欠勤 休職 違い。 知らないと損をする「欠勤」と「休職」と「休業」の意味の違い

【社労士監修】休職期間はどう決まる?休職中の給料・手当・手続き10の疑問

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「欠勤」とは そもそも、「欠勤」という言葉にはどのような意味があるのでしょう。 まずは、言葉の意味から紹介します。 「欠勤」は「勤めを休む」という意味 「欠勤」とは、「勤めを休む」という意味の言葉です。 もう少し詳しく言うと、「契約における労働提供義務の不履行」、つまり「出勤しなければならない日に勤務を休むこと」を意味します。 主に、労働者の事情によって勤務を休んだ場合を「欠勤」と呼び、その場合の給料は支払われないのが通例です。 「欠勤」は英語で「absence」を使う 「欠勤」を英語にすると「absence」となります。 「absence」にはほかにも、「不在」や「留守」といった意味があります。 「欠勤」するとどうなる? 勤務しなければならない日であっても、やむを得ず「欠勤」してしまうこともあります。 「欠勤」するとどうなるのか、その影響について説明します。 「欠勤」は減給・欠勤控除の対象に 「欠勤」は無給です。 そのため、月給制(月給日給)では、時間外勤務手当などの変動部分を除いた月の賃金(固定給や基本給)から、「欠勤」した分が差し引かれることとなるでしょう(欠勤控除)。 その結果、「欠勤日数」の分だけ減給となります。 分かりやすい例でいうと、月給20万円の社員が、20日の勤務日数のうち3日欠勤した場合、欠勤控除額は3万円(一日当たり一万円)です。 なお、「欠勤」のように「働いていない分は給料が支払われない」という原則を、「ノーワーク・ノーペイの原則」と呼びます。 「欠勤」に「有給」を充てることも 「有給」が残っている場合、「欠勤」した日を「有給」として申請できる場合があります。 「有給」は事前申請が前提なので、この場合は企業側の了承を得て、事後に「有給」を申請することになるでしょう。 なお、「欠勤」に「有給」を充てるどうかの選択権は従業員側にあります。 企業側が自動的に「有給」を消化させることはできません。 季節性インフルエンザも欠勤扱いに 毎年冬になると流行を見せる「インフルエンザ」は、「季節性インフルエンザ」と呼ばれ、幼・保育園や学校などの教育機関では「出席停止」として扱われます。 しかし、企業においては、「季節性インフルエンザ」は法律上の出勤停止には該当しません。 法律上の就業制限に該当するのは、「新型インフルエンザ」の場合です。 そのため、季節性のインフルエンザにり患し仕事を休む場合は、通常「欠勤」として扱われます。 「欠勤」と「有給」「公休」の違いは? 「勤務しなければならない日に出勤しないこと」を意味する「欠勤」という言葉ですが、働く上で「仕事を休む」という意味の言葉はほかにもあります。 類語との違いを説明します。 「有給」は「労働義務のあった日に給料をもらいながら休む」こと 最も問われるのが「有給」と「欠勤」の違いでしょう。 「有給」とは、「有給休暇」の略で、「勤務しなければならない日に給料をもらいながら休むこと」を意味します。 つまり、「有給」と「欠勤」の一番の違いは、「給与が出るか出ないか」です。 「有給」は、入社後半年を経た後に、所定の日数付与されるのが一般的です。 なお、「有給」は、「労働義務のある日に、その義務を免除して休むこと」を意味しますので、もともと会社が定める休日に休む場合は「有給」とすることができません。 「公休」は「権利として認められた休日」のこと 「欠勤」や「有給」と同様に、「勤務をしない日」を意味する言葉には「公休」もあります。 「公休」とは、「権利として与えられている休日」という意味の言葉です。 一般企業では、あらかじめ土日を休日としているところが多いため、「公休=土日」という例も多いことでしょう。 また、年末年始の休業日なども「公休」の一例です。 「公休」は企業側の都合で休日であるのに対し、「欠勤」は労働者の都合による休みという点で異なります。 「公休」に出勤すると「休日出勤手当」あるいは「代休」などの措置がありますが、「公休」に休んだからといって、その月の基本給が減るようなことはありません。 ただし、時給・日給(日給月給制)の場合など雇用形態によっては、働いていないので当然ながら給料に影響することもあります。 「欠勤」する場合の注意点 やむを得ず「欠勤」する場合でも、周囲への配慮は必要です。 連絡なしでの「欠勤」は言語道断 まず、「欠勤」する場合は、必ず会社に連絡するのがマナーです。 連絡なしでの「欠勤」は、いわゆる「無断欠勤」となり、会社からの信用を損ないかねません。 やむを得ない「欠勤」でも、できる限り早い段階での連絡が必須です。 急なメール連絡による欠勤届はできれば避けたい 「欠勤届」とは、欠勤する際に会社に提出するものです。 「欠勤届」のフォーマットは様々で、企業によって所定の書式を設けている場合や、勤怠管理システム上で提出する場合もあります。 近年では、電子メールでの欠勤連絡を「欠勤届」に替える企業も増えています。 たとえば、始業前でも速やかに「欠勤」の連絡ができるというのはメール連絡の大きなメリットでしょう。 ただし、始業時刻間際などの急を要する連絡は、メールではなく電話連絡がベターです。 確実に相手に伝わる連絡手段を選びましょう。 「欠勤」の場合は理由を明確にするのがベター 「有給」の取得理由は、「私用」としても問題ありませんが、「欠勤」の場合は理由を明確にするほうが良いと言われています。 というのも、「欠勤」とは本来勤務すべき日に休むことを指し、労働者の権利として認められる「有給」とは意味合いが異なるためです。 たとえば、体調不良・家族の看病のため・身内の不幸(忌引きに該当しない親族の不幸など)というように、「欠勤」の理由を伝えるようにしましょう。 欠勤が重なると評価に影響を及ぼすことも やむを得ない事情であっても、「欠勤」が続いてしまうと人事評価に影響が出ることがあります。 正当な理由もなく即解雇されるようなことはありませんが、賞与の査定に影響することもありますし、同僚からに迷惑をかける懸念もあります。 評価を落とさないためにも、欠勤理由をしっかりと伝えるなど周囲への影響を最小限にとどめる努力も必要です。 まとめ 「欠勤」とは、「出勤しなければならない日に労働者の都合で勤務を休むこと」を指します。 突然の欠勤は、業務上の影響を与えるけでなく、人事評価上もあまり良いものではありません。 できるだけ欠勤を減らすよう自己管理をし、やむを得ない事情の場合は、誠意をもって対応することが求められます。

