ちはや ぶる 神 の 誓 ひ の 違 はず は 親 の 敵 に 逢 ふ 瀬 結ば ん。 神道に學ぶ。

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ちはや ぶる 神 の 誓 ひ の 違 はず は 親 の 敵 に 逢 ふ 瀬 結ば ん

譯者又識す わが最初の境界 羅馬 ( ロオマ )に往きしことある人は ピアツツア、バルベリイニを知りたるべし。 こは貝殼持てる トリイトンの神の像に造り 做 ( な )したる、美しき 噴井 ( ふんせい )ある、大なる廣こうぢの名なり。 貝殼よりは水湧き出でゝその高さ數尺に及べり。 羅馬に往きしことなき人もかの廣こうぢのさまをば銅板畫にて見つることあらむ。 かゝる畫には ヰア、フエリチエの角なる家の見えぬこそ恨なれ。 わがいふ家の石垣よりのぞきたる三條の 樋 ( ひ )の口は水を吐きて石盤に入らしむ。 この家はわがためには 尋常 ( よのつね )ならぬおもしろ味あり。 そをいかにといふにわれはこの家にて生れぬ。 首 ( かうべ )を 囘 ( めぐら )してわが 穉 ( をさな )かりける程の事をおもへば、目もくるめくばかりいろ/\なる記念の多きことよ。 我はいづこより語り始めむかと心迷ひて 爲 ( せ )むすべを知らず。 又我世の 傳奇 ( ドラマ )の全局を見わたせば、われはいよ/\これを寫す手段に 苦 ( くるし )めり。 いかなる事をか緊要ならずとして棄て置くべき。 いかなる事をか全畫圖をおもひ浮べしめむために殊更に數へ擧ぐべき。 わがためには面白きことも 外人 ( よそびと )のためには何の興もなきものあらむ。 われは我世のおほいなる 穉物語 ( をさなものがたり )をありのまゝに僞り飾ることなくして語らむとす。 されどわれは人の意を迎へて自ら喜ぶ 性 ( さが )のこゝにもまぎれ入らむことを恐る。 この性は早くもわが穉き時に、畠の中なる雜草の如く萌え出でゝ、やうやく聖經に見えたる 芥子 ( かいし )の如く高く空に向ひて長じ、つひには一株の大木となりて、そが枝の間にわが七情は巣食ひたり。 わが最初の記念の一つは既にその 芽生 ( めばえ )を見せたり。 おもふにわれは最早六つになりし時の事ならむ。 われはおのれより穉き子供二三人と向ひなる 尖帽僧 ( カツプチノオ )の寺の前にて遊びき。 寺の扉には 小 ( ちひさ )き眞鍮の十字架を打ち付けたりき。 その處はおほよそ扉の中程にてわれは僅に手をさし伸べてこれに達することを得き。 母上は我を伴ひてかの扉の前を過ぐるごとに、必ずわれを掻き抱きてかの十字架に接吻せしめ給ひき。 あるときわれ又子供と遊びたりしに、甚だ 穉 ( をさな )き一人がいふやう。 いかなれば 耶蘇 ( やそ )の穉子は一たびもこの群に來て、われ等と共に遊ばざるといひき。 われさかしく答ふるやう。 むべなり、耶蘇の穉子は十字架にかゝりたればといひき。 さてわれ等は十字架の下にゆきぬ。 かしこには何物も見えざりしかど、われ等は猶母に教へられし如く耶蘇に接吻せむとおもひき。 一人の子のさし上げられて僅に唇を尖らせたるを、抱いたる子力足らねば落しつ。 この時母上通りかゝり給へり。 この遊のさまを見て立ち 住 ( と )まり、指組みあはせて 宣 ( のたま )ふやう。 汝等はまことの天使なり。 さて汝はといひさして、母上はわれに接吻し給ひ、汝はわが天使なりといひ給ひき。 母上は隣家の女子の前にて、わがいかに罪なき子なるかを繰り返して語り給ひぬ。 われはこれを聞きしが、この物語はいたくわが心に 協 ( かな )ひたり。 わが罪なきことは 固 ( もと )よりこれがために前には及ばずなりぬ。 人の意を迎へて自ら喜ぶ 性 ( さが )の種は、この時始めて日光を吸ひ込みたりしなり。 造化は我におとなしく 軟 ( やはらか )なる心を授けたりき。 さるを母上はつねに我がこゝろのおとなしきを我に告げ、わがまことに持てる長處と母上のわが持てりと思ひ給へる長處とを我にさし示して、小兒の罪なさはかの醜き「バジリスコ」の獸におなじきをおもひ給はざりき。 かれもこれもおのが姿を見るときは死なでかなはぬ者なるを。 彼 ( かの ) 尖帽宗 ( カツプチヨオ )の寺の僧に フラア・マルチノといへるあり。 こは母上の懺悔を聞く人なりき。 かの僧に母上はわがおとなしさを告げ給ひき。 祈のこゝろをばわれ知らざりしかど、祈の詞をばわれ善く 諳 ( そらん )じて洩らすことなかりき。 僧は我をかはゆきものにおもひて、あるとき我に一枚の圖をおくりしことあり。 圖の中なる 聖母 ( マドンナ )のこぼし給ふおほいなる涙の露は地獄の ( ほのほ )の上におちかかれり。 亡者は爭ひてかの露の滴りおつるを 承 ( う )けむとせり。 僧は又一たびわれを伴ひてその僧舍にかへりぬ。 當時わが目にとまりしは、 方 ( けた )なる形に作りたる圓柱の廊なりき。 廊に圍まれたるは 小 ( ちさ )き 馬鈴藷圃 ( ばれいしよばたけ )にて、そこにはいとすぎ(チプレツソオ)の木二株、 檸檬 ( リモネ )の木一株立てりき。 開 ( あ )け放ちたる廊には世を 逝 ( みまか )りし僧どもの像をならべ懸けたり。 部屋といふ部屋の戸には獻身者の傳記より撰び出したる畫圖を貼り付けたり。 當時わがこの圖を觀し心は、後になりて ラフアエロ、 アンドレア・デル・サルトオが作を觀る心におなじかりき。 僧はそちは心 猛 ( たけ )き童なり、いで死人を見せむといひて、小き戸を開きつ。 こゝは 廊 ( わたどの )より二三級低きところなりき。 われは 延 ( ひ )かれて級を降りて見しに、こゝも小き廊にて、四圍悉く 髑髏 ( どくろ )なりき。 髑髏は髑髏と接して壁を成し、壁はその並びざまにて 許多 ( あまた )の 小龕 ( せうがん )に分れたり。 おほいなる龕には頭のみならで、胴をも手足をも具へたる骨あり。 こは高位の僧のみまかりたるなり。 かゝる骨には褐色の尖帽を 被 ( き )せて、腹に繩を結び、手には一卷の經文若くは枯れたる花束を持たせたり。 贄卓 ( にへづくゑ )、 花形 ( はながた )の燭臺、そのほかの飾をば 肩胛 ( かひがらぼね )、 脊椎 ( せのつちぼね )などにて細工したり。 人骨の 浮彫 ( うきぼり )あり。 これのみならず忌まはしくも、又趣なきはこゝの拵へざまの全體なるべし。 僧は祈の詞を唱へつゝ行くに、われはひたと寄り添ひて從へり。 僧は唱へ 畢 ( をは )りていふやう。 われも 早晩 ( いつか )こゝに眠らむ。 その時汝はわれを見舞ふべきかといふ。 われは一語をも出すこと能はずして、僧と僧のめぐりなる氣味わるきものとを驚き ( み )たり。 まことに我が如き穉子をかゝるところに伴ひ入りしは、いとおろかなる 業 ( わざ )なりき。 われはかしこにて見しものに心を動かさるゝこと甚しかりければ、歸りて僧の小房に入りしとき 纔 ( わづか )に生き返りたるやうなりき。 この小房の窓には黄金色なる 柑子 ( かうじ )のいと美しきありて、殆ど一間の中に垂れむとす。 又聖母の畫あり。 その姿は天使に擔ひ上げられて日光明なるところに浮び出でたり。 下には聖母の 息 ( いこ )ひたまひし墓穴ありて、もゝいろちいろの花これを 掩 ( おほ )ひたり。 われはかの柑子を見、この畫を見るに及びて、わづかに我にかへりしなり。 この始めて僧房をたづねし時の事は、久しき間わが空想に好き材料を與へき。 今もかの時の事をおもへば、めづらしくあざやかに目の前に浮び出でむとす。 わが當時の心にては、僧といふ者は全く我等の知りたる常の人とは殊なるやうなりき。 かの僧が褐色の衣を着たる死人の殆どおのれとおなじさまなると共に 棲 ( す )めること、かの僧があまたの尊き人の上を語り、あまたの不思議の 蹟 ( あと )を話すこと、かの僧の尊さをば我母のいたく敬ひ給ふことなどを思ひ合する程に、われも人と生れたる 甲斐 ( かひ )にかゝる人にならばやと折々おもふことありき。 母上は未亡人なりき。 活計 ( くらし )を立つるには、 鍼仕事 ( はりしごと )して得給ふ錢と、むかし我等が住みたりしおほいなる部屋を人に借して得給ふ 價 ( あたひ )とあるのみなりき。 われ等は 屋根裏 ( やねうら )の小部屋に住めり。 かのおほいなる部屋に引き移りたるは フエデリゴといふ年 少 ( わか )き畫工なりき。 フエデリゴは心 敏 ( さと )く世をおもしろく暮らす少年なりき。 かれはいとも/\遠きところより來ぬといふ。 母上の物語り給ふを聞けば、かれが故郷にては聖母をも耶蘇の穉子をも知らずとぞ。 その國の名をば 馬 ( デンマルク )といへり。 當時われは世の中にいろ/\の國語ありといふことを解せねば、畫工が我が言ふことを 曉 ( さと )らぬを耳とほきがためならむとおもひ、おなじ詞を繰り返して聲の限り高くいふに、かれはわれを 可笑 ( をか )しきものにおもひて、をり/\ 果 ( このみ )をわれに取らせ、又わがために兵卒、馬、家などの形をゑがきあたへしことあり。 われと畫工とは幾時も立たぬに中善くなりぬ。 われは畫工を愛しき。 母上もをり/\かれは善き人なりと 宣 ( のたま )ひき。 さるほどにわれはとある夕母上と フラア・マルチノとの話を聞きしが、これを聞きてよりわがかの技藝家の少年の上をおもふ心あやしく動かされぬ。 かの異國人は地獄に 墜 ( お )ちて永く浮ぶ瀬あらざるべきかと母上問ひ給ひぬ。 そはひとりかの男の上のみにはあらじ。 異國人のうちにはかの男の如く惡しき事をば一たびもせざるもの多し。 かの 輩 ( ともがら )は貧き人に逢ふときは物取らせて 吝 ( をし )むことなし。 かの輩は債あるときは期を 愆 ( あやま )たず額をたがへずして拂ふなり。 然 ( しか )のみならず、かの輩は吾邦人のうちなる多人數の作る如き罪をば作らざるやうにおもはる。 母上の問はおほよそ此の如くなりき。 フラア・マルチノの答へけるやう。 さなり。 まことにいはるゝ如き事あり。 かの輩のうちには善き人少からず。 されどおん身は何故に然るかを知り給ふか。 見給へ。 世中をめぐりありく惡魔は、邪宗の人の所詮おのが手に落つべきを知りたるゆゑ、強ひてこれを誘はむとすることなし。 このゆゑに彼輩は何の苦もなく善行をなし、罪惡をのがる。 惡魔はわれ等を誘ふなり。 われ等は弱きものなればその手の中に落つること多し。 されど邪宗の人は肉體にも惡魔にも誘はるゝことなしと答へき。 母上はこれを聞きて復た言ふべきこともあらねば、 便 ( びん )なき少年の上をおもひて 大息 ( といき )つき給ひぬ。 かたへ 聞 ( ぎき )せしわれは泣き出しつ。 こはかの人の永く地獄にありて に苦められむつらさをおもひければなり。 かの人は善き人なるに、わがために美しき畫をかく人なるに。 わが穉きころ、わがためにおほいなる意味ありと覺えし第三の人は ペツポのをぢなりき。 惡人 ( あくにん ) ペツポといふも 西班牙磴 ( スパニアいしだん )の王といふも皆その人の 綽號 ( あだな )なりき。 此王は日ごとに西班牙磴の上に 出御 ( しゆつぎよ )ましましき。 (西班牙廣こうぢより モンテ、ピンチヨオの上なる街に登るには高く廣き石級あり。 この石級は羅馬の 乞兒 ( かたゐ )の集まるところなり。 西班牙廣こうぢより登るところなればかく名づけられしなり。 ) ペツポのをぢは生れつき兩の 足痿 ( な )えたる人なり。 當時そを十字に組みて折り敷き居たり。 されど穉きときよりの熟錬にて、をぢは兩手もて歩くこといと巧なり。 其手には革紐を結びて、これに板を掛けたるが、をぢがこの道具にて歩む速さは 健 ( すこや )かなる脚もて行く人に劣らず。 をぢは日ごとに上にもいへるが如く西班牙磴の上に坐したり。 さりとて外の乞兒の如く憐を乞ふにもあらず。 唯だおのが前を過ぐる人あるごとに、 詐 ( いつはり )ありげに 面 ( おもて )をしかめて「ボン、ジヨオルノオ」(我俗の今日はといふ如し)と呼べり。 日は既に入りたる後もその呼ぶ詞はかはらざりき。 母上はこのをぢを敬ひ給ふことさまでならざりき。 あらず。 親族 ( みうち )にかゝる人あるをば心のうちに恥ぢ給へり。 されど母上はしば/\我に向ひて、そなたのためならば、彼につきあひおくとのたまひき。 餘所 ( よそ )の人の此世にありて求むるものをば、かの人 筐 ( かたみ )の底に 藏 ( をさ )めて持ちたり。 若し臨終に、寺に納めだにせずば、そを讓り受くべき人、わが外にはあらぬを、母上は 恃 ( たの )みたまひき。 をぢも我に親むやうなるところありしが、我は其側にあるごとに、まことに喜ばしくおもふこと絶てなかりき。 或る時、我はをぢの振舞を見て、心に怖を懷きはじめき。 こは、をぢの本性をも見るに足りぬべき事なりき。 例の石級の下に老いたる 盲 ( めくら )の 乞兒 ( かたゐ )ありて、往きかふ人の「バヨツコ」(我二錢 許 ( ばかり )に當る銅貨)一つ投げ入れむを願ひて、 薄葉鐵 ( トルヲ )の小筒をさら/\と鳴らし居たり。 我がをぢは、面にやさしげなる色を見せて、帽を 揮 ( ふ )り動しなどすれど、人々その前をばいたづらに過ぎゆきて、かの盲人の何の會釋もせざるに、錢を與へき。 三人かく過ぐるまでは、をぢ傍より見居たりしが、四人めの客かの盲人に小貨幣二つ三つ與へしとき、をぢは毒蛇の身をひねりて行く如く、石級を下りて、盲の乞兒の面を打ちしに、盲の乞兒は錢をも杖をも取りおとしつ。 ペツポの叫びけるやう。 うぬは盜人なり。 我錢を 竊 ( ぬす )む 奴 ( やつ )なり。 立派に 廢人 ( かたは )といはるべき身にもあらで、たゞ目の見えぬを手柄顏に、わが口に入らむとする「パン」を奪ふこそ心得られねといひき。 われはこゝまでは聞きつれど、こゝまでは見てありつれど、この時買ひに出でたる、一「フオリエツタ」(一勺)の酒をひさげて、急ぎて家にかへりぬ。 大祭日には、母につきてをぢがり 祝 ( よろこび )にゆきぬ。 その折には 苞苴 ( みやげ )もてゆくことなるが、そはをぢが 嗜 ( たしな )めるおほ房の葡萄二つ三つか、さらずば砂糖につけたる林檎なんどなりき。 われはをぢ 御 ( ご )と呼びかけて、その手に接吻しき。 をぢはあやしげに笑ひて、われに半「バヨツコ」を與へ、果子をな買ひそ、果子は食ひ 畢 ( をは )りたるとき、迹かたもなくなるものなれど、この錢はいつまでも貯へらるゝものぞと教へき。 をぢが住めるところは、暗くして見苦しかりき。 一 間 ( ま )には窓といふものなく、また一 間 ( ま )には壁の上の端に、 破硝子 ( やれガラス )を紙もて補ひたる小窓ありき。 臥床 ( ふしど )の用をもなしたる大箱と、衣を 藏 ( をさ )むる小桶二つとの外には、家具といふものなし。 をぢがり往け、といはるゝときは、われ必ず泣きぬ。 これも無理ならず。 母上はをぢにやさしくせよ、と我にをしへながら、我を 嚇 ( おど )さむとおもふときは、必ずをぢを 案山子 ( かゝし )に使ひ給ひき。 母上の 宣 ( の )たまひけるやう。 かく 惡劇 ( いたづら )せば、好きをぢ御の許にやるべし。 さらば汝も 磴 ( いしだん )の上に坐して、をぢと共に袖乞するならむ、歌をうたひて「バヨツコ」をめぐまるゝを待つならむとのたまふ。 われはこの詞を聞きても、あながち恐るゝことなかりき。 母上は我をいつくしみ給ふこと、目の球にも優れるを知りたれば。 向ひの家の壁には、 小龕 ( せうがん )をしつらひて、それに聖母の像を据ゑ、その前にはいつも燈を燃やしたり。 「アヱ、マリア」の鐘鳴るころ、われは近隣の子供と像の前に 跪 ( ひざまづ )きて歌ひき。 燈の光ゆらめくときは、聖母も、いろ/\の紐、珠、銀色したる 心 ( しん )の臟などにて飾りたる耶蘇のをさな子も、共に動きて、我等が面を見て笑み給ふ如くなりき。 われは高く朗なる聲して歌ひしに、人々聞きて善き聲なりといひき。 或る時 英吉利 ( イギリス )人の一家族、我歌を聞きて立ちとまり、歌ひ 畢 ( をは )るを待ちて、 長 ( をさ )らしき人われに銀貨一つ與へき。 母に語りしに、そなたが聲のめでたさ故、とのたまひき。 されどこの詞は、その後我祈を妨ぐること、いかばかりなりしを知らず。 それよりは、聖母の前にて歌ふごとに、聖母の上をのみ思ふこと能はずして、必ず我聲の美しきを聞く人やあると思ひ、かく思ひつゝも、聖母のわがあだし心を懷けるを 嫉 ( にく )み給はむかとあやぶみ、聖母に向ひて罪を謝し、あはれなる子に慈悲の眸を垂れ給へと願ひき。 わが餘所の子供に出で逢ふは、この夕の祈の時のみなりき。 わが世は靜けかりき。 わが自ら作りたる夢の世に心を潜め、仰ぎ臥して開きたる窓に向ひ、 伊太利 ( イタリア )の美しき青空を眺め、日の西に傾くとき、紫の光ある雲の黄金色したる地の上に垂れかゝりたるをめで、時の 遷 ( うつ )るを知らざることしば/\なりき。 ある時は、遠く クヰリナアル(丘の名にて、其上に法皇の宮居あり)と家々の 棟 ( むね )とを越えて、紅に染まりたる地平線のわたりに、 眞黒 ( まくろ )に浮き出でゝ見ゆる「ピニヨロ」の木々の方へ、飛び行かばや、と願ひき。 我部屋には、この眺ある窓の外、中庭に向へる窓ありき。 我家の中庭は、隣の家の中庭に並びて、いづれもいと狹く、上の方は木の「アルタナ」(物見のやうにしたる屋根)にて 鎖 ( とざ )されたり。 庭ごとに石にて 甃 ( たゝ )みたる井ありしが、家々の壁と井との間をば、人ひとり僅かに通らるゝほどなれば、我は上より覗きて、二つの井の内を見るのみなりき。 緑なるほうらいしだ(アヂアンツム)生ひ茂りて、深きところは唯だ黒くのみぞ見えたる。 俯してこれを見るたびに、われは地の底を見おろすやうに覺えて、ここにも怪しき境ありとおもひき。 かゝるとき、母上は杖の 尖 ( さき )にて窓硝子を淨め、なんぢ井に墜ちて溺れだにせずば、この窓に當りたる木々の枝には、汝が食ふべき 果 ( このみ )おほく熟すべしとのたまひき。 隧道、ちご 我家に宿りたる畫工は、廓外に出づるをり、我を伴ひゆくことありき。 畫を作る間は、われかれを妨ぐることなかりき。 さて作り 畢 ( をは )りたるとき、われ 穉 ( をさな )き物語して慰むるに、かれも今はわが國の詞を 解 ( げ )して、面白がりたり。 われは既に一たび畫工に隨ひて、「クリア、ホスチリア」にゆき、昔游戲の日まで猛獸を押し込めおきて、つねに 無辜 ( むこ )の俘囚を獅子、「イヱナ」獸なんどの餌としたりと聞く、かの暗き洞の深き處まで入りしことあり。 洞の 裡 ( うち )なる暗き道に、我等を導きてくゞり入り、燃ゆる 松火 ( たいまつ )を、絶えず石壁に振り當てたる僧、深き池の水の、鏡の如く 明 ( あきらか )にて、目の前には何もなきやうなれば、その足もとまで湛へ寄せたるを知らむには、松火もて觸れ探らではかなはざるほどなる、いづれもわが空想を激したりき。 われは怖をば懷かざりき。 そは危しといふことを知らねばなりけり。 街のはつる處に、「コリゼエオ」( 大觀棚 ( おほさじき ))の頂見えたるとき、われ等はかの洞の方へゆくにや、と畫工に問ひしに、否、あれよりは ( はるか )に大なる洞にゆきて、面白きものを見せ、そなたをも景色と 倶 ( とも )に寫すべし、と答へき。 葡萄圃の間を過ぎ、古の 混堂 ( ゆや )の 址 ( あと )を圍みたる白き石垣に沿ひて、ひたすら進みゆく程に羅馬の府の外に出でぬ。 日はいと烈しかりき。 緑の枝を手折りて、車の上に し、農夫はその下に眠りたるに、馬は車の片側に 弔 ( つ )り下げたる一束の 秣 ( まぐさ )を食ひつゝ、ひとり 徐 ( しづか )に歩みゆけり。 やう/\女神 エジエリアの洞にたどり着きて、われ等は 朝餐 ( あさげ )を 食 ( たう )べ、岩間より湧き出づる泉の水に、葡萄酒混ぜて飮みき。 洞の 裏 ( うち )には、天井にも四方の壁にも、すべて絹、 天鵝絨 ( びろおど )なんどにて張りたらむやうに、緑こまやかなる苔生ひたり。 露けく茂りたる 蔦 ( つた )の、おほいなる洞門にかゝりたるさまは、 カラブリア州の 谿間 ( たにま )なる 葡萄架 ( ぶだうだな )を見る心地す。 洞の前數歩には、その頃いと寂しき一軒の家ありて、「カタコンバ」のうちの一つに造りかけたりき。 この家今は 潰 ( つひ )えて斷礎をのみぞ留めたる。 「カタコンバ」は人も知りたる如く、羅馬城とこれに接したる村々とを通ずる 隧道 ( すゐだう )なりしが、 半 ( なかば )はおのづから壞れ、半は盜人、ぬけうりする人なんどの隱家となるを厭ひて、石もて塞がれたるなり。 當時猶存じたるは、聖 セバスチヤノ寺の内なる穹窿の墓穴よりの入口と、わが言へる一軒家よりの入口とのみなりき。 さてわれ等はかの一軒家のうちなる入口より進み入りしが、おもふに最後に此道を通りたるはわれ等二人なりしなるべし。 いかにといふに此入口はわれ等が危き目に逢ひたる後、いまだ 幾 ( いくばく )もあらぬに塞がれて、後には寺の内なる入口のみ殘りぬ。 かしこには今も僧一人居りて、旅人を導きて穴に入らしむ。 深きところには、 軟 ( やはらか )なる土に掘りこみたる道の行き違ひたるあり。 その枝の多き、その樣の相似たる、おもなる筋を知りたる人も踏み迷ふべきほどなり。 われは 穉心 ( をさなごゝろ )に何ともおもはず。 畫工はまた豫め其心して、我を伴ひ入りぬ。 先づ蝋燭一つ 點 ( とも )し、一をば猶衣のかくしの中に貯へおき、 一卷 ( ひとまき )の絲の端を入口に結びつけ、さて我手を引きて進み入りぬ。 忽ち天井低くなりて、われのみ立ちて歩まるゝところあり、忽ち又岐路の出づるところ廣がりて方形をなし、見上ぐるばかりなる穹窿をなしたるあり。 われ等は中央に小き石卓を据ゑたる圓堂を 過 ( よぎ )りぬ。 こゝは始て基督教に 歸依 ( きえ )したる人々の、異教の民に逐はるゝごとに、ひそかに集りて神に仕へまつりしところなりとぞ。 フエデリゴはこゝにて、この壁中に葬られたる法皇十四人、その外數千の獻身者の事を物語りぬ。 われ等は石龕のわれ目に 燭火 ( ともしび )さしつけて、中なる白骨を見き。 (こゝの墓には何の飾もなし。 拿破里 ( ナポリ )に近き聖 ヤヌアリウスの「カタコンバ」には聖像をも文字をも彫りつけたるあれど、これも技術上の價あるにあらず。 基督教徒の墓には、魚を彫りたり。 希臘 ( ギリシア )文の魚といふ字は「イヒトユス」なれば、暗に「イエソウス、クリストス、テオウ ウイオス、ソオテエル」の文の首字を集めて語をなしたるなり。 此希臘文はこゝに 耶蘇 ( やそ ) 基督 ( キリスト ) 神子 ( かみのこ )救世者と云ふ。 )われ等はこれより入ること二三歩にして立ち留りぬ。 ほぐし來たる絲はこゝにて盡きたればなり。 畫工は絲の端を 控鈕 ( ボタン )の孔に結びて、蝋燭を拾ひ集めたる小石の間に立て、さてそこに 蹲 ( うづくま )りて、隧道の摸樣を寫し始めき。 われは傍なる石に 踞 ( こしか )けて合掌し、上の方を仰ぎ視ゐたり。 燭は半ば流れたり。 されどさきに貯へおきたる新なる蝋燭をば、今取り出してその側におきたる上、火打道具さへ帶びたれば、消えなむ折に火を點すべき用意ありしなり。 この時われ等が周圍には寂として何の聲も聞えず、唯だ忽ち斷え忽ち續く、物寂しき岩間の雫の音を聞くのみなりき。 われはかく 由 ( よし )なき妄想を懷きてしばしあたりを忘れ居たるに、ふと心づきて畫工の方を見やれば、あな 訝 ( いぶ )かし、畫工は大息つきて一つところを馳せめぐりたり。 その間かれは 頻 ( しきり )に俯して、地上のものを搜し 索 ( もと )むる如し。 かれは又火を新なる蝋燭に點じて再びあたりをたづねたり。 その 氣色 ( けしき )ただならず覺えければ、われも立ちあがりて泣き出しつ。 この時畫工は聲を勵まして、こは何事ぞ、善き子なれば、そこに 坐 ( すわ )りゐよ、と云ひしが、又眉を 顰 ( ひそ )めて地を見たり。 われは畫工の手に取りすがりて、最早登りゆくべし、こゝには居りたくなし、とむつかりたり。 畫工は、そちは善き子なり、畫かきてや遣らむ、果子をや與へむ、こゝに錢もあり、といひつゝ、衣のかくしを探して、財布を取り出し、中なる錢をば、ことごとく我に與へき。 我はこれを受くるとき、畫工の手の氷の如く 冷 ( ひやゝか )になりて、いたく震ひたるに心づきぬ。 我はいよ/\騷ぎ出し、母を呼びてます/\泣きぬ。 畫工はこの時我肩を掴みて、 劇 ( はげ )しくゆすり 搖 ( うご )かし、靜にせずば 打擲 ( ちやうちやく )せむ、といひしが、急に 手巾 ( ハンケチ )を引き出して、我腕を縛りて、しかと其端を取り、さて俯してあまたゝび我に接吻し、かはゆき子なり、そちも聖母に願へ、といひき。 絲をや失ひ給ひし、と我は叫びぬ。 今こそ見出さめ、といひ/\、畫工は又地上をかいさぐりぬ。 さる程に、地上なりし蝋燭は流れ畢りぬ。 手に持ちたる蝋燭も、かなたこなたを搜し 索 ( もと )むる忙しさに、流るゝこといよ/\早く、今は手の際まで燃え來りぬ。 畫工の周章は大方ならざりき。 そも無理ならず。 若し絲なくして歩を運ばば、われ等は次第に深きところに入りて、遂に活路なきに至らむも計られざればなり。 畫工は再び氣を勵まして探りしが、こたびも絲を得ざりしかば、力拔けて地上に坐し、我頸を抱きて大息つき、あはれなる子よ、とつぶやきぬ。 われはこの詞を聞きて、最早家に還られざることぞ、とおもひければ、いたく泣きぬ。 畫工にあまりに 緊 ( きび )しく抱き寄せられて、我が縛られたる手はいざり落ちて地に達したり。 我は覺えず埃の間に指さし入れしに、例の絲を 撮 ( つま )み得たり。 あはれ、われ等二人の命はこの絲にぞ繋ぎ留められける。 われ等の再び外に歩み出でたるときは、日の暖に照りたる、天の蒼く晴れたる、木々の梢のうるはしく緑なる、皆常にも増してよろこばしかりき。 されど此事を得忘れ給はざるは、始終の事を聞き給ひし母上なりき。 フエデリゴはこれより後、我を伴ひて出づることを許されざりき。 フラア・マルチノもいふやう。 かの時二人の命の助かりしは、全く 聖母 ( マドンナ )のおほん惠にて、邪宗の フエデリゴが手には授け給はざる絲を、善く神に仕ふる、やさしき子の手には與へ給ひしなり。 されば聖母の恩をば、身を終ふるまで、ゆめ忘るゝこと 勿 ( なか )れといひき。 フラア・マルチノがこの詞と、或る知人の 戲 ( たはむれ )に、 アントニオはあやしき子なるかな、うみの母をば愛するやうなれど、外の女をばことごとく嫌ふと見ゆれば、あれをば、人となりて後僧にこそすべきなれ、といひしことあるとによりて、母上はわれに出家せしめむとおもひ給ひき。 まことに我は 奈何 ( いか )なる故とも知らねど、女といふ女は側に來らるゝだに厭はしう覺えき。 母上のところに來る婦人は、人の妻ともいはず、 處女 ( をとめ )ともいはず、我が穉き詞にて、このあやしき好憎の心を語るを聞きて、いとおもしろき事におもひ 做 ( な )し、 強 ( し )ひて我に接吻せむとしたり。 就中 ( なかんづく ) マリウチアといふ娘は、この戲にて我を泣かすること 屡 ( しば/\ )なりき。 マリウチアは活溌なる少女なりき。 農家の子なれど、裁縫店にて雛形娘をつとむるゆゑ、 華靡 ( はで )やかなる色の衣をよそひて、幅廣き白き麻布もて髮を卷けり。 この少女 フエデリゴが畫の雛形をもつとめ、又母上のところにも遊びに來て、その度ごとに自らわがいひなづけの妻なりといひ、我を小き夫なりといひて、迫りて接吻せむとしたり。 われ 諾 ( うけが )はねば、この少女しば/\武を用ゐき。 或る日われまた脅されて泣き出しゝに、さては猶 穉兒 ( をさなご )なりけり、乳房 啣 ( ふく )ませずては、啼き止むまじ、とて我を掻き抱かむとす。 われ慌てゝ 迯 ( に )ぐるを、少女はすかさず追ひすがりて、兩膝にて我身をしかと挾み、いやがりて振り向かむとする頭を、やう/\胸の方へ引き寄せたり。 われは少女が したる銀の矢を拔きたるに、豐なる髮は波打ちて、我身をも、 露 ( あらは )れたる少女が肩をも 掩 ( おほ )はむとす。 母上は室の隅に立ちて、笑みつゝ マリウチアがなすわざを勸め勵まし給へり。 この時 フエデリゴは戸の片蔭にかくれて、 竊 ( ひそか )に此群をゑがきぬ。 われは母上にいふやう。 われは生涯妻といふものをば持たざるべし。 われは フラア・マルチノの君のやうなる僧とこそならめといひき。 夕ごとにわが怪しく何の詞もなく坐したるを、母上は出家せしむるにたよりよき 性 ( さが )なりとおもひ給ひき。 われはかゝる時、いつも人となりたる後、金あまた得たらむには、いかなる寺、いかなる城をか建つべき、寺の主、城の主となりなん日には、「カルヂナアレ」の僧の如く、赤き 衷甸 ( ばしや )に乘りて、金色に裝ひたる 僕 ( しもべ )あまた隨へ、そこより出入せんとおもひき。 或るときは又 フラア・マルチノに聞きたる、種々なる獻身者の話によそへて、おのれ獻身者とならむをりの事をおもひ、世の人いかにおのれを責むとも、おのれは聖母のめぐみにて、つゆばかりも苦痛を覺えざるべしとおもひき。 殊に願はしく覺えしは、 フエデリゴが故郷にたづねゆきて、かしこなる邪宗の人々をまことの道に歸依せしむる事なりき。 母上のいかに フラア・マルチノと 謀 ( はか )り給ひて、その日とはなりけむ。 そはわれ知らでありしに、或る朝母上は、我に 小 ( ちひさ )き衣を着せ、其上に白衣を打掛け給ひぬ。 此白衣は膝のあたりまで屆きて、寺に仕ふる 兒 ( ちご )の着るものに同じかりき。 母上はかく爲立てゝ、我を鏡に向はせ給ひき。 我は此日より 尖帽宗 ( カツプチヨオ )の寺にゆきてちごとなり、 火伴 ( なかま )の童達と共に、おほいなる 弔香爐 ( つりかうろ )を提げて儀にあづかり、また 贄卓 ( にへづくゑ )の前に出でゝ讚美歌をうたひき。 總ての指圖をば フラア・マルチノなしつ。 (聖 ミケルが大なる翼ある美少年の姿にて、惡鬼の頭を踏みつけ、鎗をその上に加へたるは、名高き畫なり。 ) 美小鬟、即興詩人 萬聖祭には 衆人 ( もろひと )と 倶 ( とも )に 骨龕 ( ほねのほくら )にありき。 こは フラア・マルチノの嘗て我を伴ひて入りにしところなり。 僧どもは皆經を 誦 ( じゆ )するに、我は 火伴 ( なかま )の童二人と共に、髑髏の 贄卓 ( にへづくゑ )の前に立ちて、 提香爐 ( ひさげかうろ )を振り動したり。 骨もて作りたる燭臺に、けふは火を點したり。 僧侶の遺骨の手足全きは、けふ額に新しき花の環を戴きて、手に露けき花の一束を取りたり。 この祭にも、いつもの如く、人あまた集ひ來ぬ。 歌ふ僧の「ミゼレエレ」(「ミゼレエレ、メイ、ドミネ」、主よ、我を 愍 ( あはれ )み給へ、と唱へ出す 加特力 ( カトリコオ )教の歌をいふ)唱へはじむるとき、人々は膝を 屈 ( かゞ )めて拜したり。 髑髏の色白みたる、髑髏と我との間に渦卷ける香の烟の怪しげなる形に見ゆるなどを、我は久しく打ち 目守 ( まも )り居たりしに、こはいかに、我身の 周圍 ( めぐり )の物、皆 獨樂 ( こま )の如くに り出しつ。 物を見るに、すべて大なる虹を隔てゝ望むが如し。 耳には寺の鐘 百 ( もゝ )ばかりも、一時に鳴るらむやうなる音聞ゆ。 我心は早き流を舟にて下る如くにて、譬へむやうなく目出たかりき。 これより後の事は知らず。 我は氣を喪ひき。 