 」 王結寺から出ようとする皆の前にジルが現れた。 ジルは寺の門の前に立ち、進路を阻む。 「な、何の用だよキャスター。 もうルーラは死んだんだ。 」 「どうせあんた1人じゃ何もできないんだからさっさと消滅してよ、うっとうしい。 」 ピーキーエンジェルズは分かりやすく悪態を吐くがジルは気にせず続ける。 「ルーラを殺したのは貴女方に間違いありませんね?これは私の推測ですが、ルーラの1日あたりのキャンディーの稼ぎを計算し、平均を割り出すとトップである白い魔法少女が2000個しか持っていないことはあり得ません。 私はいつも側でルーラの仕事を見てきました。 だから、1度の人助けで貯まるキャンディーの平均値はだいたい把握できましたよ。 ここから考えるとあの白い魔法少女は甘く見積もっても1万は超えるキャンディーを持っていないととても1位にはなれません。 」 「…するどい。 それで、私達がルーラをどうやって脱落させたかわかるの?」 スイムスイムの問いかけにジルは頷きつつ続ける。 「おそらくスイムスイム。 そして、ルーラと標的である白い魔法少女以外の魔法少女全員にその奪ったキャンディーを平等に分配すれば最下位はルーラになる…違いますか?つまり、貴女はそれを利用してルーラを謀ったと見て間違いないでしょう。 」 たとえ狂化されていても元帥としての経験で培った観察力と洞察力でスイムスイムを論破したジル。 しかし、彼の本領は悪い意味でここから発揮された。 「私はルーラと約束しました。 裏切り者をあぶり出せと。 その裏切り者は今まさに目の前にいる!ルーラは叛逆を企てていましたが、志半ばで倒れてしまった。 ならばこそ、ルーラと共に生きる者はまた共に死ぬのは道理である。 裏切り者を裁かねばならぬのはかつての仲間を殺すということで私も忍びないのですが、革命を起こす者達は運命を共有するという古来からの伝統に従い、貴女方には死んでもらいましょう。 これでルーラとの約束も、この儚くも美しい叛逆の物語の幕も下ろすことができる。 まさに一挙両得です!」 「何をわけわかんないことを…うわっ!?」 「ひぇー、何これキモい!」 ジルは手始めにピーキーエンジェルズを海魔で取り囲む。 しかし、ミナエルはすぐに落ち着きを取り戻し、こう吐き捨てる。 「ははっ、キャスターは馬鹿じゃないの?サーヴァントの宝具は魔法少女を傷つけることができないってファヴが…うっ!?」 海魔はミナエルに触手を叩きつける。 すると、ミナエルの腕から血が流れた。 「お姉ちゃん!嘘、な、何で宝具が効いてるんだよ!?」 「私は召喚に応じた日から貴女方の使う魔術の解析を行っていました。 なかなか特殊なものでしたから、本日まで手間取りましたが、ついにその魔術を模倣することに成功しました…!」 何とジルは魔法少女達が使用する魔法を解析し、自分も魔法少女と同じ力を作り出すことに成功したのである。 そのため、ジルの操る海魔は魔法少女を殺すことも可能になったのである。 「そんなのありかよ!うわあっ!?」 ピーキーエンジェルズに海魔が群れをなして迫る。 その時、王結寺の壁を突き破ってメアリーが飛び出してきた。 「マスター、危ない!アン、あいつを止めるよ!」 「メアリー、ですが海魔に行く手を阻まれて動けませんわ!」 アンもメアリーも無限に増え続ける海魔に悪戦苦闘しているようだ。 「いやあ!来ないでー!」 たまは穴を掘って逃げようとするが海魔は穴にも侵入する。 終いにはたまをおぞましい触手で攻め立てた。 「た、助けてー!」 その時、穴の中の海魔が吹き飛ぶ。 穴の外からはカルナが見えた。 どうやらたまを救助しに来たようだ。 「マスター、早く俺に掴まれ!」 たまは涙ながらにカルナの腕を取る。 カルナはたまを引き上げて抱き抱えて宙に浮かぶ。 「まずはマスター、安全な場所へ…」 「待って…スイムちゃんとミナちゃんとユナちゃんが…」 たまの眼下には海魔の攻撃をひたすらかわすスイムスイムと寺の灯篭の陰で怯えるミナエルとユナエル、海魔に袋叩きにされて傷だらけのアンとメアリーが見える。 だが、ジルの襲撃はたまとカルナも例外ではなかった。 「逃がしませんよ!さあ、今度は天にまで届くものをお見せしましょう!」 たまとカルナを捕らえるため、ジルは巨大な海魔を召喚する準備に入る。 ジルの足元からみるみるうちに海魔が膨らんでいく。 その大きさは王結寺の門の高さの3倍ほどになった。 「逃げ道を塞がれ…ぐっ!」 巨大な海魔の一撃はたまを狙うが間一髪、カルナが頭を伏せて守る。 「このままではジリ貧だ。 キャスターの魔力が尽きるのが先か、マスター達が海魔に殺されるか…」 だが、そんな心境のカルナに異議を唱えるかのようにこの戦いは終わりを迎えることになった。 」 海魔の攻撃をかわしていたスイムスイムが突然動きを止めて呟いた。 すると… 「グハァッ!?何なのですか…これは…私の魔力回路が乱されて…ぐふっ!」 突如、ジルが吐血し、うつ伏せに倒れる。 すると、海魔が次々と消滅し、巨大海魔も徐々に朽ちていった。 「おぬし、隙だらけであるぞ。 おかげでいいところに我が『无二打』が決まった。 」 ジルの背後から姿を見せたのは赤い髪に中華風の衣装を着た男…この男は魔拳士の異名を持つ中国の拳法家、李書文である。 どうやら李書文はスイムスイムのサーヴァントのようだ。 「ぐぬぬ…やはり叛逆者は儚く消え去るのが運命でしたか…ルーラ…申し訳ありません…」 それだけ言い残すとジルは消え去り、やがて海魔も完全に朽ち果てた。 「あれがスイムちゃんのサーヴァント…?」 李書文の突然の登場に驚きを隠せないミナエル。 その時、スイムスイムが李書文に駆け寄る。 「ルーラが言ってた。 むやみやたらと自分の能力を晒すべきじゃないって。 だから、用事が終わったらもう消えていいよ。 」 「ふむ、我がマスターはなかなか冷たいのう。 仕事が終わったら即帰れか。 しかし、これも圏境の鍛錬だと思うとしよう。 ひとしきりスイムスイムと言葉を交わした李書文はまたスッと消えてしまう。 辺りには先ほどまでに激しい戦いがあったことが嘘のような静寂に包まれていた。

次の