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休職の前の欠勤期間について

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休職の前の欠勤期間について 欠勤期間を置く意味とその期間についてお伺いします。 従業員が私傷病により休む場合の取扱いは、一般的には一定期間(企業によっては1ヶ月~6ヶ月と幅があるようですが)の欠勤を経て、はじめて休職を命ずるという規定が多いものと思います。 一定の欠勤期間を置く目的は、数日で直る傷病である場合に、いちいち休職を命じなくて済むようにすることと聞いたことがありますが、その見極めに数ヶ月も必要なものでしょうか。 傷病が原因で一定の日数以上(5日程度)欠勤する場合は、医師の診断書の提出を義務付けておけば、その診断書の内容を検討し、休職を命ずる必要があるか否かの判断はつくのではないでしょうか。 一般的な態様として、まず有休を消化しますが、その有休とて復職後のことを考え少し残しておきたのが人情です。 また有休がたくさん余っている人ばかりではありません。 そうすると後のほとんどの期間を単なる欠勤状態にしておくことになります。 早く休職扱いにして明確な雇用管理下におき、復職支援プログラムなどにより早期復帰を図るべきと考えます。 どのような理由により数ヶ月もの欠勤期間が設定されているのか教えてください。 特段深い意味は無いと思いますが、かつてこうした規定が多かった事情については年配で職歴の長い社労士さんとかに聞けばご存知かもしれません。 休職制度については基本的に任意に設定可能ですし、医師の診断等によって職場の長期離脱が分かっている場合にまで欠勤期間を伸ばす必要はございません。 また、個々の事案によっても取り扱いは現実に合った形で柔軟に対処すべきです。 従いまして、長くとも1ヶ月程度を目安に置き、ご認識されているような休職管理の仕方で問題はないでしょう。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。 ですから、その意味と期間については、まずは、就業規則を作成した責任部署に確認してください。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。 戦前のことは分りませんが、戦後の年功序列処遇の影響だと思います。 私傷病欠勤時への自己防衛としての未使用有休は別問題として、休職期間は、《 解雇への猶予期間 》 とも解釈できるので、従業員にとってみれば、それに先立ち認められる欠勤期間の長短も、重要な意味を持ちます。 一方、事案発生ごとに、主治医の診断書だけで、会社 ( 実際は、人事部? ) が、休職を命じるまでの妥当な期間を個別判断することは難しく、その意味で、休職に至るまでの長欠期間の定めは欠かせないと思います。 その上で、必要に応じ、期間設定の見直し検討をされるのが望ましいところです。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。 就業規則の休職期間についてお伺いいたします。 休職期間は会社が任意に定めることができますが、「1ヶ月」と定めることはできますか。 (多くの会社では6ヶ月ぐらいが多いようですが) また、休職に先立って欠勤期間を定めて、その後に休職とした方がいいのでしょうか? 24条 従業員が次のいずれかに該当する場合は休職とする。 25条 休職期間は次のとおりとする。 いつもお世話になります。 弊社では勤続期間5年以上の社員の休職期間を24ヶ月間としています。 (復職後同一の事由により休職となった場合は休職期間は復職の前後の前後を合算する) 現在、同一の私傷病により休職と復職を繰り返した社員がおり、この休職期間の算定についてどのように取り扱うか決めなければなりませ... あわせて読みたいキーワード 「アブセンティーイズム」とは、英語の「absent(欠席)」から派生した言葉で、労働者が出勤日に欠勤している状態のことをいいます。 継続的に欠勤するという点ではストライキ行為に近い部分がありますが、目的があって組織的に行われるストライキと異なり、欠勤している状態が企業の生産性にどのような損失を与えるか... 働き方改革への意識が高まるなか、労働者が柔軟に勤務時間を決められるフレックスタイムに注目が集まっています。 法改正が進み、人事制度の充実に向けて導入の検討を進めている企業もあるでしょう。 社員の最適な働き方を目指したこの制度は、労働者および企業にどのようなメリット・デメリットを与えるのでしょうか。 また、... 「労働契約申込みみなし制度」とは、派遣先企業が違法派遣と知りながら派遣労働者を受け入れている場合、違法状態が発生した時点から、派遣先が派遣労働者に対して直接雇用を申し込んだものとみなす制度のことで、「みなし雇用制度」ともいわれます。 申込みの実体がなくても、自動的に派遣先が派遣労働者に対して労働契約の... 法的な離職率の算出方法はどのような算出方法なのでしょうか?もし法的なものがなければ、他社事例など教えていただければ幸いです。 現在、規程類の見直しをおこなっているのですが、 規程類の中で就業規則だけが「規則」となっております。 なぜ就業「規程」と言わないのでしょうか。 定義に違いがあるのでしょうか。 会社ごとに決めることなのでしょうが、 多くの会社が就業「規則」としていると思います。 なにか意味があるのでしょうか。 いつも参考にさせております。 この度、従業員の勤務成績・態度に改善が見られない場合、退職勧奨を進めることは出来ないかという検討以来が経営層から出ました。 今まで、このような対応をしたことがなく、色々と調べておりますが、ストレートに公的機関に聞くのもどうかと思い、なかなか思うように進みません。