人あまた集ひて、 鬱陶 ( うつたう )しくなりたるに、我空想の燃え上りたるや、この 眩暈 ( めまひ )のもとなりけむ。 醒めたるときは、寺の園なる 檸檬 ( リモネ )の木の下にて、 フラア・マルチノが膝に抱かれ居たり。 わが夢の裡に見きといふ、首尾整はざる事を、 フラア・マルチノを始として、僧ども皆神の 業 ( わざ )なりといひき。 聖 ( ひじり )のみたまは面前を飛び過ぎ給ひしかど、はるかなき童のそのひかり 耀 ( かゞや )けるさまにえ堪へで、卒倒したるならむといひき。 これより後、われは怪しき夢をみること頻なりき。 そを母上に語れば、母上は又友なる女どもに傳へ給ひき。 そが中には、われまことにさる夢を見しにはあらねど、見きと 詐 ( いつは )りて語りしもありき。 これによりて、我を神のおん子なりとする、人々の惑は、日にけに深くなりまさりぬ。 さる程に嬉しき聖誕祭は近づきぬ。 つねは山住ひする牧者の笛ふき(ピツフエラリ)となりたるが、短き外套着て、紐あまた下げ、尖りたる帽を戴き、聖母の像ある家ごとに 音信 ( おとづ )れ來て、救世主の 誕 ( うま )れ給ひしは今ぞ、と笛の音に知らせありきぬ。 この單調にして悲しげなる聲を聞きて、我は朝な/\ 覺 ( さ )むるが常となりぬ。 覺むれば説教の稽古す。 おほよそ聖誕日と新年との間には、「サンタ、マリア、アラチエリ」の寺なる 基督 ( キリスト )の像のみまへにて、童男童女の説教あること、年ごとの例なるが、我はことし其一人に當りたるなり。 吾齡 ( わがよはひ )は 甫 ( はじ )めて九つなるに、かしこにて説教せむこと、いとめでたき事なりとて、歡びあふは、母上、 マリウチア、我の三人のみかは。 わがありあふ卓の上に登りて、一たびさらへ聞かせたるを聞きし、畫工 フエデリゴもこよなうめでたがりぬ。 さて其日になりければ、寺のうちなる卓の上に押しあげられぬ。 我家のとは違ひて、この卓には 毯 ( かも )を被ひたり。 われはよその子供の如く、 諳 ( そらん )じたるまゝの説教をなしき。 聖母の 心 ( むね )より血汐出でたる、穉き基督のめでたさなど、説教のたねなりき。 我順番になりて、衆人に仰ぎ見られしとき、我胸跳りしは、恐ろしさゆゑにはあらで、喜ばしさのためなりき。 これ迄の小兒の中にて、尤も人々の氣に入りしもの、即ち我なること疑なかりき。 さるをわが後に、卓の上に立たせられたるは、小き女の子なるが、その言ふべからず優しき姿、驚くべきまでしほらしき顏つき、 調 ( しらべ )清き樂に似たる 聲音 ( こわね )に、人々これぞ神のみつかひなるべき、とさゝやきぬ。 母上は、我子に優る子はあらじ、といはまほしう思ひ給ひけむが、これさへ聲高く、あの女の子の贄卓に畫ける神のみつかひに似たることよ、とのたまひき。 母上は我に向ひて、かの女子の怪しく濃き目の色、 鴉青 ( からすば )いろの髮、をさなくて又 怜悧 ( さかし )げなる顏、美しき 紅葉 ( もみぢ )のやうなる手などを、繰りかへして譽め給ふに、わが心には 妬 ( ねた )ましきやうなる情起りぬ。 母上は我上をも神のみつかひに譬へ給ひしかども。 鶯の歌あり。 まだ巣ごもり居て、 薔薇 ( さうび )の枝の緑の葉を 啄 ( ついば )めども、今生ぜむとする蕾をば見ざりき。 二月三月の後、薔薇の花は開きぬ。 今は鶯これにのみ鳴きて聞かせ、つひには 刺 ( はり )の間に飛び入りて、血を流して死にき。 われ人となりて後、しば/\此歌の事をおもひき。 されど「アラチエリ」の寺にては、我耳も未だこれを聞かず、我心も未だこれを 會 ( ゑ )せざりき。 母上、 マリウチア、その外女どもあまたの前にて、寺にてせし説教をくりかへすこと、しば/\ありき。 わが自ら喜ぶ心はこれにて慰められき。 されど我が未だ語り 厭 ( あ )かぬ間に、かれ等は早く聽き 倦 ( う )みき。 われは聽衆を失はじの心より、自ら新しき説教一段を作りき。 その詞は、まことの聖誕日の説教といはむよりは、寺の祭を敍したるものといふべき詞なりき。 そを最初に聞きしは フエデリゴなるが、かれは打ち笑ひ乍らも、そちが説教は、兎も角も フラア・マルチノが教へしよりは善し、そちが身には詩人や 舍 ( やど )れる、といひき。 フラア・マルチノより善しといへる詞は、わがためにいと喜ばしく、さて詩人とはいかなるものならむとおもひ煩ひ、おそらくは我身の内に舍れる善き神のみつかひならむと判じ、又夢のうちに我に面白きものを見するものにやと疑ひぬ。 母上は家を離れて遠く出で給ふこと稀なりき。 されば或日の晝すぎ、 トラステヱエル( テヱエル河の右岸なる羅馬の市區)なる友だちを訪はむ、とのたまひしは、我がためには祭に往くごとくなりき。 日曜に着る衣をきよそひぬ。 中單 ( チヨキ )の代にその頃着る習なりし絹の胸當をば、針にて上衣の下に縫ひ留めき。 領巾 ( えりぎぬ )をば幅廣き 襞 ( ひだ )に 摺 ( たゝ )みたり。 頭には縫とりしたる帽を戴きつ。 我姿はいとやさしかりき。 とぶらひ 畢 ( をは )りて、家路に向ふころは、はや頗る遲くなりたれど、月影さやけく、空の色青く、風いと心地好かりき。 路に近き丘の上には、「チプレツソオ」、「ピニヨロ」なんどの 常磐樹 ( ときはぎ )立てるが、怪しげなる輪廓を、鋭く空に 畫 ( ゑが )きたり。 人の世にあるや、とある夕、何事もあらざりしを、久しくえ忘れぬやうに、美しう思ふことあるものなるが、かの歸路の景色、また 然 ( さ )る 類 ( たぐひ )なりき。 國を去りての後も、 テヱエルの流のさまを思ふごとに、かの夕の景色のみぞ心には浮ぶなる。 黄なる河水のいと 濃 ( こ )げに見ゆるに、月の光はさしたり。 碾穀車 ( こひきぐるま )の鳴り響く水の上に、朽ち果てたる橋柱、黒き影を印して立てり。 この景色心に浮べば、あの折の心輕げなる 少女子 ( をとめご )さへ、 扁鼓 ( ひらづゝみ )手に 把 ( と )りて、「サルタレルロ」舞ひつゝ過ぐらむ心地す。 (「サルタレルロ」の事をば 聊 ( いさゝか )注すべし。 こは單調なる曲につれて踊り舞ふ羅馬の民の技藝なり。 一人にて踊ることあり。 又二人にても舞へど、その身の相觸るゝことはなし。 大抵男子二人、若くは女子二人なるが、 跳 ( は )ねる如き早足にて半圈に動き、その間手をも休むることなく、羅馬人に産れ付きたる、しなやかなる振をなせり。 女子は 裳裾 ( もすそ )を 蹇 ( かゝ )ぐ。 鼓をば自ら打ち、又人にも打たす。 其調の變化といふは、唯遲速のみなり。 ) サンタ、マリア、デルラ、ロツンダの街に來て見れば、こゝはまだいと賑はし。 魚蝋 ( ぎよらふ )の烟を風のまにまに吹き 靡 ( なび )かせて、前に木机を据ゑ、そが上に 月桂 ( ラウレオ )の青枝もて編みたる籠に 貨物 ( しろもの )を載せたるを飾りたるは、肉 鬻 ( ひさ )ぐ男、 果 ( くだもの )賣る女などなり。 剥栗 ( むきぐり )並べたる釜の下よりは、火 立昇りたり。 賈人 ( あきうど )の物いひかはす聲の高きは、伊太利ことば知らぬ旅人聞かば、命をも顧みざる爭とやおもふらむ。 魚賣る女の店の前にて、母上識る人に逢ひ給ひぬ。 女子の間とて、物語長きに、店の蝋燭流れ盡むとしたり。 さて連れ立ちて、其人の家の戸口までおくり行くに、街の上はいふもさらなり、「コルソオ」の大道さへ物寂しう見えぬ。 されど美しき水盤を築きたる ピアツツア、ヂ、トレヰイに曲り出でしときは、又賑はしきさま前の如し。 こゝに古き殿づくりあり。 意 ( こゝろ )なく投げ 疊 ( かさ )ねたらむやうに見ゆる、 礎 ( いしずゑ )の間より、水流れ落ちて、月は 恰 ( あたか )も好し棟の上にぞ照りわたれる。 河伯 ( うみのかみ )の像は、重き 石衣 ( いしごろも )を風に吹かせて、大なる瀧を見おろしたり。 瀧のほとりには、 喇叭 ( らつぱ )吹く トリイトンの神二人海馬を馭したり。 その下には、豐に水を 湛 ( たゝ )へたる大水盤あり。 盤を 繞 ( めぐ )れる石級を見れば農夫どもあまた心地好げに月明の裡に臥したり。 截 ( き )り碎きたる西瓜より、紅の露滴りたるが其傍にあり。 骨組太き童一人、身に着けたるものとては、薄き 汗衫 ( じゆばん )一枚、 鞣革 ( なめしがは )の 袴 ( はかま )一つなるが、その袴さへ、 控鈕 ( ボタン ) 脱 ( はづ )れて膝のあたりに垂れかゝりたるを、心ともせずや、「キタルラ」の 絃 ( いと )、おもしろげに掻き鳴して坐したり。 忽ちにして歌ふこと一句、忽にして又 奏 ( かな )づること一節。 農夫どもは 掌 ( たなそこ )打ち鳴しつ。 母上は立ちとまり給ひぬ。 この時童の歌ひたる歌こそは、いたく我心を動かしつれ。 あはれ此歌よ。 こは 尋常 ( よのつね )の歌にあらず。 この童の歌ふは、目の前に見え、耳のほとりに聞ゆるが儘なりき。 母上も我も亦曲中の人となりぬ。 さるに其歌には韻脚あり、其調はいと 妙 ( たへ )なり。 童の歌ひけるやう。 青き空を 衾 ( ふすま )として、白き石を枕としたる寢ごゝろの好さよ。 かくて 笛手 ( ふえふき )二人の曲をこそ聞け。 童は斯く歌ひて、「トリイトン」の石像を指したり。 童の又歌ひけるやう。 こゝに西瓜の血汐を酌める、百姓の一群は、皆戀人の上安かれと祈るなり。 その戀人は今は寢て、 聖 ( サン ) ピエトロの寺の塔、その法皇の都にゆきし、人の上をも夢みるらむ。 人々の戀人の上安かれと祈りて飮まむ。 又世の中にあらむ限の、 箭 ( や )の手開かぬ少女が上をも、皆安かれと祈りて飮まむ。 (箭の手開かぬ少女とは、髮に す箭をいへるにて、處女の箭には握りたる手あり、 嫁 ( とつ )ぎたる女の箭には開きたる手あり。 母上善くぞ歌ひしと讚め給へば、農夫どもゝ ジヤコモが 旨 ( うま )さよ、と手打ち鳴してさゞめきぬ。 この時ふと小き寺の石級の上を見しに、こゝには識る人ひとりあり。 そは鉛筆取りて、この月明の中なる群を、寫さむとしたる畫工 フエデリゴなりき。 歸途には畫工と母上と、かの歌うたひし童の上につきて、語り戲れき。 その時畫工は、かの童を即興詩人とぞいひける。 フエデリゴの我にいふやう。 アントニオ聞け。 そなたも即興の詩を作れ。 そなたは固より詩人なり。 たゞ例の説教を韻語にして歌へ。 これを聞きて、我初めて詩人といふことあきらかにさとれり。 まことに詩人とは、見るもの、聞くものにつけて、おもしろく歌ふ人にぞありける。 げにこは面白き業なり。 想ふにあながち難からむとは思はれず、「キタルラ」一つだにあらましかば。 わが初の作の 料 ( たね )になりしは、向ひなる 枯肉鋪 ( ひものみせ )なりしこそ 可笑 ( をか )しけれ。 此家の 貨物 ( しろもの )の 排 ( なら )べ方は、旅人の目にさへ留まるやうなりければ、早くも我空想を襲ひしなり。 月桂 ( ラウレオ )の枝美しく編みたる間には、おほいなる駝鳥の卵の如く、乾酪の塊懸りたり。 「オルガノ」の笛の如く、金紙卷きたる燭は並び立てり。 柱のやうに立てたる腸づめの肉の上には、琥珀の如く光を放ちて、「パルミジヤノ」の乾酪据わりたり。 夕になれば、燭に火を點ずるほどに、其光は腸づめの肉と「プレシチウツトオ」(らかん)との間に燃ゆる、聖母像前の紅玻璃燈と共に、この 幻 ( まぼろし )の境を照せり。 我詩には、店の卓の上なる 猫兒 ( ねこ )、店の女房と價を爭ひたる、若き「カツプチノ」僧さへ、殘ることなく入りぬ。 此詩をば、幾度か心の内にて吟じ試みて、さて フエデリゴに歌ひて聞かせしに、 フエデリゴめでたがりければ、つひに家の中に廣まり、又街を 踰 ( こ )えて、向ひなるひものやの女房の耳にも入りぬ。 女房聞きて、げに珍らしき詩なるかな、 ダンテの 神曲 ( ヂヰナ、コメヂア )とはかゝるものか、とぞ 稱 ( たゝ )へける。 これを手始に、物として我詩に入らぬはなきやうになりぬ。 我世は夢の世、空想の世となりぬ。 寺にありて、僧の歌ふとき、 提香爐 ( ひさげかうろ )を打ち振りても、街にありて、叫ぶ 賈人 ( あきうど )、 轟 ( とゞろ )く車の間に立ちても、聖母の像と靈水盛りたる瓶の下なる、 小 ( ちさ )き 臥床 ( ふしど )の中にありても、たゞ詩をおもふより外あらざりき。 冬の夕暮、鍛冶の火高く燃えて、道ゆく百姓の立ち 倚 ( よ )りて手を温むるとき、我は家の窓に坐して、これを見つゝ、時の過ぐるを知らず。 かの鍛冶の火の中には、我空想の世の如き 殊 ( こと )なる世ありとぞ覺えし。 北山おろし 劇 ( はげ )しうして、白雪街を籠め、廣こうぢの石の「トリイトン」に氷の鬚おふるときは、我喜限なかりき。 憾 ( うら )むらくは、かゝる時の長からぬことよ。 かゝる日には年ゆたかなる 兆 ( きざし )とて、羊の 裘 ( かはころも )きたる農夫ども、手を 拍 ( う )ちて「トリイトン」のめぐりを踊りまはりき。 噴き出づる水に雨は、晴れなんとする空にかゝれる虹の影映りて。 花祭 六月の事なりき。 年ごとに ジエンツアノにて執行せらるゝ、名高き花祭の期は近づきぬ。 ( ジエンツアノは アルバノ山間の小都會なり。 羅馬と沼澤との間なる街道に近し。 )母上とも、 マリウチアとも仲好き女房ありて、かしこなる料理屋の妻となりたり。 (伊太利の小料理屋にて「オステリア、エエ、クチイナ」と 招牌 ( かんばん )懸けたる類なるべし。 )母上と マリウチアとが此祭にゆかむと約したるは、數年前よりの事なれども、いつも思ひ掛けぬ事に妨げられて、えも果さゞりき。 今年は必ず約を 履 ( ふ )まむとなり。 道遠ければ、祭の前日にいで立たむとす。 かしまだちの前の夕には、喜ばしさの餘に、我眠の 穩 ( おだやか )ならざりしも、 理 ( ことわり )なるべし。 「ヱツツリノ」といふ車の門前に來しときは、日未だ昇らざりき。 我等は直に車に上りぬ。 是れより先には、われ未だ山に入りしことあらざりき。 祭の事を思ひての喜に胸さわぎのみぞせられたる。 身の 邊 ( ほとり )なる自然と生活とを、人となりての後、當時の情もて 觀 ( み )ましかば、我が作る詩こそ類なき妙品ならめ。 道の傍に十字架あり。 そが上には 枯髏 ( されこうべ )殘れり。 こは 辜 ( つみ )なき人を脅したる 報 ( むくい )に、こゝに刑せられし 強人 ( ぬすびと )の骨なるべし。 これさへ我心を動すことたゞならざりき。 山中の水を羅馬の市に導くなる、 許多 ( あまた )の 筧 ( かけひ )の數をば、はじめこそ讀み見むとしつれ、幾程もあらぬに、 倦 ( う )みて思ひとゞまりつ。 さて我は母上と マリウチアとに問ひはじめき。 壞れ傾きたる墓標のめぐりにて、牧者が焚く火は何のためぞ。 羊の群のめぐりに引きめぐらしたる網は何のためぞ。 問はるゝ人はいかにうるさかりけむ。 アルバノに着きて車を下りぬ。 こゝより アリチアを越す美しき道の程をば 徒 ( かち )にてぞゆく。 木犀草 ( もくせいさう )(レセダ)又はにほひあらせいとう(ヘイランツス)の花など道の傍に野生したり。 緑なる葉の茂れる 橄欖樹 ( オリワ )の蔭は涼しくして、憩ふ人待貌なり。 遠き海をば、我も望み見ることを得き。 十字架立ちたる山腹を過ぐるとき、少女子の一群笑ひ戲れて過ぐるに逢ひぬ。 笑ひ戲れながらも、十字架に接吻することをば忘れざりき。 アリチアの寺の屋根、黒き橄欖の林の間に見えたるをば、神の使が 戲 ( たはむれ )に据ゑかへたる 聖 ( サン ) ピエトロ寺の屋根ならむとおもひき。 索にて 牽 ( ひ )かれたる熊の、人の如くに立ちて舞へるあり。 人あまた其 周 ( めぐり )につどひたり。 熊を牽ける男の吹く笛を聞けば、こは羅馬に來て聖母の前に立ちて吹く、「ピツフエラリ」が曲におなじかりき。 男に軍曹と呼ばるゝ猿あり。 美しき軍服着て、熊の頭の上、脊の上などにて 翻筋斗 ( とんぼがへり )す。 われは面白さにこゝに止らむとおもふほどなりき。 ジエンツアノの祭も明日のことなれば、止まればとて遲るゝにもあらず。 されど母上は早く往きて、友なる女房の環飾編むを助けむとのたまへば、甲斐なかりき。 幾程もなく到り着きて、 アンジエリカが家をたづね得つ。 ジエンツアノの市にて、 ネミといふ湖に向へる方にありき。 家はいとめでたし。 壁よりは泉湧き出でゝ、石盤に流れ落つ。 驢馬あまたそを飮まむとて、めぐりに集ひたり。 料理屋に立ち入りて見るに賑しき物音我等を迎へたり。 竈 ( かまど )には火燃えて、鍋の裡なる食は煮え上りたり。 長き卓あり。 市人も田舍人も、それに倚りて、酒飮み、 藏 ( しほづけ )にせる豚を食へり。 聖母の御影の前には、青磁の花瓶に、美しき薔薇花を活けたるが、其傍なる燈は、棚引く烟に壓されて、善くも燃えず。 帳場のほとりなる卓に置きたる乾酪の上をば、猫跳り越えたり、鷄の群は、我等が脚にまつはれて、踏まるゝをも厭はじと覺ゆ。 アンジエリカは快く我等を迎へき。 險しき 梯 ( はしご )を登りて、烟突の傍なる小部屋に入り、こゝにて食を饗せられき。 我心にては、國王の 宴 ( うたげ )に召されたるかとおぼえつ。 物として美しからぬはなく、一「フオリエツタ」の葡萄酒さへ其瓶に飾ありて、いとめでたかりき。 瓶の口に栓がはりに したるは、 纔 ( わづか )に開きたる薔薇花なり。 主客三人の女房、互に接吻したり。 我も 否 ( いな )とも 諾 ( う )とも云ふ暇なくして、接吻せられき。 母上片手にて我頬を 撫 ( さす )り、片手にて我衣をなほし給ふ。 手尖 ( てさき )の隱るゝまで袖を引き、又頸を越すまで襟を揚げなどして、やう/\心を 安 ( やすん )じ給ひき。 アンジエリカは我を 佳 ( よ )き兒なりと讚めき。 食後には面白き事はじまりぬ。 紅なる花、緑なる梢を摘みて、環飾を編まむとて、人々皆出でぬ。 低き戸口をくゞれば庭あり。 そのめぐりは幾尺かあらむ。 すべてのさま唯だ一つの 四阿屋 ( あづまや )めきたり。 細き 欄 ( おばしま )をば、こゝに野生したる 蘆薈 ( ろくわい )の、太く堅き葉にて援けたり。 これ自然の 籬 ( まがき )なり。 看卸 ( みおろ )せば深き湖の面いと靜なり。 昔こゝは火坑にて、一たびは焔の柱天に朝したることもありきといふ。 庭を出でゝ山腹を歩み、大なる葡萄 架 ( だな )、茂れる「プラタノ」の林のほとりを過ぐ。 葡萄の蔓は高く這ひのぼりて、林の木々にさへ纏ひたり。 彼方の山腹の尖りたるところに ネミの市あり。 其影は湖の底に 印 ( うつ )りたり。 我等は花を採り、梢を折りて、且行き且編みたり。 あらせいとうの間には、露けき橄欖の葉を織り込めつ。 高き青空と深き碧水とは、 乍 ( たちま )ち草木に遮られ、乍ち又一樣なる限なき色に現れ出づ。 我がためには、物としてめでたく、珍らかならざるなし。 平和なる歡喜の情は、我魂を震はしめき。 今に到るまで、この折の事は、埋沒したる古城の 彩石壁畫 ( ムザイコゑ )の如く、我心目に浮び出づることあり。 日は烈しかりき。 湖の 畔 ( ほとり )に降りゆきて、 葡萄蔓 ( えびかづら )纏へる「プラタノ」の古樹の、長き枝を水の面にさしおろしたる蔭にやすらひたる時、我等は纔に涼しさを迎へて、編みものに心籠むることを得つ。 水草の美しき頭の、蔭にありて、 徐 ( しづか )に 頷 ( うなづ )くさま、夢みる人の如し。 これをも祈りて編み込めつ。 暫しありて、日の光は最早水面に及ばずなりて、 ネミと ジエンツアノとの家々の屋根をさまよへり。 我等が坐したるところは、次第にほの暗うなりぬ。 我は遊ばむとて、群を離れたれど、岸低く、湖の深きを母上氣づかひ給へば、數歩の外には出でざりき。 こゝには古き ヂアナの 祠 ( ほこら )の 址 ( あと )あり。 その破壞して 形 ( かた )ばかりになりたる裡に、大なる 無花果樹 ( いちじゆく )あり。 蔦蘿 ( つたかづら )は隙なきまでに、これにまつはれたり。 われは此樹に 攀 ( よ )ぢ上りて、環飾編みつゝ、流行の小歌うたひたり。 ) 忽ち フラスカアチの農家の婦人の裝したる 媼 ( おうな )ありて、我前に立ち現れぬ。 その脊はあやしき迄眞直なり。 その顏の色の目立ちて黒く見ゆるは、頭より肩に垂れたる、長き白紗のためにや。 膚 ( はだへ )の皺は繁くして、縮めたる網の如し。 黒き瞳は ( まぶち )を 填 ( う )めん程なり。 この媼は初め 微笑 ( ほゝゑ )みつゝ我を見しが、俄に色を正して、我面を打ちまもりたるさま、傍なる木に寄せ掛けたる 木乃伊 ( みいら )にはあらずや、と疑はる。 暫しありていふやう。 花はそちが手にありて美しくぞなるべき。 彼の目には 福 ( さいはひ )の星ありといふ。 我は編みかけたる環飾を、我唇におし當てたるまゝ、驚きて彼の方を見居たり。 媼またいはく。 その月桂の葉は、美しけれど毒あり。 飾に編むは好し。 唇にな當てそといふ。 此時 アンジエリカ 籬 ( まがき )の後より出でゝいふやう。 賢き老女、 フラスカアチの フルヰア。 そなたも明日の祭の料にとて、環飾編まむとするか。 さらずは日の カムパニアのあなたに入りてより、常ならぬ花束を作らむとするかといふ。 媼はかく問はれても、顧みもせで我面のみ打ち目守り、詞を 續 ( つ )ぎていふやう。 賢き目なり。 日の金牛宮を過ぐるとき 誕 ( うま )れぬ。 名も 財 ( たから )も牛の角にかゝりたりといふ。 此時母上も歩み寄りてのたまふやう。 吾子が受領すべきは、 緇 ( くろ )き衣と大なる帽となり。 かくて後は、 護摩 ( ごま )焚きて神に仕ふべきか、 棘 ( いばら )の道を走るべきか。 そはかれが運命に任せてむ、とのたまふ。 媼は聞きて、我を僧とすべしといふ 意 ( こゝろ )ぞ、とは心得たりと覺えられき。 されど當時は、我等悉く媼が詞の 顛末 ( もとすゑ )を 解 ( げ )すること能はざりき。 媼のいふやう。 あらず。 此兒が 衆人 ( もろひと )の前にて説くところは、げに格子の 裏 ( うち )なる尼少女の歌より優しく、 アルバノの山の雷より烈しかるべし。 されどその時戴くものは大なる帽にあらず。 福 ( さいはひ )の座は、かの羊の群の間に白雲立てる、 カヲの山より高きものぞといふ。 この詞のめでたげなるに、母上は喜び給ひながら、猶 訝 ( いぶか )しげにもてなして、太き息つきつゝ 宣給 ( のたま )ふやう。 あはれなる兒なり。 行末をば聖母こそ知り給はめ。 アルバノの農夫の車より 福 ( さいはひ )の車は高きものを、かゝるをさな子のいかでか上り得むとのたまふ。 媼のいはく。 農車の輪のめぐるを見ずや。 下なる 輻 ( や )は上なる輻となれば、足を低き輻に踏みかけて、 旋 ( めぐ )るに任せて登るときは、忽ち車の上にあるべし。 ( アルバノの農車はいと高ければ、農夫等かくして登るといふ。 )唯だ道なる石に心せよ。 市に舞ふ人もこれに 躓 ( つまづ )く習ぞといふ。 母上は半ば戲のやうに、さらばその福の車に、われも倶に登るべきか、と問ひ給ひしが、俄に打ち驚きてあなやと叫び給ひき。 この時大なる 鷙鳥 ( してう )ありて、さと落し來たりしに、その翼の前なる湖を撃ちたるとき、飛沫は我等が面を 濕 ( うるほ )しき。 雲の上にて、鋭くも水面に浮びたる大魚を見付け、矢を射る如く來りて 攫 ( つか )みたるなり。 刃の如き爪は魚の脊を 穿 ( うが )ちたり。 さて再び空に揚らむとするに、騷ぐ波にて測るにも、その大さはよの常ならぬ魚にしあれば、力を極めて引かれじと爭ひたり。 鳥も打ち込みたる爪拔けざれば、今更にその獲ものを放つこと能はず。 魚と鳥との鬪はいよ/\激しく、湖水の面ゆらぐまに/\、幾重ともなき大なる環を畫き出せり。 鳥の翼は忽ち 斂 ( をさ )まり、忽ち放たれ、魚の背は浮ぶかと見れば又沈みつ。 數分時の後、雙翼靜に水を蔽ひて、鳥は憩ふが如く見えしが、俄にはたゝく勢に、偏翼 摧 ( くだ )け折るゝ聲、岸のほとりに聞えぬ。 鳥は殘れる翼にて、二たび三たび水を敲き、つひに沈みて見えずなりぬ。 魚は最後の力を出して、敵を負ひて水底に下りしならむ。 鳥も魚も、しばしが程に、底のみくづとなるならむ。 我等は詞もあらで、此 光景 ( ありさま )を眺め居たり。 事果てゝ後顧みれば、かの媼は在らざりき。 我等は詞少く歸路をいそぎぬ。 森の 木葉 ( このは )のしげみは、闇を吐き出だす如くなれど、 夕照 ( ゆふばえ )は湖水に映じて 纔 ( わづか )にゆくてに迷はざらしむ。 この時聞ゆる單調なる物音は 粉碾車 ( こひきぐるま )の 轢 ( きし )るなり。 すべてのさま物凄く恐ろしげなり。 アンジエリカはゆく/\怪しき老女が上を物語りぬ。 かの媼は藥草を識りて、能く人を殺し、能く人を惑はしむ。 オレワアノといふ所に、 テレザといふ少女ありき。 ジユウゼツペといふ若者が、山を越えて北の方へゆきたるを戀ひて、日にけに痩せ衰へけり。 媼さらば其男を喚び返して得させむとて テレザが髮と ジユウゼツペが髮とを結び合せて、銅の器に入れ、藥草を 雜 ( まじ )へて煮き。 ジユウゼツペは其日より、晝も夜も、 テレザが上のみ案ぜられければ、何事をも打ち棄てゝ歸り來ぬとぞ。 我は此物語を聞きつゝ、「アヱ、マリア」の祈をなしつ。 アンジエリカが家に歸り着きて、我心は纔におちゐたり。 新に編みたる環飾一つを懸けたる、眞鍮の燈には、 四條 ( よすぢ )の 心 ( しん )に殘なく火を點し、「モンツアノ、アル、ポミドロ」といふ 旨 ( うま )きものに、善き酒一瓶を添へて供せられき。 農夫等は下なる一間にて飮み歌へり。 我が子供と共に、燃ゆる竈の傍なる聖母の像のみまへにゆきて、讚美歌唱へはじめしとき、農夫等は聲を止めて、我曲を聽き、好き聲なりと 稱 ( たゝ )へき。 その嬉しさに我は暗き林をも、怪しき老女をも忘れ果てつ。 我は農夫等と共に、即興の詩を歌はむとおもひしに、母上とゞめて 宣給 ( のたま )ふやう。 そちは香爐を 提 ( ひさ )ぐる子ならずや。 行末は人の前に出でゝ、神のみことばをも傳ふべきに、今いかでかさる戲せらるべき。 謝肉 ( カルネワレ )の祭はまだ來ぬものを、とのたまひき。 されど我が アンジエリカが家の廣き 臥床 ( ふしど )に上りしときは、母上我枕の低きを厭ひて、肱さし伸べて枕せさせ、 頼 ( たのみ )ある子ぞ、と胸に抱き寄せて眠り給ひき。 我は 旭 ( あさひ )の光窓を照して、美しき花祭の我を 喚 ( よ )び 醒 ( さま )すまで、穩なる夢を結びぬ。 その 旦 ( あした )先づ目に觸れし街の有樣、その彩色したる活畫圖を、當時の心になりて寫し出さむには、いかに筆を下すべきか。 少しく爪尖あがりになりたる、長き街をば、すべて花もて 掩 ( おほ )ひたり。 地は青く見えたり。 かく色を揃へて花を飾るには、 園生 ( そのふ )の草をも、野に茂る枝をも、摘み盡し、折り盡したるかと疑はる。 兩側には大なる緑の葉を、帶の如く引きたり。 その上には薔薇の花を隙間なきまで並べたり。 この帶の隣には又似寄りたる帶を引きて、その間をば暗紅なる花もて填めたり。 これを街の 氈 ( かも )の 小縁 ( さゝへり )とす。 中央には黄なる花多く 簇 ( あつ )めて、その角立ちたる紋を成したる群を星とし、その輪の如き紋を成したる束を日とす。 これよりも骨折りて造り出でけんと思はるゝは、人の 名頭 ( ながしら )の字を花もて現したるにぞありける。 こゝにては花と花と 聯 ( つら )ね、葉と葉と合せて形を作りたり。 總ての摸樣は、まことに活きたる五色の 氈 ( かも )と見るべく、又 彩石 ( ムザイコ )を組み合せたる 牀 ( とこ )と見るべし。 されど ポムペイにありといふ床にも、かく美しき色あるはあらじ。 このあした、風といふもの絶てなかりき。 花の落着きたるさまは、重き寶石を据ゑたらむが如くなり。 窓といふ窓よりは、大なる氈を垂れて石の壁を 掩 ( おほ )ひたり。 この氈も、花と葉とにて織りて、おほくは聖書に出でたる事蹟の圖を成したり。 こゝには聖母と 穉 ( をさな )き基督とを 騎 ( の )せたる 驢 ( うさぎうま )あり、 ジユウゼツペその口を取りたり。 顏、手、足なんどをば、薔薇の花もて作りたり。 こあらせいとう(マチオラ)の花、青き「アネモオネ」の花などにて、風に 翻 ( ひるがへ )りたる衣を織り成せり。 その冠を見れば、 ネミの湖にて摘みたる白き 睡蓮 ( ひつじぐさ )(ニユムフエア)の花なりき。 かしこには尊き ミケルの毒龍と鬪へるあり。 尊き ロザリアは深碧なる地球の上に、薔薇の花を散らしたり。 いづかたに向ひて見ても、花は我に聖書の事蹟を語れり。 いづかたに向ひて見ても、人の面は我と同じく樂しげなり。 美しき衣 着裝 ( きよそ )ひて、出張りたる窓に立てるは、山のあなたより來し 異國人 ( ことくにびと )なるべし。 街の側には、おのがじし飾り繕ひたる人の波打つ如く行くあり。 街の曲り角にて、大なる噴井あるところに、母上は腰掛け給へり。 我は水よりさしのぞきたる サチロ(羊脚の神)の神の 頭 ( かうべ )の前に立てり。 日は烈しく照りたり。 市中の鐘ことごとく鳴りはじめぬ。 この時美しき花の氈を踏みて、祭の行列過ぐ。 めでたき音樂、謳歌の聲は、その近づくを知らせたり。 贄櫃 ( モンストランチア )の前には、 兒 ( ちご )あまた 提香爐 ( ひさげかうろ )を振り動かして歩めり。 これに續きたるは、こゝらあたりの美しき少女を 撰 ( え )り出でて、花の環を取らせたるなり。 もろ肌ぬぎて、翼を負ひたる、あはれなる小兒等は、 高卓 ( たかづくゑ )の前に立ちて、神の使の歌をうたひて、行列の來るを待てり。 若人等は尖りたる帽の上に、聖母の像を印したる紐のひら/\としたるを付けたり。 鎖に金銀の環を繋ぎて、頸に懸けたり。 斜に肩に掛けたる、 彩 ( いろど )りたる紐は、黒 天鵝絨 ( びろおど )の上衣に映じて美し。 アルバノ、 フラスカアチの少女の群は、髮を編みて、 銀 ( しろがね )の 箭 ( や )にて留め、薄き 面紗 ( ヴエール )の端を、やさしく 髻 ( もとゞり )の上にて結びたり。 ヱルレトリの少女の群は、頭に環かざりを戴き、美しき肩、圓き乳房の 露 ( あらは )るゝやうに着たる衣に、襟の 邊 ( あたり )より、 彩 ( いろど )りたる 巾 ( きれ )を下げたり。 アプルツチイよりも、 大澤 ( たいたく )よりも、おほよそ近きほとりの民悉くつどひ來て、おの/\古風を存じたる 打扮 ( いでたち )したれば、その入り亂れたるを見るときは、 餘所 ( よそ )の國にはあるまじき奇觀なるべし。 花を飾りたる天蓋の下に、 華美 ( はでやか )なる式の衣を着けて歩み來たるは、「カルヂナアレ」なり。 行列のことごとく寺を離るゝとき、群衆はその後に 跟 ( つ )いて動きはじめき。 我等もこの間にありしが、母上はしかと我肩を 按 ( おさ )へて、人に押し隔てられじとし給へり。 我等は人に揉まれつゝ歩を移せり。 我目に見ゆるは、唯だ頭上の青空のみ。 忽ち我等がめぐりに、人々の 諸聲 ( もろごゑ )に叫ぶを聞きつ。 我等は彼方へおし遣られ、又此方へおし戻されき。 こは一二頭の 仗馬 ( ぢやうめ )の物に 怯 ( お )ぢて駈け出したるなり。 われは 纔 ( わづか )にこの事を聞きたる時、騷ぎ立ちたる人々に推し倒されぬ。 目の前は黒くなりて、頭の上には 瀑布 ( たき )の水漲り落つる如くなりき。 あはれ、神の母よ、哀なる事なりき。 われは今に至るまで、その時の事を憶ふごとに、身うち震ひて止まず。 我にかへりしとき、 マリウチアは泣き叫びつゝ、我頭を膝の上に載せ居たり。 側には母上地に 横 ( よこたは )り居給ふ。 これを圍みたるは、見もしらぬ人々なり。 馬は車を引きたる 儘 ( まゝ )にて、 仆 ( たふ )れたる母上の上を過ぎ、 轍 ( わだち )は胸を碎きしなり。 母上の口よりは血流れたり。 母上は早や事きれ給へり。 人々は母上の目を 瞑 ( ねむ )らせ、その掌を合せたり。 この掌の温きをば今まで我肩に覺えしものを。 遺體をば、僧たち寺に 舁 ( か )き入れぬ。 マリウチアは手に 淺痍 ( あさで )負ひたる我を伴ひて、さきの 酒店 ( さかみせ )に歸りぬ。 きのふは此酒店にて、樂しき事のみおもひつゝ、花を編み、母上の 腕 ( かひな )を枕にして眠りしものを。 當時わがいよ/\まことの 孤 ( みなしご )になりしをば、まだ 熟 ( よ )くも思ひ得ざりしかど、わが穉き心にも、唯だ何となく物悲しかりき。 人々は我に 果子 ( くわし )、くだもの、 玩具 ( もてあそびもの )など與へて、なだめ 賺 ( すか )し、おん身が母は今聖母の許にいませば、日ごとに花祭ありて、めでたき事のみなりといふ。 又あすは今一度母上に逢はせんと慰めつ。 人々は我にはかく言ふのみなれど、互にさゝやぎあひて、きのふの 鷙鳥 ( してう )の事、怪しき 媼 ( おうな )の事、母上の夢の事など語り、誰も/\母上の死をば豫め知りたりと誇れり。 暴馬 ( あれうま )は街はづれにて、立木に突きあたりて止まりぬ。 車中よりは、 人々齡 ( よはひ )四十の上を一つ二つ 踰 ( こ )えたる貴人の驚怖のあまりに氣を 喪 ( うしな )はんとしたるを助け出だしき。 人の噂を聞くに、この貴人は ボルゲエゼの 族 ( うから )にて、 アルバノと フラスカアチとの間に、大なる 別墅 ( べつしよ )を 搆 ( かま )へ、そこの 苑 ( その )にはめづらしき草花を植ゑて 樂 ( たのしみ )とせりとなり。 世にはこの 翁 ( おきな )もあやしき藥草を知ること、かの フルヰアといふ媼に劣らずなど云ふものありとぞ。 此貴人の使なりとて、「リフレア」着たる 僕 ( しもべ ) 盾銀 ( たてぎん )(スクヂイ)二十枚入りたる 嚢 ( ふくろ )を我に 貽 ( おく )りぬ。 翌日の夕まだ「アヱ、マリア」の鐘鳴らぬほどに、人々我を伴ひて寺にゆき、母上に 暇乞 ( いとまごひ )せしめき。 きのふ祭見にゆきし 晴衣 ( はれぎ )のまゝにて、狹き木棺の 裡 ( うち )に臥し給へり。 我は合せたる掌に接吻するに、人々 共音 ( ともね )に泣きぬ。 寺門には 柩 ( ひつぎ )を擔ふ人立てり。 送りゆく僧は白衣着て、帽を垂れ面を覆へり。 柩は人の肩に上りぬ。 「カツプチノ」僧は蝋燭に火をうつして挽歌をうたひ始めたり。 マリウチアは我を 牽 ( ひ )きて柩の 旁 ( かたへ )に隨へり。 斜日 ( ゆふひ )は 蓋 ( おほ )はざる棺を射て、母上のおん顏は生けるが如く見えぬ。 知らぬ子供あまたおもしろげに我めぐりを馳せ りて、燭涙の地に墜ちて凝りたるを拾ひ、 反古 ( ほご )を 捩 ( ひね )りて作りたる筒に入れたり。 我等が行くは、きのふ祭の行列の 過 ( よぎ )りし街なり。 木葉 ( このは )も草花も猶地上にあり。 されど當時織り成したる華紋は、吾少時の 福 ( さいはひ )と倶に、きのふの祭の樂と倶に、今や跡なくなりぬ。 幽堂 ( つかあな )の穹窿を 塞 ( ふさ )ぎたる大石を推し退け、柩を下ししに、底なる 他 ( ほか )の柩と相觸れて、かすかなる響をなせり。 僧等の去りしあとにて、 マリウチアは我を石上に 跪 ( ひざまづ )かせ、「オオラ、プロオ、ノオビス」( 祷爲我等 ( いのれわれらがために ))を唱へしめき。 ジエンツアノを立ちしは月あかき夜なりき。 フエデリゴと知らぬ人ふたりと我を伴ひゆく。 濃き雲は アルバノの 巓 ( いたゞき )を 繞 ( めぐ )れり。 我が カムパニアの野を飛びゆく輕き霧を眺むる間、人々はもの言ふこと少かりき。 幾 ( いくばく )もあらぬに、我は車の中に眠り、聖母を夢み、花を夢み、母上を夢みき。 母上は猶生きて、我にものいひ、我顏を見てほゝ笑み給へり。 蹇丐 羅馬なる母上の住み給ひし家に歸りし後、人々は我をいかにせんかと議するが中に、 フラア・マルチノは カムパニアの野に羊飼へる、 マリウチアが父母にあづけんといふ。 盾銀二十は、牧者が上にては得易からぬ寶なれば、この兒を家におきて養ふはいふもさらなり、又心のうちに喜びて迎ふるならん。 さはあれ、この兒は既に半ば出家したるものなり。 カムパニアの野にゆきては、香爐を提げて寺中の職をなさんやうなし。 かく マルチノの心たゆたふと共に、 フエデリゴも云ふやう。 われは此兒を カムパニアにやりて、百姓にせんこと惜しければ、この羅馬市中にて、然るべき人を見立て、これにあづくるに 若 ( し )かずといふ。 マルチノ思ひ定めかねて、僧たちと 謀 ( はか )らんとて 去 ( いぬ )る折柄、 ペツポのをぢは例の 木履 ( きぐつ )を手に 穿 ( は )きていざり來ぬ。 をぢは母上のみまかり給ひしを聞き、又人の我に盾銀二十を 貽 ( おく )りしを聞き、母上の 追悼 ( くやみ )よりは、かの金の 發落 ( なりゆき )のこゝろづかひのために、こゝには 訪 ( おとづ )れ來ぬるなり。 をぢは聲振り立てゝいふやう。 この 孤 ( みなしご )の 族 ( うから )にて世にあるものは、今われひとりなり。 孤をばわれ引き取りて世話すべし。 その代りには、此家に殘りたる物悉くわが方へ受け收むべし。 かの盾銀二十は勿論なりといふ。 マリウチアは臆面せぬ女なれば、進み出でゝ、おのれ フラア・マルチノ其餘の人々とこゝの始末をば油斷なく取り行ふべければ、おのが一身をだにもてあましたる 乞丐 ( かたゐ )の益なきこと言はんより、疾く歸れといふ。 フエデリゴは席を立ちぬ。 マリウチアと ペツポのをぢとは、跡に殘りてはしたなく言ひ罵り、いづれも多少の利慾を離れざる、きたなき爭をなしたり。 マリウチアのいふやう。 この兒をさほど 欲 ( ほ )しと思はゞ、直に連れて歸りても好し。 若し 肋 ( あばら )二三本打ち折りて、おなじやうなる 畸形 ( かたは )となし、 往來 ( ゆきゝ )の人の袖に縋らせんとならば、それも好し。 盾銀二十枚をば、われこゝに持ち居れば、 フラア・マルチノの來給ふまで、決して他人に渡さじといふ。 ペツポ怒りて、 頑 ( かたくな )なる女かな、この木履もてそちが頭に、 ピアツツア、デル、ポヽロの 通衢 ( おほぢ )のやうなる穴を 穿 ( あ )けんと叫びぬ。 われは二人が間に立ちて、泣き居たるに、 マリウチアは我を推しやり、をぢは我を引き寄せたり。 をぢのいふやう。 唯だ我に隨ひ來よ。 我を頼めよ。 この負擔だに我方にあらば、その報酬も受けらるべし。 羅馬の裁判所に公平なる沙汰なからんや。 かく云ひつゝ、強ひて我を ( ひ )きて戸を出でたるに、こゝには 襤褸 ( ぼろ )着たる 童 ( わらべ )ありて、一頭の 驢 ( うさぎうま )を 牽 ( ひ )けり。 をぢは遠きところに往くとき、又急ぐことあるときは、枯れたる足を、驢の兩脇にひたと押し付け、おのが身と驢と一つ體になりたるやうにし、例の木履のかはりに走らするが常なれば、けふもかく 騎 ( の )りて來しなるべし。 をぢは我をも 驢背 ( ろはい )に抱き上げたるに、かの童は後より一鞭加へて驅け 出 ( いだ )させつ。 途すがらをぢは、いつもの厭はしきさまに 賺 ( すか )し慰めき。 見よ吾兒。 よき驢にあらずや。 走るさまは、「コルソオ」の競馬にも似ずや。 我家にゆき着かば、樂しき世を送らせん。 神の使もえ 享 ( う )けぬやうなる 饗應 ( もてなし )すべし。 この話の末は、 マリウチアを罵る千言萬句、いつ果つべしとも覺えざりき。 をぢは家を遠ざかるにつれて、驢を 策 ( むちう )たしむること少ければ、道行く人々皆このあやしき 凹騎 ( ふたりのり )に目を 注 ( つ )けて、美しき兒なり、何處よりか盜み來し、と問ひぬ。 をぢはその度ごとに 我 ( わが )身上話を繰り返しつ。 この話をば、ほと/\道の曲りめごとに 浚 ( さら )へ行くほどに、 賣漿婆 ( みづうりばゞ )はをぢが長物語の 酬 ( むくい )に、 檸檬 ( リモネ )水 一杯 ( ひとつき )を 白 ( たゞ )にて與へ、をぢと我とに分ち飮ましめ、又別に臨みて我に 核 ( さね )の落ち去りたる 松子 ( まつのみ )一つ得させつ。 まだをぢが 栖 ( すみか )にゆき着かぬに、日は暮れぬ。 我は一言をも出さず、顏を 掩 ( おほ )うて泣き居たり。 をぢは我を抱き 卸 ( おろ )して、例の大部屋の側なる狹き一間につれゆき、一隅に 玉蜀黍 ( たうもろこし )の 莢 ( さや )敷きたるを指し示し、あれこそ汝が 臥床 ( ふしど )なれ、さきには善き檸檬水呑ませたれば、まだ喉も乾かざるべく、腹も減らざるべし、と我頬を撫でゝ 微笑 ( ほゝゑ )みたる、その面恐しきこと 譬 ( たと )へんに物なし。 マリウチアが持ちたる嚢には、猶銀幾ばくかある。 馭者 ( エツツリノ )に與ふる錢をも、あの中よりや出しゝ。 貴人の僕は、金もて來しとき、何といひしか。 かく問ひ掛けられて、我はたゞ知らずとのみ答へ、はては泣聲になりて、いつまでもこゝに居ることにや、あすは家に歸らるゝことにや、と問ひぬ。 勿論なり。 いかでか歸られぬ事あらん。 おとなしくそこに寐よ。 「アヱ、マリア」を唱ふることを忘るな。 人の眠る時は鬼の醒めたる時なり。 十字を 截 ( き )りて寐よ。 この鐵壁をば 吼 ( たけ )る 獅子 ( しゝ )も越えずといふ。 神を祈らば、あの マリウチアの 腐女 ( くさりをんな )が、そちにも我にも難儀を掛けたるを訴へて、毒に 中 ( あた )り、惡瘡を發するやうに呪へかし。 おとなしく寐よ。 小窓をば開けておくべし。 涼風 ( すゞかぜ )は 夕餉 ( ゆふげ )の半といふ諺あり。 蝙蝠 ( かはほり )をなおそれそ。 かなたこなたへ飛びめぐれど、入るものにはあらず。 神の子と共に 熟寐 ( うまい )せよ。 斯く云ひ 畢 ( をは )りて、をぢは戸を 鎖 ( と )ぢて去りぬ。 部屋のさまは見まほしけれど、枯れたる玉蜀黍の莢のさわ/\と鳴らば、おそろしきをぢの又入來ることもやと、いと 徐 ( しづか )に起き上りて、戸の隙に目をさし寄せつ。 燈心は二すぢともに燃えたり。 卓には 麺包 ( パン )あり、 莱 ( だいこん )あり。 一瓶の酒を置いて、 丐兒 ( かたゐ )あまた 杯 ( さかづき )のとりやりす。 一人として 畸形 ( かたは )ならぬはなし。 いつもの顏色には似もやらねど、知らぬものにはあらず。 晝は モンテ、ピンチヨオの草を 褥 ( しとね )とし、繃帶したる頭を木の幹によせかけ、僅に唇を 搖 ( うごか )すのみにて、傍に 侍 ( はべ )らせたる妻といふ女に、熱にて死に 垂 ( なん/\ )としたる我夫を憐み給へ、といはせたる ロレンツオは、 高趺 ( たかあぐら )かきて面白げに 饒舌 ( しやべ )り立てたり。 モンテ、ピンチヨオには公園あり。 西班牙 ( スパニヤ ) 磴 ( いしだん )、 法蘭西 ( フランス )大學院より ポルタ、デル、ポヽロに至る。 羅馬の市の過半と ヰルラ、ボルゲエゼの内苑とはこゝより見ゆ。 )十指墮ちたる フランチアは盲婦 カテリナが肩を叩きて、「カワリエエレ、トルキノ」の曲を歌へり。 戸に近き二人三人は蔭になりて見えわかず。 話は我上なり。 我胸は騷ぎ立ちぬ。 あの 小童 ( こわつぱ )物の用に立つべきか、身内に何の 畸形 ( かたは )なるところかある、と一人云へば、をぢ答へて。 聖母は無慈悲にも、創一つなく育たせしに、 丈 ( たけ )伸びて美しければ、貴族の子かとおもはるゝ程なりといふ。 幸 ( さち )なきことよ、と皆口々に笑ひぬ。 瞽 ( めしひ )たる カテリナのいふやう。 さりとて聖母の天上の飯を 賜 ( たま )ふまでは、此世の飯をもらふすべなくては叶はず。 手にもあれ、足にもあれ、人の目に立つべき創つけて、我等が群に入れよといふ。 否 母親だに迂闊ならずば、今日を待たず、善き金の蔓となすべかりしものを。 神の使のやうなる善き聲なり。 法皇の伶人には恰好なる童なり。 人々は我齡を算へ、我がために 作 ( な )さでかなはぬ事を商量したり。 その何事なるかは知らねど、善きことにはあらず。 奈何 ( いかに )してこゝをば ( のが )れむ。 われは 穉心 ( をさなごころ )にあらん限りの智慧を絞り出しつ。 固 ( もと )よりいづこをさして往かんと迄は、一たびも思ひ計らざりき。 鋪板 ( ゆか )を這ひて窓の下にいたり、 木片 ( きのきれ )ありしを踏臺にして窓に上りぬ。 家は皆戸を閉ぢたり。 街には人行絶えたり。 るゝには飛びおるゝより外に道なし。 されどそれも恐ろし。 とつおいつする折しも、この挾き間の戸ざしに手を掛くる如き音したれば、覺えず 窓縁 ( まどぶち )をすべりおちて、石垣づたひに地に 墜 ( お )ちぬ。 身は少し痛みしが、幸にこゝは草の上なりき。 跳ね起きて、いづくを 宛 ( あて )ともなく、狹く曲りたる 巷 ( ちまた )を走りぬ。 途にて逢ひたるは、杖もて敷石を 敲 ( たゝ )き、高聲にて歌ふ男一人のみなりき。 しばらくして廣きところに出でぬ。 こゝは見覺ある フオヽルム、ロマアヌムなりき。 常は牛市と呼ぶところなり。 露宿、わかれ 月は カピトリウム(羅馬七陵の一)の背後を照せり。 セプチミウス・セヱルス帝の凱旋門に登る 磴 ( いしだん )の上には、大外套被りて臥したる 乞兒 ( かたゐ )二三人あり。 古 ( いにしへ )の神殿のなごりなる高き石柱は、長き影を地上に印せり。 われはこの夕まで、日暮れてこゝに來しことなかりき。 鬼氣は少年の衣を襲へり。 歩をうつす間、高草の底に横はりたる大理石の柱頭に 蹶 ( つまづ )きて倒れ、また起き上りて 帝王堡 ( ていわうはう )の方を仰ぎ見つ。 高き石がきは、 纏 ( まつ )はれたる蔦かづらのために、いよゝおそろし 氣 ( げ )なり。 毀 ( こぼ )れたる柱、碎けたる石の間には、 放飼 ( はなしがひ )の 驢 ( うさぎうま )あり、牛ありて草を 食 ( は )みたり。 あはれ、こゝには猶我に迫り、我を 窘 ( くるし )めざる生物こそあれ。 月あきらかなれば、物として見えぬはなし。 遠き方より人の來り近づくあり。 若し我を 索 ( もと )むるものならば奈何せん。 われは巨巖の如くに我前に在る「コリゼエオ」に 匿 ( かく )れたり。 われは猶きのふ 落 ( らく )したる如き重廊の上に立てり。 こゝは暗くして 且 ( また ) 冷 ( ひやゝか )なり。 われは二あし三あし進み入りぬ。 されど 谺響 ( こだま )にひゞく 足音 ( あのと )おそろしければ、 徐 ( しづか )に歩を運びたり。 先の方には焚火する人あり。 三人の形明に見ゆ。 寂しき カムパニアの野邊を夜更けては過ぎじとて、こゝに宿りし農夫にやあらん。 さらずばこゝを 戍 ( まも )る兵土にや。 はた 盜 ( ぬすびと )にや。 さおもへば打物の石に觸るゝ音も聞ゆる如し。 われは 却歩 ( あとしざり )して、高き圓柱の上に、 木梢 ( こずゑ )と 蔦蘿 ( つたかづら )とのおほひをなしたるところに出でぬ。 石がきの面をばあやしき影往來す。 處々に 抽 ( ぬ )け出でたる 截石 ( きりいし )の 將 ( まさ )に 墜 ( おち )んとして僅に懸りたるさま、唯だ蔓草にのみ支へられたるかと疑はる。 上の方なる中の廊を行く人あり。 旅人の此古跡の月を見んとて來ぬるなるべし。 その一群のうちには白き衣着たる婦人あり。 案内者に 續松 ( ついまつ )とらせて行きつゝ、柱しげき間に、忽ち 顯 ( あらは )れ忽ち隱るゝ光景今も見ゆらん心地す。 暗碧なる夜は大地を覆ひ來たり、高低さまざまなる木は 天鵝絨 ( びろうど )の如き色に見ゆ。 一葉ごとに夜氣を吐けり。 旅人のかへり行くあとを見送りて、ついまつの赤き光さへ見えずなりぬる時、あたりは 闃 ( げき )として物音絶えたり。 この 遺址 ( ゐし )のうちには、耶蘇教徒が立てたる木卓あまたあり。 その一つの片かげに、柱頭ありて草に埋もれたれば、われはこれに腰掛けつ。 石は氷の如く冷なるに、我頭の熱さは熱を病むが如くなりき。 寐られぬまゝに思ひ出づるは、この「コリゼエオ」の昔語なり。 猶太 ( ユダヤ )教奉ずる囚人が、羅馬の 帝 ( みかど )の嚴しき仰によりて、大石を引き上げさせられしこと、この平地にて獸を鬪はせ、又人と獸と相 搏 ( う )たせて、前低く後高き廊の上より、あまたの市民これを觀きといふ事、皆我當時の心頭に上りぬ。 この 場 ( には )のあらん限は 内日 ( うちひ ) 刺 ( さ )す都もあらん このにはのなからん時は うちひさす都もあらじ うちひさす都あらずば あはれ/\この 世間 ( よのなか )もあらじとぞおもふ 頭の上にあたりて物音こそすれ。 見あぐれば物の動くやうにこそおもはるれ。 影の如き人ありて、 椎 ( つち )を 揮 ( ふる )ひ石をたゝむが如し。 その人を見れば、色蒼ざめて黒き髯長く生ひたり。 これ話に聞きし猶太教徒なるべし。 積み疊ぬる石は見る見る高くなりぬ。 「コリゼエオ」は再び昔のさまに立ちて、幾千萬とも知られぬ人これに滿ちたり。 長き白き衣着たる ヱスタの神の 巫女 ( みこ )あり。 帝王の座も設けられたり。 赤條々 ( あかはだか )なる力士の血を流せるあり。 低き廊の方より叫ぶ聲、 吼 ( ほ )ゆる聲聞ゆ。 忽ち虎豹の群ありて我前を 奔 ( はし )り過ぐ。 我はその血ばしる眼を見、その熱き息に觸れたり。 あまりのおそろしさに、かの柱頭にひたと抱きつきて、聖母の御名をとなふれども、物騷がしさは未だ止まず。 この怪しき物共の 群 ( むらが )りたる間にも、幸なるかな、大なる十字架の 屹 ( きつ )として立てるあり。 こはわがこゝを過ぐるごとに接吻したるものなり。 これを目當に走り寄りて、 緊 ( しか )と抱きつくほどに、石落ち柱倒れ、人も獸もあらずなりて、我は 復 ( ま )た人事をしらず。 人心地つきたる時は、熱すでに退きたれど、身は尚いたく疲れて、われはかの木づくりの十字架の下に臥したり。 あたりを見るに、怪しき事もなし。 夜は靜にして、高き石垣の上には鶯鳴けり。 われは耶蘇をおもひ、その母をおもひぬ。 わが母上は今あらねば、これよりは耶蘇の母ぞ我母なるべき。 われは十字架を抱きて、その柱に頭を寄せて眠りぬ。 幾時をか眠りけん。 歌の聲に 醒 ( さ )むれば、石垣の頂には日の光かゞやき、「カツプチノ」僧二三人蝋燭を 把 ( と )りて卓より卓に歩みゆきつゝ、「キユリエ、エレイソン」(主よ、 憫 ( あはれ )め)と歌へり。 僧は十字架に來り近づきぬ。 俯して我面を見るものは、 フラア・マルチノなりき。 わが色蒼ざめてこゝにあるを 訝 ( いぶか )りて、何事のありしぞと問ひぬ。 われはいかに答へしか知らず。 されど ペツポのをぢの恐ろしさを聞きたるのみにて、僧は我上を推し得たり。 我は衣の袖に縋りて、我を見棄て給ふなと願ひぬ。 連なる僧もわれをあはれと思へる如し。 かれ等は皆我を知れり。 われはその部屋をおとづれ、彼等と共に寺にて歌ひしことあり。 僧は我を伴ひて寺に歸りぬ。 壁に木板の畫を 貼 ( てう )したる房に入り、 檸檬 ( リモネ )樹の枝さし入れたる窓を見て、われはきのふの苦を忘れぬ。 フラア・マルチノは我を ペツポが許へは 還 ( かへ )さじと誓ひ給へり。 同寮の僧にも、このちごをば 蹇 ( あしな )へたる 丐兒 ( かたゐ )にわたされずとのたまふを聞きつ。 午のころ僧は 莱 ( あほね )、 麪包 ( パン )、葡萄酒を取り來りて我に 飮啖 ( いんたん )せしめ、さて 容 ( かたち )を正していふやう。 便 ( びん )なき童よ。 母だに世にあらば、この 別 ( わかれ )はあるまじきを。 母だに世にあらば、この寺の内にありて、尊き御蔭を被り、安らかに人となるべかりしを。 今は是非なき事となりぬ。 そちは波風荒き海に浮ばんとす。 寄るところは一ひらの板のみ。 血を流し給へる耶蘇、涙を 墮 ( おと )し給ふ聖母をな忘れそ。 汝が 族 ( うから )といふものは、その外にあらじかし。 此詞を聞きて、われは身を震はせ、さらば我をばいづかたにか遣らんとし給ふと問ひぬ。 これより僧は、われを カムパニアの野なる牧者夫婦にあづくること、二人をば父母の如く敬ふべき事、かねて教へおきし祈祷の詞を忘るべからざる事など語り出でぬ。 夕暮に マリウチアと其父とは寺門迄迎へに來ぬ。 僧はわれを伴ひ出でゝ引き渡しつ。 この牧者のさまを見るに、衣は ペツポのをぢのより 舊 ( ふ )りたるべし。 塵を蒙り、裂けやぶれたる皮靴を 穿 ( は )き、膝を 露 ( あらは )し、野の花を したる 尖帽 ( せんばう )を戴けり。 かれは 跪 ( ひざまづ )きて僧の手に接吻し、我を顧みて、かゝる美しき童なれば、我のみかは、妻も喜びてもり育てんと誓ひぬ。 マリウチアは財嚢を父にわたしつ。 われ等四人はこれより寺に入りて、人々皆默祷す。 われも共に跪きしが、祈祷の詞は出でざりき。 我眼は久しき 馴染 ( なじみ )の諸像を見たり。 戸の上高きところを舟に乘りてゆき給ふ耶蘇、 贄卓 ( にへづくゑ )の神の使、美しき ミケルはいふもさらなり、蔦かづらの環を戴きたる 髑髏 ( どくろ )にも暇乞しつ。 別に臨みて、 フラア・マルチノは手を我頭上に加へ、晩餐式施行法(モオドオ、ヂ、セルヰレ、ラ、サンクタ、メツサア)と題したる、繪入の小册子を 贈 ( おく )りぬ。 既に別れて、 ピアツツア、バルベリイニの街を過ぐとて、仰いで母上の住み給ひし家をみれば、窓といふ窓悉く開け放たれたり。 新しきあるじを待つにやあらん。 曠野 ( あらの ) 羅馬城のめぐりなる 大曠野 ( だいくわうや )は、今我すみかとなりぬ。 古跡をたづね、美術を究めんと、初て テヱエル河畔の古都に近づくものは、必ずこの荒野に歩をとゞめて、これを萬國史の一ひらと 看做 ( みな )すなり。 起 ( た )てる丘、伏したる谷、おほよそ眼に觸るゝもの、一つとして史册中の奇怪なる古文字にあらざるなし。 畫工の來るや、古の水道のなごりなる、寂しき櫛形 迫持 ( せりもち )を寫し、羊の群を 牽 ( ひき )ゐたる牧者を寫し、さてその前に枯れたる 薊 ( あざみ )を寫すのみ。 歸りてこれを人に示せば、看るもの皆めでくつがへるなるべし。 されど我と牧者とは、おの/\其情を殊にせり。 牧者は久しくこゝに住ひて、この 焦 ( こが )れたる如き草を見、この熱き風に吹かれ、こゝに行はるゝ 疫癘 ( えやみ )に苦められたれば、唯だあしき方、忌まはしき方のみをや思ふらん。 我は此景に對して、いと面白くぞ覺えし。 平原の一面たる山々の濃淡いろいろなる緑を染め出したる、おそろしき水牛、 テヱエルの黄なる流、これを 溯 ( さかのぼ )る舟、岸邊を牽かるゝ 軛 ( くびき ) 負 ( お )ひたる牧牛、皆目新しきものゝみなりき。 われ等は流に溯りて行きぬ。 足の下なるは丈低く黄なる草、身のめぐりなるは莖長く枯れたる薊のみ。 十字架の側を過ぐ。 こは人の殺されたるあとに立てしなり。 架 ( か )に近きところには、盜人の屍の切り碎きて棄てたるなり。 隻腕 ( かたうで )、 隻脚 ( かたあし )は猶その形を存じたり。 それさへ心を寒からしむるに、我 栖 ( すみか )はこゝより遠からずとぞいふなる。 此家は古の墳墓の 址 ( あと )なり。 この 類 ( たぐひ )の穴こゝらあれば、牧者となるもの大抵これに住みて、身を 戍 ( まも )るにも、又身を安んずるにも、事足れりとおもへるなり。 用なき 窪 ( くぼみ )をば 填 ( う )め、いらぬ 罅 ( すきま )をば塞ぎ、上に草を 葺 ( ふ )けば、家すでに成れり。 我牧者の家は丘の上にありて兩層あり。 隘 ( せば )き戸口なる コリントスがたの柱は、當初墳墓を築きしときの面影なるべし。 石垣の間なる、幅廣き三條の柱は、後の修繕ならん。 おもふに中古は 砦 ( とりで )にやしたりけん。 戸口の上に穴あり。 これ窓なるべし。 屋根の半は 葦簾 ( よしすだれ )に枯枝をまじへて葺き、半は又枝さしかはしたる古木をその儘に用ゐたるが、その梢よりは 忍冬 ( にんどう )(カプリフオリウム)の蔓長く垂れて石垣にかゝりたり。 こゝが家ぞ、と途すがら一言も物いはざりし ベネデツトオ告げぬ。 われは怪しげなる家を望み、またかの盜人の屍をかへり見て、こゝに住むことか、と問ひかへしつ。 翁 ( おきな )に ドメニカ、 ドメニカと呼ばれて、 荒 ( あらたへ )の 汗衫 ( はだぎ )ひとつ着たる 媼 ( おうな ) 出 ( い )でぬ。 手足をばことごとく 露 ( あらは )して髮をばふり亂したり。 媼は我を抱き寄せて、あまたゝび接吻す。 夫の詞少きとはうらうへにて、この媼はめづらしき 饒舌 ( ぜうぜつ )なり。 そなたは薊生ふる沙原より、われ等に授けられたる イスマエル( 亞伯拉罕 ( アブラハム )の子)なるぞ。 されどわが 饗應 ( もてなし )には足らぬことあらせじ。 天上なる聖母に代りて、われ汝を育つべし。 臥床 ( ふしど )はすでにこしらへ置きぬ。 豆も 烹 ( に )えたるべし。 ベネデツトオもそなたも食卓に就け。 マリウチアはともに來ざりしか。 尊き 爺 ( てゝ )(法皇)を拜まざりしか。 豚 ( ラカン )をば忘れざりしならん。 眞鍮の 鉤 ( かぎ )をも。 新しき聖母の像をも。 舊きをば最早形見えわかぬ迄接吻したり。 ベネデツトオよ。 おん身ほど物覺好き人はあらじ。 わがかはゆき ベネデツトオよ。 かく語りつゞけて、狹き一間に伴ひ入りぬ。 後にはこの一間、わがためには「ワチカアノ」(法皇の宮)の廣間の如く思はれぬ。 おもふに我詩才を産み出ししは、此ひとつ家ならんか。 若き 棕櫚 ( しゆろ )は 重 ( おもき )を負ふこといよ/\大にして、長ずることいよ/\早しといふ。 我空想も亦この狹き處にとぢ込められて、 却 ( かへ )りて大に發達せしならん。 古の墳墓の常とて、此家には中央なる廣間あり。 そのめぐりには、 許多 ( あまた )の 小龕 ( せうがん )並びたり。 又二重の幅 闊 ( ひろ )き棚あり。 處々色かはりたる石を 甃 ( たゝ )みて紋を成せり。 一つの龕をば食堂とし、一つには壺鉢などを藏し、一つをば 廚 ( くりや )となして豆を煮たり。 老夫婦は祈祷して卓に就けり。 食 畢 ( をは )りて媼は我を 牽 ( ひ )きて 梯 ( はしご )を登り、二階なる二 龕 ( がん )にいたりぬ。 是れわれ等三人の 臥房 ( ねべや )なり。 わが龕は戸口の向ひにて、戸口よりは最も遠きところにあり。 臥床の側には、二條の木を 交叉 ( くひちが )はせて、其間に布を張り、これにをさな子一人寐せたり。 マリウチアが子なるべし。 媼が我に「アヱ、マリア」唱へしむるとき、美しき 色澤 ( いろつや )ある 蜥蝪 ( とかげ )我が側を走り過ぎぬ。 おそろしき物にはあらず、人をおそれこそすれ、絶てものそこなふものにはあらず、と云ひつゝ、かの穉兒をおのが龕のかたへ 遷 ( うつ )しつ。 壁に石一つ 抽 ( ぬ )け落ちたるところあり。 こゝより青空見ゆ。 黒き 蔦 ( つた )の葉の鳥なんどの如く風に搖らるゝも見ゆ。 我は十字を切りて眠に就きぬ。 亡 ( な )き母上、聖母、刑せられたる盜人の手足、皆わが怪しき夢に入りぬ。 翌朝より雨ふりつゞきて、戸は開けたれどいと闇き小部屋に籠り居たり。 わが帆木綿の上なる穉子をゆすぶる傍にて、媼は 苧 ( を )うみつゝ、我に新しき祈祷を教へ、まだ聞かぬ 聖 ( ひじり )の上を語り、またこの野邊に出づる 劫盜 ( ひはぎ )の事を話せり。 劫盜は旅人を 覗 ( ねら )ふのみにて、牧者の家 抔 ( など )へは來ることなしとぞ。 食は葱、 麺包 ( パン )などなり。 皆 旨 ( うま )し。 されど一間にのみ籠り居らんこと物憂きに堪へねば、媼は我を慰めんとて、戸の前に小溝を掘りたり。 この小 テヱエル河は、をやみなき雨に黄なる流となりて、いと緩やかにながるめり。 さて木を刻み葦を截りて作りたるは羅馬より オスチア( テヱエル河口の港)にかよふなる帆かけ舟なり。 雨あまり 劇 ( はげ )しきときは、戸をさして闇黒裡に坐し、媼は苧をうみ、われは羅馬なる寺のさまを思へり。 舟に乘りたる耶蘇は今面前に見ゆる心地す。 聖母の雲に 駕 ( の )りて、神の使の童供に 舁 ( か )かせ給ふも見ゆ。 環かざりしたる 髑髏 ( されかうべ )も見ゆ。 雨の時過ぐれば、月を 踰 ( こ )ゆれども曇ることなし。 われは走り出でゝ遊びありくに、媼は 戒 ( いまし )めて遠く行かしめず、又 テヱエルの河近く寄らしめず。 この岸は土 鬆 ( ゆる )ければ、踏むに從ひて 頽 ( くづ )るることありといへり。 そが上、岸近きところには水牛あまたあり。 こは猛き獸にて、怒るときは人を殺すと聞く。 されど我はこの獸を見ることを好めり。 蠎蛇 ( をろち )の鳥を呑むときは、鳥自ら飛びて其 咽 ( のんど )に入るといふ類にやあらん。 この獸の赤き目には、怪しき光ありて、我を引き寄せんとする如し。 又此獸の馬の如く走るさま、力を極めて相鬪ふさま、皆わがために興ある事なりき。 我は見たるところを 沙 ( すな )に畫き、又歌につゞりて歌ひぬ。 媼は我聲のめでたきを 稱 ( たゝ )へて止まず。 時は暑に向ひぬ。 カムパニアの野は火の海とならんとす。 瀦水 ( たまりみづ )は惡臭を放てり。 朝夕のほかは、戸外に出づべからず。 かゝる苦熱は モンテ、ピンチヨオにありし身の知らざる所なり。 かしこの夏をば、我猶 記 ( おぼ )えたり。 乞兒 ( かたゐ )は人に小銅貨をねだり、 麪包 ( パン )をば買はで氷水を飮めり。 二つに割りたる大西瓜の肉赤く 核 ( さね )黒きは、いづれの店にもありき。 これをおもへば 唾 ( つ ) 湧 ( わ )きて堪へがたし。 この野邊にては、日光ますぐに射下せり。 我が立てる影さへ我脚下に沒せんばかりなり。 水牛は或は死せるが如く枯草の上に臥し、或は狂せるが如く驅けめぐりたり。 われは物語に聞ける 亞弗利加 ( アフリカ )沙漠の旅人になりたらんやうにおもひき。 大海の孤舟にあるが如き念をなすこと二月間、何の用事をも朝夕の涼しき間に濟ませ、終日我も出でず人も來ざりき。 ( や )く如き熱、腐りたる蒸氣の中にありて、我血は湧きかへらんとす。 沼は涸れたり。 テヱエルの黄なる水は 生温 ( なまぬる )くなりて、眠たげに流れたり。 西瓜の汁も温し。 土石の底に藏したる葡萄酒も 酸 ( す )くして、半ば 烹 ( に )たる如し。 我喉は一滴の冷露を嘗むること能はざりき。 天には一纖雲なく、いつもおなじ碧色にて、吹く風は唯だ熱き「シロツコ」(東南風)のみなり。 われ等は日ごとに雨を祈り、媼は朝夕山ある方を眺めて、雲や起ると待てども甲斐なし。

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ちはや ぶる 神 の 誓 ひ の 違 はず は 親 の 敵 に 逢 ふ 瀬 結ば ん