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病欠とは?欠勤や有休との違いや、会社を病欠するときの注意点5個!

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病気治療のための欠勤が病欠 病気をしたり、けがをしたりして会社を休む事があります。 この場合、長期にわたって入院をしたり、治療を要したり、自宅療養であったりといった必要が出てきます。 会社員であれば会社を休む事になるでしょう。 これが欠勤であり、傷病による欠勤が病欠です。 しかし、その休みについてはいくつか種類があるのです。 欠勤にはさまざまな種類と違いがある 欠勤にはさまざまな種類があります。 たとえば、有給、そして病欠、また休職という場合です。 この違いについて、きちんと理解しておきましょう。 給与にも大きく関わて来るので、この違いについて熟知しておきましょう。 欠勤(病欠)は労働の義務はあるものの会社を休んでいる状態 もし病気やけがの治療が1日、2日で済むのであれば、有給を使うのが一般的です。 有給というのは正確には年次有給休暇となります。 有給による休みの間は、給与が支払われるといった特徴があります。 短期なら有給休暇!なくなったら病欠扱いに この有給の残りが無かったり、もっと治療に長い期間がかかるという場合には、病欠ということになります。 この病欠ですが、病気欠勤というのが正式な名称です。 有給休暇を消化し終ったあとに、この病気欠勤期間というものに入るようになります。 その期間は1. 5ヶ月です。 この病気欠勤を取るためには、医師の診断書を会社に提出するようになってきます。 休職は労働の義務が免除された状態 そして有給休暇を消化し終えたのちに、治療に長期の期間が必要になった場合、会社と取り決めをして、長めの休みをとったものというのが休職となります。 一足飛びに休職、というわけではないのです。 この「休職」は、制度として見てみると単純な休みというよりも、「労働の義務を会社が免除する期間」という理解がより近くなります。 休職の扱いは会社毎で異なる点が最大の違い 休職というのは、従業員がある病気やけがなどで労務できなくなった場合に一定期間を定めて、会社での籍を確保したじまま就労の義務を免じてくれる期間、というものになります。 休職している間、会社からは給与が払われないようになります。 ただ、健康保険の傷病手当金などの給付金が受け取れるようになってくるので全くの無収入ではありません。 これには期間の定めがあり、最長1年6か月となっています。 休職の労働協約や就業規則などは、会社がそれぞれで定めるようになっています。 病欠は短期で休職は長期!後者の取得は会社によって違いがあるので確認を このように、病気やけがの治療、回復のために仕事を休むといっても、色々な種類があります。 病欠と休職の違いについてもわかってきたかと思います。 休職についてもっと詳しく知るには、それぞれの企業で、労働協約や就業規則、休職制度を設けているようになりますので、確認をしてみるとよいでしょう。 こちらもあわせて読みたい!.

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