Full text of "" PLEASE DO NOT REMOVE CARDS OR SLIPS FROM THIS POCKET UNIVERSITY OF TORONTO LIBRARY Kurokawa, Mamichi Kokushi sosho V. 甲亂記 ニ卷 本書 は. 武 田勝賴 滅亡の 事践を 記した る ものな. -にょ. 村 山 德淳の 書目 解題 略に 云、 甲 亂記刊 本 一 冊 解 題 it 撰 人の 名 氏 を 著さず。 序趿 なし。 正 保 三 年刊 本。 國書 解題に 云、 甲亂記 I 卷 赛日 媳次郞 正 親 町 天皇の 天 正 十 年 壬 午 ニニ 四 二 武田 勝賴の 亡滅を 記した る ものな 力。 木 曾義昌 逆心の 事、 勝賴公 向-, 木 曾, 出張の 事、 小 笠 原 下條! 1M 伊奈 衆 逆心の 事、 飯 田. 大 島 兩城自 落の 事、 梅雪齋 謀叛! S 勝賴 公誠 訪を 引退 かる,. 事、 高遠の 城沒 落の 事、 勝 賴公新 府中 へ 落ちら る k 事、 小山 田 出 羽 守心替 IS 勝賴公 最期の 事、 武田 相模守 最期の 事、 武田 一 族竝 家僕の 面々 生害の 事、 惪林寺 炎 滅竝織 田 信 長 の 事 等の 十 一 目より 成る。 以上の 解題に よ. 、本書の 大要 を 知るべし。 本 輯採收 の 本 も、 正 保 三年 版に 據れ. 記と いふ。 作者 慶尼 は、 元武出 氏の 一 族に して、 勝 沼 氏の 女な う。 尼が、 勝賴 最期の 狀况 を、 自身 目擊 叉は傳 聞せ しま、 を 記した る も のな. 川 鼎の 跋に. 父 入道 某と いふ 者. 武 田 氏に 叛す。 時已に孕むぁ.. 然れ ども 某、 が 父?? 叛 せる を 以て、 解題 IT 其の 連累 を 恐れ、 離婚して 家に. 歸 らしむ。 尼、 遂に 柏 尾. 其の 生む , 所の 子 及び 從者四 人山 下に 家し、 晨昏 供養して、 以て 尼が 身 を 終らし む。 其の 子孫 今 猶ほ存 せう。 斯の 書、 原 其の 子孫の 家の 傳 ふる 所、 今大善 寺の 藏 する 所 な ftN。 武田 氏の. U ぶる、 尼、 當時 にあ. CS て、 其の 耳目の 親 接する 所の もの を以 て、 錄 して 冊子と なし、 I は 山に 藏し、 I は 高野山に 藏す。 此に謂 ゆる 引導 院 は、 卽ち 高野山 小坂坊 にして、 蓋し 武田氏 香の 寺な. 事 詳に高 野 通念 集に 見 ぇた.. 天保八年吉田敏成の序ぁ. 國書 解題に 云、 理慶 尼の 記 I 卷 理慶 厄 武 田勝賴 滅亡の 事蹟 を、 當 時の 見聞に 隨 つて 記述した る 和文な- cs。 本書の 「續 群 書 額從」 に 入れる もの は、 「武 田勝賴 滅亡 記」 とい ふ。 此の 版本に は、 善 庵の 奧書 あ. 理慶厄の略歴、本書の由來等を記せ. 理慶尼 は、 武 田の f 族に して.. 縢 沼 氏なら.. - 父 入道 某、 武田 氏に 叛き て、 永祿ニ 年 己 未 ニニ 一九 十 一 月 三日、 山縣 CS 景 のために 諫 せらる。 ?-れょ.. 然れ ども 父の 謀叛に 速 せんこと を 恐 れて、 婚を絕 ちて 家に 歸. 5、 柏 尾. E 大 善寺慶 紹阿閣 梨に 依り. ? とい ふ。 本書 は、 其の 大善 寺と 高野山 引導 院 とに 傳は. たる を、 版した る ものな. とい ふ。 以上 記す 所 を 以て、 本書の ft 容の 大要と、 作者の 傳 記と を 知るべし。 , 但し 本誊 を、 本輯 に採收 せし 所以 は、 上文 採收 せし 甲亂 記に 對 したるな り C ,ャ亂 記 は、 赛曰 德次郞 の.. 著に して、 勝顆滅 U の 次第 を、 男子の 筆に 記し、 "冗 は 其の 次. 第 を、 女子 の 筆に 記した る もの なれば、 是彼對 照して 看た らんに は、 C:! ら? :; 女 の 觀 察の 精粗 あるの みならず、 彼に 見え 是 にあらず、 是 にあ. 讀 者 之を諒 せよ。 CS し 以来の 事 躜を、 大 赂 したる ものな.. 斐阈に 於け る 記 錄と、 武田氏 の 事 蹑に關 せし、、 もの TP 交 へ. る ものと いふべ し。 此の 窨、 黑川 藏寫本 を採收 す。 大正 五 年 五月 黑川眞 道 jp 一 、 本 編に は、 武田 三代 軍記 後編 八卷、 甲亂記 ニ卷、 理慶 尼の 記 一 卷, 甲 陽 遺聞錄 一 卷と を採收 す。 一 、 武田 三代 軍記、 原本 廿ニ卷 中 十四 卷迄を 前編と し、 本 編に は 十五 卷 以下 を收め て其後編とせ. 州將士 人名 考に從 つて、 一 定 ならしめ た. 假 令ば、 廣瀨 鄕左衞 門と 江左衞 門との 如 さは、 通じて 之 を 鄕左衞 門と 一 定 したる n ノ 一、 甲亂記 は、 原本 片假 名なる も, 悉く 平 假名に 改めた. 一 、 理慶尼の記は、原本假名書にして讀誦に難く、且っ理慶厄の記憶にょ. 9記した るものなれば、年號其他に誤譲多く、校,f:;s上少なからぬ闲難を感じた.. 是等は 可成 〔 〕 を附 して 傍註 を 加 ふるに 努め、 且つ 本書 序文に は、 改竄 を 加へ ざる 旨、 記 載しぁ- 事 高遠の 城沒 落の 事 勝賴新 府中 落の 事 下 、. :::.. …:き 二 小山 田 出 羽 守 心替幷 勝報 、最期の 事 武田 相模守 最期の 事 武 田の f 族幷家 僕の 面々 生害の 事 惠林寺 炎 滅幷織 田 信 長の 事 理慶 尼の 記 i 甲 陽 遺聞錄 一き 甲斐 國來 由の 事 甲斐 國中 典の 事 坂 折の 宮の事 岩 窪 村 城跡の 事 新府 城の 事 甲 城を府 とい ふ 事 武 田家 廿八 代の 事 信 長 公 甲 州 入の jsg- 神 君 甲斐 國へ御 入の 事 秀吉公 御領 國の事 羽 柴少將 殿御 在 陣の事 加 藤 遠 江 守 居城の 事 淺野彈 正少弼 居城の 事 德川家 御領 國諸士 姓名の 事 駿河 大納言 忠長卿 御領 知の 事 御料 御城 番 年代の 事 櫻 田 御領 知の 事 松 卒美濃 守 知行の 事 E. ける が、 氏康、 上 杉と 合體 して、 深澤邊 へ 打 出 てん は、 必定な. 爱に、 上野 原に 差 置き 給; 5 し 加 藤 丹 後 守、 じく 儉使 に 居た る 荻原豐 前守兩 人、 大將の 命 を 奉って、 永稳 十三 年 三月 下旬、 師岡• 藤 橋の 兩城 を 攻め 動かす。 帥 岡 山城 守 、殿し く 防ぎ 戰ふ 所に、 瀧 山の 城主 北 條陸奧 守 氏 照. 築 井 の 城主 內藤 大和 守、 後援と して、 軍勢 を 出しければ、 城兵、 是に氣 を 得て 防き 戰ふ。 然 りと 雖も、 終に は、 武田 勢、 打 勝って 勇み 進む 事 限な し。 然るに、 北 條氏厳 は、 信 深澤 の城攻 附信玄 上州發 向所々 合 戰の事 I 武田 三代 軍記 卷之第 十五 ュ. 玄の 察し 給 ふに 違 はず、 謙 信、 出馬あって 加勢して、 給は. 深 澤の小 m 田彈 正. 駒 井 右京亮 は、 武 田家に て、 させる 武功の 譽も なき 者 共 なれば、 何程の 事の あるべき どと、 松 w 尾 州 入道 を、 先立てて 差 向けら る。 同じき 四月 五日、 入道、 三千 餘人を 引率し、 深澤の 城に 押 寄せし が、 郡內の 小山 田が 加勢の 者 共、 夜に 紛れて、 城 中に 入る 由を傳 へ 聞 き、aは、小勢を以て攻めん事、如何な. 小山 田 正 は、 松 田 入道が、 歸路の 後 を 取 切って、 I 人も殘 さず 討 取らん と、 逵兵 三十 五騎、 搦 手よ ケ 討って 出づ る。 松 田 は、 小山 ffl に 取 切られ じと、 急に 竹 下 川 を 打 越えし が、 入道, 大剛の 勇力に て、 自ら 鐡棒を 提げて、 敵、 近づけば、 取って返し、 打殺さん と 儀勢して、人數. H 々しき 擧動 なう。 斯くて、 北條氏 政、 三 萬 八 千 餘騎を 引率し、 同じき十三日ょ. 駒 井 右京、 各、 物 馴れたる 剛の者 共、 矢狹 間に 、弓. 氏 政、 元來、 怯 弱の 主將 なれば、 攻 ffi んで ど控 へられけ る。 然るに、 加 藤 丹 後 守. 荻原豐 前 守、 師岡. 藤 橋の 兩城 を 攻め、 检原 筋に 於て、 瀧 山• 築 井の 味方、 打 負けた る 由 註 進し ければ、 氏 政、 俄に 勢 を 引 揚げ、 小 田 原 へ ど 引 入れ 給; 5 ける。 此 時、. 上 杉 謙 信 は、 沼 ffl へ 討って 出 でられ ける が、 早々 引 入れて、 叉、 長 沼へ 出張 せらる。 大僧正 信玄 も、 二 萬 五 千 餘人を 從へ られ、 川 中島 へ 討つ て 出て、 同じき 五月 下旬よ. 廐 橋の 城主 北條丹 後 守、 信玄を 遮らん と、 城 を 出て て相戰 ふ。 此時、 城の 侨 庵が 嫡子 城の 織 部 之 介、 一 番鎗を 入れて 血戰 す。 甲 州 勢、 勇み 進んで、 織 部 討た すな。 玉蟲を 助けよ と、 一 同に 鯖 を 諷と入 れ、 場所 を 去らず 戰 へ ば、 北條が 勢、 打 負けて 親 橋の 城に 引返く。 斯 かる 所に、 謙 信 も、 上野. 越後の 軍兵、 二 萬 餘人を 率ね て着陣 あう。 上 杉. 北條兩 旗の 軍勢、 都合 五 萬 八 千餘人 とど 聞え ける。 然れ ども、 謙 信、 無雙 の勇將 なれば、 兩旗を 以て、 信 玄と戰 ひ、 勝つ て も 負けても、 詮なき 事に 思 はれければ、 早々、 軍勢 を從 へ て、 越後に 引取られ けれ 文、 氏 政 は、:: い々、 小 田 原に 引 入れられ ける。 永 井豐前 守、 昧 方に 馳參 つ. て、 忍. 深谷邊 へ 、 御 勢 を 差 向けられ 候 へ。 我々 案内 仕. 、御手に 入れ 候べ しと、 申す によ. 、小 幡ト; 總 介. 安中 左 近 準 跡 部 大炊 助. 長 坂 釣 閑. 友 野 介 十 郞を差 置かれ、 六月 下旬、 歸陣に 赴かせ 給 ひぬ。 其 後、 土星 平 八郞を 召され、 去る 三 增合戰 に 討死せ し淺利 式部 少輔信 音が 同心、 百 二十 騎 の內 七十 騎、 験 河 先方の 者 三十 騎、 總 ベて 百騎の 士卒 を 預け 下され、 右衞門 尉に 容是見 は る なされ、 信の 字 を 給 はって、 土 屋右衞 門 尉 信 近と ど 申しけ る。 共 外、 攻戰 に從は ずと いふ 事な く、 數 度の 戰 功に 依って、 斯く 士大將 となされ け. 客 星 出現 幷信玄 自己の 像 を 彫刻 せらる、 事 去年よう 東天に 烟 氣を屬 する 客 ar 出現した. るが、 年 を踰 えて、 今年の S に 及 んで、 猶 止まず。 累年、 干戈 動いて、 日本 六十 餘州、 戰國の 街と な. 之 を 乙 を 皆 歎き 思 ふ 所に、 斯く 又、 連月續 きて、 天變の 止らざる は、 これ 唯 事に あらず と、 諸人、 奇異の 思 を どなし にけ る。 爱に、 信 州水內 郡に、 安倍 介 とて、 占 術に 妙 を 得た る 者 あ- N け, o。 元來、 江州石寺の者な,. 殊に、 判 形 を 以て 占 ふ さなが ら、 祌の 如く なれば、 世人、 判の 兵 庫 介と ど B. しける。 さるに 依って、 信玄 、甲 州に 召 容 s 出 % 幷信玄 自己の 像 を 彫刻 せらる 、事 n 武田 三代 軍記 卷之第 十五. 斯 かる 天 鍵 種々 の 地妖、 でれ 皆 天より 凶事 を、 豫め 知らし め 給 ふ 所に 候。 好事 もな きに は 如かず とこ を 巾 候へ。 殊に、 此 度の 天 變は、 天の 怪異 を 示し 給 ふ 所な う。 然れ ども、 當時 何れの 諸侯に か、 凶事の 出来ら 候べき。 鬼 角、 御 屋方檨 などに も、 武威 簦に 1H しませば、 天 は、 盈 つる を 腐く とこ 4- ゆ 候へ。 諸事、 御 愼こを 然るべき 事な 6,。 食 族、 大方 滅亡し、 榮枯、 地を變 へて、 本朝の 舊例、 公武の 制 法、 悉く 廢れ、 神道 は 日々 に衰 へ、 異端、 月々 に 起る 世の中、 危き 時節 にて 候と ど 言上し ける に、 信 玄. はしけ 事 ぶ 信玄、. E 己の 像 を 不動 明 玉 の 像と す 武田 三代 軍記 卷之第 十五。 賞:, 功不, 踰, 時と いふ 事 あう とて、 御盃を 下され、 金の 熨. 斗 付の 刀を給は.. 其 後、 感狀を 認められ、 河原 村に 授け 下されけ.. 信玄大 斥候の 事 斯くて 、雪 玄は、 馬場 美 濃 守 信 房• 小山 田 左 兵 衞尉信 茂 を 先陣と して、 三 島に 陣を取 ら給 ひける が 、馬場. 小山 田 を 召して、 術 を S ひ 含められ、 北 M 勢 を、 旗本 勢に て 抑 へらる。 小山 田 は、 軍勢 を 率ね、 敵陣 を 弓手に なして、 初禰を 登. て、 箱 根の 信玄大 斥候の 事 一一 甲 州 勢 小 田 原 勢 を 破る 武田 三代 軍記 卷之第 十五 ヨ 宿へ 討つ て 出で、 思 も 寄らぬ 北條 勢の 後陣 へ 、 會釋 もな く 突 い て懸る に、 小 田 原の 軍、 大に Mf 動し、 後陣よ 力 崩れ 立つ を、 追蒐 け-. 、首 を 得る 事 六十 一 級、 見事に 軍勢 を 引 揚げ、 本の 陣へ 引返した る 形勢 を、 敵咏 方、 共に 之 を 見て、 天晴、 至 剛の擧 動か なと ど 感じけ る。 其 後、 信玄 は、 士卒 を纒 め、 駿 州に 引 入れ 給 ふ 所に、 北條氏 政、 籍 勢 一 手に なして、 山中 を 押下し、 三 島の 北、 三十 餘町を 去って、 五十六 段に 陣 を 張 らる。 山 縣三郞 兵 衞尉昌 景. 內 藤 修理 正 昌豐. 原 维人佐 昌勝• 小 幡上總 介 信定. 眞田源 太 左 衞門尉 信 綱. H 田 兵 衞尉信 茂. 朝 比 奈駿河 守 g g と. 岡 部 治 郎右衞 門、 以下 百 五十 騎を引 具せられ、 大物 見と して 出で 給 ふ" 北條家 の 陣營、 五十 六 段に 張られければ、 其の 邊の 村里. E 岳、 悉く 軍勢の 舍 ならず と い ふ 事な し。 j 戰に 蹴散らし、 朋: n は 小 田 原に 亂 入 すべし と宣ふ C 信 房、 信玄の 前 氏 政 小 田 原に 歸陣 に 近づき、 鞍 坪に 畏まって ノ 一 戰の地 利、 繪圖を 以て 知 召す と雖 も、 其 所に 至って、 地形の利害未• 然るに、 急に 戰を 挑まれん 事、 如何に 候 と 申す。 其 時、 信玄、 信 房 心安く 思 ふべ し。 信 玄が兩 眼の 如くなる 者 を、 物 晃に遣 した. と 仰す。 山 縣 以下、 君の 兩 眼の 如き 者 は、 誰な らんと 思 ふ 所に、 敵陣の 方ょ. 此者 共、 詞を 揃へ て 申しけ る は、 究竟の 戰場 にて 候。 急ぎ 軍 を 始めら るべ し。 敵、 大 軍ながら、 曾て 軍 を 持たず と 申す。 信玄, 聞 召し、 早 や、 日 も 未の 一刻に 及 ,、?。 今より 戰を 始めば、 夜に 入らん 事 治定な り.。 敵 は主戰 なれば、 案內を 能く 知力、 夜に 紛れ 落 行かば、 氏 政 を 討泄す べし。 鬼角、軍は明日、黎明に押懸って始むべしとて、三島へ引返し給ひけ. 扱、 敵 將氏政 は、 信玄に 向って 對陣 せん 事、 叶 はじと や 思 はれ けん. 引 入れら るれば、 軍勢 共、 案內は 能く 知った. 扭 も箱极 は、 日本に 隱れ なき 難所なる に、 Am; 田. 曾根兩 人の 者 共、 究竟の 地 利と 申した る 事、 武 信玄大 斥候の 事 U1 武 田家の 軍法 武田 11 一代 軍記 卷之第 十五 5 田家の 軍法に 於て、 諸 役者、 兼ねて 大 將と內 通し、 敵、 人數の 多少、 池 利の 善惡、 其 謀 言 を 用 ふる 事 あう。 士卒、 其 言 を 以て、 實に すと 雖も、 大將 速に、 又、 其 敵の 虛實を 知. 給 ふ。 斯くて、 信玄 は、 三 島 表 を引拂 はれ、 江 尻に 赴き 給 ひ、 山 西に 山 縣昌景 を 差 置かれ、 甲 府に歸 陣し給 ひける が、 九月 下旬に は、 上 杉 謙 信の 領地、 大田 切に 出張 ぁ. 方々 放火あって、 川 中島に 引返さる" 同じき 十 巧、 謙 信 も、 上 州 厩 橋に 出 Jsr あれば、 信玄 も、 川 中島より 直に、 上州箕 輪に 討 出て 給 ひ、 少々 迫 合 等あって、 上 杉 入道、 越後へ 引 入ら 給 ひけ.. 德川武 田 不和の 起 因 德川 家、 信玄 と鉢楣 濫觴の 事 山縣三 郞兵衞 尉昌景 は、 駿州山 西の 押と して、 居た,. 辻彌 兵衞. 和 田 加 介 以下、 血氣 盛なる 若者 共、 小山 邊の 在々 所々 に 打 入,. 德川家 、之.. を 聞 召し、 織 田 信 長の 噯 にて、 大 井川 を 限って 領 すべし と 相 約せ, 5。 其 上、 今 川 氏眞、 懸 川の 城に 籠られし 時、 遠 州 一 國は、 予が 武威 を 以て、 切 取らん と 契 約せ しに、 山縣が 狼藉 を 振舞 乙 を 安から ねとて、 近習の 人々、 百 四十 騎計. 5 召 具せ られ、 島 田 川 家へ 馳向ひ 給へば、 過半、 素 磨に て ど供舉 しける。 山縣三 郞兵衞 昌景, 德川 家の 小勢なる を 見て、 ニ千餘 人の 軍勢 を 引 連れ、 面 も. 振らず、 切って 懸る を、 徳 川 家 、御覧あって、 渠が 主の 信玄と I を相戰 はめ。 其臣、 山縣が 如き は、 予が 相手に は不足な,. 然も 彼 は 大勢な. 戰ひ 負けて は、 猶更 恥辱な ftN と 仰せられ、 早々、 軍 勢 を 引 揚げら る。 山縣、 勇み 進んで、 をれ 餘 すなと いふ 程 乙 を あれ。 辻彌 兵衞. 和 田 加 介 以下、 究竟の、 逞兵 等、 我 劣ら じと 追 懸け, ら。 斯くて、 德川源 君 は、 漸くに して、 懸 川の 城に ど 引かせ 給 ひける。 然るに、 川 殿の 御曹子 は、 織 田 上 總介信 長の 婿に と、 兼ねて 約諾 あ.. 信 長の 家 嫡城之 介信忠 は、 信 玄の 婿に 契約 あ. 9 しかば、 無二の 御 仲 共な,. 跡 部が 方よ. 其 後、 山縣、 馬場. 內 藤• 眞 田に 對 して、 中し ける は、 今度の 條, 昌 景が自 計と い ひながら、 辻彌 兵衞. 和 田 加 介 等、 大 に亂妨 せし より-、 事 起 力た る 儀 にて 候。 土屋 など、 信玄の 前に 參 つて、 斯 くと申した,. 秋 山 伯 着 守 晴近濃 州 上 村 合戰の 事. 斯くて、 今年、 年號 改元あって、 元龜 元年と ど 申しけ る。 玆に、 北條左 京大 夫 a. 氏康 は、 去る 秋の 頃よ- N 、病床に 臥し 給 ひける が、 醫療、 樣々 に 手を盡 しけれ ども、 K と なく 賤 となく、 定業の 死 を 遺る,, 事 能 はず。 竟に、 十月 三日、 行年 五十六 歳に して、 北 條氏康 病死 31! ;- 玄北倏 氏と 和す 逝去し給ひけ,. 門 葉の 人々. 恩顧の 臣. 簾屮の S3a5 達に 至る 迄, 愁傷す る 事大 方な らず。 家嫡氏 政、 大にカ を 落し、 武 田家の 武勇に 恐怖し、 信玄、 初め 召 遣れし 小 宰相 を 以て、 種々、 和睦の 儀お いひ 送らる。 信玄、 思慮 を!! し 給 ふ は、 北條 を 返 治せん 事 は、 爪を彈 くよ, リも輒 すければ、 少しも 早く、 天下に 旗 を 進むべし。 兼ねて 板 坂 法 印が 申せし 如く、 神氣 次第に 衰 へ て、 何と やらん 心地 しく、 此 世に あらん 事、 年 久し かるべからず。 先づ遠. 濃の 間へ 發 向し、 德川家 を 追 倒せば、 信 長 は、 大身と 雖も、 又 安 かるべし e 先 づ北條 と、 和議. 是に 於て、 勝 政 朝臣、 熟 々、思慮 を 廻し 給 ひ、 此頃、 秋 山が 擧動、 必ず 我を惡 しく もて なし、 若し 夫 を 憤らば、 其 事に 寄せて、 誅 せんとす る 計略 か。 去る 十月、 岛 E 河原に 秋 山 伯 耆守晴 近 瀵州上 村 合 戰の事 S 武田 三代 軍記 卷之第 十五 ズ て、 山縣 にい ひ 42 め、 當 家に 向って、 口論 を 仕 懸けさす るな ど、 旁 以て、 心得難き 次第 なう。 我、 爱に 暗然と して 長居し、 若し 下 藤の 奴 原が 爲 めに、 誅 せられな ば、 永く 德 川 家の 名 折な らん。 是非に 好 和 を 破る から は、 逗留して 害に 遇 はんよ. CN は、 返いて 神 命 を 保ち、 戰 場に 於て こ を 死 せん 物 をと、 守衞の 者の、 深 眠し. 此事、 甲斐に 告げ 來れ ば、 信玄、 火に 驚き 給 ひたる 體 にて、 濃 州 岐阜へ、 使者 を 立てられ、 松: 牛 源三郞 事、, 信 長、 種々 の 取 持に て、 數 通の 狀を 送られ、 人質た るの 所に、 旣に 今度、 源 三郞を 盗み出し、 高 任 を 出奔 させぬ る 事、 偏に、 信 長、 德 川の 後槻に なられ、 斯 くの 如き 働、 表裏の 行跡、 言語 道斷の 仕形な. 唯今に 至って、 贵 殿よう、 年に 八 九 度 宛の 使者 音信、 皆 乙れ 佞人 の 仕 立、 悉く 露顕せ. 兎角 は 一 戰を 以て、 憤 を 散 じ 候べ しと ど、 いひ 送られけ る。 德川の兩家. と、 大 なる 餘楣 とどな. 衛 くて、 信玄 は、 世上 へ の 開え の爲 め、 秋山晴 近、, 德川. 暗 近、 此 事を閱 きて、 譜代 相 傅の、 王 君に、 何 ど 我れ、 不義の 亍跡 をすべき。 、 散らし 戰 うた, -。 然るに、 ニ備の 百騎、 翁 を 入れ、 搔亂 して、 戰ふ 所に、 魁 兵と 定めし 我が 旗本、 谷 を 越 えて、 思 4 ら S の 右よ. 遠山 入道 宗寂も 討死し、 角 野 高 四郞. 同 磯之介. 秋山晴 近、 思 ふ 儘に 討 勝って、 首 を 得る 事、 四百 八十 六 級、 5. 濃 州 は、 雨 遠山 を 始め、 堀內 作. 同 九 八郞、 長德の 城主 小 笠 原 新九郞 正處. されば、 駄峯. 長 膝• 作 手、 之 を 山 蛾 三方 衆と 號す。 信 玄駿ー の稱に 出馬 附武 田. 北條 和睦 幷小倉 内蔵 之 助 降 參の事 去る 程に、 信玄、 潔く 兩 家と 手 切あって、 國法• 軍法 を 添削 あ. 然るに、 北 條氏政 は、 猶も信 玄と和 睦 せん 事 を 欲し、 一 門 老臣に も 深く 隱し、 大熊備 前 守が審 女 小 宰相に 就いて、 小 田 原の 福 田 寺. 結願 寺、 兩 寺の 住持 を 以て、 種 々申 入れられけ, CN。 信玄 も、 氏 政と は、 父 子の 約 ある 婿 舅の 仲 なれば、 何 ど睐意 を 思 ふべき。 息女 は 先達, 逝去 あ ftN と雖 も、 彼の 腹に 出生せ る!; 王 丸 は、 正しく 信 玄が孫 なれば、 向後、 互に 力 を 一 致に し、 入 魂 をすべし と宣 ひて、 何事な く 和睦 調 ひけ. C 儿 然れ ども、 氏 政 は、 今 川上 總介 氏眞. 殊に 今 川 氏 眞は、 m 糸 代の 任國 を、 信玄 に押領 せられ、 社稷 を 捨て. -、 漂泊の 身と なれば、 憤 止む 時な く、 北 條長綱 入道 幼 庵 は、 一 子 新三郞 を、 蒲 原の 城に て攻 殺され、 如何にもし て 、鬱憤 を 散 ぜんと、 思 詰めた る 折 柄 なれば、 此兩將 に は、 I 入隱 して、 信 玄と十 死 1 生の 合戰 を、 遂ぐ べしと ど議 せられけ る。 さるに 因って、 颌國の 仕置 等あって、 武藏國 は、 大國 にして 抱へ 難し。 小 田-: w 亂 人の 軍議 武田 三代 軍記 卷之第 十五 1 ヨ 左 衞門大 夫 氏 勝 を 差遣し、 三郞 入道 幼 庵. 陸 奧守氏 照. 秩父新 太郞、 是等 宗徒. の 人々 を、 湯 川. 出 中. 韮 山の 城々 に 差遣し、 大將氏 政 も、 新庄. 足 柄邊迄 出張 あつ て、 小山 田術屮 守が 居城、 弘 國寺邊 へ 、時々、 斥候 を 出し、 足 輕迫合 を どせられ ける。 是に 依って、 深 澤の小 出田彈 正. 駒 井 右京亮、 弘國 寺の 小山 田備中 守、 飛脚 を 以て、 敵の 變を註 進す。 期くて、 小 田原亂 入の 軍議 あ るに、 小. w 田 兵 衞尉信 茂、 其 勢 五千餘 人、 飛 驟. 越 中の 軍勢 五 千、 合せて j 萬餘 人を從 へ て、 北 條氏滕 が 鷹 巢に攻 寄せ、 敵 を 城外 へ 、 偽 引出して 戰 ふべ し。 二 チば山 縣三郞 兵衞 尉昌景 、八 千餘 人を從 へ、 案 內者を 連れて、 小 田 原の 謙訪原 山へ、、 取 登 る ベ し。 -ら押 寄すべし。 五番 土 屋右衞 門 尉 は、 新 庄に陣 を 取って、 跡 を 堅. めて 守るべし つ 北條幕下の武州勢、大礎. 秦野筋ょ. W くて、 北條左 衞門大 夫、 信玄の 矢文 を、 大將氏 政 へ 、披見に 入れし かば、 大に 恐怖し 給 ひ、 日向 藤 十郞. 長 尾 藤 左 衞門兩 人 を、 使者と して、 弟 右 衞門佐 氏堯を 人質と して、 甲 州 郡內の 上野 原、 加 藤 丹 後 守が 方へ 差 越され、 種々 の 和 好 を ど 乞 はれけ る。 丹 後 守、 鷹 巢に來 つて、 右の 趣 を演說 す。 信玄聞 召され、 人質の 儀 は、 一 人に ては危 し。 兩人、 差 越さる ベ しと 宣 ひて、 小人 頭 荻 原 甚之丞 を、 兩 使に 副 へて、 小 田 原へ 差遣 さる。 笠 M. 能 登 守. 笠 原. 大藤 三人の 者 共に は、 甲府 古籠屋 小路に て、 屋敷 を ど 下されけ る。 此時、 武州河 越の 城主 小 倉內藏 助と いふ 者 あ. しが、 元來、 今 川 氏 信玄駭 豆の 5? に 出馬 附武 田北條 和睦 幷小倉 內蔵之 助 降参の 事 Is , 武田 三代 軍記 卷之第 十五 113 眞の臣 な. 今 川 家、 駿河沒 落の 後、 北條 家に 身 を 寄せ、 本意 を 達せん と、 天運の 循 環 を 待ち 居た るに、 氏 政の 方よ- N 、此 度、 武 田家との 一 戰、 粉 骨を盡 し、 軍功 を勵 む べしと て、 誓 盟の狀 を ど 送られけ る。 於 本意-者、 恩賞、 戰功 次第 可, 任 k 候 所、 無, 偽。 八幡 大 菩薩 可, 有-照覧-者 也。 仍 盟約 之 狀如レ 件。 元 龜ニハ 小 辛 未 正月 七 n 氏 政 花押. 氏 政兩大 將-共 に 萬 民の 上に、 君た るの 器なら ざる 事 、能々、 見 屈け 候 間、 今 降 人と な 力て、 御陣 p: こ、 推參 十: るに て 候。 j 命 を 助け 下さる k に 於て は、 向後、 神 命 を 輕んじ 镇 中ぬ を s,,- で 候 はんと ど 申しけ る。 信玄、 之 を 開 召し、 祌 妙なる 申 分な.. - とて、 恩 祿を給 は. 9、 召使 ひ 給 ひける が、 己が 申した るに 違 はず。 後に 參州 表に て、 竟に忠 死を遂 げたる は、 天晴、 勇士の 擧動 なれ。 田 中 に 至り 給 ひ、 同じき 廿四 H 、遠 州 小山に 着き 給. V 爱 にて、 敵の 檨子を 聞 合せられ、 能満 寺の 城 普請 等 をい ひ 付けられ、 大熊備 前 守 を 差 置き 給; 3、 三月 上旬、 遠 州の 城 束 郡、 高 天神の 城に 押 寄せら る。 城主 小 笠 原 與八郞 氏 助、 敵 寄す ると 見て、 籠城の み を 事と する は,. 深く 敵 を 怖る、 に 似たら,。 氏 助、 微勢 とはい ひながら、 流石、 猛勇の 者な. 一 信 玄宣ふ は、 德 川の 慕 下、 小 笠 原が 居城 へ 、信玄 、大勢 を 以て 馳向 ひ、 殊に 氏 助よ, も、 大身なる 者 共 を、 家の 子に、 幾人 も 持ちながら、 思 ふ 程に 仕 詰めず 引返さん は、. 人口 逢ぐ に 所な からん。 小 笠 原が 如き 賢々 しく、 乘切. 乘 込なん ど をす る 強敵 を ば、 內藤: !!ロ 豐が 得物な. とて パ帜 "て 修理 を 召され、 小 笠 原、 虎口 働 をして 强 く戰. ふ、 し 無理 攻 にして、 撫切 にせん は 易 けれども、. 士卒 を 多く 失 はん lg -、 信玄が 本意に あら ず。 汝、 馳 向って、 人數を 損せず、 敵 を 城 中へ、 追 込むべし とど 仰せけ るつ 内 藤、 大 事の 御請な... 斯く , て、 城兵 总を 休め、 叉 城 戸 を 打開き、 討って 出 てんとせ しか ども、 內藤、 門 際へ 押 詰 信. 笠 原. 宣 ひける。 降参して、 城 を 開きけ 卽 ち 下 條を差 置き 給 ふ。 之 を 始めと して、 淺香 井. 阿須 利. 13 代. 八 桑、 六 箇所 迄、 a 城に 及びければ、 所々 の 仕置あって、 東參 河に 發向 あ,. 爱に、 菅沼新 八 郞定盈 は、 野 田の 城主な. , リけ るが、 城よ,, 二 町 計 力、 此方に 砦 を 築き、 楣 籠れ,, リ。 先 づ之を 攻めら るべ しとて、 左 馬 之 助信豐 を大將 にて、 馬場 信 房. 保 科 彈正忠 正直. 秋 出 街 斤 一• 坂 西 左 衞門尉• 松岡參 河 守 を 差 副 へられ、 徳川家の 押と なし、 四 郞勝賴 を大將 にて、. 山 縣昌景• 小 笠 原 掃 部大夫 信嶺. 相 木 巿兵衞 尉 を 差 添 へ られ 、奥-平 美 作 守 負 能. 小 笠 原 新 九 郞疋. 菅沼新 四郞、 是 等の 山 蛾 三方の 者 を、 案內 者と して、 野 田の 砦 を 攻めさ せらる。 四 郞勝賴 、軍勢 を 引率し、 押 寄せら る V 所に、 新 八 郞定盈 、砦 を 拾て V 、野 田の 城に 引取る を、 山 縣昌景 、それ 遺すな と 下知して、 追討に 討って、 首數 三十 七 級 を 得た. 小 箭五郞 兵衞. 孕 石 源 右衞門 等、 能き 敵 を 討って 高名せ,. 斯くて、 野 ffl. の 城 をば、 打 捨て置かれ、 同じき 廿 九日、 吉 田の 城 へ 向 ひ 給 へ ば、 淺倉 川の I なか、 一 連 水と い ふ 所に、 敵 叉、 砦 を 構 へ て楣 籠れ 力。 信玄、 諸 勢 を 引率し、 追手 へ 向 ひ 給 へ 吉 田合戰 ば、 小 笠 原 掃 部. 出 縣昌景• 小 笠 原 新 九郞. 奥 平 美 作 守. 背 沼 新 四郞、 搦手 へ 馳向 ふ。 之 を 見て、 敵の 大勢、 遮り 難しと や 思 ひけん。 斯 かる 所に、 化 川 家、 五千餘 人を從 へ られ、 出張 ぁゲ ければ、 价奈 勝賴、 ,, 、千 五百餘 人に て 打,: E は る。 軍 は 牛角なら と 雖も、 日旣 に、 黄昏に 及びければ、 信玄、 陣將 等に 命 を 下され、 人 數を引 揚げさせ られ け, 9。 愛に 其 頃、 前 濃 州の 國主 土岐大 膳大夫 源賴藝 家臣、 齋藤 山城 守 利 政 入 道道 三が 爲 めに、 國 を押領 せられ、 落魄の 身と な ftN て、 甲 州に 漂流せられ、 此 度の 戰 場に、 見物と して 從 軍し、 其 夜、 信玄の 御前に 於て、 廣瀨が 猛勇の 働 を、 間近く 見物 仕 ,CN 候と て、 大に 感じ 申されければ、 信玄聞 召され、 渠は、 晴信 入道が 祕藏の 者に て 候。 當家 譜代の 者 共に、 渠に 劣らざる 者 を、 多く 先手の 士大將 共に 差 副 へ 、 魁 首 を 申 付く るに よ ftN 、如何なる 強敵に も、 一 先 づ楣を 引かせ 候と て、 則ち 廣瀨を 召 出さ れ、 土 岐賴藝 に 引合せられけ. 斯くて、 牛 窪. 長澤 迄、 押 通. 信 玄北條 と 和睦の 奥意 幷山縣 昌景缺 脣の事 a も 此度、 織 田. 德 川の 兩 家と、 確執 を 興し、 北條氏 政と、 和睦 せられし は、 信玄、 早 く 上洛 を 企て、 四海 一 統に、治められんが爲めな. 千 薬. 里 见. 佐 竹. 結 城• 小 田. 宇 都宮、 之 を 往古より 關 の 八 家と 號す。 其 中に も、 小 田 は、 去る 永祿 三年、 上 杉 謙 信に 討 たれぬ。 千 葉 介國胤 は、 北條家 無二の 幕下 なれば、 心 を變ぜ ず。 佐 竹 常 陸 介 義重. 結 城 晴朝. 宇都 宫、 是 等の 六 家、 太 田 美 濃 入道 三樂. 足 利の 由 良 信 濃 守. 館 林の 長 尾但馬 守. 會津の 蘆 名 盛 重. 上總の 萬喜少 弼. 長 南 七郞. 下總 小金の 城主 高 城藏人• 兩 酒 井• 武 州 忍の 城主 成 田 下 總守. 多 賀谷修 现大 夫. 深 谷, 上田. 殊更、 武田 一 家の人々を、差向けられ候はv、御下知を守. 故に、 是等の人々 の方ょ.. さるに 依って、 氏 政、 降參の 儀に 就い て、 舍弟を 一 兩人、 人質に 差 越し、 又 信玄が 出陣の 加勢の 爲め、 老臣の 然も, 大身な る 者 共 を、 二三 輩 差 越し 給 ふべき 旨 を 仰 遣 さる。 是は、 若し 氏 政、 同心な きに 於て は、 忽ち 北條 を、 沒 倒せら れんとの 巧みな. 然れ ども、 氏 政、 少しも 違背な く、 舍 弟 を 人質に 越さる. - 上に、 三 頭の 士大將 を、 差 副へ 越され、 軍勢の 儀 は、 一 萬 にても 二 萬 にても、 御 出陣の 節 は、 進上 申すべし と ある 故に、 先づ 和睦 調 ひけり。 元來、 氏 政 は、 信 玄の婿 君な. 御 息女、 逝去 あ. 0 しか ども、 國王丸 殿 を 始め、 男子 三人、 正 しき 信 玄の御 孫 なれば、 先づ 和議 を 執行 はる。 大方、 氏 政、 之 を も 承引すべし。 其 時、 氏 政 も、 出仕 せら れ よと いひ 送. 9、 氏 政、 之 を 許諾して、 甲 府に來 らんに 於て は、 八歲 になる 國王 丸に 家督を讓. 兼ねて 又、 和 田の 法 泉 寺に、 旅 宿せ さすべし。 然れば 北 條氏政 は、 日々 に 信玄の 武威 を 恐れ、 同じき 七月. - 使者 を 以て、 駿馬 三 匹、 家 嫡阈王 殿よ. リ、 關束絹 百 匹 進上 せられけ. 德川 家と は、 信 玄旣に 鉢 楣を起 し• 合戰を 始めら る. 同月、 織 m 掃 部 助 を 以て 近 江 細 布 二百 端、 菊の 御 方 へ 、召 料の 縫 箱の 帷子 生賴 二百 端. 帶 二百 筋、 進上 せらる。 爱に、 德川 家の 功臣 本 多 百 助、 同月、 一 人の 男子 を 儲けし が、 此子、 生 陰 玄北條 と 和睦 の 奥意 幷山縣 昌景缺 辱 の 事 g 武田ー 1 一代 軍 m 卷之第 十六 鹨 : の缺 唇な. 德川 家、 之 を 聞 召し、 當時、 天下に 武名 を顯 せる 信 玄の長 臣山縣 三 郞兵衞 尉 こ を、 缺脣 な. 9 と 聞え し。 今旣 に、 山縣、 當表 へ 働 出づる 時節に、 予が 家に、 三 つ 口の 男子、 出生す る 事、 不一し く山縣 を、 此方 へ 得た ,0, と、 覺ぇ. りと て、 諸臣に 對し、 當 前の 理を, 明かに 說 かせられ、 則ち 彼の 嬰兒 を、 山縣 とど 號け 給; 5 ける。 大に驚き思召し、同じき九月上句、松原道友• 愛 を 以て、 當時 は、 義昭を 練み、 如何にもし て、 己れ 武將, らん 事 を 欲す。 さるに 依って、 武田 信玄. 上 杉 謙 信 を、. 賴み思 食す 所 な, 9。 早く 織 田 信 長の 逆徒 を攻滅 し、 天下 靜謐の 功 を 立てら るべ し。 上 杉 輝 虎 入 道 は、 先達、 御請 を 申しぬ。 此上 は、 謙 信と 心 を 合せ、 兩旗を 以て、 急ぎ 信 長 を、 返 治すべし との 上意な う。 信玄、 鬼 沙門 堂の 金の 間に 於て、 兩 人の 上使に 對面 あら。 信 長、 不義の 行跡、 重疊 せる を 以て、 誅伐 を 加 へらるべき 旨、 御尤に 候。 越 國の謙 信 は、 武勇、 天下に 誇. 尤も 武門の 面目、 何事 か是に 如かん e 國 を も 多く 治め 候 へ ば、 軍勢 を も、 又 多く 從 へ 候。 彼の 者、 御請 を 申す 上から は、 何 か 覺朿 なく、 思 召す 事の 候 はん。 御 本意 を 遂げられん 事、 掌の 中に 候べ し。 、其 上に こ を、 御請 を 申 候 ベ けれ。 且又、 朝廷よ.. 人 大僧正の 綸旨 を、 なし 下され 候 以後 は、 一 向、 佛道 修行 を M そ、 心に 懸け 候 へ。 君へ の 忠節に は、 御 武運 長久の 護摩 を 乙 を、 修し 候べ けれと て、 兩使,VJ種々の饗應ぁ.. 駿馬 等 を 遣され、 上使 は、 京都に. ど 返されけ る。 斯くて、 同じき 十 一 月、 織 田 信 長よ. CS 、: S 々權左 衞門を 使者と して、 金 貝の 鞍. 予が 領地、 四箇國 分の 年貢、、 務等を 十分に して、 其 二つ は 金に なし、 又 二つ は 代物に なし、 又 二つ は 太刀• 金 信 玄の部 下に 對す る 用意 襴. 細 布. 木綿 等 を 相 調へ、 右 十分の 內 五分 は、 兵糧 大豆 等に て 納め 濯く べし。 諸士 上下 共に 、所領 は 度々 與 へられざる もの なれば、 衣装. 譜代の 若者の 中に、 器量 能き を、 身近く 召使 ふ 時に、 不忠. 不 義の 心中なる も 知らず。 當時、 氣に 入, ると て、 所領 を 宛 行 はん 事 は、 大 なる 誤 なれば、 後に 心底 を 見 屈け て M を、 所領 は 出す ベ けれ。 夫 とても、 大將の 召使 ふ 小 姓、 身 廻. 見苦しき は、 如何 なれば、 先づ 衣装. 金銀 を 與 へ 、切扶 を 以て 召使 ふ べし。 此理を 知らず、 大將、 貪る と M そい はん ずらめ。 夫に 恥づる は、 大將の 丈夫 ならざる故な. 右の 貯、 足らざる 時 は、 軍 を 出す 事なら ず。 軍事、 調 はざる 時 は、 敗す る 事 疑な し。 如何に 心の 剛 なる 者 も、 負けな ば、 汚名 を 千歳の 後に 呼ばる ベ し。 a 叉、 國家 治まる 時 は、 必ず 飢饉 ある ものな 力。 其 元は、 大 旱魃. 洪水、 此三 ゥ、 天下に 行 はれて、 人民 餓死す る 事 あ. 飢饉 は、 大方、 六 分 一 の もの なれば、 日本 國の 中に て、 凡 を 十 一 箇國と 積るべし。 二月よ. 六月 迄、 百 六十 日計, ならでは、 餓 死せ ぬ もの なれば、 其 所 を 思慮し、 萬 民を惠 むは、 武將 たる 者の 職掌、 且つ 萬 乘の君 信玄 上洛 内 試の 事 B1 ヘム 方への 勤番 武田 三代 軍記 卷之第 十六 Brn への 忠節な. さるに 依って、 米穀 を蓄へ 置くべし。 四 年になる 米 も、 草木の 葉 を 入れ、 煑て喰 ふ 時 は、 命 を 藤ぐべき なれば な. 又 逆心の 者 起らん 時、 長陣 を 張らば、 軍勢の 兵糧と なるべし。 殊に 敵、 諸方と ー咏 して、 數年、 合戰を 挑み 戰 はん と覺 悟した る を、 急に 減さん とせば、 必ず 大 軍の 方の 負なる べし。 斯 くの 如きの 道理 を 知らず、 大將 を惡く 誹る は、 皆、 愚 味の 小人な れば、 少しも 騒ぐべからず。 奴、 公方の 勤番 は、 右の 四十 箇國 を割與 へ たる 降参の 諸 大名 を、 四番に 分って、 當 年の 七月 十五 日よ. 0'、 翌年の 七月 十五 日 迄と 定む べし。 其警 固と して、 當 家の I 族 八 人 を兩人 宛、 四番に 分って、 是も 七月 十五 日よ ,0、 翌 年の 同月 同日 迄と 定む べし。 其 八 人 は、 武田兵 庫 介 信實. 同上 野 介 信 友. j 條右衞 門 大夫信 龍. 葛 出 三 郞信負• 仁 科 五郎 信 盛• 望月 右近 大夫義 勝• 尾曾板垣三郞. 大井新九 郞な. 其 目 付 は、 當家 譜代の 士大將 二人、 勤 仕の 代, 樣は、 右の 如くなる べし。 信 連 入道 逍遙 軒. 穴 山 入道 梅 雪、 此四人 は、 予が 膝元 を 離る ベから ず。 出陣の 時 は、 小姓 三十 騎、 伽の 者 十五 騎の隱 居の 老臣 は、 小き 圑 扇の 指 物に て、 予が 床机の 廻、 馬の 前後に あるべし。 越 五箇 國の勢 は、 いふに 及 ばず、 太 田 入道 三樂. 萬 喜 少弼. 蘆 名. 佐 竹. 宇都 宮 以下、 殘らず 引率して、 京都に 討つ て 上るべし とど 議 せられけ る。 諸卒、 之 を 傅へ 聞いて、 一 代の 暗 軍に、 各 高名の 品 を 究め、 武名 を 子孫に 傳 へ んと、 勇み 進む 事 限な し。 宴に 四海の 逆浪 を切靜 め、 草創 の 功 を 立て 給 はん は、 此大將 の 掌 を 出づ ベから ずと ど覺 えけ る。 信 玄身延 山 所望お 椎名泰 種 註 進の 事 玆に、 越 前の 朝 倉 左 衞門佐 義景、 江 州の 淺井備 前 守 長 政 も、 織 田 信 長と、 數年戰 を 挑 み、 雌雄 を爭 ひし かど も、 今 は 信玄に 志, V 通じ、 片時 も 早く、 上洛の 御 企 を 急がる べし。 御幕下に從;5、忠戰を勵み候べしと、密. 々にぃ;5送. 信 長、 此事を 風 便に 聞き、 大に 恐怖して、 去る 元 龜ニ年 九月 十三 日、 延暦 寺に 押 寄せ、 三千の 衆徒 を 悉く 燒 殺し、 极本 中堂 を 始め、 大 講堂. 文 珠樓. 山王廿 一 社 迄、 一 宇. さるに 依って、 身 延山を 東 敷 山と なさん と 欲す。 其替 地と して、 長 野に 於て、 望の 如くに 伽藍 を 建立し、 法 華 寺と なすべし とど、 仰 遣され ける。 身延 山の 衆 僧、 大に 驚き、 一 山の 法師 會 評して、 一 櫻 井 安藝 守. 今 福 入道 淨 閑. 武 藤參河 守の 三人に 就いて、 種 歎 を ど 申しけ る。 三人の 面々、 之 を 聞いて、 少しに て も、 理屈が ましき 事 を 申されな ば、 信 長の、 比 叙 山 を 燒き給 ふ 如く、 和 僧 達を始 め、 倶に燒 殺され 給 はんこ そ、 千 萬 笑止に 存 ずるな. 然しながら、 左程 迄、 難儀な るに 於て は、 他山に 移さん 事の、 叶 はざる 道理 を 言上し、 一 向に 歎き 訴訟 あらば、 君、 不便の 次第に 思 召して、 御猶豫 まします 事 も あるべし と、 申しければ、 僧侶、 是 に 力 を 得て、 訴 へ 申しけ る は、 高 齟日蓬 上人の 影 前に 於て、 鬮を 取, 9 候 事、 旣に七 度に 及び 候 へ ども、 他山 へ 移さん 事の、 叶 ひ 難き 旨に 御座 候。 其 上、 此山開 發の時 伽藍 恙 のな き爲め とて 、毎夜に 一 萬 部の 法 華 を 轉讀仕 候。 其 外、 上人の 夢想 を、蒙. 信玄、 之 を 聞 召し、 予が領 H にある 所の 神社. 信 州 上下 識訪大 明 神 を 始め 奉. 况ゃ日 蓮 法師が 如き 昨今の 世 ST 我れ 之 を 何とか 思 ふべき。 總 ベて 日蓮が 徒 は、 贵賤 とな く、 我慢 放逸に て、 動もすれば 徒黨を 結ぶ。 先年の 原 美 濃 守 入道が 如き 事、 偏に 日 蓮が 徒 は、 堅 意地なる 事を好と す。 向後、 惡 しく 愚人 進めな さば、 一 人も殘 さず、 身 延山を 追 立て、 寺 を 破滅して、 他宗の 懲 にすべし。 これ 信玄、 佛 法に 歸 依す るに 依 つてな, と 仰せければ、 此 皆 を 以て、 身延 山の 沙門に 傳說 する に、 淚を 流し 忝き 次 第 を、 一 山の 衆 僧、 擧 つて 之 を 申し、 且つ 信 玄の宣 ふ 趣 を、 大に 怖れけ. 方々 放火あって、 頓て 引取. 給 ひける。 御油 斷 あるべからず と 註 進す る。 其 故 を 委しく 尋 ぬれば、 去年 八 月 、徳川家、 植村與 三郞. 中 川 市 助 兩使を 以て、 向後 無二の 入魂. 植村出 羽 守 家政 は、 謙 信と 親み 深から けれ ば、 觳 ねて 謙 信へ 內意 を、 いひ 送られけ ると ど 聞え し。 此時、 入道 謙 信の 返 狀り辭 に、 內々 其 許、 無, 1 心 元, 所、 從,, 家康, 以,, 兩 使ハ彌 可, 有,, 入魂, 之 由、 承 候。 依, 之、 無 一 I 無 三 可- 1 申談ハ 仔細 以, - 誓言, 申 合 候。 可, 然樣演 說賴入 迄 候。 晝夜 無,, 油斷; 取,, 粉 骨, 之條 、無,, 比類-候。 何 樣當方 茂、 心 遣不, 怠條、 可, 一心 易, 候、 委者 可, 有, 彼 江 裏, 候。 恐々 謹言。 八月 朔日 謙 信 花押 植村出 羽 守 殿• 追而啓 候。 爲, 一音 信, 見事 之 唐 頭 給候而 、令-一 祕藏, 候。 是茂 折節、 從,, 奧江, 爲, 上 謙 信、 長 沼に 出陣 候 間、 锖毛馬 進 あ 候。 暫可, 被,, 禁置, 事、 可, 爲,, 祝 着, 候。 恐々 i『 八月 朔日 謙 信 花押 德川參 河 守 殿 是ょ. 上杉兩 家、 合體ぁ て、 水 魚の 思 を どなし 給 ひける。 上 杉 謙 信 長 沼 出張 附信 玄、 參州 勢と 三日 野 對陣の 事 同じき 四月 廿八 曰、 上 杉 彈正少 弼輝虎 入道 謙 信、 其 兵、 一 萬 餘人を 帥. Q 、信 州 長 沼に 出張 せらる。 伊奈 四 郞勝賴 は、 伊奈に 在 城し 給 ひける が、 僅か 其 勢、 騎卒八 百餘騎 を 從へ給 ひ、 川 中島に 馳向; 5、 備を 十六 段に 立てら る k に、 敵に 味方 を 見合 すれば、 拔群、 其 勢 微少に して、 陣 すべく は 見え ざれ ども、 血氣 盛んの 强將 なれば、 大文字 の 旗 を、 野 風に 翻させ、 凛々 として 控 へら るれば、 謙 信、 早く 敵の 機 を 察し、 今、 謙 信 が 多勢に 怖れず。 天晴、 勇なる 若者 かなと て、 據 に陣拂 して、 越後に ど 引 入れ 給 ひける。 勝顋、 是 は 無念な. 如何にもして、 憤 を 散 じ 候 へ と 申しけ. 落 合、 之を實 な, と 思 ひ、 己が 非義を 忘れて、 金 丸 を 討ち、 本意 を 遂げん と 巧みけ る。 此 平三郞 は、 金 丸筑前 守が 嫡子に て 、土 屋右衞 門 尉 信 近が 兄な う。 、其 場よ ム 逐電し、 越後の 春 日 山に 逃げ 到, 、上 杉 家に 仕 へ 居. 期くて 信玄 も、 EI-府ょ. 左 馬 助 信 豐. 穴 山 伊豆守 入道 梅 雪 を、 大將 として 差. W けらる。 溶 松の 德川 家、 後 詰 あるべきな れば、 其 押と して、 馬場 美 濃 守 信 房、 一七 百餘の 軍勢に、 小 田 原の 淸 水. 笠 原. 案の 如く、 德川 家、 八十 餘人 を從 ニ误の 城 攻附織 田 il- 長 遠 州 へ 援兵 を 送らる、 事 1- j 馬場 信 Has 家 康を評 す 小 宮山昌 犮戰死 武田 三代 軍記 卷之第 十六 さ 1 へ られ、 大天龍 を 打 越し、 陣を 取らせ 給 ひしが、 如何なる 思慮 かまし- けん。 川 を 越えて、 早々 引 入れ 給; 5 けう。 -と雖 も、 川の 淺さ 深さに 於て は、 誰あって、 存 じたる 者な く候處 に、 參河 勢の、 越した る を 見 候 へ ば、 思の 外、 淺瀨 にて 候な, 9。 德 川 家 は、 海道 一 番の良 將とは 申 候 へ ども、 流石、 若大將 にて 候 故、 領國の 川 を 渡し て、 敵に、 淺瀨を 知らせ 給 ひて 候と ど 申しけ る。 去る 程に、 四郞滕 S. 左馬助 信豐. 穴 山 梅 雪の 三將、 一 一 俣の 城 を 取 園み、 息 を も續 がせず 攻めら る V。 中に も勝賴 は、 紺 地金 泥の 法華經 の? S を 懸け 給 ひて、 士卒に 先立ち 働き 給. v- W くて、 甲 州の 士卒、 我 も, (と 攻 近づき、 水の 手を攻 取, ける に、 小 宮山丹 後 守 u 曰 友、 水の 手 曲 輪の 一 番乘 と名乘 り、 倫 を 離れて 乘 込んだ う。 敵 大勢、 此所を 支 へ て 防ぎければ、 小宫 山、 多く 痛手 を 蒙つ て 終に 死した うけ. 中 极卒左 衞門尉 は、 水の 手 を 敵に 取られ、 奈 何ともすべき 樣 なくして、 降 を 乞 ひ、 城 を 開いて 濱松 へど 返き ける。 信玄 は、 二 俣の 城に、 蘆 田 下野 守 を 差 置き 給 ひて、 同じき 十二月 廿 二日、 咏 方が 原 迄 押 詰められ、 大 菩薩 山に 本陣 を 居 ゑら る、。 其 朝、 大僧正 信玄、 唯 賴め賴 む 八幡の 神風に 溶 松が 枝 も 手 折ら ざらめ や 斯く詠 じ 給 ひて、 軍神に ど 手 向け 給 ひける。 扱 も 濃 州の 織 田 信 長 は、 見舞の 爲め、 築 田 出 羽 守を濱 松に 遣 さる. 水 野 下野 守 信 元. 毛 利河內 守 秀賴、 美 濃の 三人 衆 を 相 副へ、 三千 餘人を 、溶 松に ど 差遣し 給 ひける。 其 上、 織 田 信 長、 援兵と し て 大勢 を 差 向けし 間、 岡 崎. 吉 田. 然れ ば、 德 川 家に 向って、 戰に 勝つ と S ふと も、 濃 州の 大勢、 二の 合 戰を仕 懸けたら ば、 必定、 昧 方の 敗軍な らん。 其 上 、大山. 大河 を 越して、 引取る 事 叶 ひ 難 からん。 此合戰 は、 天下に 旗 を揚ぐ るの 手 初め なれば、 信玄が 大事、 是に 過ぐべからず。 馬場 信 房. 山縣 昌景、 此 三人、 後 殿と なりて、 敵 を會釋 ひ、 諸 勢 悉く 出縣 まて、 引取る べしと 宣ふ。 -、 敵陣 を 見渡せば、 唯、 一 直な りと 雖も、 九 手 に備を立て、如何にも、戰を含んで見ぇた. 後陣に は、 濃 州の 軍勢 數千 、幾の ほ免を輝し、山風に釉印を翻して控へた.. 然れ ども 濃 州 勢、 敢 て戰. 信 茂、 又、 馬場に 語 も傳 ふ。 信 房、 此事を 聞きて、 小. H 田 を遝れ て、 信玄の 御前に 參. o、 右の 次第 を 申 上ぐ る。 信玄聞 召され、 軍に 勝つべき 證ゃ あると、 尋ね 給 へ ば、 小山 田 承- N、 さん 候。 某が 士卒の 內、 上 原 能 登と 申す 者、 數 度の 武功 を 顧し、 剛の 者に て 御座 候が、 己が 才覺を 以て、 物見 仕って 歸.. 信玄、 扱 は、 證據の ある 申 分な.. 旅 本 の 役者の 內、 非番 は 誰なる どと 尋ね 給 ふ。 諸 我 入道 一 薬 軒と 申す。 信玄、 則ち 諸 我 遠 州 味 方 が 原 合 戰附高 坂 曰 1 信諫 首 拉戰 場の 圖の事 芸. 娥 方が 原 合戰 武田 三代 軍. 總て此 土地 は、 敵 味方、 共に 斥候仕. 天 晴 剛の者に て 候と 申 上ぐ る。 信玄 、太に 悅び給 ひ、 此上は 一 戰を始 むべ しとて、 則 ち 今日の 一 の合戰を、小. E;田に給は. 信 茂、 畏まって、 御前 を 立って、 馬 引 寄 せ打乘 り、 己が 備に 馳昆 り、 軍勢 を 下知し、 序の 太鼓 を 打って、 黑 雲の 起る が 如く、 1 捫に樣 崩さん と、 轉を 傾け、 足輕を 先へ 押 立て、: !?• 鐵炮 の手垂 を、 一 面に 速ね、 矢 次 早に 打 立てさせ, 翁 追 取. 馬場 类濃守 は、 小 原 氏 助が 手に 突入 つて、 大. E も 崩れ、 蒼海 も 涌複る 計, cs に、 喚き 叫んで 戰 うたら。 爱に、 落 合 市 之丞. 1: 部 治 郞右衞 門 は、 此頃、 大將の 氣に違 ひ、 美 濃 守が 備を 借って 働きし が、 小 笠 原が 手の、 大 剛の譽 ある 杉 野原 十 計兵衞 が、 金の 制札の, 指 物に て、 邊を拂 つて 戰ふを 見 て、 落 合、 岡 部に 立 向 ひ、 あの 制札の 指 物の 主 を 討 取って、 見せ 申さん とい ふ。 中 根、 足 を 立て 兼ねて、 犀が 幅の 方へ 敗走す。 時に、 德川 家、 御 旗本 を 以て、 山峨 三方に、 切って 懸らせ 給へば、 さし も 武勇の 山峨勢 も、 日頃、 手竝は 能く 知う ぬ。 一 戰に戰 ひ 負けて、 右往左往に 引退く。 德川 家、 破竹の 勢に、 武 田の 魁 兵、 各 敗走に 及ばん とす。 斯 かる 所に、 四 郞勝賴 は、 大文字の 纏 を、 左右に 押 立てさ せ、 馬よ. 安部 加賀 守. 土屋 惣藏、 勝賴の 左右に あって、 各、 翁 を 入れ 相 働く。 此時、 德川家 の 御 旗本、 亂れ 立ち、 諸 勢、 四度跻 になる 所 を、 山 昌景、 馬 を乘 廻し、 軍勢 を纒め 守 返し、 酒井忠 次の 手に 切入れば、 酒 井が 備も 崩れ 立ち、 敗軍の 色を顯 しければ、 信玄、 之 を 見 給 ひ、 小 荷駄 舉 行の 甘 利が 備を、 橫翁 にせよ と 下知 せらる。 米倉 丹 後 守、 大 B の 者 なれば、 心得 候と いふ 儘に、. され ども、 武 田の 勇將 等、 土 屋右衞 門 尉 信 近. 眞田源 太 左 衞門尉 信 綱. 內藤 修理 正昌豐• 穴 山 伊豆 入道 梅 雪. 武田左 助 信 1乎 小 畑 新 龍齋. 跡 部大炊 助. 高 坂 弾 正忠、 各、 旅の 手 を 進め、 鬨を發 して 突懸れ ば、 遠 州 勢に は、 本 多 平 八 郞忠滕• 鳥 井 彦右衞 門 尉元 忠、 濃 州の 援 兵: 牛 手 甚左衞 門. 佐久 間右衞 i: 尉• 林 佐 渡 守• 水 野 下野 守. 毛 利河內 守 等、 各、 備を進 め、 助來 つて 攻戰 ふに、 鳥 井 彥右衞 門 も、 深手 を 負 ひ、 ギ手甚 左衞門 は、 先登に 進ん で 討死し、 長 谷川 橋 之 介• 出口 飛 驟守. 加藤彌 三郞. 佐 脇 藤 八郞、 何れも 一 人當 千の 者 共、 枕 を 雙べ討 たれければ、 今 は 遠. 参の 軍勢、 方便 を 失 ひ、 德川 家の 御 旗本 を 始め、 酒 井 左衞門 尉. 爱に、 遠 州の 勇士、 鳥 井 四 郞左衞 門、 崩る 、咏方 を、 弓手に なし、 勝 誇つ. るが、 大勢に 取圍 まれ、 終に 討死 を ど した. 武田勢 は 追留を 限, 、各 追 捕の 印 を持參 し、 分捕 高名の 品 を ど 極めけ 戰武 戰遠 死 田 死 州 者 勢 者 勢 る。 此時、 尾 州 淸洲の 具足 師玉越 三十 郞. 長 谷川 橋 之 介. 山 ロ飛骡 守 以下、 四 人の 者 を、 見舞と して、 濱 松に 來, 9 ける が、 俱に 連れて 戰 場に 赴き、 各 討死し 給 ふ を 見て、 引返けば、 商人 は、 義を 知らざる など、 後人に 嘲られん 乙 を 口惜し けれと、 四 人が 討 死の. 場 を、 I 足 も 返かず、 討死 を 遂げけ る こ を、 天晴、 殊勝の 擧動 なれ。 其數を 知らず。 武 田家の 討死、 四百 九 人に 及ぶ と雖 も、 各 敵 を 追討に して、 首 實檢ぁ り,。 勝 聞の 儀式 を ど 執行 はれけ る。 營舍を 厳重に して、 本 篝. 捨篝を 用 ひ、 相 待. くて 翌朝、 濱 松の 足輕 共、 少々 咏 方が 原に 打出づ る。 稳坂常 陸• 弟 掃 部、 馬 足輕を 懸けし かば、 騎兵に 駆 立てられて、 八 方に 逃散ら け. 是に 於て、 四郞勝 SK 八 山 梅 雪• 孫 六 入道 逍遙 軒 を 始め、 其 外の 老 遠州昧 方が 原 合 戰附高 坂"::! 一:1- 諫言 拉戰 場の 岡の 事 六 一 武田 三代 軍記 卷之第 十七 さ 一 臣、 馬場. 山縣 等、 此 競を拔 かさず、 濱 松の 城 を 攻め 候 は 、必定、 落 去 疑な しと 申 上ぐ る。 時に 高 坂 彈正昌 信 一 人、 各が 意見に 同ぜず。 然 らば、 某が 愚意の 赴く 所 を 申す べし。 君、 濱松を 攻めさせ 候 は 、如何程 速に 勝利 を 得 給 ふと も、 一 箇月 も 在陣之 あるべし。 其 間に 信 長、 後 詰と して 本 坂 へ 五 萬、 今 切よ. 9 三 萬 計. 凡そ 織 田家の 勢 を 積. 候に、 美 濃• 尾 張. 攝 渾. 丹 後. 播 磨ば、 當時信 長の 領國 な, CN。 是に、 德川 家の 領國參 河. 遠 江 を 合せて、 十四 箇國に 及び 候。 信長領 國の內 三箇國 は、 餘 方の 押と して 殘 して、 九 窗國の 軍 勢、 尾 張 は 一 國に、 一 萬 八 千と 積. 9 より 多勢な らん。 又 、徳川家の 領國、 遠 州は當 家と 爭の國 にて、 五 千 も あるべし。 參 州の 勢 五 千、 然れ ども、 武勇 勝れた る阔 なる 故、 餘 W の 二 萬に も 勝ら 候べ し。 然れ ば兩族 合せて、 十 I 萬 計らに 及ぶ 大 軍な. 信 長、 八 九 萬の w. 然れど も、 始めて 濃 州 勢に、 深く 働き 候 はんも、 武の 正義に あらず。 さある に 於て は、 當表 を引拂 ひ、 御 歸陣な くて は 叶 ふま じ。 其 時 は、 織 田家の 者 共、 信 玄を追 崩し. なんどと 廣言 せん は、 當家、 末代の 瑕谨 なるべし。 殿 は 高 坂 昌 信な り。 予 も 數國を 治め 取って、 大軍を 出さん に、 信玄が 如くに、 人數を. H にせば、 遠 州 味方が 原 合 戰附高 坂 iiH 信 諫言 竝戰場 の 圖の事 六 HI 家. 譲、 信 玄を 賞揚 00. 代 軍記 卷之 第サ. V 六 は 本望な らんと 宣ひ、 敵ながら も、 信 玄を趙 毒 を 以て、 害した く は 思 はぬ どと て. 爱に、 小 幡上總 入道 新 ffit 饩が四 男小幡 又八郞 は、 今度、 味方が 原の 合戰 に苦戰 して、 痛手数筒所蒙. 臨終に 及 んで、 遺言し ける は、 我 死なば 咏 方が 原に 墳荡 を 築き、 卒都婆に 小 幡又八 郞昌定 と、 書付け 立 つ ベ しと い ひし かば、 其 如く 稼 を 築き、 卒都婆 を 立てけ るに、 德川家 御覽ぁ ら。 稱姜 遊ばしけ ると ど 聞え し。 同じき 廿 八日-馬場 信 房、 信玄の 御前に 參.. 其 故に 此度、 味方 が 原の 戰 場に、 褒河 者の 討死した るを兒 候に、 下 藤• 人步迄 も、 勝負 仕らざる はな く 候と 申す。 信 房中し ける は、 さん 候。 斯くて 信玄 は、 平手 甚左衞 門が 首 を、 濃 州 岐阜に 持たせ 送, cs 、彌- 手 切の 趣 を 仰 遣され、 今ハ小 は、 刑 部に て 越年 を どし 給; 3 ける。 將 軍義昭 卿の 御敎書 W 織 阳. 今度、 咏 方が 原の 合戰、 其 聞え 候條 、取扱の 爲め、 家人 共 を 差 遣し 候 へ ば、 御 陣頭に 罷 出て、 御 敵に な. 武 田家に 對し、 疎 意 を存ぜ ざる 證據に は ノ此者 共の 一 跡 を、 沒收 あるべし。 叉, Z 後 は、 德川家 ども、 音信不通に 仕 るべ く 候 間、 相違な く、 御 息女 を 城 之 介 方へ 給 はるべし。 人質の 儀 は 、御望 次第に 進 じ 候べ しとて、 十六 箇條の 書付 を ど 越されけ る。 然れど 信玄、 曾て 取 上け 給 は 將 軍義昭 卿の 御 敎書附 織 田武田 確執 訴狀の 事 空. 將 軍義昭 の御敎 書 信 玄の訴 狀 武 ran: 代 軍記 卷之第 十七 ず、 猶も手 切の 書翰 を ど 送られけ る。 斯 かる 所に、 正月 上旬、 將 軍義昭 卿よう、 三 家 和睦すべき 由の 御敎饕 を 下さる. 使者 は、 上野 中務 大輔秀 政な う。 ON と雖 も、 信 長に、 密意を 知られ 給 ふ じき 謀な,. 其 文に 曰く、 與: ね 長. 家康ー 和睦 有, 之而、 國々 無 一一 物騒, 樣被, 仕、 尤 被, 思 召, 候。 信 玄老體 、役 被 n 堪忍, 於, i 同心, 者、 御 祝 着 可, 被, 成御覺 候。 正月 朔 H 義 昭在判 法 性 院 i. 然れ ども、 公方 家、 內々、 信 玄に心 を 寄せ 給 ふ 事 あれば、 信玄、 曾て 承引な く、 猶も確 親の 訴狀を 以て、 信 長の 積 惡を訴 へ 給 ふ。 其辭に 曰く、 至- -遠參 雨 國ハ信 長. 家康 等、 押,, 妨 神社. 上意 雖, 難- i 默止: 彼等 積惡、 不, 可- 1 滕 計- 之條、 御請 難, 申歟。 所詮 誅-- 伐 信 長. 家康 以下 逆徒 ハ請レ 靜-- 天下-旨 趣、 謹而 言上。 抑 信 長. 家康、 企,, 逆亂: 山上. 就, 中不, 蒙- -敕 許: 自 令-葬 殿つ 登,, 高官. 尊 位? 谷 無, 遁-, 所 其 揮, I。 不, 辨-己 匹夫: 向-月 卿 雲 客 ハ猥令 ヒー F 侮權 無 禮之咎 、不, 淺 、其 罪 二。 然而 一 度 令,, 赦免, 後、 高槻. 今 中 城、 高宫 以下 之 士卒、 悉行 二死 罪-併 是殺 一, 籠 鳥 一同。 何 以爲, 實、 何以爲 賴哉" 誰 不 レ惡, 之。 其 罪 四。 然而 翌年 七:!::、 上洛: 神社. 右 五 逆、 在,, 千古, 未, 聞 也。 况 於- i 末代-哉。 此條、 隱雖, 未, 入,, 上聞: 世人 普 所, 知 也。 一 早 信 長. 苟信玄 、盡二 正義: 運-策 帷幄 之屮 i-l 四海 逆 浪 i 嶺之諸 伽藍、 七 社之靈 藍、 遂 n 建立; 再 成 U 顧 密兼學 靈地ハ 礼-現世 安 穩政ハ 輝- - 日月 餘光: 可, 致-天下 靜謐之 功, 旨、 宜, 被-達-公 聞 一信 玄誠 恐々 惶 謹言。 正月 七日 , 大僧正 法 性 院信玄 上野 中 務大輔 殿 斯くて 信 長、 此由を 聞き、 急ぎ 返報の 訴狀を 認めて、 將軍 家へ 差 上げながら、 猶ほ、 信玄 へ は、 相 變らず 使者 を 遣して、 言 を 巧に して ど 中され ける。 刖ち其 狀の辭 に 曰く、 一、 織 田 彈正忠 平信 長、 謹んで 言上す。 武 入道 信玄、 讒訴 を 構へ、 五箇 條を 捧げ、 上聞に 達する の 趣、 粗 其 聞え あう。 事實に 於て は、 誠に 狂言 綺 語と いひつ べき を や。 其 濫觴 は、 三 好 京 兆、 逆心 あ- N て、 忽に 光源 院 殿御 自害の 故、 勤 仕の 輩、 大半 討死 候て、 御當 家、 正に 御 返轉に 及ぶ の 所、 當 御所 樣、 南都 を 微服 潜行な され、 侨賀 甲賀路 を經、 江 州 矢 島に 御座 を 移され 候 所に、 佐々 木 承鎖義 賢、 ft 祖 の 遺命に 背き、 君臣の 道 を 忘れ、 情なく 追 出 中す の 間、 越 前 へ 御 下向な され 畢ぬ。 朝 倉 事、 元來、 其 者に 非ず と雖 も、 彼の 父、 上意 を 掠め、 御 相伴に 任ずる の 上、 己 が國に 於て、 我意 を 振舞 ふ。 是に 依って、 義孝、 i 公儀 を 重んぜず。 旣に 以て 御歸 洛の 事、 前代未聞の 次第な, -。 乍 併-天下 草創の 忠功を 致さん と 欲し、 國家を 忘れ、 一 命 を輕ん じ、 御供 申し 罷上. ftN 候 所に、 江 州に 至って、 佐々 木、 所々 に 相 支 ふると 雖も、 悉く 打破 、馳: 迪り 候に、 又 幾內の 逆徒 等、 數 箇所の 城郭 を 構へ 相 支 ふ。 一 箇所 も殘 さず、 十餘 日の 內に攻 崩し、 畿內の 事 は、 申す に 及ばざる に、 - 四國. 遠路に 至 る迄、皆御味方に馳參,. 一 、 信玄 事、 父 信 虎、 旣に 八十に 及ぶ 老父 を 追放せ しめ、 京. 誰か 彼に 隨 順すべき や。 殊に 信 玄が與 カ淺井 は、 對 -1 信 長; 雖. 1 、 信玄、 剃髮染 衣の 姿と して、 人の 國を 貪, CN、 民 を 害し、 內には 破戒の 業 をな し、 外に は 五常 を 背く のみ か。 譬 へば 賣 僧の 如し。 天道の 時刻 到來 して、 山上. 山 下、 悉く 灰燼と なる 事、 更に 信 長が 斷行 にあらず。 自業自得 果の理 なる 事。 一 、 信玄、 時節 を 窺 ひ、 支那 倉旦、 大 俗の 身と して、 大僧正の 號の 事、 其 例 を 聞かず。 1、 今 川 氏 真 は、 信 玄が爲 めに 甥な り。 彼 家老 を 相屬 け、 甥の 阔を乗 取る 事、 前 代 未聞の 次第なら。 1、 北條氏政,は、信玄が爲めに婿な.. 然るに、 信玄、 相 州に 亂 入し、 剩へ、 氏 政 が 門外 迄燒拂 ひ、 北條緣 類. 右の 惡逆、 千お に 之な し。 况ゃ 末代に 有難し。 如, Z 此 無道の 儀 、沸 神の 一? 信玄、 國を 十と 知行せ ず。 信 長 は、 五常 を 慎み 存 ずる 故に 、禁中. CN 、民 を憐む 志、 天道に 通ぜ しが 故に、 天下の 仕置 仰 付けられ、 國 將軍義 昭 卿の 御 敎書附 織 ra 武田 確執 訴狀の 事 七』 一 武田コ I 代 軍記 卷之第 十七 さ 家 を輿隆 し、 子孫 を榮久 せん 事 を 祈らず して、 佛 神に 叶 ふ 故な. 信玄、 皆々 偽 つて 申す 所、 御 承引に 於て は、 又 天下の 破れなる べし。 讒臣の 訴、 大亂の 某た るべき 旨、 宜しく 上聞に 達せら る- べ し。 信 長、 誠恐惶 謹言。 元 龜四年 癸 酉 正月 廿 七日 平信 長 上野 中 務大輔 殿 と 書きて、 屮務 大輔秀 政に 就いて、 將軍 家に ど 差 上げられ ける。 參州野 田 落城. 本 坂 を 押 通らせ 給; 5、 馬場 美 濃 守 信 房. せ 給 ふに、 旣に 使者、 兩 度に 及ぶ と雖 も、 信 長、 援兵 を 出されず。 野 田の 城主 菅沼 新八郞 定盈. 信玄 は、 定盈. 忠昌 を擒 にし、 山縣昌 景に預 けらる。 兩人 共に、 大剛の 勇士 なれば、 召 仕 ひたく 思 食し けれども、 雨 人 之 をき ぜ ず。 松 if 忠昌兩 人 を 取替へ て、 德川 家に ど 渡されけ る。 然るに 信玄、 此間、 御 病 氣與發 に 依って、 其翌 十六 曰、 爐に陣 を 引 拂ひ、 甲 府に歸 陣し給 ひけう。 愛に、 濃 州 岩 村の 城主 遠山 內 匠 助が. OV ける を、 同ガ 下句. 此事、 信 長 も、 内々 知り 給 ; 5 けれども、 知らぬ 體 にて ど 居られけ る。 斯くて 信玄、 御 煩 も 本腹し 給; 5、 同じき 三月 九日、 御 病 を 御出であって、 御主 殿に 入, ひ、 庭の 景を打 眺め 給 ふに、 奢 待 ち 得た る緋樱 の、 稍. - 開きなん とする を、 暫時、 眺め 入りお はしける が、 深. E 木の 其 梢と は 見え ざ. き樱は 花に 顯 はれに け, W く、 源 三位 賴政、 深 出樱 とい ふ 題に て詠ぜ し。 尤も 感愦淺 からず こ, 4、 覺 ゆれ。 帝 都 近く ある 人 は、 言 捨てし 事、 仕置きし 事、 遠國迄 も隱れ なく、 末代 迄 も 其 名 を 呼 ぶ。 我 何 ど、 邊 鄙に 朽ち果てん。 早く 都に 至, 、萬乘 の 君の 龍 顔 を拜し 奉り、 四海 の 逆浪 を 一 時に 押鎮 むべ し。 急ぎ 陣觸 をす べし ふ-ど 仰 出されけ る。 北 畠 中納言 具敎の 使者 甲 府に來 る 幷信玄 軍 評定の 事 北 鳥 家系 多勢の 御 矿 其翌 十日、 倂 勢の 國司、 北 鳥中納 言具敎 卿の 使老、 鳥屋 尾 石 見守、 に來 着す。 抑、 此北畠 殿と 申す は、 村 上 天皇 第 六の 皇子 1 1 品 中 務卿具 平 親王 其 子久我 左大臣 師房 公 七 代 末孫 櫂 大納言 雅家 卿、 始めて 伊勢の 阈 司に 任じ、 北 畠と 號す。 雅家 卿の 曾孫 北 白 S 唯 后 入道 親 房 卿に、 兄弟の 男子 あら. 父子 兄弟 三人、 南 帝 後醍醐 天皇に 隨 順し、 嫡男 顯 家 卿 は、 攝州 安部 野に. 於て 討死し 給 ひぬ。 次男 顯能卿 は、 後醍醐 天皇. 後村上 天皇、 兩 帝に ft へ 、 勢 州の 國司 にして、 南方 壹志郡 多勢に 居住し 給 ひし かば、 世人、 多勢 の 御所と ど稱 しける。 顯泰卿 の 嫡男 を、 左中將 滿雅、 其子權 大納言 敎具、 其 子 左 中將政 親、 政〕 其 子 正三位 屮 納言材 親、 其 子 參議左 中 將具國 、其 子、 今の 具敎 卿な. け, o,。 救 年、 武 田家に、 志 を 通じ、 度々 密使 を 以て、 いひ 送らる. 此度 叉、 鳥屋 尾 石 見守 を 差 越さる。 長 s、 一 向坊 主 達よ 6, も、 斯 くの 如し。 C ヽ 一味 同心の 密使 あう。 くて 信 玄、. 山縣 以下の 老臣 を 集められ、 上洛 あるべき 路 次の、 軍 評定 を どせられ ける。 先づ 遠. 德川家 を だに 打破ら ば、 信 長 を 返 治せん 事 は、 三 箇月 を 過ぐべからず。 尾 張よ 力 都 迄に は、 手に 立つ 者 ある ベから ず。 唯 、手強き は、 參州 武士なる べし。 其 故 は、 過ぎし 味方が 原合戰 に、 參川勢、討負け. 俊 軍 を 以て、 lis 么を打 散らす ベ しとて、 酒 井左衞 門尉忠 次. 石 川 伯 奢 守 家 成、. 兩人、 忍び を 出し、 咏 方の 備を 見せし 所に、 fl 備を 以て、 手先へ 繰 出し、 後備 を 以て、 左右に 分け、 戰ひ 疲れたる 軍勢 を、 後 備にな して、 本 捨用檨 の 篝を燒 かせ、 堅 n に營 をな すに よ ,0,、 其夜の軍を止めた. 流石、 恥 ある 者 共- が、 立 寄ら 見ん に、 戰場 にての 鞭の 緒の 止め やう は、 如何と 習 ひし e、 武道 を 練 麼 し、 正義 を 守る 事. 斯 くの 如し。 然れ ば、 德川 家との 合戰 、抄 行かざる 時は、 海上 を 上るべし。 て、岩村の城に差置き、信長を 押 へ さ せ、 堪の大 寺、 又は 瀨 戸. 黑 地に 金に て、 其疾 如, 風, 其徐 如, 林、 侵 信 玄の旗 掠 如, 火、 不, 動 如, 山。 然るに 、味方が 原 合戰に 勝利あって、 此 度の 出陣に は、 右 五つの 古語の 脇に、 天上 天下 唯我獨 尊と いふ 佛語 を、 憎 加 へら れてど 持たせ 給 ひける。 斯くて、 秋 山 伯 誉守を 以て、 岩 村の 城 を、 攻めさせら る. 步 卒、 合せて 八 百 餘人 にて、 出陣し ける が、 唯今、 打 出 てられし は、 當時、 天下の 武將織 田 信 長と こ ム、 覺 ゆれ。 天下 泰平の 物 初に、 信 房が 手! g を 見せ ゆさんと. S ふ 儘に、 一 萬餘の 大敵 に、 八 百餘人 を、 魚鱗に 立て、 蛇 籠の 印 を、 眞 先に 押 立て 、少しも 猶 豫ふ氣 色な く、 眞 一 文字に 突懸れ ば、 信 長、 取る 物 も取敢 ず、 捨鞭を 打って 引返さ るれば、 後備よ う 崩 立ちて、 右往左往になる 所 を、 信 房が 先備、 飛騵. 岐阜 勢、 大 に亂れ て、 取って返す 者、 I 人 もな く、• 織 田 御坊 丸 人質と. M る幷 信玄吉 田の 城 攻撃 商議の 事 斯くて、 其 翌日、 秋 山、 急に 攻 詰めて、 岩 村の 城を攻 落す。 赤渾七 郞右衞 門. 佐々 權左衞 1: 三人 を、 使者と して、 緞子 五十 卷を 進上せられ、 愚息 御坊 を 人質と して、 御 留置な さるべ し。 且又 、徳川家へ 意見 を 加へ、 和議 を 相 計. 9 候 はんか。 又、 徳川家と 入魂お 相 止 め、 昔 信, 無 通に 致すべき か。 如何 樣 とも、 仰に 隨ひ 候べ しとな. 然れ ども、 信玄、 鬼 の 返事 をし 給 は ざれば、 佐々. 斯くて、 5 石材 の 諸士、 悉く 降 人に 出で ければ、 秋 山 を 以て、 岩 村の 城代と せられ、 土岐, 遠山 等の 仕置あって、 三月 下旬、 鳳來 寺に 發, N あ. 長澤 迄、 手 遣あって、! I 崎 筋へ 1: 出 し 給 ひ、 上 道 四 里、 此方、 宮 崎と い ふ 所に 、要害 を 構 へ 、束 美 濃の 降參 の諸士 に、 出峨 三方 衆の 手の者 三十 騎、 海 野 を大將 として 入 置かる、 足 助の 下條氏 は、 秋 出が 扣組 なれば、 岩 村 城に 入れら る、 足 助の 城に は、 秋 山が 五 人 衆. 平屋 玄蕃允• 駒 場 丹 後. 孕お 主 水. ぬ 井 市 之丞. 同彌 兵衞. 波合備 前. 小 林 正琳. 鶴瀨安 左衞門• 木 所 道壽. 高 尾 寺 等 七 十騎 に、 小幡又 兵衞尉 を、 警固 として 差 置かる。 山縣 以下 を 召され、 是ょ. 直に、 酒 井 左衞門 尉が 居城 參州吉 田 城 を 攻めら るべ しとの 商議 あ. 信玄、 聞き 給 ひ、 我れ 氏 政が 力 を 借 ftN て、 大功 を 立てた, CN と、 世人の 口碑に 殘さー ん事、 無念の 次第なる べし。 四郞 滕賴. 左 馬 助 信豊. 內 藤 山 田 を 以て、 先陣と し、 山縣昌 景に警 固させ、 上野. 信 濃. 我 一 先にと、 忠戰 を抽ん て、 恩賞に 預 らんと、 思 はぬ 者 はな か. -J 信玄 逝去 拉 遺 言 の 事. い 信玄 逝去 竝 遺言の 事 き。 相 州の 北條 氏康、 數國を 傾し、 武名 を 以て、 天下に 鳴る と雖 も、 太 田 入道 三樂. 上 杉 民 部大輔 憲政、 越後 の 謙 信 を、 敵に して 叶 は ざれば、 予が. 出 HiT を賴 み、 兩度 迄、 信玄、 馬 を 出して、 氏废、 勝利を得. 駿 州の 今 川義元 も、 氏康 ふ-錦 循の 時節に、 加勢 を 乞 ひ、 富士の 下方 迄發 向し 力. 上 杉 謙 信 は、 古今の 勇將 なれ ども、 高坂彈 正が 一 手 を 以て、 越後の 內へ 數度亂 入す。 然れ ども 謙 信、 甲 州の 內へ 出張す る 事、 思 も 寄らず。 織 田. 德 川の 兩家、 心 を 合せ 働く と 雖も、 終に 鋒 先 を 合せず。 剰へ 味方が 原に 於て、 大に 敗軍し、 信 長、 十三 箇國の 主にて、 武 譽、 天下に 耀 くと 雖も、 予が 武備 を 怖れけ るか、 秋 山 伯 香 守と 緣者 にな 力、 且つ 岩 村 の 城に 於て、 六 男 御坊 丸 を 生 捕られ、 終に 此方 へ 、人質と して 差 越す と雖 も、 我れ 其 和 を 押 破, 9、 信 長が 居城 近く 迄、 放火す る 所に、 一 萬 餘人を 以て、 信 長 自身、 打出づ るに、 馬場 信 房、 八 百 人 を 以て、 柬道七 里追蒐 け、 首 を 得る 事 四十 級、 信 長, 辛き 命 を遁れ て、 岐阜の 城 へ 逃入. 參州勢 は、 我れ 死した りと 聞かば、 駿州 迄も亂 入すべし。 敵を駿 州に 入 立ちて 後に、 手 强く戰 ふべ し。 北 條氏政 は、 大慾 心の 佞人 なれば、 人質 を 捨て、 敵に 一 味す べし。 然れ ども 是は、 小 田 原 迄攻入 ら、 一 息攻 にす ると も、 尤も 安 かるべし。 殊に 逍遙 軒、 我に 能く 似た ると いふ こ を 幸 なれ。 必ず 我が 死 を、 深く 隱 すべし。 a 勝賴、 微 運の 身 を 以て、 境 を 越え、 爭戰を 挑むべからず。 況んゃ 上洛の 望な ど、 思 も 寄るべからず。 唯、 我が 領國 を、 能く 靜 めて、 敵に 取られざる を 以て 譽 とすべし。 乙れ 先祖へ の 忠孝、 且つ 信玄 へ の 孝養な らん。 若し 我が 遺戒 を 背き、 大敵 を 相手に して、 强戰を 挑まば、 必 ず 國家を 失 はん 事、 決定なる べし。 織 田. 德 川の 武運の 衰 ふる を、 相 待つべし と、 馬 信玄 逝去 竝 遺言の 事。 I 門. の 面々、 譜代の 人々、 暗夜に 燈を失 へ る 心地して、 泣く 泣く陣を引拂ひ、甲州に歸陣せられけるに、深く此事、穩密な. ON け 力。 武田 三代 軍記 卷之第 十七 終 家 康駭州 に亂入 武田 三代 軍記 卷之第 十 け, cv。 武 田家 奇怪、 洗 岸 法師 刀劍を 相す 附鶴瀨 、諷訪 一 t 籠の 事 其 頃、 不思議の 事共、 多から し 中に も、 甲 州の 土に、 鹽崎 千次郞 とい ふ 者 あ, CN。 眞言のニ敎を學び、博識の沙門な. 住所不定 の 拙 僧に 候 へ ば、 奧 にて 朽ち果てん 事 も 知らず。 然 らば、 今生の 對面も 計り 難し。 暇 乞の 爲 めに、 參 うた. とい へ ば、 千次郞 聞きて、 a は、 御殘 多く M を 候へ。 然 らば、 今宵 は是に 一宿 まし- -、 物語 を もし、 敎 化お もな してた び 候へ。 永く 別れん 事 も、 知らず とて、 終夜 饗應 し、 樣々 の 物語な どし ける 次而 に、 某、 君に 仕 ふる 事數 年、 身命 を拋 ち、 戰 忠を盡 したる を 以て、 屋形 にも 櫞縑克 く、 昨日、 御 小姓 跡 部 主 殿 介 を以て、吉光の刀を給は. 誠に 生前の 面目、 子孫 迄の 龜鑑、 何事 か 是に勝 力 候 べしと て、 則ち. 彼の 刀 を 取 出し、 洗 岸に ど 見せた. 法師、 頓て刀 を 取上げ、 是は 近頃、 御身に 探って は、 美々 しき 事に 候と、 鞘を遁 し、 熟々 と 打 見て、 日頃、 他事 なくい ひ睦 びた る 中 なれば、 心中の 趣を殘 すべきに あらず。 殊に 我れ、 沙門の 身と して、思ふ事をぃはぬは、猶ほ罪業の盡きざるに似た. 必ず 心に は、 懸け 給 ふべ か らず。 惜 いかな、 武田 殿の 御 家、 滅亡 近き にあるべし。 當屋 形、 四 郞勝賴 の 御 存命 も、 幾程 あるべからず。 愚僧、 若年よ ftN 、刀 劎の相 を 見る 事 を 得た ftN。 深く 納めて、 諸 事 を 慎み 給 ふに 如かず-〕 勝賴の 御行 跡 無道に して、 今、 武 田家の. LT ふるに も、 ある ベから ず。 正に、 武田 十九 代に 當 つて、 滅 U すべき 天道 自然の 分野に て、 佛神 とい ふと も、 之 を 救; 5 給 ふ 事 能 はず。 生 ある 者滅 し、 盛なる 者衰 ふ。 盈 つる を戯く 事、 天道の 常な りと ど 申しけ る。 斯くて 洗 岸、 其 翌日、 暇 を 乞 ひ 立 出て しかば、 彼の 劎は、 箱に 納めて ど 置きた, ON ける。 扱 三十日 餘 にして、 取 出し 見け るに、 不思議 や、 其劎、 中程よ, 己と 折れて あ,. 其 身、 有德 にして、 心ば せ 甲斐々々 しき 者なる 故、 信玄、 彼が 勇 を 愛し、 秋山晴 近が 組に 入 れられ ける に、 信玄、 計らず も、 陣中に 於て 逝去 あ, CN。 家督 信 勝• 勝 賴兩屋 形の 武運 長久の祈の爲め、六月朔日ょ. 鶴瀨、 大に 驚き、 力なく 思 ひし か ども、 心中に 祕 して、 曾て 人に はい は ざ, け. 其 後、 誠 訪の祝 部が 方に 行き、 密に 此事を 語らければ、 祝 部 驚き、 其に 付いて 、愛に 一 つの 不思議 あら。. 此度、 勝賴 君よ. 入 坂の 切通に 於 て、 敵 兵、 勝 賴を覘 ふ 事 去る 程に、 武田四 郞勝賴 は、 同じき 九月、 軍勢 を從 へ られ、 遠 州に 發向ぁ ftv。 見 付の 府 まで 亂 入せられ、 民屋等 放火あって、 二 俣• 甘 形. 鍵懸 山. 相 良. 只來 筋、 武 田家の 城々 の 仕置 以下、 沙汰せられ、 夫ょ.. 爱に、 馬場 美 濃 守 信 房 は、 今度の 魁將 にて、 前 後に 斥候 を 配ら、 相 圖の旗 を 用 ひて、 軍勢 を 押させけ るが、 元來、 微妙の 智者 なれば、 入 坂の 切通に 於て 敵 兵 勝 賴を拔 ふ 事• さ、, 免賴 る危 難 武田 三代 軍記 卷之第 十八. た, cs。 名 をば 咏岡 とど 申しけ る。 斯くて、 屋 形の 御前に 引かせければ、 勝. 頼 を 始め、 味方の 諸將、 各、 信 房が 智謀の 程 を ど 感じけ る。 美 濃 守、 申しけ る は、 大將 たる 御身 は、 必ずしも、 敵、 付 覘ふ事 珍しから ず。 信 房、 身 不肖な, とい へど も、 當家 四臣の 列に 連. CN、 君恩 を 蒙る 事、 莫大なら。 さるに 依つ て、 故信玄 公の 御 時よ, 此 年に 至って 三十 一 年、 甲 州に 於て は、 女坂. 柏 坂、 信 州に て は、 木 曾の 山中、 飛 零 越 中の 魏、 東 美 濃. 東參 河. 相 州 三增、 或は 新田. 足 利筋、出陣の度每に、心を盡し候ひて、今月今日、此所に於て、方寸の智謀ょ. 斯くて、 彼の 曲者 を 召 出し 給 ひ、 種々 に すかして、 尋ね 給 ふに、 屋形, V 覘; 5 し 方便、 悉く 白狀 したら ける に、 鐵炮を 修練せ し 事、 翔 鳥 ケ-遁 さず と 申せば、 則ち 的 場 を 定め、 人形 を 打た せて 御覧 あるに、 五十 間に て、 人形 を. 二十 放ち、 同じ 矢 坪, V」 打 貫きし かば、 勝賴を 始め 諸士, 大に之 を 感じけ る。 濃 州 所々 十八 箇所 落城の 事 爱に、 淸和 天皇 六 代の 後胤 新羅 三郞義 光の 孫、 逸見 黑源 太淸 光の 子、, 加々 类ニ郞 遠 光の 嫡男、 秋 山太郞 光朝が 末葉、 秋 山 伯 脊守晴 近 は、 美 濃國岩 村に 在 城す。 其 加勢 として、 信 州の 住人 座 光寺 左 近 進 以下、 秋 山 共に、 二百 五十 餘騎を 籠め 置かる。 さ るに 依って、 信 長 も、 濃 州 先方の 者 共の、 岩村邊 に、 小 城 を 構へ て 居た うける に、 十 騎. 十五 騎 宛の 加勢 を 遣し、 又は 新規に 砦 を 築き、 總て 十八 筒 所の 城々 を、 岩 村の ゆ とどせられ ける。 信 濃. 越 中. 西 上野の 軍勢 を 引率 あ 力。 天 正 二 年 正月 廿七 曰、 濃 州に 發向 あつ. 今 見. 孫 目. 振 田. 幸 田. 妻 木. 然る 所に ノ織田 信 長、 後 詰と して、 嫡子 城 之 介 信忠を 始め、 六 萬 餘人を 引率し、 二月 五日、 岐阜 城 を 打って 出で、 其 日 は、 野 嶽に陣 し 給 ひ、 翌 六日、 明 智の向 ふ 鶴 岡に 取 登らる。 此所 を、 本 S ハ の若:爾. とも申すな.. 武 田家に は、 信 長の 後 詰 を、 兼ねて 覺悟 あ. 三沛兵 部 未 所 道壽. 相 木 市 兵衞. 信 長、 之 を 見 給 ひ、 叶 はじと や 思 はれ けん。 一 戰 にも 及ばず、 引 返さる、 を、 早 雄の 若者 共、 勇み 進んで 付 慕 ふ。 信 長、 大に 敗軍せられ、 這々 逃げて、 上 道 八 里、 返いて ど 陣取ら 給 ふ。 明 智の域 屮の者 共、 今 は、 後 詰の 賴も盡 き 果て、 籠 鳥の 雲を尋 ぬる 心地して、 卽 時に 城 を ど 開きけ る C 兼ねて、此城に,信畏ょ. 川 恨 以下 十六, 、籠め 置かれし が、 九騎は 討死し、 殘 る七騎 は、 信 長の 方 へど 歸 されけ る。 松 本 兵 部丞. 長 根 雅樂之 助 三 手 を 以て、 攻めさせら るべき にど 定められ ける。 時に、 馬場 信 房. 出 縣昌景. 天道 は、 盈 つる を 賠 くと 申す 事の 候。 此 一 城に 於て は、 打 捨てられ、 御歸陣 候へ かしと ど 申 I- ける。 然る 所に、 跡 部. 爰に、 浪人 組の 頭、 繩 無理 之 介 重 行. 五咏與 三 兵 衞貞氏 尾彌四 右 衞門助 友 を 始め、 二百 十三 騎、 武田兵 庫之介 信實を 以て、 願 を 立 て、 御 代替. 始めての 忠 功に、 我々 が 組 中と して、 此 城を攻 落し 候 はん。 あはれ 御免 を 蒙, しと ど 中し ける。 旗本 近習. 外樣 近習の 者 共、 之 を 聞きて、 あはれ 旗本 を以 て 攻められ 候へ かし。 旣に當 城、 卷解 されん に究. し 所に、 叉、 攻 干さる べきに、 軍 議決せ.. 若し、 浪人 組よ ftN 城 を 落さば• 、 武 田家に て は、 殊に 大事の 軍 をば、 浪人 共が 請 取って、 致すな どと• 、 敵方に て 申さん 事、 然るべ からず と 巾し ければ、 長 坂. 跡 部、 尤もと 同じ、 屋形 へ 、 此儀を 申しけ るに、 未だ 何方 へ 落着 せん も、 知れざる 所に、 城 を 押へ 居る 五 甘. 松 本. 長 根 三人 會 合して、, 近習 1 が 人 共に 城 を 攻めさせて、 我々 は 見物すべき か。 串 原 彌左衞 門 は、 相 木 市 兵衞に 預け ちれ、 四月 七 n に陣拂 あ. 州に 馬 を 入れられ ける。 唯、 勝 賴の寬 仁の 德の おはし まさぬ 事 を、 賴 母し けなく ど覺ぇ ける。 石 川 日向 守 は、 久野 三郞左 衞門宗 能と 共に、 武 田家 の可久 輪の 城を攻 落し、 酒 井 左 衞門尉 は、 參 州鳳來 寺の 城を攻 干しけ り、" 之 を 聞き て、 六 笠 一 の 宮城 は、 敵の 旗 先 を も 見ず して、 城 を 拾て k 逃げ 返く。 代 軍記 卷之第 十, if 101 一. 日、 瑞雲 連に 陣を居 ゑ まし, ける が、 大久保 七 郞右衞 門 尉忠世• 水野您 兵 衞尉忠 重、殿とな. 時に、 榊 原 小 太. 然れ ども、 御倉 は、 元よ. 9 要害の 地に あら ざれ ば、 兵 を收 めて、 天 方に ど 引 入れさせ 給 ひける。 去る 程に、 武田. 四 郞勝賴 は、 遠 州 高, 天神の 城 を、 攻めら るべ しとて、 同じき 五月 三日. 甲 府を打 立ち 給; 5、 下山 通 を 押させ られ 、満座に 着陣 あ. つて、 五日に は 小山、 六日に は 相 良に 着き 給 ひ、 翌七 口 1,1 は、 高 天 神の 城に 攻 寄せ 給 ふ。 城主 小 笠 原 與八郞 氏 助、 急ぎ 飛脚 を 3! て、 德川 家の 後 詰 を 請 ひければ、 同月 十日、 後援と して 御 出馬 あらけ るが, 味方の 小勢 を, 以て、 五箇 國の大 軍と 戰 はん 事 は、 如何な. とて、 小 栗 大六を 以て、 使者と せられ、 信畏 に、 加勢の 事 を 仰 遣され ければ、 信 長、 卽ち 嫡男 秋 田 城 之 介信忠 と共に、 數萬騎 を 引率 あ。 濃 州 岐草を 打 立ち 給 ひ、 同じき 十七 日に は、 參州亩 田に 着陣 せらる。 て、腐宗の短刀をど給は. 城兵 も、 追手 池の 段に 討 5- て 出て、 會 釋も なく 押懸 る。 甲州勢の中ょ. 大塚三介、 一番 に. 鎗を 入る k。 城兵に は、 林 平 六郞. 吉原俣 兵衞. 小 池 左 近. 渡邊金 太夫. 伊達 與兵 衞、. 身命 を惜 まず 防ぎ 戰ふ。 然れ ども、 寄 手の 大勢、 數千 挺の 鐡炮 を、 つるべた て、 矢狹 さる もど s- 問 を閉ぢ 短兵急に 進んで、 城門に 攻め 近づき、 猿 一 の 曲 輪 を、 捫 落さん とど 攻めた. 9 ける。 城兵、 今 は 叶 はずして、 二の 曲 輪に、 逃げ 登る を 透さず、 岡 部 次 郞右衞 門. 舍 第 治 部 右 衞門. 朝比奈 金 兵衞、 一 番に乗 入力し が、 治 部 右衞門 は、 終に 討死す。 是に 續 いて、 11 部忠 次郞. 城 將小笠 原 與八郞 、防 戰の方 を 失 ひ、 今 は 討死すべき にど 定めけ る。 爱に、 岡 部 丹 波守與 行. 同き 次 郞右衞 門、 元は 今 川 家に 仕 へ て、 小 笠 原 氏 助と、 互に 知れる 仲な. CN しかば 、巾;? 功 を 思 ひ、 且つ 昔時の 馴染 を 忘れず、 使者 を 以てい はせ ける は、 斯く 攻守 谷って、 如何と もす ベ, 樣 なし。 早く 心を飜 し, 武 田家に 降参し、 忠戰 を勵 まる 長 if if 械附小 笠 原 氏助武 田家に 降る 事 ICH 武 田 一一: 代 軍記 卷之第 十八 f03 べし。 さある に 於て は、 駿州 にて、 一 貧の 恩賞 を 給 はるべし との 儀な り。 其 爲グ、 勝賴 自筆に、 神 誓の を 給 はると いひて、 則ち 持たせ 送りければ、 氏 助、 終に 降 人と どな. 勝賴 も、 同じき 七月, 甲 州に 歸陣し 給 ひけ. 武 田家 勝利の 賀儀 i 咼坂昌 信. 內 藤 昌豐諌 言の 事. 斯くて、 武田四 郞勝賴 は、 長條の 城を攻 落し、 甲 府に歸 陣し給 ひける が、 此度、 所々、 勝利の 賀儀 として、 一 門 譜代の 臣を 集められ、 御館に 於て、 饗應ぁ. 時に、 霜臺、 御 S を 戴き、 居 長 高に な... N 、長 坂 金 吾 入道 釣 閑に 向って、 申しけ る は、 新羅 三郞 殿より 十九 代の 名家、 今、 勝賴の 御代に 當 つて 、滅亡と 定めら る. - 所の 御盃、 是 な. , ソ。 鳴 呼 歎 か はしき 事に あらず や。 御 分 達 は、 今日の 御盃を 戴く 事、 嘸い かめし く 思 ふらん。 一 此 1g: 止に 於て は、 然らず ひ 翁に 落 一 M して、 當 時、. 出: 败而 をす る 者 共の g こ を、 詠めら るれ と、 詞を 放ちければ、 釣 iT 荣-當 つて 返答に 嚼み、 高 坂 殿の. H なさ 巾し ごと と ど つぶやき ける. - 其 時、 內藤 昌豐、 高 坂と 詞を 揃へ、 當 家、, 既に 滅亡に 及ばん 事、 三 年 を 過ぐべからず。 當屋 形へ、 輕薄を 以て、 御意に 應 ずる 佞臣 等. 能々、 分別すべき 所な, y と 申しければ、 釣 閑、 赤面して、 左宣 ふい はれ は、 如何と いふ。 高 坂. 內藤、 開き も あへ ず、 其 謂 はれ 聞きた くば、 語って 聞かせん。 今年の 春、 束 美 濃に て、 十八 箇 所の 敵 城を攻 落され、 今度、 又、 高 天神 落城す。 君、 若氣 にて、 血氣に はやり 給 ふ を 御邊 達が 如き 不覺 人、 御前に あって、 猥に輕 薄 を 申し. 唯當 分、 御機嫌に 預る事 を 肝要に して、 利 慾に のみ 誇る。 之 を 人面 獸 心と 號す。 これ 敵 味方と もに、 手 負. 死人 等 の 多から ん事 を、 愼み給 ふ、 仁義の 勇の 致す 所な. 信玄 公の 勇 威 を 以て、 當屋形 の 如く、 擧動; S 給 は 、東 美 濃な どの 如き 小き 城 は、 一 日の 間に も、 十 や 十五 は、 物の 數 にも あるべからず。. 旣に、 去る 味方が 原 合 戰の時 も、 山縣が 足輕共 は、 早 や, ib? 田家 勝利の 賀錶附 高奴昌 信內藤 12 楚諫 言の 事 i 武田 三代 軍記 卷之第 十八 ーヌ 濱松の大手に至. 跡部勝資、又は、御分がゃぅなる大侯人の巾 す事を、萬事許容ぁるにょ,. 德 川の 强 敵に 對し、 無謀の 合戰を 遂げ らる べし。 其 時、 當家 譜代の 長臣 等、 悉く 討死 を 致し、 武 田の 舊家、 I 時に 滅亡し、 累 すみか 代 相 傅の 甲 陽の 府館 も、 狐狸 野 干の 栖 とならん 事、 鏡に 懸けて 見る が 如し。 其 時 に至って、當時、輕薄を申した. 若し 兩人、 奇怪 を 申さん と 思 は ば、 速に 中し 開く ベ し。 惡 しく 返答せば、 御前と は い は せじと、 色を變 じて 訇. リけ れば、 勝賴、 犬に 御氣 色變, 、旣に 事 や 出来ぬ らんと、 諸人、 汗をぞ-挺. と雅 も、 理の 中る 所 なれば、 何とも 言を宣 はず、 苦ら 切って どお はしける- 長お. 跡 部 も、 凡ル 非の 视を、 返答に 及ばず。 後、 兩入、 一 ,M、 四 人の 士大將 を 支 へ ければ、 勝賴の 行跡、 曰々 に 荒く、 月々 に 我 意を擧 動れ ける M を、 うたて けれ。 此事、 敵國へ 聞え 候 はく、 八方ょ. 其 時、 德 川. 織 田の 兩家 へ 對し、 防戰を 遂げられ 候 は. 信 長の 六 男、 人質と して 當家 へ 取 置かれ 候 御坊 丸に、 東 美 濃 を 還し 與 へ られ、 當家 身近き 一 族の 中の 息女 を、 御坊に 遣し、 婚姻な さしめ、 信 長に 和親 あり。 御 妹 菊の 御 方 を、 德川 家の 御舍 弟、 源 三郞殿 I と、 婚禮を 取 結ばれ、 遠 州 城 柬郡を 御 還し なされ、 德川. 織 ffl の兩 家と 和睦あって、 北條氏 政を攻 潰され 候 へ かし。 然ら ば、 織 田 信 長 も、 畿內. 北條 、滅亡に 及び、 氏 政の 烦國、 悉く 當 家の ものと 罷成候 は.

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ちはや ぶる 神 の 誓 ひ の 違 はず は 親 の 敵 に 逢 ふ 瀬 結ば ん

だ III 職• Heart of the Tiger, Kilrathi and Origm Interactive Movie are tradenwksof 0 巧 GIN Syst 斬 s, tnc. アーツ• シネ7って a われても、その実がは不明だった。 パ—ナ—ド GiNdER LYNN ALLIEN ジ乂 ホー• インタラクティブ• シネ7と、フライトシミュレーシヨンの、2つのシステムでな巧されている。 と判 K で、巧語はあ6ゆる方向へ分技レていくのだ。 八ミル。 に『時打じかけのオレンジ』の マルコムスクドウエル。 また、宇宙ま巧ピクトリーの热0飄として r バック• ウィルソンなど、 クッドの g —線でミき謂ずるる優たちが ている。 応募の注意• 封筒I通じつき、応募はひと口 (T シャツI枚み)です。 参切手は800円从上入れても返却いたしません。 参切手力巧00円じミ葡たない場合 T シャツを送ることができません。 参何月何日に投函したかメモしておいてください。 LTD. 1996 ALL RIGHTS RESERVED. ご 1994 1996 KONAMI ALL RIGHTS RESERVED. C 、 スクウ:! :アイラストレーシヨン小林智美 C SEGA 1995 C SEGA ENTERPRISES. LTD. 1996 C 1994 1995 1996 NAMCO LTD. C1993. 1994,1995 NAMCO LTD. キンク• ファイターズ'卵 エス• 辦% I 分.. 写 、 1 レ、1目 の T シャツは、デザインが背中部分に入りまず。 8 月 8 日、カプコンが業務用ゲ -厶の新製品発表会を開いたのた'。 こん力、 V 、 はっぴょうかい めだま 今回の発表会の目玉は、カプコン あら どうじけう きばん が新た【こ導入するシステ厶基板、 じホうらいひん こう 、、 CP システ厶の"。 従来品より高 せいのう ていかかく力、 せいこう 性能で、低価格化じ成功している この基板の第 I 弾ソフトとして、 かいじょう しんかくとう 会場では新格闘アクシヨンゲー厶 『ウォーザード』が展示されたそ''。 はで えいぞう はや 派手な映像と、キャラクターの速 い動きが目をひいていたのだ。 なじ らけうもく そして、何よりも'ま目なのは、 その新システ厶基板の第2弾とし て、あの『ストリートフアイター』 シリーズの最新作、『ストリートフ ァイターの』カタ吏 A されること々游 びょう かいじょう 表されたこと。 しかも、会場のテ レビ モニター では、『ストリートフ かいはつらけう がめん ァイターの』の開発中の画面が、ビ デオ映像として公開されたのた'。 下に並んだ写真がその画面を撮影 したもの。 映像を見るかぎり新キ ャラ続々って感じだけど、今回は ぐたいてき はつばいび ないよう ソフトの具体的な発売日や内容に 関するの発表はなし。 どうやらリバが技を出してし、るが相手は?新システムを板。 性能の高さが';舌かせる。 ちちろん会場でのま 目度をバツグン。 わずか数十砂 の映像だったけど、みんな食い 入るよラに見つめていたのだ。 ビデオには見たことちない新キ ヤラクターが続々と登場してい たぞ。 しかし、今回明らかにな ったのは、この映像のみ。 ここ に登場した新キヤラのずべてが 登場ずるのかどラか、どんなシ ステムになるのかなど一切不明。 とりあえず、『ス hill 』 の制作が 始まっていることはねかったし、 期待して正式な発表を待とラ。 10 徊これが C P —システ厶虹。 CDIROM を併用する基板。 有名ゲー マーとの 夢の巧戦が実お 通信巧我で気分は新宿のグ-セン せんじつはつばい つうしん 先日発売されたサターンの通信 モデ厶(セガサターンネットワーク 名 アミ システム)を使って、セガがビッグ な企画を開催するぞ、その名も"バ —チャコロシア厶"。 サター ンの通 信モデムを使えば、『バー チャファ イターリミックス』の通信対戦がで きるよね。 今回のイベントはこの 機能を使って、『バー チャフ ァイタ -』の有名プレーヤーと通信対戦で きるってものた'。 開催日時は、9 月8日〜9月29日までの毎週日曜 日の、午後日時〜8時の3時間た'。 その有名プレーヤーとは、右下の ひょう めんめん ぜんこくたいかい ゆう 表の面々。 いずれも全国大会や有 ズメントスポットで名 つわもの をはせている強者だ。 指定された日時に、表のコ , じけうりょく たいせんらう -ドネー厶を入力して、対戦申し 込みをすればいいのピ。 たた'し、 かなりの混雑も予巧されるので、 つな かのうせい なかなか繫がらないって可能性も スククエア 映画に進批? アメリカじあるスクウェア LA 術口博信社長 が、『ドド』シリー ズのキャラクターデザインを巧当 している天野喜孝氏の絵を 、 CG 厶ービーじする計画を進めている のた。 こう力、いじき みてい 公開時期はまったく未をですが、 CG 厶ービーの映画とか、みなさ むどろ み んが驚くようなもので、お見せす るかも」(スクウェア広報) げんざいかいはつ 現ぶ開発スタッフじは、『アポロ 13』などの特殊効果を担当した、ハ おわもの さん力、 リウッドの大物エンジニアが参加。 スクウェアが作る C GA - ビーた' はや はんらの み けに早く本物力;'見てみたいね。 あるんだけどね。 また東ま地区じ C がい ひと ちく 外の人は、東京地区のプレーヤー たいせん てつづ ひつよう と対戦するための手続きも必要た'。 ゆうめい うち あの有名ゲーマーと、家じいな たいせん がらじして対戦できるなんて…… こりや猛特訓するしかない!!ネ 會セガ主催の数々のイベントでま躍して きた右の表のゲーマー。 もはや超有名。 パーチわ!! ロシ m も — ア A ホをお 9月曰曰 新宿ジャッキー しんじゆくジャッキー 9巧15曰 柏ジェフ U — かしねジェフ IJ 一 9月巧日 池袋サラ し、けぶくろサラ 9月巧曰 フンブン丸 フンフンまる ファミコンスペースワールド98 翻メーカー、曰獄、正ぶ決定!! 今年は II 月23、24日の2日間。 会場は去 年と同じ千葉県の幕張メッセだ。 かんけいしや ちなみじ、マスコミや関係者だけ が入場できる、 A 初'!:、会ソフト展示 かい ぜんじつ おな かい 会"は、前日の II 月の日に、同じ会 場で開催されるそ''。 ファミコンスペースワールド'96 の参加メーカー数は任天堂を含む 29化例年よりはややかな目かな。 今年はスーパーファミコン、 ゲー 厶ボーイ、ニンテンドウ64の3機 種用のソフトや周ぶ機器が出展さ れることじなる。 今年の目玉は何かな? ライブ 仮称、通称は目 4 D D が、本 当に出展されるかどうか? 喘農する揣 Tis 觀してぃ ます」 任天堂広報) ということで、期待は持てそう だぞ。 ただし、例年ど わり、入場するためじは応募の上 抽選で当たる入場券を手に入れる '必要があるそ。 入場券の応募の詳 細などが決ましたら、またこのぺ くわ つた -ジで詳しくお伝えするので、ぜ ひ斤きたいと思っている人は楽し みじしていてくれ! ! ネ 出展ぞ定乂一力一 アクレイムジャパン ケムコ 曰本システムサプライ アスキー 光栄 舊芙董 … 一 アスミ、ソク ココナッツ外パン :]: ンタ-テがント パック• ビデオ アテナ コナミ —…— ——. 八ドソン ィマジニア コンパイル バンダイ エニックス お一 バンプレス h エポック社 J• 本物の才 リンピックみたいじメダルが授与されたぞ。 3週間で10万人が遊びにきた 東京ジョイポリスは大人気! ! 7月12日に東まの臨';毎富睹じふ、台 場地区に才ープンしたセガのアミ ューズメント施設、東京ジョイポ リス。 その入場者数が早くも10万 人を突破したのピリオープンし て、 たった20日目 (7 月31日) とし、 うスピード。 親す連れ、カップルな ど誰も力《立ち寄りやすいスポット だけに、入場者数10万人まで、あ っというまって感じたったね。 次 回は、50万人目か100万人目か、何 人目の入場者じ、記念品が贈られ るかはわからな し、。 でも、遊びに 来て、豪華なプレゼントがもらえ ちゃうとなると、入る順番にも気 を使いたくなるよね! く- I らやましい " tf!! 舍しよせん順番なんか運なんだから、東 京ジョイポリスを純粋に楽しんじゃわう。 じな S 数字今今み 14 憶ド几 ロサンゼルスにあるデイズ ニーランドが、既存の施設内に新 テーマパークを 増設ずるためじ掛 ける建設費 日本円で約巧加億円。 完成は、引 世紀初頭を予定している。 どんな テーマパークになるか 楽しみ だね。 記録は!り替えられたか! この決勝大会の出場者:36名は、 北は札幌、南は福岡なと''全国9力 所で行なわれた地区予選を勝ちが いてきた強者たち。 W 優勝の金メダ リストじは、4年後に夏季オリン ピックが開催されるシドニーの巧 待券と賞金50万円、今後発売され るコナミのま斤作プレイス テーシヨ ン用ソフト10本などがプレゼント されるということで、選手たちの やる気はハンパじゃなかったぞ。 試合はI回戦から白熱し、ゲー 厶中の世界記録を更新する好成績 が続出。 なかでも、走り高跳びは、 2 メートル87センチ これが上は飛 ベない)というスゴイ言己録をだす 選手が3人もいたのだ。 今年は オリンピックイヤーということで、 たいかい も あ はん この大会もスゴイ盛り上がり。 お趨嚮1! 驚論で立 いいゲー厶の企画はあるけど、 資金などの問題で商品化できない ……そんなソフトメーカーをノくッ クアップして、自社ブランドのゲ ームを制作、発売できるようじし かいしや せつりつ よう、という会社が設立されたぞ。 この会社はエンターテインメン 卜• ソフトウエア• パブリッシング ESP。 ゲー厶アーツの宮路洋一 社長と、情報サービス大手、 CS K グルー プの大 J I助代表が中'!:、とな つて各社に参加を呼びかけたのだ。 具体的じは、参加メーカー各社 GDNET と呼ぶ の企画を評価し、 作品そのものに対して開発資金の 融資、人材支援、共同制作やプロデ ュースなどを行なう、というもの。 これを利用すれば、資金面の問 題から大手メーカーの外まのイ主事 を専門にしていたメーカーも、独 自の企画をまかして、ゲー厶ソフ 卜が自社ブランドで'発売できると いうわけピ。 現在、下の表の9社 々く GDNET じ参カロしてし、るそ'、。 いいアイデアが具体イヒして、わ もしろいゲームがいままでじ Lb じ たくさん発売されるようじなれば、 ユーザーとしてもとってもよろこ ばしいことだよね。 みんな正々堂々と最後まで競い合ったのど。 訂正してわ詰び申し上げます。 ' PC — FX 専用ソフト• 卿 I 心。 「チップちゃんキイーック! 詳しくは応募券をご覧下さい。 《テレホンカードのデザインはを更になる場合があります。 巧王封印の巧巧ををった勇ちの真の目的は、なんと巧巧巧し。 1 J が1位を獲得。 名作格闢ゲームを 手掛けたスタッフが作ったものだから、当然の結果かな。 T 0 BAL No. 1 このゲームの楽しみのひとつであるクエストモード。 このモ -ドには便利で貴重なアイテムがいろいろ登場するけど、そ のなかでも重要なのが"肉"。 「ただの体力回復剤じやん」と思 うかもしれないが、じつは、肉は体力を回復するだけでなく、 体力満タンのときに使えば防御力がアッ プするのた。 なかなか勝てない人もいるんじゃない?て なわけでコツを伝授。 コイツは移動するときに必ずジャンプ するので、飛んだ瞬間に敵の下を走って抜ければ簡単に後ろ をとれるのだ。 後ろから攻撃すればダメージを受けないぞ。 この『ワールドスタジア ム EXJ では、進塁をあきらめて帰塁しようとするとブレーキ をかけるモーションをするので、いざってときにすぐには U 夕ーンできない。 欲張りすぎると簡単にアウトを取られるぞ。 コマンドはちゃんと合ってるのに技が出ない、って人いるん じゃないかな?じつはこの"コンボつく〜る"、を巧の硬直時 間を計算して、それと同じだけのスペースを巧と巧のあいだ に入れなければならない。 簡単そうじ見えて難しし、のだ。 でも、パーセラの道具屋のカウン ター内にある宝箱は開けないほうがいいぞ。 この宝箱を開け ないでおけば、なんと、章が進むほどこの道具屋で売られて るアイテムが貴重なものに変わるのだ。 ときにはガマンだね。 コンピュータエンタテインメント 7月12日発売 5800円 このランキングは、175ぺージに揭載されている販売店のご協力じより、週刊ファミ通編集部が独自に作成したものです。 時代の最先端を いってると思う。 青森県高橋実16歳• 愛知県長ボ淳16歳• せっかく 『TOBAL No. U を並ん で買ったのに、おまけ CD のほうし かプレーしてない人ってけっこうい ると思うのだが。 どうか? 長崎県小泉雅治17歳 参[バイオハザード J はラストで研 究巧を爆破するけど、まわりの地域 にウイルスが飛び散りまくっている ような気がする。 東京都積山和之19歳 参お酒を飲んで酔っぱらって帰って くるボクのお父さんは、まるで r バ イオハザード』のなかに出てくるゾ ンビのようだ。 ビデオ スポーツ 7月19曰発売7800円 2263 巧 前回 前3々。 15 今週は、 f ファイナルファン タジータクティクス』がい きなり2位をゲット。 トッ プに迫る勢いだ。 また、二 ンテンドウ64のソフトも着 実にランクアップしてるぞ。 マーラー '〇もちろん サター ン版 でも使えるのだ。 感涙ものだね。 キンクオブ• キング• 女神お生デビルサマナー 6249 12 12 ロマンシングサ• ガ 3 5974 13 13 リッジレーサーレボリューション 5348 14 14 ダ-ビースタリオン曲 4612 15 15 ポリスノ ーツヴレイステーション 4007 16 16 ヴァンべイァヘンター 3950 17 17 テイルズオブファンタジア 3732 18 19 ファイアーエムブレム聖載のお譜 3669 19 18 セガラリー• キノ グ• ファィタ-ズ,96』 Wm が iq 位にランクィン。 この IIBJV シリ-ズも、すっかりと毎 国— FM 年恒例のものになったよね。 今回前回 ソフトち メーカー名• ジャンル 得点 1 1 ラストブロンクス東京番外化 5 戌ン 26062 2 2 チヤファイター 2. 1 ミ規ン 22799 3 3 電脳戦機ゾチヤロン ミ 氣ン 18596 4 4 ストリートフ アイ ター ZER 02 ミ賊 11253 5 7 プロ ッ フサイク J レ 5 芙兰ミ 7593 6 9 子育てクイズ 7 イエンジエル だ乡コ 6865 7 5 デカス U — 卜 5!? ソ 6684 8 8 チヤファイター 2 ミ 若ミョン 6384 -鉄拳 2 ミな 量ン 6061 10 獻 ザ• キング• この ゲーム は 陸上競技だけでなく、フェン シングなども楽しめるぞ。 今回前回 ソフト名 メーカー名• 協力店 ELECTRONICS BOUTIQUE , Inc. 累計の数字は' 週刊 フ ァミ通撕年1月5• に 日合併号から現在までの累計です。 知る人そ''知るアク シヨ ンゲー厶 の名作『メタルギア』が10年の時を 経てプレイ ステーシヨ ンで'復活!! イメージイラストと一部のキャラ こうかい ざんねん クターしか公開できないの々夕美念 だけど、それでもゲー厶の雰囲気 はつかんでもらえるだろう。 では、 肝ん要のゲー厶の内容は……それ はつぎのぺージからの開発者イン タビューを読んでくださいな。 ソ y ッド• スネーク 旧 F 〇 X H 〇 U N D 部隊のお陈員。 "不可能を可能にずる男"として、 部隊の名を巧界に知らしめる。 エ 作員や傭兵として過ごしていたが、 現在はカナダで孤独な生まを送つ ている。 このゲームの主人公だ。 巧4廉 B 巧涅 '徊現 Fox 部隊隊員。 傭兵 やおし 屋とし- て• こは、今回、 ソリツ ド• スネ I クが潜入する 施設の内部?. 二兀スぺツナブの除員だつたが、. ソ連崩壌聲アメ ノカじスかケトされ現 FCPX. HOUND の隊員 じ。 ベく育てられた。. ソリッドの相棒としてる躍する。. 畫画人禱麵饰 18 株式会なコナミコンピュータ エンタテイメントジャパン 小島秀夫 八ードボイルドな巧巧にこだねり続けてゲ -ムを制作ずる朋歳男子。 代表作は『メタル ギア』、『スナッチ ャー J、r ポリス ノーツ』 な ど。 でも、ポリゴンがた くさん使える32ビット機が発売さ いちど ''つと なわ もう一度『メタルギア』を作り直し てみたいというか、プレー. してみ たいというのがありますし 笑。 -『メタルギア』と言えば、かな れて、本当にやりたかったものが. たのですか。 じ つは『メタル ギア』 は、僕がコナミ. じ A って墓おじ? その思い入れと、『メタルず ア』 のネ Ik として、、敵に見つかる、 見つからない"とし、う緊張感がある. のですが、それを突き詰めていき たいとずっと思っていたんですよ。 たとえば、. 机の下に隠れたとし ます。 そうすると視点が机の下か.. らのものになって、そばを兵隊が 物音を立てて歩し、ていく。 まだは、. 兵隊の足音が聞こえてきたので、 す速く物音を立てないようじロッ 大一のなかに隠れる。 このような 緊張感を表現したかったんです。. 最初の『メタルギア JT のときも、同 じコンセプトはあつたのですが、 ようやくできるかな、と。 か島ええ、そうです。 でも、『ポ リスノー、ソ』と力、作ってたから、ち よっ と『メタルギアソリッド』じ 取りかかるのが違れました 笑。 -当時のハードではできない、 32ビット機た'からできる、という ものがいっぱいありそうですね。 小島まあ、あかころは 3 D なん て考えられなかったから、わ. りき って作ってましたけどね。 でも、 いまは 3 D もできる、あれ. もこれ もなんでもできる、で逆 じたいへ んだったりしますけど 笑。 ——今回の最新作は 『メタルギア』 かんけっへ九 の完結編じなるのでしよ うか。 か島新生『メタルギア』ですね。 しょうじさい. か島ポリゴンの3 D アクション ゲームです。 -あまりハデ【こドンノくチやるゲ —ムではないと。 か島そんな感じですね。 緊張と. 戟闘のバランス【こ はミを意したいです。 -となると、最 近大ヒットした某 ゲー厶みたいな"… -〇 か島ええ、見た目では『バイオハ ザード』と比べられてしまうでし ょうね 笑。 でも、内容はぜんぜ ん違うものじなりますよ。 『バイオ ハザード』とは違うドキドキハラ ハラの感覚を体,験してもらえると 思います。 あと、『メタルギアソ リツド』は、視点が変化して操作の しかた力雙わる、ということはあ りません。 基本的に視点は変化さ. せないで、パツドの上を押せば必 ず上に進む、というようじします。 3 D アクションゲー厶をやったこ とがなし、人でも、違和感なくプレ 一できるような、クイックでシン カレな操作系を実現したいですね。. pKONAMI ALL RIGHTS RESERVED. 19 傘開発者• 小島巧夫び熱く語る!! 「ハードボイルドな世界を 作りたいと思っています J 最初の『乂タルギア』は、 d 信氏が〕ナミに入って初めて制作した作品 だという。 あれ力、ら約1辟。 2週連続インタビュー、スタートリ 徊主人なジョナサンを中、む じ展開す る SF ストー リ I 〇 一小島巧初のアドベンチヤ I。 SF な世界観がグ1。 —を I をえてく• た、さぃ。 か島主! じソ'リ• 舞をはア• ラ ' スヵ、じを吝米軍の核兵器保,存窜で、 そこを FOXHOUND という. 部隊が占 拠し. 戦いと•• いうことじも. ります 9. —そこへ、『スナッチャーパがポ. でくると…. そうです。 そういうと;ろ. はこだわって作って. いきたいです• 言うなればトメタルギア• Vリ ッド』も、手法が違うという だけで、• や『ポ. リスノ ーツ』 と描こう. としてし:るもみは同じ皆•. んですよ。. ぃテーマ 卖同じというわけ,そす。 巧いえ、アクションばかりず. まス;. ドーリーを邪魔して,しまうので、 そのへんの調整が難しいです。 アクションの部みと;. たとえば、• とつぜん物音が聞 i ろ t ときにす• る「ビクッ」という動ぎ;三れをひ, と. で旨なに見せていきた 、. シキヤプチヤ—も使, いますが、 1. アニメ. つていたスタッフがいで、 :彼々作った手作りの動きとし、. これ ,らをうま• く使?ていけば し. 、 いもの, 为ぐできあがると思い. 方イラワークじ関じてですが、、. 構図がガラッと変わぶみでな. 大メラが寄ったり引いたりすもと いう• 映釋的なまをを多用します。 ントタどはそのまま. ポリゴンで見せます。 デルを用意しそいるんですよ。. V :. たとえば、. ある人物を遠く から映してぃうと• しまず。 ポリゴ ,ンク《粗くタスてしまうんですよ。. し、'ポリかでをし、た簡じ調を诘 意して、• カメラカ濟っていく途中 でうま. くすり替えるんそす。 の流れをか.. 换させたくないというわけですね。 現しやすぃので、. うまくカッドイ• ンさせてぃただきたぃですね。 でこだ わで て構築して. し、る世界とは夕んです力、。 そして、• 戦争をモチーフじ. ますよ。 ですね。. せかぃかん きず きず.. 、 みお 小島リアルな世界観を築けげ築 最終的じは. 、エンディングを夕終• と思います。 でも、..• 細かい; E フXクト. 器がどうと力くずういうと. と思 つています。 しかち先端のポリゴンを思ラがままに使えちやラ。 その名も 『3 D シユーティングツクール』!! っか じけん なんと、ポリゴンを使って3次元 のシユーティングゲー厶を作成で きちゃう、というものた'。 『ツクー れい こん力、い ル』シリーズの例にもれず、今回も 設定できる部みは幅広し、。 あせら ないでゆっくり 確実に覚えよう。 ャラの設定も自在。 さらじあらか じめ用意されているいろいろなパ -ツを組み合わせることで、オリ さくせい 力、のう かん ジナルキャラの作成も可能た。 簡 たん そうさ だれ はく I いく 、 単な操作で誰じでも迫力のあるゲ —厶が作れちゃうというわけ。 こ こではまず、どんなゲー厶を作る ことができるのか、実際に作って み しょうかい みたゲームを見ながら紹介しよう。 キミの巧 像力が名作を生み出すカギなのだ。 組み立てるどけの単 純作業で自みの思いども' りの マイ シップが作れる。 會いかじら『、ソクール』つて 感じの画面でしよ。 このよ うじ、 データを 入力しなが らゲ ームを 少しずつ完成 さ せていく 作業を く り返す。 『ツクール』シ U — ズとは ふだんはプレーしているだけのユー ザーが、自分でゲームを作れるソフ 卜が 『ツク— ル』。 簡単な操作で、誰 じでちグームが作れちゃラのが特徴 だ。 気軽に RPG ザ作れる、 スー パフ アミコン版の R 戶 G ツクー ル』がそ の第1弾。 その後、いろんなジヤン ルのい ソクー ル J が発売されている。 :シリーズ第 I 作目。 っそうイまいやすくなったず。 で音楽が作れちやうソフト。 軽に作れる新型いンクール. 今回『ツクール』 の最新作が発表されたと聞いてさっ そく俺ち作ってみた。 それをこの、 ページの下のほラの場所で発表して みたい。 まずはヤマ h がいっぱし、出 てくるシューテイングだ。 自機もヤ 7 h 、 敵ちヤ 7 h。 これは売れる!! I 閣..。 そう、俺はヤマトが大好きだ。 涛てなわけで、大海原に敵の ヤマトを配置していく。 ヤマ 卜じつぐヤマト。 このなかを 自機であるヤマトがヤマトを 踰散らしながら飛んでいくわ けだ。 ああ、うっとり……。 そう、俺はヤマトが大好きピ。 さてここからは、このソフトで どんなことができるのか、どうや ってゲー厶を作っていくのかとい う部みを紹介していくぜリ 簡単に言うと、まず自機を作っ て、敵のキャラを選ぶ。 つぎに背 景や地形を決めて、そのキャラを 配置していくのだ。 配置した敵キ ャラの巧撃方まや、その敵を倒し たときじどんなことが起こるのか を設定したら、3 D シューテイング のできあがり。 ね、簡単でしょ。 なじ?よくわからない?それ じゃあ、それぞれの手順別じ詳し く紹介していくから、そっちを見 てみて。 きっと理解できるはずだ。 iHi• 龙ぉ调讓 雰囲気出てるぜ! ! あら巧じめ用意されているキヤラの ほ巧じち、ポ IJ ゴンを組み合むせて ブ U ジナルキゃラを作ることち巧能。 畢晌体に付いてる緑色のドットは、パ— ツが取りせけ可能な部分を表わしている r 白機としてはをちろんのこと、敵や 地上物として使用できるポリゴンの モデルを多数用意さのてるぞ。 "第二 な世界大戦"や"ファンタジー"とし、 つたジャンルじ分かれていて簡単に 必要な亡デルガ呼び出せるのはラれ しい。 載艦やぎ宙ステーシ3ンなど、 なつこいいちの々らヘンなちのまで 多種多様。 どれを使ラヴ悩むな。 当然、空を飛ばせることだってで きちゃうのど。 ワクワクするね。 最新 の戦闘機も登場するのでマニアは感涙。 畢地上の敵だつて巧意されて るぞ。 戟車のキヤタピラや模 様などの細かいところまで描 かれていてすごくリアルだ。 ポリゴンで描かれてい るため、あらゆる角度か ら見ることができ、拡大 や縮小も自由にできるぞ。 画面の曲 はあくまでもサンプルなので気にするな。 イベン h じはいろいろな種類ガある。 —心す. f 1. これで、あ一んなことやこ一んなこともでき ちやって、ラひひって感じ。 そしてその後 のイベン h により、主人公がヒロイ ンと様々な関係になっていくといラ システムをとつた。 これは売れる!! 俺の作ったクラスチェンジ 知り合い 惠軍すミ隐军ム- —犯罪者 ——婚約者 I 恋人 —絶交 ——兄弟 -親ち I ちだち J. 羞驾麗屋 が;,こ:-:. '- 惡巧省. スイテムは、. ぞ前、用途をまずそめ. よう C ;. そのあを購 A 時の值接、壳却. 時の値段、使用回数などの設巧を巧 なうる• ,この: P. Vx ムミ, 持っていないとさきたをめ巧いと々、 クラスチ X ンジをするためじ必 V 要な タイテムなかてのち作れるぞ。 I こお、. 作りヴたは、いた P てカンタン9 々ップはつきちの。•• あとはこの も. その開始条件をよ旨. 定してや る。 戦闘ガ起こったクップじよっ. そな場所に含った背裏ガブ ーS で選択されるようになっ t いるのだ。. 敵キャどうしを対戦させて、. おい順. じ登場ろちる、•. なんて. これを利用し、音懐かしい フイーリングカップルをシミュレー シ ヨン風に再現してみた。 会話風の 選択肢をラまく選んでいくと女の子 が仲間になるのだ。 ホ 宇宣重?一-,:時 I pi ぉピすま I h 指を風熙运逼お! S 難. 、' ヘンなアィデ、 厶を作つちやいそ. 、つけ:. ' 就? 未来の スーノ くーゲー厶デザイナ -を目指す A 間にとって、『ックー ル』 シリ -ズは、自みの才能を開花 させるためじなくてはならないソ フトピ。 今回の『3 D シューティン グツクール』と『シミュレーション RPG ツクール』では、俺様、つまり 風のようじ永田様のスゴい才能が いかんなく発揮された(の〜巧ぺ ージ下の力作を見てくれたまえ。 勢いあまった俺様は、『ツクール』 シリーズの開発者に? っていうか、アポを取ってインタ ビューした。 ヤツが i 見役のデザイ ナーなら、俺様は未来のデザイナ -。 いわば立場は同じ。 毅然とし た態度でインタビューをこなした 俺様の記録を読んでくれ! -は、は、はじめました!あ、 いや、はじめまして! 高見……はじめまして。 一僕は『ツクール』シリーズの大 フアンなんであります! 高見どうもありがとう。 まあ、 きんらょぅ そんな緊張しないでくた'さい。 26 —• ご多忙中、すいません!あ の、質問がいっぱいあります! 高見はいはい。 どうぞ。 ——ずいぶんデカいけど、身長は いくつなんですか! ? 高見……身長ですか。 え一と、 192センチです 図 I 参照。 ——ほぼ2メートルか……。 なん てデカいんだ……。 そ、それはさ ても'き、『3 D シューティングツク —ル』と『シミュレーシヨン RPG ツ クール』の開発状況はどうです? 高見『シューティング』のほうは、 80パーセントぐらいかな。 現在は 自機や敵機の モー シヨンデータを 作ってます。 『シミュレーシヨン』 のほうは、60パーセントぐらし、。 いまはエディット部みで作ったデ 一夕が実際のゲー厶部みじ反映さ れる,ようじしているところです。 -僕はゲー厶を作るときとても とても苦労するんですが、あなた も苦労しましたか! ? 高見……『シューティング』は、 初めてのポリゴンゲームというこ とで、3 D で描かれたオブジェク 卜のモーシヨン作りじ苦労しまし たね。 『シミュレーシヨン RPG 』 は 基本的に 『 RPG ツクール』で巧った ノウハウをまかして作ったから、 システ厶面ではそんなじ苦労しな かったんですよ。 難航したのは、 システ厶よりグラフィックかな。 スプ ライトであったものをポリゴンじ、 っていう感竟ピと違和感はない。 ただ、『スーパーマリオ64』みたい な、ポリゴンならではのおもしろ さを追ホするってなると、またす ごし、考えなきゃならないだろうけ ど。 まあ、『ツクール』シリーズじ 関しては、ポリゴンだと厶ダが多 くなるっていう程度かな。 たとえ ばふつうのゲームた'と、岩の裏と か、見えない部みはテクスチャー 張らなくてもいいんだけど、『ツク —ル』だと、 ユー ザーがその岩をど つか う使うかわからないから、いちい ちテクスチャー張ったりしなくち ゃいけないとか……。 あ、そうそ う、これ、見てください。 ——なななな、なんですか突然! でも ね、実際ゲー厶のなかに出てくる とぜんぜん見えないの。 ——がははははは。 意巧ねえじゃ んか!. あ、無意巧:ですよね。 高見でね、ついでピからってん で、人間も作ろうとしたんですよ。 つまり、露店のオヤジ。 そしたら あっさり却下されました。 ——うはははは。 ひょっとして、 『ツクー ル』 シリーズって開発者と ユーザーがおんなじようじ婆しん でるのかもしれないですね。 高見バカなことを楽しむって意 ホでは本当にいっしょですよ。 そうい う音15みではカートリッジのほうが やりやすい。 ——なるほど。 それではいよいよ、 『RPG ツクール 3 』 じついて聞く! 高見おっ、きましたね。 RPG ツク ー fl 5』 はどうなる ft だい! ? ——ズバリ 、 『RPG ツクール3』の 売りはどんな感じでしょうか? 高見まず、イベントシステ厶を もっと簡単に作れるようじと考え ています。 これまではちょっと難 しすぎたと思うんで。 スイッチと かページとか、そういうややこし い概念をなくす、というか簡単に したいですね。 でもあんまり簡単 じしちゃうと、ユーザーの自由度 を下げてしまう結果じなるんで、 そのバランスが難しいですね。 と じかくいままでの流れとは違うも のじ仕上がっていくと思いますね。 ——スイッチを使わない! ?じゃ、 どうやって作るんですか! ? 高見それはですね……私にもよ くわからないんです。 なんじゃそりゃ!! 高見いや、企画のときじ『3』は こうしようっていう仕様書を書い たんですけど、そのときは私に誰 力、別の人格が取り付いてまして、 まあ、神の力で書いたような……〇 ——? ……ほかに特徴は? 高見場面パーツというのが登場 します。 これは、マップノくーツじ ゃなくて、まるごとひとつの場面 を何十種类頁か用意しておいて、ユ -ザーが選べるようじしようと思 ってます。 これはどう見ても遺跡 V でしよ、みたいなのを。 これでイ ベント作りはかなり楽になると思 いますよ。 たど、みんなが同じよ うなゲー厶を作るよう【こなっても なんなんで、これまでのノリも残 していきつつ、マップパーツだけ では無理がありそうな場面をフォ ローす るようじしていきたいです。 ——なるほど。 よりコインランド リーになった、ってわけですね! 高見……ユーザーフレンドリー に ね。 基本的に既存のシステムを 継承しつつ、間口を広くした感じ かな。 いきなりポリゴンが入ると か、そういう劇的な変イヒはないで す。 たとえば、 U くむぅ っく てんいく 職業を作ったり転職ができるよう じしたりとか、崖を見下ろすよう な場面で画面を二重 スクロール さ せて遠景と近景じよる演出を施し たりと々、、そういう音 [5 みはどんど ん多機能じしていくと思いますね。 フレビュ ー! 君の手で戦聞を化験せよ。 円 ayStation はな式会社ソニ-. コンピュ-タエンタテインメントの巧摄 です。 高さの概念を取り入れだ 最新3 D シユ—テ ィング。 全を征するものが この戦場で生き残れる。 百巧 2 曰 扫月3日曰 B 月3日日 ナン八ース必殺パチンコ パズルボスレ! 見た目のジミさは、否をのしよ —がない。 でもね k ル T ルが簡 単0それでいて、戦梅性も高し、。 の爽快感もぁる。 もちろんそ の程度の問盾はあるけど。 良い ザーし。 だと巧う、ジミだけど。 スーバーフアミコンカー トリツジ アクレイムジャパン 邮邮円 3〜4巧の数字を組みさわせる 人気の宝くじ、ナンバースの当 選番号をそ想してくれるソフ h。 于ンパーズのルールを教えてく れるモードを楽しめるぞ。 ス—パ-ファミ〕ンバツクアツフカ-トリツジ サンソフ h 9卵日円 し、; D ゆる年末商戦に発売さむるソ フ h のさ計本数を計巧してみたぞ。 『 FF 』、 『巨巨』ヴあって、 『 RR 』、 『 SE 』 ヴあって、 『 DR 』、 『己 R 』 ヴあって、 『 TM 』 ヴあって 、 『E 0 J ヴあって、それに 『 DQ 』、『 MK 』 ヴ……〇ブブー、合計すれば500巧 本を越えるうう!!ホンマないな。 要は気休め。 もしくは3ケタな り4ケタの数字がどうしても思 い浮かばな L 、 人向け。 何を根拠 じお勧めしてるんだ力、わ々、らな し、。 ちなみじ、一をじ十数他! くわいしいモードでさえ過去8 回の記録をし、れるだけ。 信憑性 も何もあったもんじゃないね 0 現じ過去のデータで何度もやっ たけど、全が当たらなかったし。 利点は、はずれたときこのソフ 卜のせいじできることクらし、か。 これに8800円も出すなちそのみ ナンノ くーズ貢 ったほうがマシ! ? 人気パチンコグームのシリーズ 最新作。 ため吉くん吕など、最 新実機種巨台が楽しめる。 3力 月でお金をどれだけ増やせるか を競ラ実戦モードなどを健在だ。 グラフィックのレベルはむしろ 低目。 でも、をは 6 猶 用意さ れているし、ニフテイーとも提 携している。• 細力义、オマケがう れ しりぞ。 なたより、 自みのお 店を 持ってだ、 るよう なな じさせ てくれる。 それがこのソフトの —番の 巧力だと思う。 わ小遣い 帳の アイデア もなかなかのもん。 シミュレーター。 この シリー ズ として当がのように (?) 、当た りじく く回り じくし、。 それじして もこのソフトに限らず、 シミ ュ レーターじゲーム 的な要素が入 つてぃて困る人はし、なぃと思う のだが、なぜ入れないんた• 台が古すぎる〜。 C 城1まっさか りの日を争に、こんな古し、台巧胳 させてどう、 3 しろと口たしかに ため吉くんなどはかつての人気 台で、し、までも巧せばあるかも しれんがそれでいいわけ? 実 戦モードは目標金額がお定され てわらずやりがい が雌从 、。 NIF TY モードはターゲットカ帮すぎ。 どのへんじ楽しさを見いピすの どろう。 基本は黙々と消すだけ。 巧よりイ ラつくのは、,少しのズレで思っ た位置へ玉がいかないこと。 相 手に攻巧されてならしか f こない けど、自みで自分のみを悪くし ちゃうんじや楽しめないよなあ。 新交通ゆり巧をめじ错られて、目 指すはお台場。 戦さえなし、。 ふた り並んで 黙々 とひとりプレーさ せられても困つちゃうんだけど。 アイテムの数が澈多 いが、 巧き なときじ説明が見られるので、 イライラや不満はまったくない。 序盤はアイテム の使し ソク日— K 鋼鉄霊域 ' 〜スティールタム〜 フレイステーンヨン CD-ROM プレイステーシヨン CD-ROM ; プレイステーシヨン CD - ROM づ プレイステーシヨン CD-ROM f プレイステーシヨン CD-ROM :ス h ワン 5前日円 カプコン 如邮円 バンダイビジュアル 5郎日円アクレイムジャパン 加邮円;テクノソフ K 5邮 本格的なラリーレースが楽しめ 5 るソフ K。 音责ナビグーション を頼0に、全にステージのクリ; アーを目指そラ。 サスペンショ; ンなどの設定ち自由にでさるぞ。 ステージごとに異なるクリアー; 条件が設定されているパズルゲ ーム。 アイテムを組み合ねせて、: ボールを転がしでカーテンを開; くなどの仕掛けを作っていこラ。 , さまさまなジャンルのクイズと、 落ちをのパブルグームなどの已 つのミニグームが遊べるソフ ho ; ストーリ—モ—ドのほかに、巧; 戦プレーち楽しめるのだ。 オズの秘密を解さ明かずために、 主人公が旅をしていくアドベン チヤーグーム。 戦闘シーンでは、 武器や魔法などのコマンドを選 択して、敵を攻 g でさるぞ。 3 D シューティングに巧戦格闘 の要素を如えたグームが登場。 風景はきれい。 J 世術が扇み。 止めた絵にするとなかなかのモ ンなんだけどね 0 揉巧渡がいま いち。 反応が、アナログじゃな く、デジタルじ感じてしまう。 スピード感、臨場麻ももうちよ っと力乂ばってほしいデキだっ たりするし。 リアル指向る人に は、ちょっと向かないかもね 0 ノくソコン版と違って、どのた けがどの効果を発巧するか、し、 まいちピンとこなし、。 右脳て解 くゲームだから、巧巧!:的に理解 できなし、のはツライな。 キモのクイズは出担が夕ーンい 1 ろいろ。 しかもその脚匡は、守 備範西が広く、難易をも難かし すぎずるしすぎず。 いいね〇カロ えて C G のクオリティーが秀逸 0 物語とムてムービーを巧が るだ けでも、おをを取れる仕上がり。 おしあいではなく、陣地取り。 しかも緊迫の度合いは烏し、。 た どな、同じことの繰りをしじは、 後半、ちょいと飽きがきた。 もかし日本向 けにホ付けしてほしか勺た。 あ と、プレー時間、短すぎない! ? 3 D の巧単が部もそれにシュー ティ ング要巧を追か!。 結果、ガ ンダムのモビルスーツ戦に近い テイストになっている。 演出も かっこよく、キャラも立ってい , る。 操作がゃゃ攤だが、使ぃ こなせる人はうしろから見ると カツコいい。 そう思わせるのっ て最近のヒツトゲームの鉄1リね 0 ドリフトでコーナーをクリアー するタイプ。 先のレースに 進むほど上位に入りやすし、のは 謎 0 4 人いるナビゲーターの個 性があまり出てないのはもった いなし、。 ネジコンの使用は必須 0 サターン版と间じ。 キャラ数が多いこともあり、 見た目と機育がしていた原 作より、巧割が巧握しじくいの もネック。 ただそこは好みもあ ろうし、覚えれば問題はないが。 多人数プレーもできるが、スト —リーに沿ってひとりで 遊ぶ の, が主眼。 問題数が多く、 プ レー していた限り 同じ附担に出会わ なかった。 3択や並べ替えなど、 出題形式が裝巧は るのも飽きさ せない。 CG と声優を使った独特 1 の世界観は巧き嫌い々みかれそ , うだ々くハイセンス。 作り力、• 下 寧。 基本的にサターン版と同じ。 た だしこちらは、を所て術み込み じ時間がかかる。 またサターン 版では、左右を向いたり直進で きるときピけカーソルがその形 じ変イヒしていた々 巧技の重 を性のためじ、単調さは感じな し、。 ノ 1 のいい BGM や DJ 風のナ レーションも気みをち揚させる。 リアルタイムなのじ操作性が悪 くイライラ。 j 状巧1を把提するデ -夕が非常に見じくいうえに足 りなし、。 ュニッ トの移動目標地 点を入力しても、巧害物 や 仲間 じぶつ かるたび止ま つてし まう から、いちいち入力し直さなけ ればならなし、。 これじやキャラ の成長を楽しむまえに粉ず出す。 インチキなしの正統が4人打ち。 段位誘、をの問題集や対戦にお臘 できるなど、オマケの要素も充 実。 初段の黎を化をもらうじは別途 3000円が必要だが、! 欲しい人は がしいのか。 コンピューターの 思考が遅めでテンポはイマイチ。 アクシヨン性のな。 試行錯1冥すればするほど、より ミ梁いヒントをもら文るヒントシ ステムは秀を BGM の歌もおも しろし、。 原巧フアンでなくても。 インチキなしの正旅ぶ4人打ち。 なかでもトレーニングモ -ドでクイズにお臘したり、過 去の対戦データを見て、雀力を 高められるのはうれしし、。 コン ピューターの思考々键いのも 〇。 何がいいかって、二の技が決ま ったときのち持ちよさ。! ほんと 「ヒャッホウ!しって叫びたくな るような満足感がある。 最初の ジャンプで失! 目 P リスタ ート。 純粹じランキング入りを 目標に遊べる。 気になったのは ゴースト。 をを薄くするとかし てくれないとミ黯ししちゃうよわ。 リア J レタイ厶吿 リ?いい じやん! でもやって みたらダメ でした!! て感じかな。 献は見えない 位置 力、らガシ ガシ給え間な 1討支も微[笑ましし、。 雪の斜面が常純に恐い。 急斜面 なんかはドキドキもんよ。 弟撼 覚ってやつです力、。 雪のはざま じ引っ捏卜かって動けなくなるこ ともあるけど、ジャンプ姿勢な どを追求し出すとを外に奥深い ところもあるのを発見できる。 リアルタイ五の進行はいし、か もう 1 忙しすぎ。 早く時巧が進ん でほしいの【こ、敵の攻擊がはさ まり過ぎてイライラ、双方に巧 撃のミスが多すぎてイライラ。 見えない敵の I 义擊じイライラ。 イライラカ《ハラハラじなるため じは、さらなるバランス調整が 施されるべき力、と。 最近で【3驚てく、ゆったりめの テンポ。 小島武 雄さんのホというのも考れほど 全面に出ている訳でもなく、あ くまて控え目な登場のし力、た。 麻雀ゲーム自体、ぶごろ多数発 売されているようだし、もう少 しクセをイ寸けてもいいのでは。 ルールはもうしゃ vS; り尽くされ たような単純なもの。 落ちモノアク シヨンモードはかけたしですね0 キーレスポンスろ 《 わりとルー ズ で、牌の切り間違いをよく起こ してしまう。 非 さし年でもアガ リ まくる実名プロの面々じ縮み 上がる思い。 さすが名前をかけ ている、 とか思、ったりして。 テ ンポは流行りの超っ早。 その化 は標準的麻雀ゲーム。 ところで 小島武雄さん、出ずっぱりです。 サンプル版が入手できなかったゲームじついては、 佛外での紹介じとどめ評価はのちの号で巧載します。 古き良き硬がシューティング。 確かに古いが、巧かしさを差し 引いてもイケる。 パッと見とて も蚊けられなし、がの弾幕を、全 神経を集中させ見切る。 その快 感。 た f ご当時から硬が中の撮ぶ どったので難易度は極巧い。 見 切れず進めぬことも多いが、そ の苦痛を成是の粗じできるなら。 本格派縦シュー。 コンティニュ 一回数に物を言わせて進むタィ プ。 個人的じは、敵弾 はもうかし大きいほザがお好み。 シミュレーター。 玉の動き がフワフワしているのは気にな ると こ'。 遊びの要素がなさすぎる。 個人的に は それだけで 十 i 点したい とこ。 パチンコ 教が再発し ザ やうかも。 誦,途 プレイス テーシヨ ン CD-ROM バンプレス S 加邮円 アーケードで人気を博した東亜 プランの3本のシューティング ゲームが楽しめるソフ S。 『タイ ガーヘリ』や『究極タイガー. でも今見る と、. グラフィックの シヨボさじビック 0。 こんなピ ったっけ。 完全 移 t 直に 近いんピ ろうけ ど。 シュー ,ずク ダの進 化を改めてあし々日ら された 気み。 ともあ私 3 本入ぅてこのわ値 段。 ノスタルジックなかじ価 値を見いどせれば、お買い得。 曰 1 est Picks of This Week プレイステーシヨン CD-ROM メディアクエス K 郎邮円 アーケードで好評を得たシュー ティンググームがパワーアップ した。 1日のステージザ用意され ているほか、新たにタイムアタ ックモードち楽しめるぞ。 シユーティングをを I ;させるじ は、グラフィックで派手な演出 を盛り込むしかない。 でもそ一 な ると 敵の巧めがキックなりが ち。 スー パーファミコン カー トリツジ 日 0 SS 〕 ミュニケ-シヨンズ74邮円 人気パチンコグー厶のシリーズ 最新作。 SANKYO の最新実. 機吕機種を含む3台が楽しめる。 " 店の換金率や立地条件などを変 えられる実踐攻略モードがある。 機能をし っかり再現0 么 ベースは いままでの ノリとまったく 同じ。 グラフィックは多少 洗煉さ れ たみたい。 40日もあるのに 子供のころはなんであんなじあっという間に感 じてたんだろう。 いま40曰を休みがあったら、 イ哥していいかむからな1 ユ サターン版オリジナルの要素がこの タイム h ライアルモード。 好さなコ ースを選んでタイムアタックにチヤ レンジでさるぞ。 記録はセーブされ るので、あくなを挑戦を続けてくれ。 レース相手を踰る。 白バイ警官を欧る。 お婆さん をはねる。 マネしちゃいけないつていラか、でさね一よな。 ;がをが壁 Price; S 21789 一. 化 1 C Sier 巧雌鉛 Kcpe Voile? こ i レムがソ 雜イヤんなるぐらい濃いキャラたち。 8人いるけど全員キ印。 キッツイよ。 193cm m ' 犯 kg 〜 J 、 イク '' マ YX? ボースのちさ. ィ 日本の歷をのなかでも、稀代の えいゆう ひょう おだのぶなが のぶ 英雄と評される織田信長。 その信 なが しつぶう 力、 ね じどい 長が疾風のごとく駆け热すた時代 ぶたい せんごく を舞台とした、戦国シミュレーシ ヨンゲー厶がプレイステーシヨン じ登場!その名もズバリ『戦舌し』。 プレーヤーは"桶狭間の戦い"、"川 中島の戦い"など有名な7つの合 戦のなかからひとつを選択し、自 軍を勝利に導くようじシミュレー 卜していく。 既存のゲー厶じあり ないせい がいこう し t うりやく がちな内政-外交がいっさい省略 たたか されているので'、フレーヤーは戦 いのみに集中できるのた。 じぐん しょう0 もけい けう0 自軍の勝利ポイントは、地形に有利な せん ゃく じんそく れ てんこうじょう 栽田をを迅速に練ること。 また、天イ房!犬 たい せんきょう わお へんか 態じよって戟況も大きく変化するそ'。 45 7つの合戦は、当時の地形、武器、兵力差など、 細部までリアルに再瑪している。 またふたつの勢 力のラち好さなほラを選び、史実と違ラ結果じず ることち可能。 たとえば、"橘狭間の戦い"でプレ ーヤーは今川義元を選択し、奇想天外な戦略を用 いて織田信長を倒ずことだってでさちやラのだ。 , Ltd. 時合戦じょって、勝利父木件 も大きく違ってくるのだ。 雙證縱 このゲームには、あのマジック• ジョンソンとカリ ーム• アブドウール• ジヤノ く一のふたりだけが実名 で登場つ!!ほかの選手たちは偽名で登場つ!! アメリカンプロバスケットボー ル界で、 数々の伝説を残したあの ふたり。 マジック• ジョンソンと力 リーム. ジャバーが監修した本格 的なバスケットボールゲー厶の登 場だ。 対戦はもちろん、ふたりで協 りょ; しあい かのう 力して f ホ合をすることだって可能 さいだい どうじ あそ た'。 最大4人まで同時に遊べるか たいせん あつ はんば ら対戦がかなり熱い。 また、本場 ふんいき えいごじっきょう の雰囲気タップリの英語実況や、 はくりょく きのう じホうじつ 迫力のリプレーなど機能も充実だ, SEASON 1のヴームじは、3つの グー ム モー ドが用意されているのだ。 巧戦巧手 を選巧して、1試台だけ巧なラエキ ジビシヨン。 All rights reserved. 発売中4500円 8 メっ タイ S ルにはサムライとい5言葉がついているが、 忍者や巫女などのキヤラクターち登場ずるぞ。 つ て言ラかサムライと呼べる人物がいない気がずる。 あの『サ厶ライスピリッツ』シリ —ズの最新作がゲー厶ボーィ【こ移 植されたぞ! !画面が小さくなっ 羅刹のどちらかの属性を選ぶこと じより、キャラクターのイ吏える技 が違ってくるそ'。 グラフィックな ても迫力はそのまま、必殺技もす さいけん ベて再現されていて パーフエ クト ば こんかいしゆら なデキ栄えなのた。 今回は修羅と ども多少変わるので、各キヤラク 夕一で属1生を変えてプレーしてみ ようせ'。 キミの侍魂を開眼させろ。 また、今回は 己メガの大容量をつかラことで肉声 のサンプリンヴが可能とな0、勝負 に勝ったとさにセリフまでしやべる のだ。 勝ったとさの興奮が倍増だぜ。 4 さびだんごに触れると、順番に犬、猿、 キジのマークに変わっていく。 変身し たいマークのとさにこれを取ると、そ のキャラクターに変身でさるぞ。 効果 は敵などに触れるまで続くので、ステ ージに合わせてキャラクターを選ぼラ。 が文が巧劇 桃义郎はがに小桃を投げてやっつ けてい'まん けい こ 滿腸後大便我慢の刑24時間後ネコ パンチ後ケツバット後砂利道で正 ざ けい しまな力 i 座30時間の刑ののち島流しとす。 参ウルトラマンの歌は前半は科学 とくそうたい こうはんきけっ 特捜隊のことなのに後半急にウル トラマンのことを歌っている。 住所不明ももんが) 参すなわち、「僕ら胸に流星マーク の科特隊どえ〜す!!だから自慢 の兵器て'補[を撃つんた'けど倒せな いどえ〜す!!ホッ、よかった〜。 光の国から僕らのためじ来たウル トラマンがス ペシ ウ厶光線一発で おってくれるし安心」の意巧とす。 参セーラームーンはな廿丢髪です か。 (滋賀県シンザン森岡)• いわば、「髪が黒いとわ〜重い感 じっていうかぁ〜何か友達とかも そ けんだい ふうもょ, 染めてるし〜」であり現代の風潮。 高知県ジェフお) 参アレだよ、そりゃ證単だよ。 サターンとかプレイス テーシヨンとかのビデオ出力のあるゲーム機なら、ゲ ーム機のビデオ出力をビデオデッキのビデオ入力につ なげて録画ずるんだよ。 あと、テレビの空さチヤンネ ルで画面を写している、いわば RF 出力のゲーム機な ら、ゲーム機から出てるテレビのアンテナ線みてえな のをビデオデッキのアンテナ入力につなげで、そんで、 ピデオデッキでチヤンネル含ねせで録画ずるんだぜ。 あっ、ちしかしたら、ビデオデッキじゃなくで、テレ ビ画面をビデオカゾラで録画しようとしてんの7そ したらテレビのコン h ラス h とを会いを強めて撮んな。 徳島県アフロダいジ) 參そラだよな。 「ぼくはイナ• ラナモニード星の少年で、 る煎はイナコソキーデでず J なんで雲いてあるよな。 (新猜県たイばあちやん)• んま!!何ておヴレツなのなしら!!でをアタクシ は、そラいうよラな場含は、え一と、ラーんと、あの、 イク〜ン!!おパンティーなしら。 でをアタクシは絶 巧に紙を切らさないしつねじ紙類を持つてる巧ら安化、。 東京都7ブナム)• 〔愛巧県タクコプ多)• あらまあ!!アタクシの場合はそラいラようなエッ チな映画は、前見たわよ。 いわゆる官能映画よむ〜。 何々文学的だけどエッチぶ柏〜。 『エ7ニユエル夫人』 と方の系統よ。 と々つてあんたそラいう映画見ち やいけません。 見ちやだめ。 でちこつそ0ならいいわよ。 !猛烈に惜しい! !惜 しさのあまり死人が出るほど惜し し、!!正解は、、イケナイもの"とす。 参 USA とは、「うらぁ一てめ一さっ きオレにガンつけたろうがあんり」 の略でチンピラのはやり言葉です か。 (佐賀県サブ)• 正解は、「ううっ。 そっ、そ んなことしてませんよわ。 あやまりますから」 の略でチンピラに対する詳び言葉。 夜中に思いつ〈ネタほどくだら よ そんざい ないもんはこの世に存在しない。 北海道ジュデマリ)• さよう。 !よく散 ばらけぅ いぬ くび 歩中の犬の首じついているカサみ たいなシヤンプー ハツ トみたいな の何?語り部もつけれ! ! 千葉県ァィヤー條原)• わわ おとみつ てき しい あれじて多くの音を集めて敵の襲 撃を予期するのた'。 ついでじあれ は敵にやられた傷跡をなめられぬ こう力、 どいじんき ようじする効果もあって大人気0• 数学の問題に出てくる八百屋は、 なぜ代金を10パーセント安くして 問題をややこしくします力、。 カリナ• サスペンスドラマで崖っぷちが 映ってたら、犯人の告白タイムで すか。 (大胁巧お意の マッハ) わんせん0よかん• さよう。 崖っぷちこそ温泉旅館 おかみれんぞくさつじんじけん はんじん ぜっ 女将連続お人事件などの犯人の絶 こう こくはくばしよ そうさかん たん 好の告白場所であって捜査官や探 偵などの心のよりどころである。 そろ はつぱい た そろ発売から I 力月経つので、エ ンデイングを見たプレーヤーも多 し、と思う。 敢を 謀が茲'還 三は淚りじな;グ、を2器漂? 「逆堅逆咬• スタンプラリー しょうかんじい かくばしょ や召喚獣などの隠し場所はもちろ ぷきぼうぐぜん んのこと、武器防具の全リストや べつ ゆうこう せんとうほうほう キャラクター別の有効な戦闘方法 こうかぃ までせ一んぶ公開しちゃぃます。 このぺージを見ればキミも貝獣マ スターじなれることまちがいなし。 を意気な毒 ポット ご,エんドラドる地に散らばつた 召喚獣たちを集める謎の巧。 —王 部で13種類の召喚魔をををつ。 レベル化で覚える。 くしやみ" は M 戶を消費ずることな、 召喚獣をランダムで呼び出す。 実 装糖して攻窜すると風の属性を持つモンスターに乂ダ乂ージ 装備するとク U テイカルヒツ h の確をヴ上ヴる 装精して攻擊すると氷の属性を持つモンスターじ乂ブ乂ージ 装健して攻酱すると义の属性を持つモンスターに大ブメ• これらのアイテ厶 せんとうじ とくしゅ のなかじは、戦闘時などじ特殊な こうか はっき かずおおそんざい 効果を発揮するものが数多く存在 こうはんとう する。 とくにストーリー後半で登 じょう たか;ばこ とくしゅ こうか ひ 場するま箱は、特殊な効果が秘、め ぶきぼうぐ られている武器防具のオンパレー かべかげかく つうろ ド。 壁の影ゃ隱された通路など、 いじわる ばしょ お じからばこ 意地悪な場所に置かれているま箱 たすう ちゅうい ひつよう も多数あるのでま意が必逼た'。 属性について いくつかの武器防具には属性が設定 されている。 ボス戦では相手の苦手 とずる属性の武器で勝負しよラ。 カラ八-のまの洞產 テイータン• おさるの洞窟 唔フ 黒ァ 大ッ 陸卜 のバ 化ジ のヤ 洞1 窟は で ' フアット バジ ヤー• きようせぃてき せんとう なかには強制的に戦闘になってし か なかま まぃ、勝たなぃと仲間じならなし、 L ; うかんじい 召喚獣もぃる。 したがってマジッ しら なかま クポットを調べるときじは、仲間 たぃいくかぃふく そうび てんけん の体力回復と装備の点検はこまめ じ行なってわくことがグッド。 スパーク- 破壊されたが イカロス- フアイナスネす 夕巧! キング. 18 才未巧の方は巧護者の ち 話巧認が必要です。 代弓I手巧巧ぶび消黄おは別をお申しをけいたします。 飄サティ巧ピル九口- a 0766 21-6900• 腮 841 ぶ86• 卽サティ巧。 边販面巧はミなる場合びちります• モデム登場 SS ネプトワ-クスで7ルチメディアしてみがんか。 アク ハ-ド A - ツはオジオ• マッシュキングじ洗脳さ れたバルテスが滅ぼした 村。 村の北西じある、壊 れた民まの横じ隠すよう じしてタルが置いてある。 そのなかからスタンプを 発見できるのだ。 海沿いじある港町、シー バ。 町の北じは、海から 突き出ている啤があり、 その先端じタルがポツン とひと つピけ置いてある。 そのタルのなかじスタン プが隠されているぞ。 町を体が迷路のょぅじ入 り組んでいるキモイ。 そ んな町のほぼ中ふじ大き く美しい噴水がある。 そ の嗔水を化側から調べる とスタンプををつける こ とができるぞ。 サ—カスのゥヮサで持ち きりのランパの町。 北西 じはバーがあり、その近 くじは橋の架かった川が 流れている。 その橋の横 じ置いてある果物からス タンプが見つかるのだ。 a 原作のファンなら——。 原作のファン仪外は楽しめって言ってるみたいピもの。 I な,, — ませんょ、ファン i : ぶは貪わなぃなどなど。 だから、そういうま張や目安 たの い ふへんてき ひクよう イ ら、ファンだけでも楽しめると言は普遍的なものである必要がある おらんおも. と思う。 どれもそうかもしれないし、そ ないよう できふでき べつ はなし やちかえ、. ゲー厶内容の出来不出来は別の話 そうじゃないから厄介なのた。 うじゃないかもしれない。 よくわ か 'ぜんさくゆず ほんとう として、ゲー厶をプレーしていて さっきも書いたが、前作譲りの からない。 本当じよくわからなく も あ だいきら じっさぃ は だで4た、- もちっとも盛り上がらないかゲーゲー厶は大嫌いだ。 うゲー厶の点数は低い。 なぜ好きなのかと言わ たの お.. そんなとき で才ーケーなのた'。 むしろあまり を本当に漂巧求らしく再現している つか. ことば ' たの か のぞ す せっめい 二使う言葉だ。 i ちとら楽しもう 変えないようじしてくれと壁みつ ゲームピかち好きという説明しか おも 来 ホ ぜんさく せんしゅ か '''もう わけ と思ってゲームを立ち上げてるん つ、前作の選手データを変えただ できなし v 申し訳ない。 そしてジ :...。 ャイアンツががきた'から、ガルべ れいぎ こま い ,. 'ザがむ'' くれるのがネし儀というものでしよ。 これは困った。 矛盾があってはいけな きるが96開幕版』を、それが前作と つか ことば おも かんが. あを ま のぞ またクロスレビューで使う言葉た' し、と思い、いろいろ考えてみるが 同じゲー厶であっても待ち望んで きほんてき ぶぶん かんせの パ けど、、、基本的じ"という部みがポ もとのシステ厶力《完成されすぎ しまうのた'。 そしてプレーすると い か ひつよう イント。 はっきり言っちゃうと、 てるので、変える必要がないんじ 「やっぱりガルベスがいなきゃ」と えだは ぶぶん ちが き こま 枝葉の部み力 SI うくらいで、もう ゃないか。 はたまたオレは気がつ つぶやいてしまうのた'。 困った。 ,,ぜいだいてき か し くないくらい前作と同じ、という が大々的に変わってて、知らない ことた。 茲きと着われてもしかうちにォレのハ-卜をがっちりキ たなし、よね、だって譲に辜島がャ'ソチしてぃるんじゃなぃか。 ;でがったキャラ。 自分の名前 をつけて、にボと入れ替えてジャイ: T ンツじ入窗。 3番センター。 各種タイ トルを據なめじした愛着の深い選手。 サ ド。 長嶋の巧わりにジャイアンツに 入れて、タイトル争いをしてみてほし い。 どんな実力かは漆かめてないけど。 :としけ巧 特の携点で見たゲーム観を楽しむ。 水 ビン編、締切を過ぎた極限状態のなか で書かれた原稿の内容を楽しむ。 续參璧脅;戀讀ぶ绿賓歎! 「オラ ー 、ソ!」 きあい こえ こんしん ちから の気合の声もろとも、渾身の力を こ あいて たた いきお 込めて相手を叩きつける。 勢いあ あし ち まったその足は、フラフラッと千 どりあし 鳥足。 倒れた敗者を気にもせず、 ぼくとうかた がめんてまえ 木刀肩じしょいこんで画面手前に で すわ ズイッと出てきてウンコ座り。 そ ひく き こえ して、低いドスの効いた声でキめ の勝ちゼリフ……。 「マジメにやっ てこんなもんかよッ……! チクシヨー、厶チ ヤクチャカツコイイじやねえか!」。 从と、5月26日大田区産業プラザ ぜんこく 『ファイティングバイパーズ』全国 大会じて、『ラストブロンクス』を はつたいけん 柯 H 本驗 I したときのひとコマです。 ひと あ どうも。 人とじらみ合ったり、 はだはだせっ せつごう 肌と肌て'接したり、接合しちゃっ たりするのが大好きなルパン小島 しょうじきい です。 あのキャラクター のセンスのよさり?)、 新システム ぜん のアタックキャンセル、ゲー厶を 体に流れる k 代チックな世界観と、 バリッ気【二いっちゃいましたッ!! 『バイパーズ』の熱力冷めて3力月、 ズーッとクスぶってましたからね。 ボクじとってはほんと、熱くなれ る待望の対戦格闘ゲー厶力谭場し たって感じです。 と思っていたんですが、 やっぱり、金髪キツメでおまけに 巨乳のネエさんの魅力じは勝てず、 けっきよく、ナギ 夜露死紅)を使 てフレー ています。 んで、仕 事が終わったり?)深夜に新宿あた まぃばん かよ りのゲーセンじ毎晩のようじ通つ ているわけですが……。 ど一にも こ一じ も、具合が悪い。 なんかよ くわからんのですが、このゲー厶 じょせぃじょうぃ は、どうも女'性上位みたいなんッ スよ。 同じか' I ' 生キャラクターを使 用しているボクさえも、ブルー入 っちゃう闘し、かたが横行しすぎて 困ります。 後ろに下がって待ちは 当然。 新しいシステ厶のアタック くし ポいう かれい キャンセルを駆使し、我亢の華麗 なる空中コンボを姐って……みた いなこともまったくヤ J レ気なしッ。 さび せつ 寂しし、、切ない、もったいないの 3拍子揃っちゃってるんですよ。 そんじゃ、ここでイッパツ、オイラ けんかじょうとう は喧唾上等!力、かってコイやッ! ぐあい とっこうきぶん ってな具合に、ゾクの4寺攻気みで 手数で勝負してやんぜッ。 相手を う いのち か お 浮かすことじ命を懸け、落とさな いことじ I 陕感を覚える……。 やり かたひとつで、こんな気持ちよく めれ おも なるゲー厶も珍しいと思うんだけ きあい いのち どなぁ。 やっぱ気合が命しょッ!! ルパンか 島 (熱い) 说篇 巧10!? ガンのくれ 合い、飛ばしをいがさらに加熱にヒー K アップ! クロサ 9 くん、気合プリパ リツじやんかーツ、とか富ってよ I。 吉田ーオォツよツ。 あの人は力ろ コイイツ。 っつ一よりち、 シビー ツ〇 ルパンだべエツ。 んならよ、どこ が気じいんねんだよッ。 言っでみ! チマチマッ、ピクビクしや がって。 八ッパ決めでんじゃねエの。 ?オレはべつに,、 気になんなかったけどよツー3 吉巧一それによス、人間があんな 巧固ち武器で殴られて、空中に浮い てっかッ! ?ピシピシツヤられて、 地面落ちてさやしねえじやねえか。 サイツコ ー じやん。 ま巧 一 あンツ、オメ X 、それって、 瞳唾上等か! I 誦馨イシ誤レ囊讓啤!!! 週刊ファミ通では、現在読者からのソフトウ X アイ (原稿用紙 4 枚)が内にまとめて、 228 ぺージのあて先 ンプレッシヨンを募集中ピ。 やるで一、と思った人 「読者インプレ」係まで送れ。 なわ、ペンネー厶は禁 59 は、 I 本のゲームをテーマに自みの思いを 1600 文字 止、商品ナシ。 最近のゲー厶を選んで書いてね。 編集部ょリ。 敵を燃や しまくり、勝ち ゼリフはもちろ ん「燃えたろ!ム ちなみに庵は炎 が青いので落選。 試合中でもしゃ ベりまくる、と じかくウルサイ、 ジヨ ー 、ケンス つ、 チヨイの3 人がチームを結 成。 「オラオラッ、 ほな斤くで〜、 勝ちでヤンス」。 バイス、マチユ アの元秘書ふた りじ、パーテン のキングを加え たわを気たっぷ りの チー 厶だ。 別名は、わ柿さ んが教えてあげ るチームV 笑) ユリ、アテナ、こ 舞の3人組です。 この豪華メンバ 一で儀勝できな きゃ、チョベリ バってゆ〜力、、 超 M M でホワイ トキックって感 じ〜みたいな一。 ホ卷き髪、青巻 き髪、紫巻き髪。 髪の色を染めて るけ)、庵、レ オナ、クラウザ 一の チー厶。 問 題は、ブリー チ のしすぎで髪が 痛むことらし し、。 ビッグがチ ームじ 加入。 チ ヤンとチヨイも、 これなら大安'む。 打倒、ハゲの天 敵ユリを目指す。 バイス、 マチュ ァ、舞の脚自慢 チー 厶。 フトモ モのせけ根まで 見えそうなコス チュー 厶を武器 じ、野郎どもを つぎつぎと悩ネ岁 していくのだ。 左とは打って変 わって、上半身 ハダカの大門、 ジョ• 一 、クラウ ザーの男クサイ チーム。 ホの子 じはモテないが、 一部の男性には 大モテらしい。 ええかつ2む10〜ズ VS を巧ゆかのすーム ちぎク C はおがづ VS タコ班のかおジ 日本古来の羽織 谤を着込んど、 香遺とギース。 そして、鉢巻き を締めてゲタを 履いた大門。 月良 装が外には、ま つたく接点がな さそうな3人組。 投げ系の超必ネ岁 技を持つ、大門、 クラーク、 バイ スの3人組。 い かじして敵に接 近して、す速く コマンドを成功 させるかがカギ となる チーム だ。 乱舞系の超'必巧 技を持つキャラ のなかから、まし 舞の元祖リョウ とキム、そして ハデな庵でチー ムを結成。 乱舞 を;夫めて、タコ 殴り じするのだ。 矿 3 jII かねむ動がと畐ほ麵 MWUMOH 『ノ くーチ ヤファイ ター 3 J は、従来のシ リーズとは操作形態が異なり、ボタン が I 個请えるという話を先週お伝えし た。 そのボタンは、かわしボタン(仮) せんばい とし、 い、『2』のリオンとシュンの専売 特許だった、避けの動作をちなうこと ができるものた'。 かわしボタン 仮)を キ甲すのと同時に、レバーを上に入力す ると画面の奥へ、同様にしてレバーを 下に入力すると画面の手前へ移動する。 このことで戦いは胃に、そしてより 楽しくなるはずた'。 つまり、相手を見上げな がら、または下に見ながら戦うシチュ エーシヨンがあるってわけ。 位置エネ ルギー 【こより、高いところじいるほう が有利だという。 陣取り合戦勃発か! ? の お る ス 巧はどこを目おずのか 段差が生じることによって、相手のどこを目掛け て攻撃ずればいいのか、ねからなくなってしまい そラだが、瓜配ご無用。 巧は自動的に補正をかけ てくれる。 要は、相手が上じいる場さの上段パン チならば相手の顔を目がけて上方向にパンチを巧 つし、そのをちまたある、といラことだ。 投げと て同じことで、投げ巧成立の条件をクリアーして いる状態でコマンドを入れれば、高低差は関係な く技は成立ずるのだ。 難しくはない。 高い場所びちがか! 位置 エネルギーにより、高いところから攻撃ずるほラ が大さなタソージを与えられるはず、といラのが その理由。 相手を浮かせるよラな攻撃でち、自分 が上にいるとさの攻撃のほラが、より相手を高く 浮かせることがでさて、空中コンボを入れやずく なるといラのだ。 高いところのほラが有利なら、 まずそこを目指そラってちんだが……? 高い位置じいるぶん、ダメージ増! ? モ K カツ「デザインがなあ……。 オレのサラがあんなになっちやっ でるんだぜえ」 エイジ「『3』?ははは」 モトカツ「笑い事じやねえよ!」 エイジ「ロケテでコマンドメモっ てるヤツいたじやん。 笑ラよなあ。 そんなの変ねるってのじさ」 モ[-カツ「オレ練習しよ、薬指動 かず練習しよ!」 エイジ「はは、避けボタン対策?」 モ h カツ「ピアノでちやろラかな」 エイジ「はは、いいよ、やれよ。 でもモ K カツ 『 ZER 02 j とかを 平気じやん。 おっし!バ レーして こよ。 八ズミまぜて え〜」 ェイジ「チェン!服、巧ずなよ。 またおばさんじ怒られるぞ」 チェン「ねかってるってえ」 砂浜で八ズミとチェンとモトカ ツが ビーチバレーを している。 エ イジはテ S ラポッ h に横たわり煙 草を吸った。 いまは夏だ。 ラだる よラな暑さはまだ続さ、各地で水 難事故が相次ざ、水不足は深刻で、 病原菌が蔓延している。 エイジは まるでテリーギリアムの最新作の よラだな、と思った。 エイジ「タツヤ最近見かけないな」 モ h カツ「……つざの手、っての を考えてるんだろ。 見てみてえよ」 八ズミ「ふラ。 疲れちやったあ。 チェン元気なんだちん」 エイジ「小学生だからな。 八ズミ、 肌大丈夫か?まずいんだろ、直 射曰光。 色素性乾皮症、だっけ?」 八ズミ「……ラん。 でち大丈夫。 そんなに長時間あたってないし」 エイジ「そラか。 モトカツぅ! 帰りにお台場行こラぜ」 モトカツ「ジョイポリか? 『3 j 常備だしな。 いいぜ」 少年たちは去年とは違ラ仲間と、 去年とは違ラ新しい場所で、高い 空と潮の巧いを感じている。 た A なら 去当然その流れで、働 V 厦れたキャラク 夕一を憩3ホのと思われまず。 しかし、そのときとさで強し、とされてい るキヤラクターを貪るようじ憩ぷ人もし、まず。 徊ラウのわ店の屋根だぶ言われているステー ジ。 高い位置じいるほぅが有利だといぅ。 夕ご!: 高借:差がある ステー ジが存在し、 高い場所のほうが有利に戦えると いうなら、クイック移動とかわし 動作をイまって、つねじより高いと ころへと移動したほうがいいはず。 さらに、 『3』 では ステージ じよ ってリングアウトが設けられてい たり、いなかったりという変則的 な ステージ がわんさかある。 これまでデモなど でも'披露目されているいくつかの ステージを取り上げて、どのよう な戦略が問われるのか考えてみた。 :んか城げ兄ろれまレた。 『2』のりオシ を』においては、シュンとリオン のみが巧能であった移動避けだが、 ラまく使いこなずにはかなりの修 練が求められた。 それでちリング アウトしそラになった場合の脱出 法のひとつとして、移動避けは意 巧のある行動であった。 "3』でち リングアウ h がなくなったわけで はないので、似たよラなエスケー プテクニックはホめられるはず。 これまでに公曲されているステージでは 家の屋根の上 ラウの店だと言われている家の屋 根。 斜面で戦ラので上にいたほラ が有利か?さらに斜面下方向で 屋根は途絶え、リングアウ h ずる 可能性がある。 上側が有利かに 地下鉄のホーム 線路側はかな〇危陵な感じ。 つま り3方向は壁に囲まれているが、 残り1方向を警戒しなければなら ないといラこと。 両者の位置関係 を把握しながら戦ラ必要がある。 浅瀬ならば水に浸かつてち問題な いが、深みにはまるとリングアウ K。 四角形ではないよラだが、従 来のリングに近いおのステージだ と言えるだろラ。 じやつぽん。 r ままジ3ィポリス!! つし、こなし、だ、 ご 2』のとさの横 浜ジョイポリスのよラに、リリ ースまえにどこかの大型スポッ h でロケテス h が行なわれるか ち、なんてことを書いたら、し、 やあ、そのとおりでした。 場所 は、7月に曰にオープンしたば か0の東京ジョイポリス。 お台 場といラ開発されたばかりの臨 海地域といラ感じで、いい場所 こ、これチェックでず! なのだ。 純粋に『3』だけをプレ 一に行くのちいいけど、入場料 その他がかかるのでご承知おさ のほど。 箇体の数ちわりと多め なので、あまり並ばずにプレー でさるといラのがポイン h。 た だし、開発中のちのなので、変 要される箇所があることは踏ま えてプレーずること。 コマンド だつて変わる可能性ありだし。 を振り紋 が正式リリースされたそのこ ろ、2邮円2本設定といラ厳しい設 定をしている店がほとんどであっ た。 そんななか、渋谷センター街 じある"みとや"では、1邮円3本八 -ド設定をいち早く実現。 お豆い に見知った顔がつねにいるよラな 状況となっていた。 いっぽラ、ま 京でち西側に位置ずる巧田のアテ ナでは、入荷当初から1日〇円ノーマ ル3本で稼動。 列強プレーヤーを 生み出したのちラなづける。 都市 部の厳しい設定を憂慮し、巧田へ 遠征しに巧く者ち。 "メス h カグ" といラ強いプレーヤーの存在を知 るち、"メス h カゲ"はなかなか現 ねれない。 ミステリアスな存在を 作り出ずための演出かとち思われ たが、のちに聞いたところ、家で 寝ていただけらしい。 ソス h カゲ" がキヤサ夫 さん)と呼ばれている と知ったのはずっと先のことだ。 勢ゾータ《家術誤レ晴シ IK ジグソーパズル界の雄、やのま んから『バーチヤ』のジグソーパ ズルが発売される。 それを記念 して、4絵柄をセットにして、 3名様にプレゼン h! はがさ に、住所、氏名を明記のラえ、 週刊フアミ通 「 VFh ゥデイパ ズルプレゼン K 」 係まで送って ください。 9月己曰の消印有効。 顔のマスクもポイント。 写真で見せられな いのが 残念。 変わるかも。 ツール• フランス I プレーヤー側リオンの呼称。 シャツの絵 柄からきたものだが、マイヨジョーヌとは 色合が異なり、全体的に謎。 すわるかも。 會ポートレート CG からの絵柄なので、 できあがりを飾っても'くのもよし。 ゆりかもめにも何 度も乗りました。 だけど お台場、けっこう遠いんだよな。 でも時間の問題っぽいです。 ふ と気ががくと、 ご 3 j のことを考 えていたりします。 頭のてっぺ んからモヤモヤ〜と雲みたいな のが出て、画面が映し出されて るみたいな、そんなマンガ的手 法の空想。 やばいか?(新 J• ふム t 田で出会った こんな巧 I! んで欄し、早くも隆しい遺 i をい〈つか編み 出したらしし、巧し寄せる仕事! そのえ 完全にときめかせかにとにや 詩織ちゃんはほかの女の子にくらべ て、とさめかせるのが難しい。 しか ち、一度とさめさだずととんでちな いくらいにヤキモチを焼いて、ずぐ じ爆弾を発生させちゃラから、恐ろ しいったらありゃしないんだよね。 そんな詩織ちゃんとラまく付さ合ラ には、まめなデー S を欠かさないこ とじ限りまず。 4週間に1回くらい のペースでデ ー K をしておけば、彼 女はいつちニツコニコ、そんでちつ て爆弾の瓜配とちおさらばの快適な 曰々が過ごせるので、月1回のデー h を目安にして彼女のご機嫌を ラ か がいましよ ラ。 また、サターン版で はデー S した回数が多ければ多いほ ど告白されやずくなっているので、 せっかくの曰曜曰を持てをしてダラ ダラと パラメーター 上げをしている のであれば、デー S に誘ったほラが 得策だぞ。 デ ー K をして損ずること なんて絶巧にないんだから、ね。 巧 瓜者がよく陥る失敗のひとつに、 パラメーター上げをしているラちに 女の子がたくさん登場してしまい、 デー S ずる暇がなくなって爆弾が大 爆発、ってのがありまず。 これは、平 日にガシガシと パラメーターを 上げ ずざちゃラと起こってしまラんだよ ね。 巧処法としては、日曜曰や休曰、 夏休みなどじいくらコマンドを実行 してを女の子が出瑪しないとい ラ 法 則を利用して、登場ずる女の子の人 数を抑えるのがいちばんだ。 あと、 その 1• パラメーターは徹底的に上げまくんなきやタメ 詩織ちゃんじ告白してもらラために いちばん必要なちの、それはかなり 高まったパラメーターの数値 だ。 具体的に説明 ずると、如月さんに告白されるには 文系とそれが外のいくつかのパラメ 一夕一を上げておくだけでいいんだ けど、詩織ちやんの場合はずべての パラメーターの 数値が基準於上でな ければならない、つてことなのだ。 では、どれくらいまで数値を上げて りゃ大丈夫なのか。 八ッキリした数 値は秘密なんだけど、理想の高い詩 織ちゃんのことだから12日やそこら じゃ告白はしてくれない。 これがヒ ン h だそ。 しかを、それに加えて健康 であることち重要なポイントになる ので、体調の数値がおい人は卒業す までに高めておくよラにね。 愈これだけ数値を上げていれば、いくら理 想、の高い詩織ちゃんでも大丈夫でしょ。 その 3. よつしゃ、ついでだなら そいつお説明しちゃいましよラ。 注意してくれ。 また、数 白されるための、パラメーター条値が赤で書かれているちのは、そ をを祕を 4 辱論 巧穩 1 巧集院 r や 铜演劇部が文化祭で発表す る時代劇、金太郎侍。 ベタべ夕でずな 群馬県. ふじささ 東京都新田大か 愛知県 曰比野諭 雨降りラさぎ k 霎 が腸が 0 響層 化 あ巧巧の巧版 w ぶぱびゆゆしさいぜっいぞぼずみぽずよぜれ てえるみちあざよぶがまてたざし 巧径纖 シンザンが死にまし 分が1 魏か 10 1位 ノーザンテースト MU 2位 バンブーアトラス に頭 3位 アンバーンャダイ リ頭 4位 ノーア テンション 9頭 己位 スイフ K スワロー 呂頭 己位 ノ、ィセィコー 2頭 日位 レイン ボークエ スト 2頭 日位 サンデーサイレンス 2頭 日位 ラシアンルースレ 2頭 日位 リローンチ 2頭 ノーヴン僅差の1位 こ 短評'ノーザンテーストが才ール A のハラメーターを誇示す るようじ堂々の I 位。 3位から5位にはノーザンダン サー系の長距離種牡馬が並んだ。 サン デーサイレンスは振るわず6位タイ。 譲卿防 某 H 突リーグでミ iii している野 茂英雄投手(ドジャース)。 昨年に 引き続き今シーズンも勝ち星を重 ねているが、最近ちと調子が悪い 感じ。 そんななか、ある写真週刊 誌が不調の原因を「ダビスタ狂い」 とブチ上げた。 その記事を見て、 ペリダビ編集局は青ざめた。 直仔 はわずか I 頭ピけだが、子孫の16頭の ほとんどが面白い配合だった。 2位ス 口ーバラードはそのをで、直仔が8頭 と多く、子孫はすべて非面白。 4位ラ ストぺデイグリーは8頭すべてが直イ子。 野巧觀巧策大募集!! キ S たちち野巧投手の ために『ダビスタ』のラ まい切り上げかたを考 えてほしい。 最優秀作 はこの コーナーで 掲載。 この技は、その名のとおり波動拳関 係の巧なのだが、じつは波動拳のモ -ションのみといラ変わった技だ。 どラ使ラのかといラと、ずばりフェ イン h。 波動拳と見せかけで飛んで さたところを落とずっでのが定まと いラかふつラ。 ちなみ こ基本技にキ ヤンわルをかけて出ずことちでさる。 あんまり意巧ないけど……。 あと、 オリコンのとさに出ずと楽しいかち。 ホ目手をダマな ケース3ケンの場な 前転と見せかけで地面に倒れ込み、 また後ろへ戻ってしまラ変な技だ。 いさなり出ずと、相手は前乾と勘違 いしてくれるので、キミが思っでい るよりは役に立つかちしれない。 し かし、モーションのスキが大さいた め、フェイン K として使ラのはなる ベく控えたほラがよさそラだね。 ま た、フェイン S よりち相手をおちよ くる感じで出ずと効果でさ面かちね。 い桃維は。 かお技じゃないけれどコマンド にけうリバ で とくしゅわざ を入力しなければ出ない特殊技0 こうげきはんてい いっけんやく た 攻撃半惊もないので、一見役に立 ちそうじない。 しかし、役に立た ないものが入っているハズはない。 かんが われわれ とくしゅわざ そう考えた我々スト ZERO 特殊技 とくべつけムきけうはん とくしゅわざ 特別研究班が、いくつかの特殊技 けん;けう さんころ を研究してみた。 ぜひ参考じしろ。 ケース2ダンの場合 ダンといえばあれでずな、挑発でず よ挑発。 挑発は全員持ってるけど、 ダンはいくつもの挑発技を持ってい るよね。 楽しくプレーしよう。 使ラか使わな いかはキミの自由だが、使ったら至 上の喜びに巧ち震えることまちがい なしだ。 だから使ってみでちよ一よ。 細員の よく巧くゲーセンにかわいい女店員を発見。

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